Last Updated on 2019年5月23日 by wpmaster
試合のポイント
この試合は、スコアほど、快勝ではなかったな。
大瀬良は、板山の本塁打を始め、長打を打たれた球は、何れも、左肩、左膝が割れたのと、右腕を内旋した後、左膝の壁が崩れて、三塁側に重心が残っていた。
板山は、頭を後ろの骨盤に乗せてステイバック、ヘッドが寝て投手方向に向いてヘッドを残した分、レフトスタンドに飛んだ。
大瀬良は、19球目にフォークを投げたときに、右肩が凹んで、毎度、投げる試合は、右肩は万全ではない。
しかし、投球動作を細分化してみるとトップを作ったとき、左肩、左肘も割れていて完璧ではないが、右足を一塁側にターンして投げた89球目のインコースベルトの高さよりやや上のストレートは、ナイスボールだ。
只、開きが右肘の出より早いと右肩をケガするからな、後は、右股関節のタメだな。
小野もトップを作ったときに、左肩は開くが、左膝が伸びて左の股関節が前に出されずに、右足をターンさせているので、トップの位置も下がらず、瞬発力が加速される。
小野も右肩が凹むこと多数だが、損耗した右肩を補っているわけだ。
2回裏、一死満塁から、小野がトップを作ったときに、左肩、左膝が割れて、腸腰筋よりも右肘の出が遅れたところを、大瀬良が真ん中高目のストレート150キロを、ヘッドを残してライトオーバーの二塁打を放つ。
この試合のカープは、大瀬良以外の野手にクラッチヒットがなし。
2015年までのカープの試合を見ているようだった。
7回裏、大瀬良の代打エルドレッドが、小野が投じた真ん中高目のストレートを打って右前安打。
小野は、アウトローにストレートが外れて田中に四球を与え、マテオに交代。
菊池は、2度バントした後、ヒッティングに切り替えて(バスター)アウトハイの真っすぐを壁を作って中前安打。
バティスタの犠飛で、広島3-1。
鈴木四球、松山二飛で、二死満塁。
カープは、前の試合は、8回裏に、安部が11球(安打)、田中が10球(空振り三振)を始め、石崎に45球投げさせたが、得点できなかった。
別のファンのように20点取れって言ってるんじゃないぜ。
当該イニングのプロセスと結果を問題にしているんだよ。
3連続四球は、「良く粘った、良く見た、タイムリーヒットに値する」じゃねえよ。
マテオは、右肩の状態が良くなかった。
債務を背負わされて生かされているので、顔から近いボール球を振るのはわかる。
3連続の四球は、最後の球は何れも、リリース直後に右肩が凹んで、何れも顔から遠い低目の球。
ファウルを連発した挙句、あんなもん振ったら、一軍の打者としてヤバいだろ。
あんなん振ったらお終いだよ。
辛うじてプロとしてのレベルを保っただけだ。
状態の悪い投手から四球でしか点が取れないってことだからな。
ファウルを連発して四球で得点するのは、弱いチームの野球。
どんな球も打てるようになれとは言わん。
しかし、ファウルできる球は、ヒットにできる球だ。
ファウルになるってことは、差されようが、泳ごうが、引っ掛けようが、ヘッドが前に出されようが、壁が崩れようが、始動の遅れに収束することができるのよ。
こんなことやってたら強くなれないぞ。
ファウルの数は、安部が3と少し多いが、野間が0、會澤が2と大したことはなんだけどさ、俺は、ファウルを連発して四球で出る奴を称賛するメディアが気にいらんのよ。
四球なんかより、ヒットを評価しろ。
バントも打てない打者がやること。
バントをしてくれる打者は、投手にとって簡単な打者。
一線級の投手は、動きが揺さぶられないよ。
チームで2番目に本塁打を打っている打者なんだから、最初からヒッティングさせろ。
マテオの後、DeNAから移籍してきた尾仲が登板。
カウント3-0からは、ストライクゾーン内に投げてくる。
顔から遠い真ん中低目、外低目以外は振らにゃいけん。
振ることによってタイミングがつかめる。
上本崇司は、カウント3-0からアウトコースのベルトの高さの真っすぐ(上本から見ればインコース)を見逃してカウント3-1。
上本崇司が2球ファウルの後、尾仲は、右足踵に重心を置いて、右股関節を外旋して左膝を上げる。
