Last Updated on 2025年7月3日 by wpmaster
日本ハム対ソフトバンク11回戦(東京ドーム)
先発は、北山亘基と有原航平
試合は、0-1で日本ハムの敗戦
右股関節の内旋の加速距離を高めることが右股関節の縦回転の外旋を産む
6回裏無死一二塁
打者柳町(右投げ左打ち)
投手北山(右投げ)
一塁走者ダウンズ、二塁走者周東
スコアは、0-0の同点
二塁走者周東は、一次リードから二三塁を結ぶラインの内側に入る。
遊撃山縣は、周東の後ろ、外野芝の切れ目の前に守る。
柳町は、ヘッドを寝かせ左肩に担ぐ。
柳町は、北山が右肘をコックアップした後、バントの構えに切り替える。左手親指が背屈する。
柳町は、一塁線寄りにバントをする。
周東は、北山がセットを解いた後、二次リードを取り、打球がバットからリリースされた後、左膝を伸展、右膝をレッグアップしてスタートを切る。
右投手は、リリース後、右股関節を内旋し、右膝をレッグアップ、フォロースルー開始後、右膝を一塁方向に伸展、屈曲するから右股関節を外旋しないと投球を完了できない。
右膝を伸展せず、右肩の外側に着地すれば、投球を前倒しで完了でき、打球に対する準備をする間ができるが、投球が垂れるのでバントを失敗させることができないだけでなく、フォロースルー(回外、回内)を止めてしまうので右腕上腕部の腱板、右肘側副靭帯の前束、右腕前腕部の深層屈筋の張りを弛緩できず、故障の原因となる。右腕前腕部を回内(リリース)、右膝がレッグアップした後は、左膝を伸展、左足首を背屈して上体を一塁側に流さなければならない。右腕前腕部を回外(フォロースルーの開始)、右股関節を外旋、右股関節、右膝を伸展(左股関節が内旋、左足親指IP関節が底屈)、右足爪先に左足爪先を越えさせ、右腕前腕部を回内、右股関節を屈曲して一塁側にタンブル、右肩甲骨をリブダウン、右肘が上がり、右手首が頭上で背屈しなければならない。
北山は、上体を一塁側に流し、右足が左足を越える前に右股関節を外旋する。右股関節が縦方向に伸展せず、三塁線方向に伸展してしまう。
北山は、腹側を一塁線に向け、右腕前腕部を回内するが、右足拇指球から地面に入射してしまう。
右腕前腕部を回外してベアハンドで打球に触れる。
右股関節を内旋すれば、135°(インサイドムーヴの場合は、左股関節の内旋を225°)、三塁に投げられる。
左肘を抜かなくても右腕前腕部を回外してトップを作り、右腕前腕部を回内してボールをリリースできる。
しかし、左股関節を内旋後、左足親指IP関節が底屈せず、左足拇指球から入射してしまう。
右腕前腕部の回転半径が長く、加速距離が短くなってしまう。
北山は、一塁に送球し、二塁走者周東に三塁に進塁されてしまう。
7回裏無死一二塁
打者海野(右投げ右打ち)
投手北山(右投げ)
スコアは、0-1で日本ハムが1点ビハインド
海野は、ヘッドの角度を45°にしてセットアップする。
初球は、バントの構えに切り替えない。右肘をコックアップをした後、ストライドが広がる。トップが作れずスイングできない。
カウント0-1
二球目バントの構えに切り替えるが、一塁線にファウル
三球目、北山の右腕前腕部が反張、投球をワンバウンドさせ、海野は、右腕前腕部を回外してバットを引く。
カウント1-2
二塁走者の谷川原は、一次リードから二三塁の内側に入る。
遊撃山縣は、谷川原の後ろ、外野芝の切れ目で守る。
海野は、北山が右肘をコックアップした後、バントの構えに切り替える。
海野は、右腕前腕部を回内、右手親指基節骨でグリップを叩いた後、ヘッドが下がる。
右腕前腕部を回外、右手首をコックしてヘッドアップしてしまう。
海野は、再度、右腕前腕部を回内する。
二塁走者谷川原は、北山が右腕前腕部を回内してボールをリリースした後、二次リードを取る。
