2018ドラフト会議の見どころ。

2018ドラフト会議は、10月25日17;00から行われる。

ドラフト会議まで残り10日を切ったところで、今回のドラフトの注目選手をまとめてみた。

時間に追われて執筆しているので、順次加筆していきたい。

高校投手

①吉田輝星(金足農)

右投げ右打ち

公称 176cm 81kg

右肘をつまみ上げたときに両肩がM字になる。

トップを作ったときに右腕前腕部が回外し、右肘が沈む。

右肘の出よりも、右股関節の外旋の方が早いので、アッチ向いてホイの投げ方になりシュート回転する。

リリースの瞬間に左足が突っ張るときと突っ張らないときがある。

リリースの瞬間に右腕上腕部が凹む。

②渡邉勇太朗(浦和学院)

右投げ右打ち

公称サイズ  190cm 90kg

テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が小さい。

トップを作ったときに右腕前腕部が回外し、右肘が沈むので、左足を着地させてから右肘が出てくるまでのスパンが長いので、打者はスイングの結果としてボールが長く見れる。

リリースの瞬間に左足が突っ張るが、フォロースルーの過程で左膝の壁が崩れる。

③引地秀一郎(倉敷商)

右投げ右打ち

公称サイズ  188cm 84kg

テイクバックのときに、右肩を左肩よりも下げる。

トップを作ったときに右股関節のタメがある。

左肩が割れるが、左膝はスクエアになっている。

右腕前腕部が回外し、右肘が沈むので、右肘の出が遅れてアッチ向いてホイの投げ方になることがある。

リリースの瞬間に左足が突っ張り、右足の一塁側へのターンができている。

④勝又温史(日大鶴ケ丘)

右投げ左打ち

公称サイズ 180cm 79kg

テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が大きい。

右肘をつまみ上げたときに両肩がM字になる。

左足を着地させたときに左足がインステップする。

リリースの瞬間に、右腕上腕部が凹む。

右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。

⑤柿木蓮(大阪桐蔭)

右投げ右打ち

公称サイズ 181cm 85kg

テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が小さい。

左足は踵から着地し、ややインステップする。

トップを作ったときに右股関節にタメがある。

右腕前腕部を回内できている。

リリースの瞬間に左足が突っ張らない。

上体を一塁側に倒すが前方にも倒れるので横回転も加わる。

右足を一塁側にターンさせてフォロースルー。

⑥戸郷翔征(聖ウルスラ学園)

右投げ右打ち

公称サイズ 185cm 74kg

テイクバックのときに、右腕を背中の方に引く動作が大きい。

左足の着地が速く且つ早い。

トップを作ったときに右腕前腕部が回内できているが、頭とボールを持つ手の距離が離れている。

コッキングの角度、右肘の位置、体軸の使い方からスリークウォーター。

リリースの瞬間に左足が突っ張らない。

高校野手

①小園海斗(報徳学園)

右投げ左打ち

公称サイズ 178cm 73kg

予備動作(コック)が大きく取れている。

ステイバックの過程で、トップハンド、ボトムハンド共に脱力できている。

ヘッドをボールの外側に入れてヘッドの下がりを抑えることができている。

インパクトからフォロースルーにかけて両肘が伸びるので長距離打者ではない。

右投げ左打ちだけあって高校生レベルの投手に対し、左肘が遅れて逆方向の当たりも多い。

プロの投手の投じるインコースに対応するには相応のスパンを要する。

間違っても、巷間言われるような即戦力の選手ではない。

守備面では、左足はインステップしないが、トップを作り切らない内に右肘を前に出して送球することがある。

打球に対し、正面に入り、両肘を畳んだときに、両脇が閉まるのでトップを作るのが遅れることがある。

②根尾 昂(大阪桐蔭)

右投げ左打ち

公称 178cm 75kg

予備動作(コック)が大きく取れている。

トップが緩まず、トップの位置が動かない。

守備面では、フォアハンド、逆手を臨機応変に使う。

左足はインステップしない。

送球は、ケースバイケースでオーバーハンド、サイドアーム、下からのトスを使い分ける。

野手としては、現段階では、小園よりも上。

投手としては、右足をヒールアップして投げる。

トップを作ったときに右腕前腕部が回外し、右肘が沈む。

リリースの瞬間に左足は突っ張り、フォーシームがカットボールの回転をする。

リリースの瞬間に右腕上腕部の付け根が凹む。

③藤原恭大(大阪桐蔭)

