防げる失点は防がなければならない

日本ハム対楽天14回戦(es con field)
先発は、達孝太と藤井聖
試合は、8-6で日本ハムが勝利

田宮裕涼は、シャッフルの再現に課題が生ずる

2回表
無死一二塁
打者中島大輔(右投げ左打ち)
投手達(右投げ)
一塁走者辰己、二塁走者堀内

スコアは、0-3で日本ハムが3点ビハインド

中島は、達が右腕前腕部を回内(リリース)後、バントの構えに切り替える。

達は、右足首を背屈、右足親指IP関節を背屈、右膝を伸展、右足爪先に左股関節を越えさせた後、右足親指IP関節を底屈、右膝を屈曲、右股関節が内旋、右足親指IP関節を底屈、右足親指IP関節を背屈させずに右股関節を外旋、右膝は屈曲する。
右足親指IP関節を背屈、右膝を伸展、左膝をレッグして打球を追う。

フォロースルーのフィニッシュ及び打球へのチャージの開始へのリンクは間違っていない。

二塁走者堀内は、打球がリリースされた後、左足IP関節を底屈、左膝を伸展、右膝をレッグアップしてスタートを切る。

右投げの捕手は、腹側を外野に向けて守るので打球に触れた後は、一塁以外はインサイドムーヴしなくても送球できる。ベアハンドシングルで打球に触れれば左肘を抜かなくても右腕前腕部を回外してトップを作り全ての塁に送球できる。

投手板より右(一塁線寄り)のバントは、最前位の走者が三塁走者の場合、は、一塁手が打球に触れる。最前位の走者が二塁走者であってもプッシュバントの場合は、一塁手が打球に触れる。

捕手田宮は、内野芝の切れ目の前(ホームプレート寄り)、ホームプレートの前(投手板方向)に進み、本塁の周囲に敷いてある赤土のエリア内(フェアゾーン)で投手板方向に腹側を向け、左足親指IP関節を背屈、左膝を伸展、右股関節を内旋、右膝がレッグアップし、右足親指IP関節が底屈する。
左股関節を内旋、左膝がレッグアップ、左足親指IP関節が底屈する。
右股関節を内旋、右足親指IP関節が底屈する。左腕前腕部を回外する。左足IP関節を底屈、左足首を背屈、左股関節は外旋するが、左膝を屈曲する。
右股関節を外旋するが、右股関節が縦回転せず、一塁線方向に伸展してしまう。左手首が掌屈してしまう。
左腕前腕部を回内、右腕前腕部を回外し、ベアハンドで打球に触れる。
右股関節の内旋を90°すれば、三塁に投げられる位置関係であるが、右腕前腕部の回転半径が長く加速距離が短くなってしまう。

二塁手石井が一塁に入ってしまう。

田宮は、右足内踝を左足内踝にぶつけ、一塁に送球してしまう。
二塁走者堀内に三塁に進塁されてしまう。

達孝太は、インサイドムーヴでのシャッフルに課題が生ずる

2回表

二死二三塁
打者浅村(右投げ)
投手達(右投げ)
二塁走者辰己、三塁走者堀内

スコアは、0-3で日本ハムが3点ビハインド

達は、3球目を投じた後、セットアップを開始する。
三塁へは、投手板を外さずに送球できる。
投手板を外しても三塁に送球できる。

達は、二塁走者の方に首を向ける。
達は、首を三塁方向に向け、右足を投手板の一塁寄りに触れたまま右足を投手板に付けて右腕前腕部を回外してセットを解く。・・・(1)
左足親指IP関節を底屈して地面から離れる。・・・(2)
右股関節を外旋し、右足に投手板を跨がせる。
右足前脛骨筋が回外内反する。
右股関節を内旋、右足親指IP関節が底屈する。

(1)で本塁ヘの投球動作を開始し、(2)で打者への投球を更に進めたという評価を球審に付された。
ボーク規定の要件に評価を付し、達の動作が当該ボークの規定の要件に該当したと評価を付した。

セットを解かずにシャッフルすれば防げた失点である。

二三塁では、ファーストバウンドが生ずる前も生じた後も進塁義務は生じない。三塁走者が逆走し三塁に触れた後は、最前位を走る三塁走者に三塁ベースの占有権が生ずる。

カープファンお泣きになられる[日夲ハム對廣㠀参囘戰]

二塁走者は後位を走る走者であるから二塁に送球すれば最前位を走る三塁走者にホームプレートを蹴られるので二塁に送球するのは厳禁である。最前位を走る走者は三塁走者であるから三塁及び本塁に送球するのは間違いではない。
本塁へは、インサイドムーヴではない右股関節の内旋(シャッフル)を行い、右足の外側を投手板から離した後、セットを解き、右肘をコックアップ、右肘をアクセレーションすれば、本塁に送球できる。
将来メジャーで投げるのであれば、インサイドムーヴシャッフルを練習する必要が生じたと言えるだろう。