北山は、右腕前腕部を回外してフォロースルーを開始、右腕前腕部の回内(フォロースルー)後、左股関節が左足のスパイクの外側を跨ぐ。右腕前腕部を回外してフォロースルーを止める。右膝のレッグアップを止め、右足を右肩の外側で着地させる。
谷川原は、打球がリリースされた後、左膝を伸展、右膝をレッグアップしてスタートを切る。
打球が投手板方向に跳ねる。
北山は、一塁線に腹側を向け、シャッフルする。両足親指IP関節が交互に底屈する。
右股関節を内旋して一塁線方向に走る。
更に左股関節の内旋からシャッフルをスタートしてシャッフルを一往復、両足親指IP関節が交互に底屈する。
左腕前腕部を回外して打球に触れる。右股関節の内旋を90°(インサイドムーヴの場合、左股関節の内旋を225°)すれば、三塁に投げられる。
しかし、左手首が掌屈する。右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなってしまう。
北山は、一塁に送球する。
二塁走者に谷川原三塁に進塁されてしまう。
ディレードスチールは逆走しない
2回表無死一塁
打者アリエルマルティネス(右投げ右打ち)
投手有原(右投げ)
一塁走者野村佑希
スコアは、0-0の同点
マルティネスは、インコースベルトの高さの投球の軌道のツーシームに対し、左股関節の内旋後、左足の親指IP関節が底屈することができた。しかし、右肘をコックアップ後、左膝をホームプレート方向に伸展してしまう。右腕前腕部の回外の回転半径が長く、加速距離が短くなってしまう。トップができるのが遅れる。右腕前腕部を回内(スイング)後、右腕前腕部の深層屈筋が突っ張り、投球に差されてしまう。
しかし、有原は、右肘をコックアップした後、右肘をアクセレーションせず、左股関節を外旋、骨盤を真横にズラしてアウトステップすることによってボールをリリースする(=ギアを上げない)。ツーシームが右手人差し指の付け根からリリースされた分、マルティネスによって産み出された打球の加速距離は短くはなく天井に向かって打球がリリースされる。
打球がリリースされた後、野村佑希が、左股関節を伸展、右膝レッグアップしてスタートを切る。
野村佑希は、二塁方向に腹側を向け、頸反射してハーフウェイ手前で停止する。
右翼手佐藤直樹が左膝を伸展、右膝をレッグアップ、シャッフルして前進し、打球の落下点の後ろに入る。右足親指IP関節が底屈する。
左股関節を内旋してシャッフル左足親指IP関節が底屈する。
左腕前腕部を回内して打球に触れる。
左手人差し指の付け根と左手親指基節骨で挟む(煎餅捕り)
捕球が成立し、二塁が可能となる。
佐藤直樹は、右腕前腕部を回内して右肘をコックアップ、一塁方向に左足を入射する。
野村佑希は、一塁に逆走してしまう。
佐藤直樹は、右腕前腕部を回外、右肘をヒッチしてトップを作る。左膝がレッグアップする。左足親指IP関節が底屈する。右腕前腕部を回内、左股間関節を外旋して左膝のレッグアップを止める。左足親指IP関節は底屈している。右腕前腕部を回外、右股関節を外旋し、ボールは一塁にリリースしない。偽投に留める。
野村佑希は、一塁に帰塁してしまう。
佐藤直樹は、右肘をコックアップ、左足を二塁方向に入射、右腕前腕部を回外してトップを作った後、右手首を煽り(90°に背屈)、右腕前腕部を回内後、右手首を掌屈して二塁に山なりの返球をする。
矢澤宏太のボーンヘッド
三塁ベースをオーバーランしたことに関してボーヘッドであるという評価を付しているのではない。
三塁ベースをオーバーランするのは正しい。特に二死を取られた後は、走者を残す必要が生じない。本塁に走らず三塁方向に逆走してしまったことに関し、ボーンヘッドであるという価値を付しているのである。
8回表二死二塁
打者田宮(右投げ左打ち)
投手有原(右投げ)
