金村尚真、田中正義は次回登板までに修正できる[vsDeNA③]

Last Updated on 2025年6月9日 by wpmaster

交流戦日本ハム対DeNA3回戦(橫濵スタヂアム)
先発は、金村尚真と石田裕太郎
試合は、9回裏終了後に試合を確定できずに延長戦を戦うことを余儀無くされる。
試合は、延長10回裏まで戦い、4-5で日本ハムの敗戦

公式戦は、143試合行うので、延長戦を戦うことを前提にした起用を行うと肉体のコンディション、投球動作を再生産できなくなる投手が増えるので、戦力が枯渇する。
先発投手、セットアップ、クローザーに投球動作をコンスタントに再現できる投手を起用して9イニングで勝利を確定できるよう起用しなければならない。

先発金村尚真の投球

金村は、左腕前腕部を回外してセットアップするが、左手首が掌屈してしまっている。
左股関節の内旋の回転半径が長く加速距離が短くなってしまっているので筒香、牧に対しては、左足拇指球で地面を蹴ってタップしまっている。
佐野に対しては、左手首の掌屈が浅く、底屈0°に近かった分、左足親指IP関節が底屈し、地面をタップしている。
金村は、他の投球に比べ左腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなってしまう。右腕前腕部を回内後、右肘が伸展せずに済んでいるものの、右腕前腕部を回外を経て右腕前腕部を回内して右肘をコックした後、右足踵が一塁方向に滑ってしまう。
左股関節を外旋、右股関節を内旋する前に左足を入射する前に右足親指のIP関節が底屈する間が作れない。

金村は、3回裏47、48球目を連続してワンバウンドさせ、降板を考えさせられる場面が生じたが、その後は、肉体を再生産させて続投。全89投球中ワンバウンドの投球は、8球は、多いという評価を付けざるを得ない。

田中正義の投球

田中正義は、左腕前腕部を回外してセットアップするが、左手首が掌屈してしまっている。
左足拇指球で地面を蹴って地面をタップしてしまっている。
右腕前腕部を回内後、右腕前腕部は背面から出ていないものの、左腕前腕部の回転半径が長く加速距離が観威嚇なってしまっている分、左股関節を外旋、右股関節を内旋後、左足入射前に左足親指IIP関節が底屈せずに左足首が背屈してしまっている。
右腕前腕部を回外、回内して右肘をコックアップした後、筒香に対しては、両肩を結ぶラインは、スタンダードWになっているものの、戸柱に対しては、両肩を結ぶラインがインバートWになってしまった。

田中正義は、全24投球中ワンバウンドの投球は、2球

インバートWは、投球腕の上腕部、側副靭帯の前束、前腕部の深層屈筋の故障を進行させ、インピジメント、ルーズショルダーを生じさせるので、投球動作の修正が必要である。

両投手とも左手首を背屈してセットアップすれば修正できるので、投げ込みは不要、投げ込みは厳禁
二軍で再調整させる必要は生じない。

金村は、チームのエースであることには変わらないし、金村、田中正義両投手を含め全ての投手は、登板後、次回登板までの間、フィジカル面の観察は絶えず行う必要が生ずるが、肉体が再生産できている限りは、田中正義をクローザーから降格させる必要はないであろう。

footnote

用語の意味に関しては、下記記事を参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

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