オープン戦ソフトバンク一回戦。カープの選手は、投打共、状態は上がってきているよ。

オープン戦は、個人的には、最下位でもいいと思っている。

カープは、中々、勝てないけど、先発投手も結果出てないけど、皆さん、ちゃんと見てからディスろうね。

今日の先発は、開幕投手が濃厚な野村。

一方のソフトバンクの先発は、千賀。

試合経過

1回~6回

ソフトバンクの先発千賀は、初回、菊池のところで、右足の踵にも重心を残してステップするが、フットファーストでスライドステップ。

Cアーチのときにスパイクの内側でエッジをかけられているが、右肘をつまみ上げたときに左肩が開く。

菊池はヘッドを残し、頭に付くぐらいフォローが大きい。

菊池は、インハイの真っすぐ150キロをレフトフェンス直撃の二塁打。

千賀は、11球目、丸にも、フットファーストで左肩が開いたところをヘッドを残して打たれ、アウトコースベルトの高さ(丸から見ればインコース)のスライダーをレフト前に落とされる。

広島1-0ソフトバンク

野村は、1回裏、初球、右足は、踵に重心がかかり、上体が反る。

ヒップファーストでステップし、右肘が逆L字になるが、左肩の内旋は、できている。

右肘をつまみ上げたときに、左肩が開く。

フィニッシュで一塁側に右足をターン。

アウトロー(本多から見ればインロー)にカーブが外れる。

3球目、右足踵に重心を残して左膝を内に入れてヒップファーストでステップ。

右肘をつまみ上げたときに、左肩開くが、本多は、インハイシュートで中飛

上林のところで、野村は、左膝を内に入れたときに、重心がスパイクの内側にかかるが、

上林は、ヘッドが左膝の前に出てインローシュート(上林から見ればアウトロー)を左飛

野村は、8球目、右足かかとに重心がかかる。

左膝を内に入れたときに右足は、拇指球に重心が移り、踵が浮く。

ステップの前にエッジをかけた右足の重心がスパイクの外側に移る。

テイクバックのときと、右肘が逆L字になったときに、右足の踵が浮いている。

上体が反り、骨盤の上に乗っていない。

左足は、スパイクの内側から着地に入り、左膝は本塁方向に向いている。

左肘と左膝は並進運動できている。

右肘をつまみ上げたときに、左肩は開いていないが、左股関節の外旋が左肘に先行している。

柳田をインロー(柳田から見ればアウトロー)のシュートで二ゴロ。

初回は、8球で、3者凡退。

2回裏、野村は、左膝を上げたときに、右足は踵が浮いているが、上体が反る。

右肘をつまみ上げたときに、左肩が開き、リリースのときに右腕が伸びる。

内川は、アウトコースのベルトの高さの真っすぐ系をヘッドを残してセンター前に安打。

19球目、中村晃のところで、右足の踵に重心を残してステップ

右肘が逆L字のときに、右足の踵が浮く。

右肘をつまみ上げたときに、グラブを引き始め、左肩が開く。

右腕が伸びて、頭が回転軸から外れている。

インコースベルトの高さにチェンジアップが(中村から見ればアウトコースのベルトの高さ)外れ、四球。

野村は、22球目、右肘をつまみ上げたときに左肩は内旋できている。

左膝も本塁側に向いているが、フィニッシュで三塁側に重心が残る。

腕が振り切れていないから低目であってもシュート回転する。

腸腰筋の外旋により産み出した瞬発力が最も伝わるインローシュートを松田はヘッドを残してバックスクリーンに本塁打。

広島1-3ソフトバンク

野村は、更に、29球目、高田のところで、左膝を上げたときに、右足の踵に重心がかかり、上体が反る。

ヒップファーストが不十分でフットファーストに近い。

骨盤の上に上体は乗っているが、骨盤が三塁側に滑る。

右肘が伸びてロックされる。

カットボールがアウトロー(高田から見ればインロー)に外れ、死球。

3回裏、野村は、36球目、上林のところで、野村は、右肘をつまみ上げたときに左肩の内旋はでき、左膝が本塁の方に向いているが、頭が回転軸から外れている。

インローのカーブ112キロ(上林から見ればアウトロー)を上林は、右足を探るときに右膝下を内に入れ、トップを作ったときにヘッドが立ち、ステイバックのときに頭がやや前に出されたが、左肩がやや上がるが極端ではない。