ギャンブルゴーでなくランエンドヒットをかけて二塁走者を本塁に還すこと

[個別通達]無死一二塁における攻撃手段

2回裏
無死一二塁
打者矢澤(左投げ左打ち)藤井(左投げ)
一塁走者郡司、二塁走者水野

スコアは、0-4で日本ハムが4点ビハインド

矢澤は、左肘をコックアップ後、右脇腹及び首が左肩方向に捻転してしまう。
矢澤は、右足を入射後、右足親指IP関節を背屈、右足首、右膝を伸展させた分、左手首が背屈する。投球の軌道に差されるが、遊撃の頭上を越える。

水野は、打球がリリースされた後、左足首足首を背屈、左足親指IP関節を背屈、右膝をレッグアップしてスタートを切る。右足首を背屈、右足親指IP関節を背屈、左膝をレッグアップして加速する。

水野は、ハーフウェイで走路に膨らみを作る。三本間で走路の膨らみを抑えることができるランニングをする。

左翼手及び外野芝に入って守った遊撃手は、グラブを持つ手の前腕部を打球の落下点の後ろに入射させた方が投球腕が前位の塁から遠くなるのでインサイドムーヴ(グラブを持つ手側の股関節を内旋すること)をせずに三塁及び本塁に投げられる。背走せずにグラブを持つ手を落下点の後ろに入射させた方がバックスピンが失速した後である分インサイドムーヴせずに又はインサイドムーヴの角度を背走した場合より小さくして落下点の後ろに入れるので前位の塁である三塁、本塁に投げられる。走路を外野塀方向に膨らませて打球の落下点の後ろに背骨を入射すると投球腕が半身(打球の軌道と腹側を平行にする)でグラブを持つ手を落下点の後ろに入射した場合より前位の塁に近付くのでインサイドムーヴをしないと前位の塁である三塁、本塁に投げられない。深く守った方が外野塀方向に走路を膨らませなくても三塁ベースの左中間寄りのコーナー又は左打席の内側のラインと落下点の後ろとを結ぶラインの外側への膨らみを抑えることができる。

左翼手ゴンザレスは、左翼線寄りから中堅塀方向に斜め後ろに走路を膨らませて走り、右足親指IP関節を背屈、右膝を伸展して左膝をレッグアップして打球の落下点の後ろに入る。背骨と打球の軌道方向が垂直に交わる。

ゴンザレスは、右腕前腕部を回外して打球に触れ、左足親指IP関節を底屈して地面を蹴り、左腕前腕部を回内、右肘をヒッチ、右股関節が外旋、右腕前腕部を回内後、右肘は上がるが、右肩は左肩より下がる。右足親指IP関節が底屈する。右腕前腕部は右股関節を通過しない。腹側が三塁線側席方向に向く。右腕前腕部を回外(右股関節は外旋)、回内して右肘をコックアップする。右足親指IP関節を底屈してシャッフルする。

本塁にした送球がカットに入った遊撃村林の頭上を越える。

水野は、右股関節を外旋、右足親指IP関節を背屈、右膝を伸展して三塁ベースの二塁寄りのラインの本塁寄りのコーナーを蹴る。しかし、右足首が底屈してしまう。左股関節を外旋、左足親指IP関節をが背屈、左足首を背屈、左足前脛骨筋が回外内反する。左股関節を内旋、左足親指IP関節が背屈、右股関節が外旋、右足親指IP関節が底屈、右膝が屈曲、右足首が背屈する。

捕手堀内は、左打席にオープンスタンスで立つ。本塁に突入してきた走者にタッグすれば追いタッグになってしまう位置に立っている。

送球は、内野芝の切れ目の直後、すなわち、本塁の周辺に敷いてある赤土の部分に入る前にバウンドする。

三塁ベースをオーバーラン後、右足スパイクの外側が入射、右股関節を内旋後、左股関節を内旋、右股関節を内旋、右足親指Ip関節を底屈、左足親指IP関節を背屈、左膝を伸展、左足首を背屈、左股関節を内旋、左足親指IP関節を底屈、右股関節を伸展、シャッフルしながら三塁方向に逆走してしまう。

ポテンヒットで本塁に還ることができず、満塁としてしまう。
ヒットが生ずるのを待ってしまう。
ヒットが生ずるであろうというのは、実体の生じない観念でしかない。
この後、石井にヒットが生じて得点が入ったという抗弁は、結果論でしかない。

footnote

用語の意味に関しては、下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

ボークに関しては、下記記事参照

[野球経験者が教える]14種類のボーク