黒田、横山の復帰と投手陣再編成。

Last Updated on 2017年12月9日 by wpmaster

ヤクルト、中日6連戦は、良くて2勝4敗、通常1勝5敗と計算していた。2勝3敗1分けは上出来である。

その内、中日3連戦に先発した3投手をみると、

5月13日 戸田6回2/3、109球、5安打 3四球

5月14日 岡田6回、86球、3安打 2四球

5月15日 中村7回2/3、121球 5安打5四球

戸田は、100球を超えても球速、キレも衰えず、ペース配分を会得してスタミナ切れをしなかった。

岡田は、二軍で立ち上がりを修正し、この日も1、2回は三者凡退。四球も2。ストレートの他には、カット、スプリットしかなかったが、縦のスライダーでアウトが取れるようになった。

中村は四球5を出したが7回2/3を3失点にまとめた。

3投手共、長いイニングをセーブしながら投げるよりも短いイニングを腕を振って投げる方が向いている投手で、個人的には3人共、ブルペンに入って欲しい投手である。

7、8回を投げてきたJ.J、ヘーゲンズが登板過多と他球団の解析により攻略されてきた。J.Jは球持ちが長くなく空振りが取れなくなってきた。もう1一人か二人勝ち試合の7、8回を投げる投手が欲しいところ。

岡田は、ヤクルト戦後、ファームでも連投を含めた中継ぎ調整で3回が最長。今回の登録即先発も、福井、黒田、横山の抹消とそれに伴い先発で投げる投手がいなかったことによる、中継ぎ転向を見据えた暫定措置で、予め80球限定と決まっていたのではないかと推察できる。

横山は、5月13日のウエスタンのソフトバンク戦で、5回2安打1失点。

福井は、5月14日のウエウスタンのソフトバンク戦で5回3失点。

福井は課題であった被本塁打をしている。復帰は未だ先と見る。

16日現在の一軍登録は、12人

先発ー九里、岡田、野村、中村恭、K.J. 戸田

リリーフー今村、中﨑、江草、小野、J.J. ヘーゲンズ

当面のローテーションは、下記のように考えられる。

5月17日 ヤクルト K.J

5月18日 ヤクルト 野村

5月19日 ヤクルト 九里

5月20日 阪神 横山

5月21日 阪神 黒田

5月22日 阪神 中村恭

その後の巨人、中日戦のローテーションは、5月17日から、22日までと同じであろう(但し、5月22日の中村恭と福井のファームでの内容次第で入れ替え有り)。

先発6、ブルペン7(内敗戦処理1)の13人で回すとする。

戸田、岡田は20日から中継ぎに回ると考えられる。

岡田と戸田はヤクルト戦中に先発、中継起用できないので、野手一人が抹消される。

安部は、回り込まずに左足を入れれば余裕をもってセーフでしたが、三塁ストップしたわけではないので、責めません。一軍の試合に出続けることで覚えるでしょう。

小窪は.240まで状態を回復させ、三塁の控えは西川がいる。

5月17日に堂林が抹消されてファームから中継ぎ1名補充(投手計13名)。

5月20日に小野かヤクルト戦中に一軍昇格した投手が抹消されると考えられる。

J.J、ヘーゲンズ、岡田、戸田、中村恭、薮田、大瀬良、一岡が7、8回を投げる候補。

ルナがファームの試合で故障を再発させたが、夏以降は、ヘーゲンズがファームに戻り、大瀬良、一岡、薮田がブルペン入り。

薮田、大瀬良、一岡は、試合展開に関わらず、ブルペンで投げない日を作る、1イニング限定、球数限定、中2日開ける必要がある。この3人を同時に一軍登録するのは難しい(するとすれば2日まで)。

5月20日からブルペンに入るのは、J.J、ヘーゲンズ、今村、中﨑だけだと苦しいので岡田、戸田が入ると考える。

ルナが復帰するまでは、中﨑が9回、J.J.が8回、ヘーゲンズが7回。戸田、今村、岡田はケースバイケースでの起用となる。

5月20日から7月末においては、敗戦処理は、江草、小野、中田、佐藤祥、オスカル、永川の中から1一人乃至2人がブルペンに加わると考えられる。

8月以降、薮田、大瀬良、一岡、中村恭、ヘーゲンズは頻繁に登録、抹消をケースバイケースで繰り返す。

ブルペンの層が薄いので、今村、中田、場合によっては、ヘーゲンズの先発転向は、K.Jと黒田が抜けると予想される来季からであろう。

[追記]

福井は、ファームで追試でしょうが、横山のファームでの調整を継続させるほど、一軍ローテーションに余裕があるのか、首脳陣のローテーション投手としての評価が、現在、岡田>横山に再逆転したのかは、当方は、首脳陣の評価が横山>岡田と見ていますが、当日(5/20)にならないと私には断言できません。