インサイドアウトで右肘で掃ってライト前安打を打つ。

40球目、柳田のところで、野村は、右足の踵に重心がかり、前傾した上体と左膝が垂直に交わり、ヒップファーストでステップ。

右肘をつまみ上げたときにグラブを引き、左肩が開く。

しかし、柳田は、139キロ野村が投げたアウトコース寄り(柳田から見ればインコース)真ん中のカットボールを空振り三振。

柳田は、ステイバックのときに、後ろの骨盤の上に左肩が内に入らない。顎が上がらない。

バットを肋骨に沿わすとき、コックした右肘と肋骨が開いて、右肘が上がったが、インコースに両肘が伸びない。

左足を運んでから、左足の拇指球で回り、右足の拇指球で着地してスパイクの外側へ重心を移し、骨盤をずらしてうねり上げる。右踵に重心を移動させていき、フォロースルーは、ヘッドが地面に付くぐらいフルスイングできている。

41球目、内川のところで、野村は、右足の踵に重心を残して立ち、左膝を内に入れてステップするが、ヒップファーストが不十分でフットファーストに近い。

右肘をつまみ上げたときに、左肩は辛うじて内旋しているが、その前のCアーチをかけたときに、右足を蹴り始めている。

リリース直後に右肩が凹む。

内川は、インコースのベルトの高さのシュート系の球をトップを作ったときにヘッドが立っているが、打つときに左肘が上がり、二塁とライトの間のフライ。

菊池が後ろ向きで捕球。

48球目、野村は、右足の踵に重心を残してヒップファーストでステップ。

テイクバックのときと、右肘をつまみ上げるときに右肩が左肩よりも上がる。

トップを作ったときに、右肘が沈む。

デスパイネは、ステイバックのときに頭が前に出されるが、壁を作って左中間を破る二塁打

広島1-4ソフトバンク

58球目、Cアーチのときに右足の踵が浮くが、左肩が辛うじて搾れ、ボールを持つ手が頭の後ろに隠れ、右足を一塁側へのターンしたこともあって、

松田をインコースのベルトの高さのシュート系の球で左飛。

5回裏 73球目柳田に投げたスライダーは、逆L字のときに右踵が浮き、右肘をつまみ上げたときに左肩が開いている。

Cアーチのときのエッジとリリースした後、左膝が伸びているので、右足を一塁側へターンするとシュート回転しなくなる。

千賀は、3回 48球 2安打 2奪三振 1失点(自責同じ)

4回からは、石川柊太が登板。

6回表、石川は、右足の踵に重心を残し、左膝を二塁側に向けるほど、内に入れてスライドステップ。

しかし、左膝を真下に落としてフットファーストになる。

丸のところで、右肘をつまみ上げたときに左肩が開き、フィニッシュで三塁側に重心が残る。

丸に121キロカーブが真ん中高めに外れ、四球を与える。

鈴木誠也のところでも、石川は、右肘をつまみ上げたときに左肩が開く。

鈴木誠也は、トップの角度をキープし、左足の着地位置を探って、左膝下を内に入れる。

グリップ先行で右肩上腕部の高さから振り下ろし、左肩を下げずにヘッドを残して打つ。

左足の重心をスパイクの外側に移し、骨盤を横にズラして打つ。

ステイバックのときは、ヘッドが立っていたが、振り下ろしのときにヘッドが寝ていたので、右方向に飛ぶ。

フォロースルーを途中で止めてしまっている。

鈴木は、真ん中のスライダーを三塁打。

広島2-4ソフトバンク

石川は、ここで降板。嘉弥真にスイッチ。

嘉弥真は、松山をアウトローのスライダー129キロで空振り三振

安部を真ん中低目の138キロ真っすぐで一ゴロに打ち取ったところで、田中正義に交代。

田中正義は、右足の足裏全体でプレートを踏んで、右足踵に重心がかかる。

二塁側への右股関節の内旋がしっかりできており、ヒップファーストでステップし、前傾させた上体と左足が垂直に交わる。

Cアーチのときに右足のスパイクの内側でエッジをかけられているが、右肘を右肘をつまみ上げたところから両肩がM字になり、グラブを引き始め、左肩が開く。

左足は踵から着地に入るが胸の張りが大きくないので、リリースの際は、回転軸の傾きは大きくない。

右肘の位置は高いが、トップの位置はそれほど高くはなく、スリークウォーターに近いオーバースローになっている。

右腕を内旋したときに上体が一塁側に傾く。

左内転筋は伸びていくが、フィニシュで壁が崩れる(左膝が折れている)。

田中正義は、メヒアをアウトハイの133キロスライダーで遊ゴロ

田中正義は、この試合、Max151キロ

石川は、2回 0/3 48球 3安打 3奪三振  2四球 1失点(自責同じ)。

嘉弥真は、2/3 5球  無安打 1奪三振 無失点

田中正義は、1/3 7球 無安打 無失点

6回裏、81球目、デスパイネのところで、野村は、立ったときに、右足の踵に重心がかかり、上体が反る。

右肘をつまみ上げたときに左肩が開く。

左肩の内旋ができ、左膝も本塁方向を向くが、スリークウォーターのコッキングで、リリース直後に右肩が凹む。

デスパイネは、真ん中低目の128キロチェンジアップを、右足は拇指球で回転しながら、左足の重心をスパイクの内側に移しながら、骨盤を横にズラしてうねり上げてレフトスタンドに本塁打。

