Last Updated on 2025年7月18日 by wpmaster
日本ハム対西武13回戦(ベルーナドーム)
先発は、北山亘基と渡邉勇太朗
試合は、10-1で日本ハムが勝利
ランエンドヒットをかければ、内野ゴロが生じても2つ以上進塁できる
スプリットステップをせずに一次リードのポイントからスタートを切ると股関節が弛緩しない。反対側の股関節は縦に伸展しない。回転半径を最短、加速距離をMaxにできない。両足の膝から爪先を地面から浮き上がらせるシャッフル(=シャッフル1往復、スプリットステップという名も付される)をしてからスタートを切る。
1回表
二死一三塁
打者石井(右投げ左打ち)
投手渡邉勇太朗(右投げ)
スコアは、0-0の同点
石井は、インロー(左打者のアウトロー)をスイングして右翼線寄りにライナーを打つ。
渡邉勇太朗がボールをリリースした直後ではなく、打球が内野の頭を越えた後、左足親指IP関節を背屈、右股関節を屈曲、右足親指IP関節を背屈、左股関節を屈曲してスタートを切る。両足の親指IP関節が交互に底屈しているので加速距離は長くできている。
後位の走者である打者走者の石井は、二塁ベースのマウンド寄りのコーナーを左足で蹴った後、二塁ベースをオーバーランしていない。一塁走者レイエスの本塁生還をアシストしていない。
一塁走者レイエスは、二塁打で本塁に生還できない。
4回表
二死一塁
打者石井(右投げ左打ち)
投手渡邉勇太朗(右投げ)
スコアは、5-1で日本ハムが4点リード
石井は、ヘッドアップした後、コックアップして差される。一二塁間にゴロを打つ。
郡司は、ファーストバウンド後、一次リードのポイントから右膝をレッグアップしてスタートを切る。
郡司は、右前安打で三塁及び本塁に進塁できない。
5回表
一死一塁
打者五十幡(右投げ左打ち)
投手佐藤隼輔(左投げ)
スコアは、6-1で日本ハムが5点リード
万波は、投手がボールをリリースした後ではなく、背面を右翼塀に向け、打球が地面に落ちた後、右股関節を屈曲、右足親指IP関節を底屈、右足親指IP関節を背屈、左股関節を屈曲してスタートを切る。加速距離を長く走れている。
一塁走者の万波は、右前安打で三塁及び本塁に進塁できない。
5回表
一死一二塁
打者水谷(右投げ右打ち)
投手佐藤隼輔(左投げ)
スコアは、6-1で日本ハムが5点リード
一塁走者五十幡は、腹側を背側に向け、右外踝を入射した後、停止する。打球が右翼手長谷川の頭上を通過する直前に左足親指IP関節を背屈、右股関節を屈曲してスタートを切る。
長谷川は、一塁側ベンチに腹側を向け、左股関節を進展、左足親指IP関節を底屈、右股関節を屈曲、定位置より後ろ、ウォーニングトラックに入る前に左腕前腕部を回外、打球の落下点の後ろに入る前に打球に触れる準備を偽装する。
打球は、右翼塀を直撃する。
フェイクは成功しないが、一塁走者五十幡は、四球乞食のポースをしたことにより、二塁打で本塁に生還できない。
つなぐ野球は、結果論野球
5回表
無死三塁
打者田宮(右投げ左打ち)
投手佐藤隼輔(左投げ)
スコアは、5-1で日本ハムが4点リード
三塁走者水野は、三塁手山村の背後で一次リードを取る。投手は、左投げなので三塁線に背面を向ける。
投手がセットを解く前に三塁走者はスタートを切ることができる。
この打席の田宮は、神主打法の構えをしているので、水野は、田宮に対する忖度は不要。
ワンバウンドを空振りした後のみ三塁に逆走すればよい。
水野は、ファーストバウンド後、左股関節を内旋、左足親指IP関節を底屈、右股関節を縦に伸展、左股関節を内旋、左足親指IP関節が底屈する、左股関節が縦に伸展する(シャッフル)。
滝澤は、二塁方向に左足爪先を入射させているので左股関節の内旋(インサイドムーヴ)を45°しないと本塁に送球できない。
捕手の古賀は、左打席の内側のラインのマウンド寄りのコーナーの外側(ホームプレート寄り)に右足小指を触れ、ホームプレートの左打席寄りのラインのマウンド寄りのコーナーの前(投手寄り)で左足踵の外側を触れさせる。
三塁走者をタッグした場合、追いタッグになる。
遊撃手滝澤は、右肘をコックアップ後、左股関節を縦に伸展、左足親指IP関節を底屈させる。
水野は、首を左肩の方に捻転する。
水野は、滝澤が右腕前腕部を回外、右肘をアクセレーションしてトップを作った後、左足拇指球で地面を荷重し、右膝を右足のスパイクの外側の前に出し、左肩関節~右股関節のラインを外す。四球乞食のポーズを取る。本塁突入にブレーキをかける。
滝澤が右腕前腕部を回内して一塁にボールをリリースした後、水野は、右股関節を内旋、右足親指IP関節を底屈、左股関節を縦に伸展、左足小指爪先を入射(左足前脛骨筋が回外内反)、左股関節を内旋、左足親指が底屈、右股関節を縦に伸展し、シャッフルしながら三塁に逆走を開始してしまう。
一塁手ネヴィンは、ボールを持ってマウンド方向に向かいながら首を三塁線ホームプレート寄りに頸反射し「目で殺す」をする。
ボールをリリースしていないのに水野は、本塁にリスタートを切らない。
ネヴィンが佐藤隼輔に返球後も本塁にスタートを切らない。
ヒットを待ってしまう。
ヒットが生ずるであろうは、実体の生じない観念である。
万波にヒットが生じて得点できたじゃないかという抗弁は、結果論でしかない
footnote
用語の意味に関しては、下記記事参照