2019広島vsヤクルト15回戦小園海斗プロ第1号三好匠2試合連続本塁打

小園の現段階での実力からすれば、本塁打を打ったことに関しては全く驚きはない。
小園は、そこら辺の新人選手と同列に考えてはいけない選手

めでたいプロ第1号なのに細かいことを言うなと仰られる方もいらっしゃるでしょうが、これから先、何百本も本塁打を打つ選手だから思い出なんて言わせはしない。忌憚なく分析させていただきます。

プロ第1号本塁打を打った小園のバッティング

3回表二死一二塁、高橋奎二は、逆「く」の字を作ったとき、右足内転筋を内旋し左足はスパイクの外側に重心をかけているが左足前脛骨筋が回内(外反)し右膝が内に入る。
左肘をつまみ上げたときに両肩甲骨がぶつかるが、右膝は更に前に倒れる。右手は親指が上に切り替わる。
リリースの前に後ろ足を軸に骨盤が回り左膝が真下に落ち右膝が折れ曲がる。左肘が下がる。

小園は、割れを作ってから右足を着地。左足内転筋を内旋している。ストダイドを狭めることができている。振り下ろす直前も左股関節を外旋し割れを維持できている。左足前脛骨筋が回外(内反)できており左膝は内にも入らず外側にも逃げていない。左肘はヘッドの内側に入ってしまっているがヘッドは立っている。

右肩の棘下筋を投手に向けていない。

右膝で地面を蹴って右股関節を引っ込め骨盤の後方に頭が乗るが、ヘッドステイバックが少し足りない。もっと完全に左足の踵を支点にしてもいい。

更に、両股関節をぶつけたときに左足の拇指球を支点に左足首、左膝が外側に飛び出してしまっているので左股関節の外旋→内旋で産み出した瞬発力をロスしてしまっている。
前肩が開くというのは、両肩の三角筋を結ぶラインから前肩の三角筋がこのラインから外側に外れていることを言うのであるが、小園は右肩を開くことなく右肩関節を右肩甲骨に格納しながらスイングしている。骨盤を横にズラしてバナナカーブができる。
小園は、真ん中高目のスライダーを打って右翼席に本塁打
小園にしては少し物足りないバッティングであったことは否めない。

5回表、大下は、「く」の字を作ったとき、左足内転筋を内旋、右足小指球に体重をかけ右足前脛骨筋は回内(外反)していないが、わずかに右膝が内に入る。テイクバックのとき、右腕前腕部を回内、両肩の高さは水平で、右腕は骨盤の横まで引き捻転差は標準。右肘をつまみ上げたときに左手は親指が上に切り替わる。リリースの直前に右足の小指球を支点に後ろ足を軸に骨盤が回り右膝が真下に落ちる。左足が突っ張らずに右腕上腕部が凹む。左足のスパイクの外側を支点に右足をターン

小園は、右足の着地のときに右肩を残してスイング、ミートの瞬間に右膝で地面を蹴って右膝が突っ張り右股関節が引っ込むが左膝が外側に外れる。
しかし、ショート、センター、レフト間に落ちる。小園は二塁に進塁。

2試合連続本塁打三好匠のバッティング

高橋奎二は、2回表一死走者無しから、「く」の字を作ったとき、左足踵が地面を離れ左膝が内に入る。
リリースの瞬間に後ろ足を軸に骨盤が回り左足の拇指球を支点に左膝が真下に落ちる。右膝が折れ曲がり右足つま先より前に出る。左腕上腕部が凹む。

三好は、左足を着地したとき(=振り下ろす直前)に割れを維持、右肘がヘッドの外側に張り出す。右肩よりも左肩が下がっている。左足内転筋を内旋し、右足はインエッジだが右膝は内にも入らず外にも逃げていない。
振り下ろし始めに左肩が下がる。右股関節を内旋しているが右肘は右股関節よりも前に出ている。移籍第1号と異なり頭とヘッドの軌道が離れていない。
インパクトの瞬間、左膝で地面を蹴って左足の踵を支点に左膝が伸びる。左の股関節が引っ込む。両股関節をぶつける。右肘が左股関節よりも前に出る。右膝が投手の方に向き真下に落ちる。右足の拇指球で地面を蹴る。左足を軸に骨盤を回せている。
三好は、真ん中高目のストレートを打って左翼席に本塁打