広島2-5ソフトバンク

野村は、85球目、右肘が逆L字になったときに、右足の踵が浮き、右肘をつまみ上げたときに、左肩が開く。

福田秀平は、インロー(福田から見てアウトロー)のチェンジップ131キロを打つ。

福田は、振り下ろしたときに、左肩が下がり、ボールをこすれずに、ボールの軌道の下にバットをコンタクトして手首の返しが早い。

ヘッドが体の前に出ている。

引っ掛けて一ゴロ。

メヒアが野村にトスするが判定はセーフ。

87球目、野村は、クイックのときに、右足踵に重心を残してステップするが、フットファースト。

右肘をつまみ上げたときに、左肩が開く。

トップを作ったときに、頭とボールを持つ手が離れ、頭から遠いところを右腕が回る。

松田は、左膝を内に入れて着地位置を探り、ステイバック(後ろの骨盤に頭を乗せる)。

インハイのシュート136キロを左足を上げたときにヘッドがの寝ていた分打球が失速し、レフトフライ

野村は、99球目、左膝を上げたときに右足踵に重心を残し、ヒップファーストでステップ。

右肘をつまみ上げたときに、左肩を内旋し、左膝も本塁方向に向く。

本多をインローのシュート系の球139キロで空振り三振

野村は、6回 99球 7安打 被本塁打2 5奪三振 与四球1 与死球1 5失点(自責同じ)

