久保は、長年プロ野球を見ている人には説明不要だが、右のスリークォーター。
久保は、膝を曲げたまま真下に降ろす、弧は描かないが、膝は開く
股関節を使って、ステップを広くして投げるときも、右足の蹴りは不十分
今日はスラーブを多投してきた。
九里は、投球動作は、今日も終始2017年のヴァージョンだが、スライダーを投げるときに手首が寝て引っかける場面があった。
1回
桑原をアウトローのストレートチェンジで空振り三振
石川 アウトハイのシュート130キロでセンターフライ
梶谷 アウトローにシュート外れて四球。
筒香 真ん中内寄り139キロを上体を開かず、膝をテイクバックしてから、軸回転。 左肘も走る。
ライト前安打
二死一、三塁
ロペスのところで、暴投で梶谷が生還、筒香も2塁へ。
広島0-1DeNA
ロペスは、アウトコースのベルトの高さの真っすぐ145キロをバットの先
インパクトのときに後ろに膝が伸びるが、急いで曲げてセンター方向、フェンスと地面の接触部に直撃
広島0-2DeNA
一死から、安部がカーブをダイヴした倉本のグラブをはじく安打で出塁。
會澤 アウトローのスライダー回転のスプリットで空振り三振
2回裏
倉本 大きく空いた三遊間をゴロで抜ける安打
戸柱 インコースベルトの高さの真っすぐ143キロで窮屈に打たせてニゴロ併殺
3回表
丸 アウトコースのベルトの高さにセーブしたストレート134キロをヒッチして上げ、外から内にバットを出し、
センター前
鈴木 アウトコースのベルトの高さのカットボールを打つ。
抜ける当たりを石川は、腰を下ろして逆シングルで捕る。3アウト
3回裏
桑原 インハイ143キロを手首に当てる。死球
石川 アウトローのシュート138キロをレフト前 懐の深い打撃
梶谷 インローのチェンジアップが外れて四球
無死満塁
筒香の当たり インハイ142キロをライトに打つ。
広島0-3DeNA
鈴木が、上体を立ててチャージするが、ライト前に落ちる。
ロペス アウトコースのベルトの高さのツーシーム143キロをバックスピンに近い回転を作る。
股関節を使って回り、手首を返すのを抑止して体の中心線に壁作る。
手首をパタっと返す。
レフトスタンドに満塁本塁打
広島0-7DeNA
ここで勝負あり。
勝ち継投の投手に敗戦処理をやらせたくない。
故障歴のある一岡、中田も温存したい。
ここから先は、勝敗に関係なく、攻守ともに、個々の選手のプレーを楽しむことにする。
次、九里に打順が回ったら、そこから先は、”試合終了まで”高橋樹也に投げさせろや。
倉本がアウトローチェンジアップを打つ。
菊池 右膝を着いて滑りながら、左足を引いて捕る。
立ち上がり、すぐ投げる。一塁アウト
戸柱 アウトローのツーシームで空振り三振
ロペスに打たれた二塁打、本塁打は、投げ終わった後、右足が左足を通過して、力が伝わっていて
球そのものはむしろいい球。
ロペスが膝とつま先で着地の位置を探ってから着地して速度を評価して実に上手く打っている。
ギアを上げるまでの過程で、第1戦の須田、良くないときの中﨑と同様に
フィニッシュのときに右足で四股を踏むとき、三塁方向に、足の裏全体で踏んでいる。
これだと、フィニシュのときに左足(左投手の場合は右足)が伸びない。
制球はしやすいが、リリースまでの過程でトップが下がり、手首が立たず、手の平が内向きになる。
だから、ボールを引っかけたり、シュート回転して球がお辞儀する(失速する)。
黒田や前田健太は三塁方向に足裏全体で四股を踏まない。
リリースし終わった後に、左膝が伸びた後に、もっと一塁側に体が傾いて本塁方向寄りに、右足のつま先で着地しなければならない。
コーナーを突く投球は必要ない。
打者にとって、インロー、アウトローは、目線から遠いので、両膝をルーズにして骨盤の上に上体を乗せ、
本塁ベース方向に体を前傾させて、テイクバックのときに後ろの膝がルーズに曲がっていれば、
たとえ前足を上げていても、体の中心線よりもポイントを前にしたり、後ろにしたり調整できる。
手首を動かしすぎなければ、トップも深く入り、いわゆる懐の深い打撃がしやすい。
四球も取れる。
球を受けたり、後ろの膝が前に伸びたりするとインローの球は、死角になって空振りするが、
アウトローは、そういうときでも、ボールの軌道が見える。
インロー、アウトローは、打者が股関節、両膝、肩甲骨周辺の筋肉、両肘をルーズに使えてインパクトの瞬間に力を伝えやすい。
インロー、アウトローのシュート、スライダーは、ボールの下にバットをくぐらせやすい。
ベルトの高さは、インもアウトもこれらの部位を使って、両肩を地面と水平からボールの軌道に水平に持っていきやすい。
インハイ、アウトハイは、ルーズにこれらの部位をルーズに使えない。
これらの部位をルーズ(柔軟)に使えないところ(アウトハイ、インハイのゾーン上限すなわち骨盤と脇の中間線及びそれより上、真ん中のゾーンよりボール2個ぐらい高いところ)に投げ終わりに膝を伸ばして投げてやればいいのだ。
5回表
會澤 真ん中フォークを肘を伸ばしてセンター前。
代打天谷がスクエアで立つ。真ん中低めのフォークで空振り三振
田中 真ん中低めのシンカーを外から内にバットを出して引っ張る。
一死一、二塁。
