リリーフ候補の新外国人内定する

Last Updated on 2019年1月9日 by wpmaster

広島の経営陣は、前パドレス3AのJay Jackson(28)との契約が内定したとのこと。

今季は、シーズン終盤にメジャーに昇格し、6試合 4  1/3  自責3で 防御率 6.23

直近でメジャーに昇格しているところと、勤続疲労がないことがメリットと言えるかもしれない。

ストレートの球速は公称155キロ又は160キロであるが、新入団選手の身長体重球速は、代理人又は球団がサバを読んでメディアで公表するので、

実際には、147~151位だろうか。大体ストレートの球速はヒースと同じ位になると思われる。

ヒースやサファてのように角度のあるストレートでねじ伏せるという投手ではないようである。

投げ終わった後に横に流れるメジャー投手の投げ方をしている。

肩も早く開くことがないので、打者が遅いと錯覚することはないと思う。

キャリアや年俸からいって、一軍の勝ち継投に組み込む候補の新外国人投手との契約に失敗して

中継ぎとして入団が内定させたということなのか。

ソコロビッチ、フィリップスやザガースキーのように一軍と二軍を行ったり来たりさせる中途半端な起用になるのであろうか。

いずれにせよ、ストレートの球速は飽くまでも数字上の話しで実際に対戦した打者がどのように錯覚するかである。

球速よりもキレと低めのストレートの伸びである。

変化球は、横のスライダー、鋭く縦に落ちるスライダーとスプリットを投げるとのことである。

3Aでは、48試合 3勝3敗14セーブ、防御率2.54

奪三振率10.41、四球率 2.40ということで、3Aでは、打たせて取るというよりは、三振を奪える投手ということである。

与四球率も悪くない。

日本のプロ野球選手はツーシーム系と、特に右打者は、チェンジアップを苦にしないので、

決め球がスライダーとスプリットということで日本のプロ野球に対応しそうではある。

後は、クイックやセットポジションでの投球でどのような投球をするかである。

新外国人選手の残り一人は当初の予定どおり先発になるのだろうか。

その先発投手がそれなりのキャリアがあって一定水準の投球ができる投手か

勝ち継投に組み込む投手として更に実力を備えてきた新外国人投手をもう一人入団させるというなら

日本の投手やその投手を勝ち継投に組み込めば良いのであるが、そうでなければ、

Jay Jacksonが予想を上回る投球を見せて、勝ち継投の中にはまって通年定着してくれれば良いのだが。

[追記]

過去5年のカープが獲得したリリーフ助っ人の初年度年俸は高い順に、

サファテ    9000万
ザガースキー  4250万
ミコライオ   4000万
フィリップス  4000万
ソコロビッチ  3000万

Jacksonは、7,200万円

新外国人の先発投手との絡みもありますが、現段階では、確かに、年俸面から言えば、リザーブではなく、

7,8,9のどのイニングで投げるのかわかりませんが、通年一軍起用が前提なのかもしれません。

高めに甘く入ることなく、低いところでボールが散っているので安定した投球ができそうで、サファテ、マシソン、バーネットのように無双はできないかもしれませんが、大外れということはなさそうです。

前田にはメジャーで成功して欲しいのでカープ残留ということは考えたくないですが、新外国人の先発投手は、やはり前田のアメリカでの契約が正式に済んでからの発表となると思われます。

新外国人の先発投手との絡みで通年一軍かリザーブかが決まってくると思います。