09/08/2020広島1-5,阪神秋山ガンケルスアレスの継投に3安打に封じられる。

3安打では勝てない。僅差のビハインドで登板した投手が加点され点差を広げられたことも敗因の一つである。広島に限ったことではないが、全てのチームにおいてビハインドで投げる投手が弱い。リードしている試合で投げる投手は毎試合投げさせるわけにはいかない。ビハインドで投げる投手が点差を広げられず、打線がひっくり返していく試合が全くできないとリーグ優勝は厳しい最終回、一死満塁でキクタナが凡退。両者がパワーピッチャーに対して全く歯が立たず、実力がないと改めて解さざるを得ない。

遠藤淳志のピッチング

佐々岡及び横山は、遠藤の右腕が背中の方に入る動作については、苦言を呈する。
野球の教科書では、人差し指と中指を離して手首を使ってフォーシームを投げなさいとあるが、実際には、人差し指と中指はくっつけて握る。手首は、背屈した後、人差し指と中指をでボールを押し込んで、ボールの外側(打者寄り)を縦に擦る。小指からチョップしてしまうとジャイロ回転してしまう。ボールの内側(投手寄り)を擦るとシュート回転する。その後、親指でボールを押し込む。手首は背屈は解くが底屈はしない。いわゆるスナップは利かせない。
しかし、遠藤が師事する鴻江は、前肩を閉じて投球腕を背中の方に入れて投げることを推奨する。鴻江は、カットボールを否定し、シュート回転をかけてフォーシームを投げることを推奨する。

遠藤は、右足の小指球で地面を蹴り、左足の拇指球で地面を蹴ってから右足踵で地面を蹴る。投球肩を前肩よりも下げる。右腕を背中の方に引く。右足踵にウェイトがかかる。前肩が背骨の方に入る。前肩を開いてからでないと投球肘が前に出せない。打者は、後の股関節を外旋する間ができてゆったりと手首を上げていける。右肘を逆Lにしたとき、右足のスパイクの内側でエッジをかけ、右肘をつまみ上げたときに右足拇指球にウェイトがかかる。指先がしならないからボールを引っ掛ける。リリースの瞬間、右膝が屈曲し、右腕上腕部が凹む。
フィニッシュで右足をターンしていから前足を軸に投げられているように素人は見えるかもしれないが、前膝で地面を蹴っているのは、フォロースルー期である。リリースの瞬間、後足にウェイトが残っているのである。両股関節をぶつけて産み出した瞬発力が下半身に球種されてしまい、指先に伝わらない。
ワンバウンドの投球が103球中12球。
ワンバウンドしなければ、打者は、ガイドハンドでボールを捕まえられる。差されない。差されても内野の頭を越える。インサイドアウウトスイングで投球する投手と対戦するとドアスイングでファウルを連発する近本も、前肩を動かさずにファウルを打っている。
私見では、佐々岡や横山の言っていることの方が正しいと思う。

一岡、DJジョンスンのピッチング

一岡は、前膝を上げてから右足踵で地面を蹴っている。前肩が僅かに背骨の方に動いている。左膝を下げる瞬間、前肩が背骨の方に右足踵で地面を蹴ったときよりも入っている。
右肘をつまみ上げたときに右足のスパイクの外側でエッジをかけ、後の股関節で二塁ベース方向に地面を蹴れているが前肩が開いている。リリースの瞬間に前膝が突っ張るが右腕上腕部が凹む。
大山は、前膝で地面を蹴ってヘッドをボールの外側に入れ左翼席に本塁打を打つ。
DJは、右足の拇指球で地面を蹴って前膝を上げてから右足踵で地面を蹴って投球肩を前肩よりも下げているから、前肩がわずかに背骨の方に動いている。指先がしならず、ボールを引っ掛ける。
一岡、遠藤。DJ共に、メンタルや配球、捕手のリードの問題ではない。

長野は、前肩を開いて打球の正面に入っているから、打球の軌道をガイドハンドで捕まえられない。投球や打球は、目で追うのではない。後の股関節で捕まえる。照明は関係ない。

秋山拓巳のピッチング

秋山は、21球目、右足踵をわずかにヒールアップして右足小指球で地面を蹴って左足のスパイクの内側で地面を蹴る。右足踵で地面を蹴って投球肩を前肩よりも下げる。右肘をつまみ上げたときに右足のスパイクの外側で二塁ベース方向に地面を蹴る。秋山は、右腕上腕部にかかる負荷が増す投げ方だである。前膝で地面を蹴るのもフォロースルー期になってからである。しかし、右肘をつまみ上げたときに後の股関節にタメがあるから、投球肘が左の股関節の前に出ていく。前膝を上げて始動(後の股関節の外旋)する打者は、ゆったりと打てない。
堂林は、左足の小指球で地面を蹴ってから右股関節を外旋、右足のつま先を捕手方向に向ける。よって前肩が背骨の方に入る。右肘でスクラッチする間ができず、両肩がM字になる。少しドアスイングであるが、ストライドを狭めて回転半径を小さく修正。右翼線を破る。

菊池涼介も前肩が背骨の方に入ってドアスイングになっている。左飛が結果としては犠飛になる。

松山に至っては、前肩が背骨の方に入り、右腕を背中の方に引くガンケルが投じたワンバウンドの投球に対し、ドアスイングで空振りの三振をしている。
菊池涼介、田中広輔も前膝を上げてから始動するから、スアレスのように右腕を背骨の方に引く投手であっても、ドアスイングになる。マン振りしているように見えて、フルスイングできていない。

遠藤のピッチングとDJのピッチングの関係

遠藤もDJジョンスンもフォロースルー期に上体が一塁側に流れる。
後足の踵で地面を蹴ることによって手首の位置が下がり、後の股関節を外旋することができる。
前足で地面を蹴ってから後の股関節で地面を蹴ると前肩が背骨の方に入る。丸はヒッチしても前肩が内に入る。落合は、前肘が突っ張る。このことは投球においても当てはまる。
前肩を開かないと押手の肘を推進できない。投球肘をつまみ上げ、スクラッチする間ができないので両肩甲骨がぶつからない。手首が緩まない。指先がしならない。
投球腕の前腕部を回内したときに前肩を後の肩よりも下げる。後の股関節で地面を二塁ベース方向に蹴ることで、後足にウエイトを残さず、前足に100%ウェイトを移すことができる。後足にウェイトが残ると後足の拇指球を回転させて骨盤を回してしまう。
前膝で地面を蹴って前の股関節が引っ込む。投球肘が推進し始める。胸が張る。押手の肘が打者寄りの股関節より前に出た瞬間、再度、投球腕の前腕部を回内する(=リリース)。両股関節を縦に地面を押し込むようにぶつけ、前肩関節を打者寄りの肩甲骨に格納する。背骨が一塁側に傾き、腕と背骨がオーバーハンドの交わり方になる。右足のスパイクの外側で前に地面を”蹴る”ことでウェイトが後に残らなくするのを助ける。投球腕を回外すると投球腕の前腕部がしなる。、後足をターンすることで背骨が一塁側に倒れ、後の肩甲骨が押し下げられる。
不勉強なコーチ、オールドファンは中々理解できず、一塁側に上体を流して流す外国人投手を非難するが、一塁側に上体を流さないとダメなのである。

試合結果