2019広島vs阪神21回戦セットアッパー不在、拙守で敗れる

フランスアは悪くない。

走者無しの場面で登板したと仮定すればエラーがなければシングルヒット1本とゴロ2つで点が入ることはないからだ。

8回裏の広島の守備

フランスアは、8回一死三塁の場面から登板する。
フランスアは、4球目、リリースの瞬間、左足の小指球を支点に左足が立ち、左足踵が一塁側に倒れ、左膝が伸びる。右膝は突っ張るが、左腕上腕部の付け根が凹み、左肘が下がる。

糸原は、真ん中高目のスライダーに対し、右足の着地のとき、左足の拇指球を支点に左膝が前に倒れる。右膝で地面を蹴って右股関節を引っ込めるが、両股関節をぶつけると左足首、左膝が飛び出し外側に外れる。打球にスライス回転がかかる。

野間は、打球の軌道の正面に入るから、打球が体の方に向かってくる。地面の凹凸に当たってバウンドが変ると対処できない。捕球できたとしても打球の頂点又は打球の跳ね上がっていく過程で捕球してしまう。
このことは田中広輔や小園にも当てはまる。

野間は、今回、バウンドが跳ね上がっていく最も難しいところでグラブを出して後逸している。カヴァーに入ったレフト西川もファンブルする。打者走者糸原は三塁まで進む。

陽川は、インロー(右打者のアウトロー)のチェンジアップをヘッドアップする。

田中広輔は、ショートバウンドになったところで捕球しているが打球の軌道の正面に入り両足の間隔が広がって捕球。
右肘をつまみ上げたとき、右足のスパイクの内側でエッジがかかっており、ストライドが広がってしまい、本塁送球がインローに外れた。

控え選手を途中から出場させて控え選手の底上げをするというのであれば、フィジカル面、肉体の稼働という面で限界の見え始めた大卒5年目と30代の選手を守備固めで使ってどうするんだということである。
野間と田中広輔は、西川、小園の守備固めで起用できるほど上手くはない。
センターの守備は西川の方が打球の捕球、送球とも上手く、田中広輔と小園も明確な差がない。
落ちていくだけのベテランでMaxで3割ギリギリ、12本程度の松山に代走守備固めを出すのはわかるが、一振りで突き放せる又は試合をひっくり返せる一塁バティスタに7回で代走守備固めを出すのも理解できない。
小園や西川のような選手に限って言えることだが、どうせ負けるなら伸び盛りの選手を使って負けろということだ。
バカープファンが挙げる若手であっても、基礎が脆弱で限界が見えている若手は使うな。

今村猛のピッチング

今村は、「く」の字を作ったとき、左足の内転筋を内旋、右足のスパイクの外側の踵に体重をかけ右足前脛骨筋も回外(内反)できている。
しかし、右股関節が内旋し右膝が内に入る。左足前脛骨筋が回外(内反)してしまっている。
大山は、真ん中高目のスライダーに対し、ストライドを狭めて左足を着地するが、右足拇指球を支点に右膝が内に入る。
ヘッドは立っているが、右肘はヘッドの内側に入る。
しかし、左膝で地面を蹴って左股関節を引っ込め、両股関節をぶつけると右膝が落ち切りはしないものの真下に落ちる。右足の拇指球で地面を蹴って後ろ足に重心を残さない。
大山の打球は、前進守備の野間の頭上を越え、中堅壁下に当たる二塁打となる。

九里亜蓮のピッチング

1回表、近本は右足を着地したとき左膝が前に倒れるが右肩を残し、格納しながらスイング。左翼線を破る二塁打

髙山は、真ん中低目のカーブをヘッドアップして二ゴロ 一死三塁
福留は、インロー(左打者のアウトロー)のシンキングファストボールをヘッドアップして二ゴロ
広島0-1阪神

6回裏、九里は、骨盤の回転方向と右肘の推進方向が逆になるダブルプレーン投球で右腕上腕部が凹み、インローにストレートが外れる。マルテに四球を与える。

ソラーテにも、ダブルプレーン投球でインコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのチェンジアップが外れて四球を与える。

大山は、アウトローのチェンジアップに対し、ストライドを狭めて着地。右肘がヘッドの内側に入るがヘッドが立つ。ヘッドをボールの外側に入れヘッドに手首を越えさせる。両股関節をぶつけると右膝が真下に落ち、右足拇指球で地面を蹴る。小園はショートバウンドのところでフォアハンドで捕球。
体重をスパイクの外側に乗せてランニングスローで一塁送球するがアウトハイに外れ送球そのものは悪くないが間に合わない。

梅野は、左足の着地のときに左肩を残してインサイドアウトスイングでアウトハイのストレートを打って右前安打
広島5-2阪神

阪神投手陣vs広島打線

1回表、西川は、アウトコース(左打者のインコース)ベルトの高さのスライダーを格納しながらスイングするが、差されてバットが折れて一ゴロ

望月は、波動を作って脱力して右足のスパイクの外側に体重を乗せ、リリースの瞬間に左膝が突っ張り、両股関節をぶつけると右膝が真下に落ちる。上体を一塁側に倒し、左足のスパイクの外側の踵、小指球で地面を蹴って両足をシャッフル、右足をターンさせ、両足をクロスさせる。

菊池涼介は、アウトコースベルトの高さのストレート152キロにストライドが広がりフルスイングができずに見逃し三振
バティスタは、アウトハイのストレート153キロにストライドが広がりフルスイングができずに見逃し三振