終盤7回~9回

7回表、森唯斗は、左足を上げたときに拇指球に重心がかかり、左膝を内に入れるが、フットファーストでステップ。

右肘をつまみ上げたときに左肩が開く

會澤は、インコースベルトの高さの真っすぐ146キロを左肘で掃ってレフト線二塁打。

森は、菊池のところでも左肩が開き、インハイ144キロのストレートをグリップ先行でヘッドを残して左中間を破る。

広島3-5ソフトバンク

森は、2/3 15球 2安打 1奪三振 1失点(自責同じ)。

7回裏は、今村が登板

今村は、胸の張りを大きくして投げられている。

今村は、右足の踵に重心をかけて、ヒップファーストでスライドステップ。

右肘をつまみ上げたときに左肩が開き、フィニッシュでも三塁側に重心が残る。

本多には、真ん中低目135キロのフォークをレフト前に落とされる。

今村は、10球目、ステップする前に一瞬二塁側を向き、右足踵に重心をかけ、ヒップファーストでステップ。

左足で弧を描くことを防止する。

手首を内旋し、逆L字を経て右肘をつまみ上げる。

一塁側に回転軸を傾けて投げられているが、胸の張りを作って右腕上腕部を後方に引いたときに、回転軸から頭が外れている。

左肩が開き、フィニッシュで三塁側に重心が残る。

柳田にインコースベルトの高さに投げ、四球を与える。

13球目でも、右肘をつまみ上げたときに左肩が開く。

頭が回転軸から外れている。

しかし、内川は、アウトローの真っすぐ147キロを空振り三振

17球目、右肘をつまみ上げたときに、左肩が開くが、Cアーチをかけたときに、右足でエッジをかけられ、左足のくるぶしが本塁方向に向いている。

デスパイネは、インハイの真っすぐ147キロをヘッドが遅れて右方向にファウル。

18球目、Cアーチをかけたときにエッジをかけ、右肘をつまみ上げたときに、左肩を内旋できている。

しかし、少し回転軸から頭が外れている。

デスパイネは、真ん中148キロの真っすぐに、左足を下すのとスイングが一緒で、始動が遅れている。

今村は、1回 18球 1安打 1四球 無失点

今村は、一段階ギアを上げたが、投球動作は、後一息。

モイネロは、左足の足裏全体でプレートを踏み、左足踵にも重心を残して左膝を内に入れ、スライドステップ。

テイクバックのときの左肩の下がりは大きい。

フットとヒップが一緒に進行した分、Cアーチのときのスパイクの内側でエッジをかけているが、左肘をつまみ上げたときに右肩が開く。

胸の張りが大きく左肘、トップの位置も高い。

モイネロ(左投手)は、鈴木誠也をインロー(鈴木誠也から見ればアウトロー)のチェンジアップで空振り三振

鈴木誠也は、ヒッチして上げて、ステイバックできていたが、振り下ろしたときにヘッドが寝ている。

左肩は動かないが、右足は拇指球で回り、左膝を投手方向に運ぶのとスイングが一緒で始動が遅れている。

モイネロは、ツーシームの握りのカーブを投げるときに右肩が開かず、安部を真ん中のカーブ123キロで二ゴロ

モイネロは、変化球を投げるときに、両肩がM字になる。

安部は、右膝を投手方向に運び、トップの角度をキープしたときにエッジをかけた左足を運んでしまって、頭が前に出されてステイバックができていない。

モイネロは、1回 1/3 12球 無安打 1奪三振 無四球 無失点。Max147キロ

8回裏、中田廉が登板

中田廉は、右足の踵に重心を残してヒップファーストでステップ。

テイクバックは殆どなく、右肘をつまみ上げる。

Cアーチをかけたときに、右足踵が浮くが、左肩は内旋できている。

フィニッシュで三塁側に重心が残る。

インハイの真っすぐ140キロ(福田から見ればアウトハイ)を左飛

中田は、11球目、松田のところで、右肘をつまみ上げたときに、左肩が開き、三塁側に重心が残っているので、146キロ真っすぐがアウトローに外れる。

松田に四球を与える。

中田は、14球目、右肘をつまみ上げたときに左肩の内旋ができ、左膝も本塁方向を向いているが、フィニッシュで三塁側に重心が残る。

甲斐を146キロアウトローの真っすぐで空振り三振

中田は、右足踵に重心を残してステップするが、左膝を内に入れるのが不十分で、フットファーストに近くなる。

右肘をつまみ上げたときに左肩が開く。

三塁側に重心が残る。

135キロのフォークが真ん中低目にワンバンするが、高田は空振り三振

中田は、球速表示そのものはそこそこ出ているが、重心移動の修正が必要な部分もある。

中田廉は、1回 18球 無安打 2奪三振 1四球

9回表、岩嵜は、右足の踵に重心を残しヒップファーストでステップ。

右足のスパイクの内側でエッジをかけ、Cアーチができる。

右肘をつまみ上げたときに左肩、左膝が開かない。

左膝を本塁に向けるスピードも速い。

メヒアは、139キロのインローのフォークを左肘で掃って打つが三ゴロ

同じ投げ方で右足をターンさせて坂倉をインハイ154キロの真っすぐ(坂倉から見ればアウトハイ)で空振り三振

坂倉は、右膝は投手方向に運び、右肩も開かないで、トップを作る過程で、ヘッドが投手側に向いて、更にヘッドが寝た分、振り遅れて三振。

岩嵜は、三塁側に重心が残ったが、エルドレッドは、右肘の出が遅れて、真ん中低目の140キロのフォークに空振り三振

岩嵜は、1回 14球 無安打 2奪三振 無四球 無失点

まとめ

野村は、野村は、プレートを踏んだときのバランスが悪い。

左股関節のタメがない。

故に、右肘をつまみ上げたときに、左肩が開く。

しかし、左足で弧を描く動作が、ほぼ無くなった。

全球、完璧な動作で投げられる投手はいない。

祐輔としては、平均的な出来なんじゃないかな?

右肩関節唇炎の故障歴のある野村は、41球目で右肩の限界に達したが、投球動作を若干改善させて100球近く投げ切ったことは、収穫。

ソフトバンクの打者は、どの打者も完璧ではないものの、誤差の範囲内。

セリーグの打者とはレベルが違う。

打撃技術の水準が上がった現代野球は、先発は、5回3失点でも上出来。

セリーグ相手であれば、今日の野村の出来なら、6回2~3点で収まるんじゃないかな。

投手は、多少フィジカルが良くなくても、一定限度きちんとした投球動作で投げていれば、捕手がどこ構えても、ど真ん中に投げても打たれない。

リードは関係ないよ。

アウトロー低目に外れさえしなければ何とかなる。

會澤のリードについて、石原のリードと比べてどうこう言うのは筋違いだろう。

打つ方では、鈴木誠也は一定水準はキープしているが少し、狂いが生じているが、會澤と菊池が振れてきた。

それにしても、モイネロー岩嵜ーサファテの並び、他球団は、7回までにリードしてなかったら、勝ち目がねえな。

パリーグは、今年もソフトバンクが優勝するんじゃないの?