昨季チーム2位の58試合に登板広島のブルペンを支えた菊池保則のピッチング

今回のテーマは、故障から回復し、更新しつつある過程で広島に移籍してきた菊池保則である。

打撃において、振る力を向上させないとボールの軌道が把握し数値化できても打てるようにならない。
ボールの軌道をを捕手のミットに収まるまで追いかけると、股関節の使い方ができず、ストライドが広がり重心が下がるからフルスイングできない。
ゴロを打つ練習をするとヘッドが下がる。
ボールの軌道を見る練習、ゴロを打つ練習は、野球が下手くそになる練習である。
私は、小学生のとき軟式を使っている少年野球チームを、高校のときは、私立の軟式野球部の奴等を、本人たちに向かって、女子の前で、「チキン野郎、根性無し」と口に出してディスってきた。ボールの軌道を見る練習、ゴロを打つ練習が、硬球が怖くて軟式野球をやっている奴等がやる練習である。
プロ野球チームがこんな低級な練習をしていたら、他球団の選手から嘲笑のタネにされるだろう。
上記のことに限らず、広島ファンは、相変わらず、ユダヤ金融資本のメディアのライターの書いた内容の薄いコンテンツの情報が全て正しいとしている低脳ぶりを発揮している。物事の真贋を見極めることができないのだ。

打線の強化と共に課題となるのは、リリーフの強化である。

菊池保則は、福井優也とのトレードで楽天から移籍。楽天時代の投球動作を解析した段階では、広島移籍後よりもヒップファーストが極端でステップ幅は広くないものの、左足がややインステップしており、右腕前腕部を回内する間がなく右肘が下がる。故にボールに瞬発力が伝わり切れていないので、先発、リリーフ共にできると言っても先発の方がいいのではないかと個人的には思っていた。

2019年シーズンは、中﨑が振るわず、今村が出遅れ、一岡が途中で離脱し、中村恭平と共に層の薄くなったリリーフを支えた。

動作解析

菊池保則は、右股関節を外旋して左膝をレッグアップする。

テイクバックのときに右肩を左肩よりも下げる。
また、テイクバックのときに両肩は水平、重心移動の間に右肩を一旦下げることもある。

左膝を「く」の字に曲げ、、右肘が逆Lのときまで、右股関節の外旋、左足内転筋の内旋している。右足を使ってエッジをかける動作は、アウトエッジであり、ステイバックができている。左手は小指が上になっている。すなわち、左腕前腕部の回内ができている。

テイクバックのとき、上体と下半身の捻転差が横に大きい。これは、体軸の横回転、右肘が上がっていかない原因である。
左肘と左膝が並進する投げ方である。

右肩関節を外転する前に左肘が逆L字になる。右腕上腕部の骨と骨がぶつかるので右肘が上がっていかない。
これは、右肩関節の外転が遅れる原因であると共に、インピジメント側副靭帯の損傷の原因にもなる。そうであるからと言っても、アーム式にしても肘が上がっていかないので、右肘をルーズに曲げるしかない。

右肘をつまみ上げる過程で両肩がM字になる。これはルーズショルダーの原因となる。
外転のときに右膝が内に入る。これも外転の遅れ、右肘が上がらない原因となり得る。
トップを作り切らない内に右肘が推進することもある。

しかし、右肘をつまみ上げたときに右足の踵が地面から離れ右足の拇指球を支点に右膝が内に入る。腸腰筋も内旋をしている。左手は親指が上に切り替わり左肩が開く。

右腕上腕部を外旋しトップを作ったときにトップの角度が深く右腕前腕部が回内できているときもあれば、トップを作ったときに左肩、左膝が開いて右腕前腕部が回外することもある。
右腕前腕部が回外して右手の手のひらが打者の方を向く。最大外旋位のときに両胸が打者と正対することがある。

左足の着地から右肘が出るまでの間が長い。
左肩、左膝の割れに右肘の出が遅れ、ダブルプレーン投球なることがある。

菊池保則は、リリースの瞬間までに右膝が真下に落ち、右足の小指を支点に右足が立ち、右足踵が三塁側に倒れる。
リリースの瞬間までに右膝が真下に落ちるときは、右足小指球で地面を蹴ってしまうことがある。このとき、右足踵が右足つま先の真上に来ている。
リリースの瞬間、右膝が打者の方に飛び出し、右足の拇指球から小指球で地面を蹴ってしまうことをもある。

リリースの瞬間に左足が突っ張ることができていることもあるが、リリースの瞬間に左膝が突っ張らず、更に左膝が折れ曲がっていることがある。、右腕上腕部が凹むことがある。右肘が下がることがある。

各種データ

右打者

左打者

球種配分

球種別成績

球場別成績

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掘れやすいマウンド、傾斜の緩いマウンドは、右股関節の外旋の外旋が難しいので、従前よりも硬くなったが、相対的に傾斜が緩く柔らかいマウンドである横浜、甲子園、地方球場の成績が良くない。硬いが傾斜の緩いメットライフでの成績も良くない。
左膝と左肘を並進させてストライドをコントロールするので傾斜が急で掘れにくいマウンドでの成績は概ね良い。
しかし、傾斜が急で掘れにくいマウンドでも、ブロッグが地下に埋まっている東京ドームでは、左膝を屈曲させて投げるの投げ方なので成績が良くない。

通算成績

まとめ

菊池保則の場合も、右股関節の外旋が課題である。左肘と左膝の推進前に右股関節の外旋が解けるので、右肩関節の外転する間が取れず両肩がM字になる。
右股関節の外旋の問題をクリアできれば、右肩関節の外転後、右腕上腕部を外旋、前腕部を回内、左肩を下げる間ができ、体軸の横回転を修正できる。
左膝で地面を蹴り、左足首を背屈する動作ができていないときは、右腕前腕部が遠回りして骨盤が水平回転に近くなりダブルプレーン投球になる。
ここがクリアできると、レイトコッキングの後に右腕前腕部を回内する間ができ、回転数の多いボールを投げることに貢献する。

対戦成績