三回表無死二塁、高橋奎二は、41球目、リリースの瞬間に後ろ足を軸に骨盤が回り左足の拇指球を支点に左膝が真下に落ちる。右膝が折れ曲がり右足つま先より前に出る。左腕上腕部が凹みアウトローにカーブをワンバウンドさせる。菊池涼介は三塁に進塁。

46球目、リリースの瞬間に右膝が折れ曲がり左膝が真下に落ち、左足の外側の甲が地面に接する。左腕上腕部が凹みアウトロー(右打者のインロー)にスライダーをワンバウンドさせる。

バティスタは、左足の着地と同期して右足拇指球を支点に後ろ足を軸に骨盤が回りヘッドが返り空振り三振。

今季2号本塁打を打った野間のバッティング

蔵本は、右足のスパイクの外側全体に体重をかけて右の股関節を外旋せずに右膝を内に入れて左膝をレッグアップ。右足前脛骨筋は回内(外反)していない。
左膝を内入れしたときに右腕前腕部を回内し右肩を左肩よりも下げる。
「く」の字を作ったとき、更に右膝が内に入る。
右腕は骨盤の横まで引き捻転差はやや大きい。
アーム式で右肘をつまみ上げ、右腕上腕部を外旋してトップを作る前に右足のスパイクの外側でエッジをかけたまま後ろ足を軸に骨盤を回し、打者に右膝の膝頭が向き右膝が真下に落ちかかる。左足はスパイクの内側から着地するが左手は親指が上に切り替わる。左肩が開く。
リリースの瞬間に右足の小指球を支点に右足が立ち右足つま先の後ろに右足が来る。左足はほぼ突っ張るが右膝が伸びる。体軸はわずかに一塁側に傾くので、コッキング、右肘の高さはサイドハンドに近いがスリークォーター。

野間は、右足を着地したとき、右股関節を引っ込めていはいるものの右膝が完全に伸びない。左足の拇指球を支点に後ろ足を軸に骨盤が回り始め、左膝が外側(三塁線側)に外れている。ヘッドをボールの外側に入れインパクトの直後にわずかにヘッドアップする。打球の弾道としては低いが右翼席に入る。
野間は、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのシュートを打って右翼席に本塁打。

8回裏、西川は、右足を着地したときに左足前脛骨筋が回外(内反)し左膝が前に倒れず、外側にも外れていない。左手首が右手首を越えない(手首を返さない)、すなわちヘッドが手首を超えているので内野の頭を越える。
西川は、久保が投じたアウトローのスライダーを打って左前安打。

一か月半ぶり7勝目を挙げた大瀬良大地のピッチング

大瀬良は、96球目、左膝を内に入れたときに右足のつま先が地面を離れる。
「く」の字を作ったとき、右足の小指球に重心がかかり、右膝が内に入る。右足内転筋が外旋し始め骨盤が滑る。
リリース前に右足の小指球を支点に踵が地面を離れ、後ろ足を軸に骨盤が回り、右足のつま先の後ろに右足踵が来て右膝が真下に落ちる。左足が突っ張らず右腕上腕部が凹む。
バレンティンは、真ん中のカットボールを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打ち左翼席に本塁打。
打たれた原因は、直近の登板までと同じ。
全102球中ワンバウンドの投球が実に11球
フィジカル面、技術面とも内容が良くなかった。

遠藤は、「く」の字を作ったとき、右足の踵が地面を離れ右足小指球に体重がかかる。
右足前脛骨筋は回外(内反)できているが右膝が前に倒れる。左足内転筋が外旋し始める。骨盤が滑っている。
右腕上腕部を外旋してトップを作る前に右腕前腕部が回外し右肘が沈む。
左肩、左膝が開く。右膝が伸びて右膝が外側に外れる。
山田哲人は、真ん中低目のチェンジアップに泳ぎながらもヘッドを残して右中間塀直撃の三塁打を打つ。