トップを作ったときに、右股関節が外旋して左肩、左膝が開く。
左足は踵着地だが、右肘が伸びてトップの位置が下がる。
フィニッシュで三塁側に重心が残る。
上本崇司は、バットを短く持って両肘がロックされて右足の探りも遠回り。
右足のスパイクの外側に重心を移すよりもヘッドが遅れて、真ん中カットボールを左飛。
その後、広島は、中﨑を温存、阪神は、前の試合で45球を投げた石崎が連投。
イニング詳細
1回表
江越は、4球目、アウトローのカットボール138キロを打って二ゴロ。
糸原は、7球目、真ん中高目のカットボール136キロを打って右前安打。
糸井は、15球目、インコースベルトの高さのストレートを空振り三振。
福留は、19球目、大瀬良がワンバウンドさせた真ん中低目のフォーク134キロを空振り三振。
1回裏
田中は、1球目、真ん中低目のストレート148キロを打って二ゴロ。
菊池は、6球目、真ん中高目のストレート149キロを打って中前安打。
バティスタは、7球目、インハイのストレート148キロを打って二ゴロ。
鈴木は、11球目、アウトコースベルトの高さのスライダー131キロを見逃し三振。
2回表
ロサリオは、23球目、アウトローのカットボール137キロを空振り三振。
板山は、24球目、インコースベルトの高さのストレート147キロを打って遊ゴロ。
大山は、29球目、真ん中のカットボール136キロを打って右飛。
2回裏
松山は、13球目、インコースベルトの高さのスライダー131キロにヘッドがボールの下に入って打球にスライス回転がかかるが、て中前安打。
小野は、19球目、インハイのストレート150キロが外れて安部に四球を与える。
小野は、24球目、真ん中低目にストレート151キロをワンバウンドさせる。
野間は、25球目、インローのストレート152キロを空振り三振。
小野は、27球目、インハイにストレート149キロが外れて會澤に死球を与える。
大瀬良は、33球目、真ん中高目のストレート150キロを打ってライトフェンス直撃の二塁打。
広島2-0阪神。
小野は、34球目、アウトローにフォーク136キロをワンバウンドさせる。
田中は、39球目、アウトハイのストレート151キロを打って左飛。
菊池は、アウトコースベルトの高さのスライダー135キロを打って二ゴロ。
3回表
梅野は、31球目、アウトコースベルトの高さのカーブ106キロを打って遊ゴロ。
小野は、35球目、アウトコースベルトの高さのストレート148キロを見逃し三振。
江越は、39球目、真ん中のストレート135キロを打って左前安打。
糸原は、43球目、インハイのフォーク131キロを打って遊ゴロ。
3回裏
バティスタは、45球目、アウトコースベルトの高さのスライダー134キロを空振り三振。
鈴木は、50球目、アウトハイのスライダー133キロを打って中飛。
松山は、52球目、インハイのストレート150キロを打ってサードへの内野安打。
安部は、55球目、インハイのカーブ112キロを打って中飛。
4回表
糸井は、44球目、アウトハイのスライダー127キロを打って二飛。
福留は、48球目、真ん中のストレート145キロを打って中飛。
大瀬良は、49球目、アウトローにスライダー126キロをワンバウンドさせる。
ロサリオは、53球目、アウトローのカットボール137キロを空振り三振。
4回裏
小野は、56球目、アウトローにカーブ110キロをワンバウンドさせる。
野間は、57球目、インハイのストレート148キロを打って二ゴロ。
會澤は、58球目、真ん中高目のストレート149キロを打って右中間へ二塁打。
大瀬良は、64球目、真ん中高目のストレート149キロを見逃し三振。
小野は、70球目、アウトローにフォーク138キロが外れて田中に四球を与える。
小野は、75球目、低目に138キロのフォークをワンバウンドさせる。
會澤は、三塁に走るが、アウト。
5回表
板山(右左)は、57球目、インコースベルトの高さのストレート145キロをヘッドを残してトップハンドの親指でグリップを押してヘッドをボールの外側に入れて手首を返さずにバックスピンをかけた。
板山は、レフトスタンドに本塁打。
