二三塁間におけるリードを取る位置関係及びリードの取り方

Last Updated on 2024年9月23日 by wpmaster

日本ハム対オリックス25回戦(京セラドーム大坂)

先発は、加藤貴之と宮城大弥

試合は、3-2で日本ハムの勝利

二死二塁におけるケース打撃

2回裏

二死二塁

投手加藤貴之(左投げ)、打者山足(右投げ右打ち)
遊撃水野は、二三塁間ハーフウェイより二塁ベース寄り、二三塁を結ぶラインの後ろ、二塁走者の後ろ、外野芝の切れ目の前に守る。

二塁走者は、ファーストバウンド後、スタートを切る。

水野は、二塁ベースの三塁寄りのラインの横までシャッフルし両腕前腕部を回外して打球に触れる。

三塁ではなく、一塁に送球して3アウト目を取ってしまっている。

無死二塁におけるケース打撃

9回表

無死二塁

投手宮城(左投げ)、打者郡司(右投げ右打ち)

紅林は、二三塁間ハーフウェイより二塁ベース寄り、二塁走者の後ろ、外野芝の切れ目の前に守る。

五十幡は、宮城がテイクバック後、シャッフルして二次リードを進める。ファーストバウンド後、スタートを切る。

紅林は、両足親指IP関節を底屈、三塁方向に向かってダイウする。外野芝の切れ目の直前で打球に触れる。

代走五十幡は、二塁に逆走、右膝を伸展してポップアップスライディンをして二塁に帰塁する。

しかし、五十幡は、紅林が一塁に向かってボールをリリースした後、二塁を離塁しておらず、三塁に走っていない。

無死一二塁における守備体系

無死一二塁における攻撃手段

9回表

無死一二塁

投手宮城(左投げ)、打者上川畑(右投げ左打ち)

二塁走者五十幡は、遊撃手より前ラインの内側でリードを取ってしまっている。三本間でラインの内側に入ることができないリードの仕方をしている。

2ランスクイズは、遊撃手の後ろでリードを取るからサインは、2ランスクイズではない。

一塁手太田椋は、一塁線寄り、一塁ベースの本塁寄りのラインの前に守る。

三塁手西野は、三塁線を空け、黒土のエリア内、三塁ベースの本塁寄りのラインの前に守る。

上川畑は、初球バントの構えをする。

五十幡は、宮城が左肘をアクセレーション後、右膝を伸展、左膝をレッグアップしスタートを切る。

三塁手は、三塁ベースのマウンド寄りのコーナーを蹴る。

左投手は、三塁側マウンドより後ろの加速距離の短いバントは、インサイドムーヴをせずに三塁に投げられるので一塁側にバントするのは間違いではない。

上川畑は、トップハンドの前腕部を回外、トップハンドの手首を背屈し加速距離を長くできる三塁へのプッシュバントではなく、左手首を背屈して一塁側にバントする。

一塁手太田椋は、両足親指IP関節を底屈してマウンドより前に前進する。

二塁手山足が一塁ベースカヴァーに入る。
二塁走者を本塁に還すことができず、一塁走者、二塁走者を夫々一つずつ進塁させたに留まる。

一死二三塁における守備体系

<隙を産み出さない野球>徹底解説一死二三塁におけるケース打撃

9回表

一死二三塁

投手宮城(左投げ)、打者松本剛(右投げ右打ち)

三塁手西野は、三塁ベース周辺に敷いてある黒土のエリア内、三塁ベースの本塁寄りのラインと二塁ベースの一塁寄りのラインを結ぶライン上で守る。

三塁走者五十幡は、宮城のテイクバック後、両股関節を伸展、両足親指IP関節を底屈し二次リードを取る。

宮城が左肘をコックアップした後に五十幡は、右膝を伸展、左膝をレッグアップしてスタートを切る。

宮城が左腕前腕部を回内した後、両股関節を伸展、両足親指IP関節を底屈しシャッフルを開始する(三次リード)。

五十幡は、打球がリリースされた後、両股関節を屈曲、両足親指IP関節を底屈する。

打球がファーストバウンド後、左膝を伸展、右膝をレッグアップしてスタートを切る。

西野は、黒土と赤土の境目まで前進、両足親指IP関節を底屈、腹側を三塁線に向け、左腕前腕部を回外して打球に触れる。

捕手若月は、ホームプレートのマウンド寄りのラインの前に立つ。

西野は、本塁に送球するが、送球が左打席の外側のラインのマウンド寄りのコーナー方向に逸れる。

若月は左腕前腕部を回内して打球に触れる。

五十幡は、両股関節を伸展、両足親指IP関節を底屈し、シャッフル、両膝から下を浮かせる。

若月の左足が右打席の内側のラインのマウンド寄りのコーナーの前に出る。

五十幡は、右膝を伸展し、スライディン、ホームプレートの右打席寄りのラインのマウンド寄りのコーナー上を通過する。

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