Last Updated on 2025年10月23日 by wpmaster
日本ハムは、公式戦において、リリーフ投手の量が不足していたと評価を付することができる。
大學社会人の投手にプロ入り一年前からリリーフスタッフの救世主になることは望まないが、一人でも多くリリーフ投手の一員に加わるに越したことはない。
遊撃が守れれば投手捕手以外の全てのポジションを守ることができるので、遊撃手を獲っておきたいところでもある。
捕手は、プロ入り後、遊撃以外のポジションを守ることができるので、捕手も一人獲っておきたいところである。
本稿で付した評価は、プロ入り前のものであり、シーズンオフのトレーニング、スプリングキャンプでの練習により動作が劇的に改良される選手が生ずることろでもある。
今回のオークションでは、立石正弘(創価大)(阪神が交渉権を獲得)、平川蓮(仙台大)(広島が交渉権を獲得)を日本ハム関係者は、落札することができず、大川慈英(明大)を落札、交渉権を獲得した。
Contents
大川慈英(常総学院ー明大) 投手
右投げ左打ち
小学生から硬式野球を始める。
180cm 75kg
Max 155km/h
変化球は、カットファストボール、チェンジアップ、スライダー、カーブを投じる。
走者を出す前からセットポジションから投球する。
左足親指IP関節を底屈して地面をタップすることができている。
左足股関節の屈曲を解除する直前も左足親指IP関節を底屈することができている。
右腕前腕部を回内後、右肘が伸展せずテイクバックが小さくできているとことは達孝太と共通する。
右肘をコックアップ後、両肩を結ぶラインをスタンダードWにできている。
しかし、右肘をコックアップ後、左足を入射し始めた直後、左股関節が縦ではなく三塁線方向及び本塁方向に伸展してしまうことが生ずる。
右腕前腕部を回内、右手親指基節骨でボールを叩いた後からボールがリリースさせるまでの間ではなく、右肘をアクセレーション後に左足首が背屈してしまうことが生ずる。
その分、右腕前腕部の回内運動の回転半径が長く加速距離が長くなってしまっている。
プロ入り前の段階で比較すると、浅利、山城よりやや落ちる。
ここが修正できれば、右腕前腕部の回内後、バックスピン(ホップ回転)が増すことができる。
2段モーションは、右腕前腕部の回外、回内運動の回転半径が長くなってしまうのでプロでは通用しないので、プロ入り後は、封印する必要が生ずる面は、他の投手と同じである。
エドポロクリストファケイン(日本航空高ー大阪学院大) 中堅手
右投げ右打ち
189cm 93kg
ヘッドは、万波、レイエスほど寝かせて構えない。
セットアップ後のヘッドの角度は、45°から60°の間で鈴木誠也(カブス)と同程度
左足親指IP関節を底屈して地面をタップし、スモールステップをすることができている。
但し、右肘をヒッチする間が作れないと、左足拇指球で地面を蹴ってしまうことが生ずる。
右肘をコックアップ後、右手首が背屈でき、ヘッドの外側に右肘が張り出す。
ニュートラルポジションができる。
差されてもバックスクリーンまで飛ばすことができる。
現段階でも同系統のスイングをする立石(創価大)よりも右腕前腕部の回内運動の加速距離(バックアウピン)は上である。
二三塁間で走路に膨らみを作り、三本間で走路の膨らみを抑えるランニングができている。
大塚瑠晏(東海大相模高ー東海大) 遊撃手
右投げ左打ち
170cm 74kg
高校のときから、両足親指IP関節を底屈してシャッフルしながら打球の後ろに左腕前腕部を入射することができていた。しかし、右肘をコックアップ後、右足拇指球で地面を蹴ってしまうことが生じていた。
大學に入った後は、両足親指IP関節を底屈してシャッフルしながら打球の後ろに左腕前腕部を入射するだけでなく、右肘をコックアップした後も、両足親指IP関節を底屈し、トップを作り、スローイングすることあできている。
フットワークは、プロ入り前の水野、山縣と比べても遜色が生じないと評価付けできるが、右腕前腕部の回内運動の加速距離(スローイング)は、水野、山縣のプロ入り前より落ちる。
半田南十(日大藤沢高)遊撃手
右投げ左打ち
176cm 75kg
打球の後ろに向かってスタートを切る前に上方への加速距離をMaxにしてシャッフルすることができている。
打球の後ろに左腕前腕部を入射することができている。
セットアップにおけるヘッドの角度は、郡司ほど極端ではないが、ヘッドをホームプレート方向に倒す。
予備動作で左手首をコックする。
左腕前腕部の回外運動の回転運動が短くなる。
左腕前腕部の回内運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。
左腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。
左腕前腕部を回内、左手親指基節骨でグリップを叩いた後、左腕前腕部の深層屈筋が突っ張ってしまう。
藤森海斗(明徳義塾高) 捕手
右投げ左打ち
180cm 66kg
右肘をコックアップ前に左手首が掌屈してしまう。
右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなってしまう。
右腕前腕部回内後は、総合評価を付するとスリークォーター
ヘッドの角度を55°、オープンスタンスでセットアップする。
右足親指MP関節で地面をタップした後、右肘が左肩の方に入る。
左腕前腕部を回外後、短軸(右腕前腕部)と長軸(グリップエンドからヘッド)の交わる角度が水平に近くなってしまう。
左腕前腕部の回内運動の回転半径が長く加速距離が短く、打球が上がらない。
二三塁間で走路に膨らみを作り、三本間で走路の膨らみを抑えるランニングができている。