大山は、61球目、アウトコースベルトの高さのカットボール136キロを打って遊飛。
梅野は、66球目、アウトローのカットボール138キロを空振り三振。
大瀬良は、68球目、真ん中低目のカーブ112キロをワンバウンドさせる。
小野は、アウトコースベルトの高さのストレート148キロを見逃し三振。
5回裏
菊池は、77球目、真ん中高目のカーブ106キロを打って中前安打。
小野は、78球目、真ん中低目にカーブ111キロをワンバウンドさせる。
バティスタは、84球目、アウトハイのスライダー128キロを空振り三振。
鈴木は、88球目、アウトコースベルトの高さのスライダー132キロを打って中飛。
松山は、94球目、インハイのスライダー131キロを空振り三振。
6回表
江越は、75球目、アウトローのカットボール135キロを空振り三振。
糸井は、77球目、インコースベルトの高さのカットボール136キロを打って左中間に二塁打。
糸井は、84球目、真ん中のストレート147キロを打って左飛。
福留は、89球目、アウトコースベルトの高さのストレートを空振り三振。
6回裏
安部は、99球目、真ん中高目のストレート146キロを打って投ゴロ。
野間は、102球目、真ん中のストレート146キロを打って一ゴロ。
會澤は、106球目、インハイのストレート147キロを空振り三振。
7回表
大瀬良は、90球目、アウトローにスライダー121キロをワンバウンドさせる。
ロサリオは、92球目、真ん中高目のストレート146キロを打って右前安打。
板山は、96球目、真ん中のストレート144キロを打って中飛。
大山は、100球目、アウトコースベルトの高さのカットボール136キロを打って二ゴロ。
梅野は、104球目、アウトコースベルトの高さのカットボール137キロを打って遊ゴロ。
7回裏
エルドレッドは、108球目、真ん中高目のストレート145キロを打って右前安打。
小野は、112球目、アウトローにストレート145キロが外れて田中に四球を与える。
菊池は、3球目、アウトハイのスライダー137キロを打って中前安打。
バティスタは、7球目、アウトコースベルトの高さのスライダー136キロを打って右飛。
これが犠飛となり、広島3-1阪神。
マテオは、11球目、インコースベルトの高さのスライダー134キロが外れて鈴木に四球を与える。
松山は、12球目、アウトコースベルトの高さのスライダー138キロを打って二飛。
マテオは、18球目、真ん中低目にスライダー141キロをワンバウンドさせる。
マテオは、21球目、アウトローにスライダー132キロが外れて安部に四球を与える。
押し出しで、広島4-1阪神。
マテオは、26球目、真ん中低目のスライダー132キロをワンバウンドさせて野間に四球を与える。
押し出しで、広島5-1阪神。
マテオは、31球目、アウトローにスライダー136キロをワンバウンドさせる。
マテオは、34球目、真ん中低目のスライダー133キロが外れて會澤に四球を与える。
広島6-1阪神
上本は、7球目、真ん中のカットボール137キロを打って左飛。
8回表
鳥谷は、7球目、インハイのスライダー140キロを空振り三振。
江越は、8球目、アウトコースベルトの高さのスライダー141キロを打って二ゴロ。
糸原は、10球目、真ん中低目のストレート139キロを空振り三振。
8回裏
田中広輔は、7球目、アウトコースベルトの高さのストレート149キロを見逃し三振。
菊池は、12球目、真ん中高目のスライダー128キロを空振り三振。
バティスタは、16球目、真ん中のスライダー129キロを空振り三振。
9回表
糸井は、3球目、真ん中低目のストレート144キロを打って左飛。
一岡は、4球目、アウトローにスライダー136キロをワンバウンドさせる。
福留は、5球目、真ん中高目のストレート141キロを打って左飛。
ロサリオは、7球目、アウトローのスライダー132キロを打って遊ゴロ。
試合データ
2018年5月12日 14:00開始 マツダスタジアム
試合時間 3時間12分
勝利投手 大瀬良 5勝2敗
敗戦投手 小野 3勝1敗
本塁打 板山1号ソロ(5回表 大瀬良)
盗塁 江越1
対戦成績 広島5勝3敗