スコアは、0-1で日本ハムの1点ビハインド
田宮は、ヘッドをホームプレート方向に倒す。左腕前腕部の回内運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。
左腕前腕部を回内して左手首をコックする。左肘が上がり、左手首がヒッチする。左足親指IP関節が底屈せず、左足親指の付け根で地面をタップしてしまう。
右膝のレッグアップが停止せずに左肩の方にフェイドアウトしていく。右脇腹が左肩の方に捻転してしまう。右腕前腕部が回外し、右手首が掌屈してしまう。左腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなり、トップを作るのが遅れる。
田宮が左腕前腕部を回内後、リリースした打球は、地を這うゴロとなる。
二塁手牧原大成は、一二塁間ハーフウェイより二塁ベース寄り、一二塁を結ぶラインの後ろ、外野と内野の間に敷かれたラインの前で守る。
二塁走者矢澤は、二塁ベースの左中間寄りのライン上から一次リードを開始する。遊撃手野村勇は、矢澤の後ろ、外野と内野の間に敷かれたラインの前で守る。
二塁走者矢澤は、有原が右腕前腕部を回内後、左膝を伸展、右膝をレッグアップ、右股関節を内旋、右足親指IP関節が底屈、左膝が伸展、左股関節を内旋、左膝がレッグアップ、左足親指IP関節が底屈、シャッフルして二次リードを進める。
有原は、右腕前腕部が右股関節を通過する前に右腕前腕部を回外、右腕前腕部を回内して右肘をコックアップする。
矢澤は、ファーストバウンド後、右膝を伸展、左膝をレッグアップしてスタートを切る。
遊撃手の野村勇が矢澤の左脇腹と二塁ベースの間を通過して二塁へ走る。
矢澤は、野村勇の背後に回って二三塁間ハーフで走路の膨らみを作るのではなくラインの内側に入ってしまう。
打球は、マウンド上にできた窪みに当たり、跳ねる。
二塁ベースの右(一塁寄り)を通過していく。牧原は、二塁ベースの中堅寄りのコーナーの後ろ、外野と内野の間に敷かれたラインの前で、左股関節を内旋、左足親指IP関節が底屈、左膝のレッグアップが止まる。バックハンドシングルで打球に触れる。左腕前腕部を回外、左手人差し指と左手親指基節骨で打球を挟む。右肘をコックアップ、左股関節を外旋、左膝を伸展、右膝がレッグアップする。右足親指IP関節が底屈する(シャッフル)。
牧原大成は、右腕前腕部を回外してトップを作り、右股関節が外旋、右腕前腕部を回内して三塁に送球する。
三塁手栗原は、三塁ベースの二塁寄りのラインの本塁寄りのコーナーの前で右股関節を内旋、左股関節を外旋、右膝を屈曲、左股関節を内旋、左膝が屈曲、左足親指IP関節がが底屈する。左膝のレッグアップが止まる。栗原は、背側を三塁側席の左翼沿いに向ける。
送球が三塁ベース周辺に敷かれた黒土と内野芝の境目のラインの内、二塁寄りのラインに当たりハーフバウンドする。
矢澤は、栗原の背後を走り、左足の親指の爪で三塁ベースの二塁寄りのラインの左中間寄りのコーナーを蹴る。右股間節が外旋し、三塁ベースの三塁線と接するラインの本塁寄りのコーナーを越える。右股関節を内旋、右足親指IP関節が底屈する。左股関節を内旋、三塁ベースの三塁線と接するラインの本塁寄りのコーナーを越えたところで左足親指IP関節が底屈して地面に触れる。両足が三塁をオーバーランする。
しかし、左股関節を外旋し、三塁方向に逆走、左足小指で三塁ベースの三塁線と接するラインの本塁寄りのコーナーを蹴ってしまう。矢澤は、右股関節を外旋、右膝を伸展、左股関節、右膝を屈曲する。
栗原は、腹側で送球を落球する。
矢澤は、本塁に走らない。
打者走者の田宮は、一塁ベースを蹴った後、フェアゾーンをオーバーランしていない。矢澤の本塁生還をアシストしていない。
footnote
用語の意味に関しては下記記事参照