来季の投手陣編成

先日、契約が内定したJayジャクスン投手は、ストレートはツーシームの握りで打ち損じをさせ、空振りはあまり取れていなかった。

スライダーはツーシームの握りで横にスピンを与えたり、縦に回転を当てたりしている。横のスライダーの変化量は、田中将大>ジャクスン>伊藤智仁。

年俸面からいって、無双のピッチングが計算できるリリーフ投手ではないとは思っていたが、第4候補であったとのこと。

満点の補強とは行かなかったようだが、筒香に速さを感じさせないと評された阪神のマテオや肩の開きが早いコルディエよりも肩の開きがない分

益しのような気はする。

球種が少ないので先発は困難でリリーフでの起用になると思われる。

3Aでの奪三振率よりも日本での奪三振率は落ちるかもしれないが、防御率は2.50~2.60位は残せるかもしれない。

前田健太のドジャース入りは、ほぼ既成事実のようであり、

オープン戦又はシーズンに入ってから新たに入って外国人の先発の補強があるかもしれないが、

余程のことがなければこれで確定ということと、

現状、足りない部分を探る糸口を見つけることができるので、

来季の投手陣編成について書いてみたいと思う。

これまで、ケース毎に細かく構想(私見)を書いてきたが、

今回は、一軍登録の枠もあるので、それを踏まえて

具体的且つ現実的に私見を書いてみたい。

一軍選手枠は28人。投手は12~13人は入れて欲しい。

一軍に出場できる外国人選手の枠は4人。

エルドレッドとルナ、k.ジョンスンとJ.ジャクスンの4人であると考えられる。

先発ローテーションは下記のように考えたい。

ジョンスン

黒田

福井

大瀬良

野村

6番手

九里 小野

 

7回以降の中継ぎ、抑えは下記のように考えたい。()内は入れ替え要員。左から順に7回、8回、9回。

6回終了した段階で

A 1~3点リード

先発が3点以上取られた試合

ジャクスンー岡田ー中﨑

先発が3点未満100球以下

先発ー岡田ー中﨑

 

B 4点以上リード

先発が3点以上取られて100球以上

ジャクスンー藪田ー一岡(今村 横山 江草 久本)

先発が3点未満で100球以下

先発ー一岡(今村 横山 江草 久本)ー薮田

7点以上リードいていれば、8、9回を敗戦処理の投手でも差し支えない。

 

C 本拠地同点

先発が3点以上取られて100球以上投げた場合

戸田ージャクスンー岡田

先発が3点未満に抑えて100球以下場合

先発ー藪田ー中﨑

 

D アウェイ同点、本拠地ビジター問わず1~3点ビハインド

永川(飯田 中田 仲尾次 佐藤祥万 中村恭)、戸田

 

E 4点以上ビハインド

今井

 

ヒースが抜けてジャクスンが入り、大瀬良のところに岡田が入る。

岡田が大瀬良並かそれ以上の結果が出せるかが鍵になる。

藪田は先発よりもリリーフの方が向いていると思う。

岡田と藪田に2人がリリーフに入らなければセリーグの他球団の中では

リリーフ陣は最弱であろう。

現状では以上のように考えているが、キャンプ、オープン戦、シーズンに入ってから

変更、調整が加えていきたいと思う。

[追記]

藪田の場合、初球から全て腕を振ってカットボール、スプリットを投げて打ち損じを誘い、又は場合によっては追い込んでフォーシームで詰まらせることで、低めの内、外に球が散ってくれれば8回又は9回一イニングをいけると思います。カウントを悪くしたり、カウントを整えて勝負していたら、球が真ん中に集まってやられると思います。先発で153キロ出るわけですから(リリーフに回れば157~158か)、薮田のような投手はリリーフに回すことで活きてくる。先発では怖さが緩和されてしまいます。