岩本と同じ、左投げ左打ち

公称 182cm 76kg

ステイバックのときに、右肩が内に入らない。

ステイバックのときに頭が骨盤の中心に乗り、左肘が遅れて出ないので、ヘッドが遅れて出ない。

インコースベルトの高さの球を、右肘を抜いて打てる。

打撃に関しては、根尾、小園よりも現段階では上。

肩もいい。

④野村佑希(花咲徳栄)

右投げ右打ち

公称 185cm 90kg

始動に入る前、両肘が突っ張らず、脱力できている。

予備動作(コック)も、しっかり取れている。

ステイバックの過程で左肩が内に入らず、振り下ろし始めで左肩が開かないので、ヘッドの出が遅れない。

⑤野村大樹(早実)

予備動作がない。

左足のステップ幅が大きいので、ヘッドが遅れて出る。

大学投手

①甲斐野 央(東洋大)

テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が大きい。

但し、セットポジションのときは、テイクバックが小さく脱力できている。

トップを作る前に左足を着地させ、左足がインステップする。

トップを作ったときに、右腕前腕部が回外し、右肘が沈む。

リリースの瞬間に左足は突っ張らない。

体の使い方に横回転加わる。

球速表示の割に、対戦した打者は、スイングした結果として速くは感じないのではないか。

②梅津晃大(東洋大)

右肘をつまみ上げたときに両肩がM字になる。

リリースの瞬間に左足は突っ張る。

コッキングの角度、右肘の高さ、体軸の倒れ方を総合すると、スリークウォーター。

フォロースルーの段階で左膝の壁が崩れる。

右足を三塁側に着地させフォロースルーを止める。

③上茶谷 大河(東洋大)

右肘をつまみ上げたときに両肩がM字になる。

リリースの瞬間に左足は突っ張る。

右股関節にタメがあってタスキ掛けのラインを俊敏に内旋してリリースの瞬間に0ポジションを作れているときは、頭の近くで右腕をスイングできている。

しかし、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み、右肘が下がることがある。

コッキングの角度、右肘の高さ、体軸の倒れ方を総合すると、スリークウォーター。

右足を一塁側にターンさせてフォロースルーできているときと、右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止めているときがある。

④松本 航(日体大)

リリースの瞬間に右足が突っ張らない。

右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。

⑤菅野秀哉(法大)

右投げ右打ち

公称サイズ 183cm 73kg

テイクバックのときに、右腕を背中の方に引く動作が大きい。

トップをつくる前に左足を着地させ、左足がインステップする。

トップを作ったとき、右腕前腕部を回内できているときと、回外して右肘が沈むときがある。

右肘が出てくるまでの間が短いときは、0ポジションができている。

リリースの瞬間に左足は突っ張らない。

リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み、右肘が下がることがある。

フォロースルーのときに、左膝の壁が崩れる。

右足を一塁側にターンさせてフォロースルーできているときと、右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止めているときがある。

⑥東妻勇輔(日体大)

右投げ右打ち

公称サイズ 170cm 83kg

トップを作る前に左足を着地させるが、左足はインステップする。

リリースの瞬間に、左足が、ほぼ突っ張る。

コッキングの角度、右肘の高さ、体軸の倒れ方を総合すると、スリークウォーター。

フォロースルーのとき、右膝をレッグアップして一塁側にターンさせるが、両足がクロスしない。

⑦山本隆広(関西大)

右投げ左打ち

公称サイズ 172cm 77kg

テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が大きい。

フォロースルーのときに、左膝の壁が崩れる。

⑧栗林良吏(名城大)

右投げ右打ち

公称サイズ 179cm 80kg

テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が大きい。

トップを作ったときに、右腕前腕部が回内できている。

リリースの瞬間に右肘が沈んで突っ張る。

右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。

⑨鈴木翔天(富士大)

左投げ左打ち

公称サイズ 184cm 78kg

テイクバックのときに、左腕を背中の側に引く動作が小さい。

右足を着地させたときに、インステップする。

トップを作ったときに左腕前腕部が回外し、左肘が沈む。

リリースの瞬間に右足が突っ張らない。

リリースの瞬間に左足に重心が残り、フォロースルーの過程で右足の位置が動く。

リリースからフォロースルーにかけて体軸が三塁側だけでなく前方に倒れるので横回転も加わる。

コッキング、肘の位置、体軸の使い方を総合すると、オーバースロー寄りのスリークウォーター。

➉石井聖太(中央学院大)

右投げ右打ち

公称サイズ  179cm 76cm

テイクバックのときに右肩が左肩よりも下がる。

テイクバックのときに、右腕を背中の方に殆ど引かない。

リリースの瞬間に左足が突っ張る。

コッキングの角度、右肘の高さ、体軸の倒れ方は、オーバースロー、ほぼ0ポジションで投げられる。

右脚を一塁側にターンさせてフォロースルー。

トミージョン手術歴有りだが、既に実戦復帰。

⑪清水 昇(国学院大)