2回表無死一二塁から、會澤は、アウトローのスライダーに引手主導で打っているように見えて押し手主導で打つ。手首を返していないから中前に落ちる。
広島1-1阪神

3回表一死走者無し、菊池涼介は、真ん中低目のカーブを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打ち、左翼線を破る二塁打。

二死二塁から、鈴木は、真ん中のフォークを左肩関節を左の肩甲骨に格納しながらスイング、中前に落ちる安打で、広島2-0阪神

望月は、55球目、リリースの瞬間までに右膝が真下に落ちて右足の拇指球で地面を蹴ってしまっている。後ろ足を軸に骨盤を回している。リリースの瞬間に左足は突っ張らず右腕上腕部が凹み、アウトロー(左打者のインロー)にフォークをワンバウンドさせる。

松山は、右足の着地とシンクロして後ろ足を軸に骨盤が回り左足の拇指球でブレーキをかける。松山はヘッドが返り空振り三振

4回表、望月は、72球目、リリースの瞬間までに右膝が真下に落ちて右足の拇指球で地面を蹴ってしまっている。リリースの瞬間に左足は突っ張るが右腕上腕部が凹み、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる。

九里は、左足の着地とシンクロして右股関節が内旋し、ドアスイングで空振り三振

5回表、望月は、右肩を左肩よりも下げ右腕前腕部を回内して右腕を骨盤の横まで引いたときに、右足踵が地面を離れ右足小指球にも重心が残り右足のスパイクの内側でエッジをかける。右足前脛骨筋が回内(外反)し右膝が前に倒れる。
先頭の西川は、アウトハイ(インハイ)のストレート149キロに対し、右足を着地したとき、左足前脛骨筋が回外(内反)しており左膝が前に倒れない。右肩関節を右肩甲骨に格納しながらスイング、右膝で地面を蹴り右股関節を引っ込め両股関節をぶつけると、左足の親指から小指を支点にほぼ投手の方向に左膝が向く。左足の拇指球で地面を蹴って両足をシャッフル。打球にスライス回転がかかるが、北條と髙山の間に落ちる。

二死三塁から、望月は、上体を一塁側に倒し右足をターンさせているけれども、骨盤と右肘の推進方向が逆になるダブルプレーン投球でインコースベルトの高さのストレートが外れ、鈴木に四球を与える。

二死一三塁から、松山は、真ん中低目のフォークに対し、インパクトの瞬間に左膝が伸びるが左足の拇指球で地面を蹴って後ろ足に重心を残さない。ヘッドをボールの外側に入れて右前安打
広島3-1阪神

二死一三塁から、會澤は、アウトローのストレートをインサイドアウトスイングでヘッドに手首を越えさせて右前安打を打つ。広島4-1阪神

守屋は、2球目、リリースの瞬間までに右膝が真下に落ちて右足の小指球で地面を蹴ってしまっている。後ろ足を軸に骨盤を回している。
リリースの瞬間に左膝が折れ曲がり、右腕上腕部が凹む。インローにフォークをワンバウンドさせる。三塁走者野間が本塁に還り広島5-1阪神

6回表、守屋は、9球目、リリースの瞬間までに右膝が真下に落ちて右足の小指球で地面を蹴ってしまっている。後ろ足を軸に骨盤を回している。
リリースの瞬間に左膝が折れ曲がり、右腕上腕部が凹む。アウトロー(左打者のインロー)にフォークをワンバウンドさせる。
小園は右足の着地とシンクロして、左足のスパイクの内側でエッジをかけたところから左足拇指球を支点に後ろ足を軸に骨盤が回る。小園は、このワンバウンドのフォークを空振り三振

7回表、能見は、15球目、リリースの瞬間までに左膝が真下に落ち、左足の拇指球で地面を蹴っており左足の踵が左足つま先の真後ろに来ている。後ろ足を軸に骨盤が回る。
リリースの瞬間、右膝が突っ張らず、左腕上腕部の付け根が凹み、アウトロー(右打者のインロー)にフォークをワンバウンドさせる。

鈴木は、右足のスパイクの内側でエッジをかけ左足の着地とシンクロして右足の拇指球を支点に後ろ足を軸に骨盤が回り、これを空振り三振。

まとめ

今村、中﨑もセットアッパーが務まるレベルにまでフィジカル面、肉体の稼働面が回復していない。

フランスア以外にパワーピッチャーが一軍のブルペンにいないから、8回を投げる投手がいない。それも敗因である。
球速表示上は、中村恭平はレグナルトよりも上だが、中村恭平は、リリースの瞬間に右膝が突っ張らない。レグナルトは右膝が突っ張る。
メヒアは、攻走守とも三好、安部、曽根を上回る動きをしていない。
試合で投げられるフィジカルにあれば、メヒアを登録抹消してレグナルトを一軍登録する必要があるだろう。

打線は、この試合でも低目のクソボールを振って阪神の投手を助けた。

これで首位巨人と記録上3.5、事実上5.5ゲーム差となった。
巨人は、セットアッパー、クローザー不在であり、中日、阪神はゲーム差ほど弱くないので巨人やDeNAもこの2チームに残り試合に全勝はできないだろう。
36試合前後であれば勝率7割以上した例は過去にもある。残り36試合で5.5差をひっくり返すのは不可能ではないが、巨人が逃げ切りに向けて一歩前進したことだけは確かである。