菊池 真ん中スラーブをヘッドを残す。フォローも大きい。
レフトに二塁打。
広島1-7DeNA
一死二、三塁
共に、タッチプレーのケース
丸 真ん中低めフォークを一ゴロ。
最低限のケース打撃で、
広島2-7DeNA
二死三塁
鈴木 インロー139キロを引っ張るとき、左膝を三塁方向にステップしてレフト前
広島3-7DeNA
5回裏 中田廉
中田は、テイクバックが小さい。
筒香 右手主導でライトにフライ。ヒットになるが、
後続の3人を打ち取る。
6回表
須田 弧を描かないが膝が開く。
會澤が今日はスクエアで立つ。
インコースベルトの高さのカットボール134キロをレフトに二塁打。
田中 真ん中よりインコース寄り143キロ真っすぐを肩甲骨周辺の筋肉を使って打つ。
手首を返した後、左の肘伸びる。ライト前安打
広島4-7DeNA
6回裏 一岡
いつもの投球動作だが、肩甲骨周辺の筋肉の使い方は、幾分大人しい投げ方。
戸柱にアウトハイ、石川にはインハイの真っすぐをヒットを打たれるが無失点。
7回表 山﨑が登板
山﨑は肘が高く上がり、フィニッシュで一塁側に傾く。
一死から
鈴木 真ん中高めツーシーム140キロをレフト前安打
後続絶たれる。
7回裏 ブレイシア
いつもの投球動作で投げれている(動作に関して言えば悪くないということ)。
筒香 インコースベルトの高さの、体近くのボール球に差されてファウル。
前の球よりルーズに打てる真ん中低め150キロに差される。レフトフライ
実験成功。
ロースコアの接戦で通用する。
ロペス アウトローのスライダー135キロを右手主導で打つが、手首の返り早い。
エリアン 真ん中高め145キロをヘッドを残して引っ張る。
ライトスタンド本塁打
広島4-8DeNA
リリースのとき指先が力抜きすぎ。
倉本
8回表三上
西川 インローの真っすぐ146キロを膝をルーズに使い、膝の送りが円滑。
左肩を下げてから、両肩を水平に戻し、
フォローも大きい 肘も伸びる。
プロ初本塁打
広島8-10DeNA
西川は非力で、本塁打のイメージがない?
本塁打は技術です。
それに、西川は非力ではありません。
プロ入り前より、下半身も太くなっています。
8回裏 薮田
いつもの投球動作で投げる(動作に関して言えば悪くないということ)。
戸柱 アウトハイ148キロ外れて四球
田中浩康 バント
桑原 アウトコースのベルトの高さの真っすぐで空振り三振
石川がアウトコースのベルトの高さのシュート147キロをヘッドを残してレフトスタンドへ打つ。
いいときの薮田の球よりもやや落ちるが、他の平均的なレベルの中継ぎ投手以上の球は投げている。
インコースの窮屈なところ(ベルトより上)を使えばどうにかなるレベルにはある。
広島6-10DeNA
高橋樹也に交代
右足で弧は描いていない。0ポジションができる。
梶谷にアウトロー136キロをセンターにフライの安打 これは見やすいコース
筒香をゾーンからアウトローに大きく滑るカーブで三振。
9回表 パットン
左足で弧を描くところは修正されてきている。
丸 股関節 肩甲骨周辺の筋肉を使ってライト前
鈴木 インコースベルトの高さ143キロに対し、
テイクバックのとき、後ろの膝がルーズに曲がる。
トップを深く、上体を>から振り出す。
左膝をルーズに曲げながら、つま先より出ることなく、三塁方向に左膝をステップしつつ、
右肘伸びる。
体の中心線でボールの下にバットをくぐらせる。
バックスピンがかかる。
手首を返し右肘を肋骨に沿わせながらフォロー。
これだよ、これ。
広島8-10DeNA
松山 真ん中低めのチェンジアップ 捕邪飛
安部 3球目にツーシーム。
アウトローのチェンジアップを右手主導で手首の返りが早くなく、ライト前。
會澤 アウトコースベルトの高さのスライダーをバットの先。センターフライ
二死一、二塁
西川(二塁) インハイ背中に当てる 死球
田中 ストレートが高めに外れ四球
高橋樹也の代打堂林 アウトコースのベルトの高さのスライダー140キロ空振り三振
パットンには、横に大きく滑るスライダーと小さく曲がり落ちるものとがある。
広島9-10DeNA
プロ野球は、アマチュアとは違う。
個人記録や年俸のこともあるから、大差の試合で打つのはいい。
しかし、試合前の貯金はいくつ?
このカードの三タテはあるの?
年間何回負けられる?
序盤で大差負けの試合は、その段階で敗戦処理の投手に投げさせ、
その後、味方が点を取る取らないに関係なく、
勝ち継投の投手を投げさせてはいけない。
以前、若手投手に敗戦処理をさせるなと書いたが、
それは、チームの状況から一年以内に中継ぎ、抑えの勝ち継投に組み入れざるを得ない投手の場合。
高橋樹也は、投げている球からして先発として育成される投手である。
[追記]
5/3先発予定の中村祐太は、昨年までは、左足で弧を描くことが多かったが、
今年のファームの試合では、左足で弧を描くことが大分、減った。
着地したときの左膝の角度もいい(つま先より前に出ない程度に曲がっている)。
股関節が使えているということ。
フィニッシュでも、左膝が伸びた後、一塁側に倒れている。
今年のファームの試合でできていたことができれば、試合を作れる。
昨年の投球動作に戻れば序盤にKOされるだろう。