右投げ左打ち

公称サイズ 180cm 81kg

リリースの瞬間に左足が突っ張らない。

コッキングの角度は、オーバースローに近いスリークウォーター。

リリースの瞬間に右肘が下がる。

フォロースルーの終わりに右腕を頭の高さまで持ってくるが、右足を三塁側に着地させているので、手投げ。

大学野手

外野手

①辰己涼介(立命館大)

右投げ左打ち

公称サイズ 180cm 70kg

予備動作(コック)は、しっかり取れている。

しかし、センターから逆方向に打つとき、ヘッドがボールの内側に入り、ボールの内側を打っているので、現段階では、プロの一軍の投手のスピードについていくのは難しいかな。

社会人投手

①斎藤友貴哉(Honda)

右投げ左打ち

公称サイズ 184cm 92kg

テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が大きいので、体の使い方が横回転。

リリースの瞬間に左足が突っ張らない。

リリースの瞬間に重心が右足に残る。

右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。

②阪本大樹(大阪ガス)

右投げ右打ち

公称サイズ  169cm 74kg

テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が大きい。

左足を着地させたときに、左足がインステップする。

トップを作ったときに、右腕前腕部が回外して右肘が沈む。

リリースの瞬間に左足は突っ張る。

③有吉弘毅(石川ミリオンスターズ)

左投げ左打ち

公称サイズ 180cm 82kg

左投手だが、インステップしない。

リリースの瞬間に右足が突っ張らない。

コッキングの角度はスリークウォーターだが、リリースの瞬間に左肘の位置が下がる。

④岩本喜照(日本新薬)

右投げ右打ち

公称サイズ 187cm 84kg

テイクバックのときに、右肩を左肩よりも下げる。

テイクバックのとき、右腕を背中の方に引く動作が小さい。

リリースの瞬間に左足が突っ張るが体軸が一塁側だけでなく前方にも倒れるので横回転も加わる。

コッキングの角度は、スリークウォーターだが、リリースの瞬間に右肘が下がる。

⑤勝野昌慶(三菱重工名古屋)

右投げ右打ち

公称サイズ  183cm 82kg

テイクバックのときに、右腕を背中の方に引く動作が大きい。

右肘をつまみ上げたときに両肩がM字になる。

トップを作ったときに、右膝が内に入る。

右腕前腕部が回外し、右肘が沈む。

リリースの瞬間に左足が突っ張る。

右腕上腕部が凹む。

左股関節が引っ込み右足に重心が残る。

右脚を一塁側にターンさせるときに左膝の壁が崩れる。

⑥高橋拓巳(日本生命)

左投げ左打ち

公称サイズ 176cm 73kg

テイクバックのときに、左腕を背中の方に引く動作がやや大きい。

右足を踏み出したとき、インステップする。

トップを作ったときに、左腕前腕部が回外し、左肘が沈む。

右肩はスクエアになっている。

左股関節にタメがある。

リリースの瞬間に右足が突っ張らない。

左足に重心が残る。

左腕上腕部が凹む。

体軸が三塁側だけでなく前方にも倒れる。

左足を一塁側に着地させてフォロースルーを止める。

⑦富山凌雅(トヨタ自動車)

左投げ左打ち

公称サイズ 178cm 82kg

右足は、スパイクの外側から着地する。

リリースの瞬間に右足が突っ張らない。

左腕上腕部が凹む。

左足に重心が残る。

社会人野手

松本桃太郎(Honda鈴鹿)

三塁手

右投げ左打ち

公称サイズ 175cm 85kg

右膝をレッグアップして内に入れる。

ヒッチしながらトップを作る。

右肩は内に入らないが、右肘が内に入るのでヘッドが遅れて出る。

トップは浅いがヘッドが立つ。

広角に打てる。

丸というよりは渡米前の青木。

まとめ

大学、社会人の投手は、ほぼ総じて、テイクバックが大きい、ステップ幅の広い重心の低い昭和の投げ方を踏襲しており、東洋大の3投手を含め、他球団に獲られても悔いは残らない。

現段階までのところ、大学社会人の投手は不作だね。

唯一、推奨できるのが石井聖太。

しかし、同投手は、プロ志望届を提出しませんでした。

高校生も、これまでのところ、高校の野球部退部の段階での比較で言うと、北條クラスの選手はいるが、鈴木誠也に匹敵するようなゾクゾクさせられるような選手はいない。

個人的に推すのは、藤原恭大、野村佑希。