2019広島vs楽天2回戦クリスジョンスン6回2失点西川龍馬が勝越し打

グラウンドコンディションが悪い中試合を作ったクリスジョンスンのピッチング

ジョンスンは右足は踵から着地するのでぬかるんで掘れ易いマウンドは投げにくい。
ジョンスンは左肘をつまみ上げたときに左足母指球を支点に足首が外へ逃げ左膝がレッグアップしてしまっているがリリースの瞬間には左膝を真下に落としている。右足は地面を蹴れて右膝を伸ばせている。トップを作る前の下半身の動作により今一つ瞬発力がボールに伝わっていなかった。良く解釈すれば投球動作の過程で肉体の稼働を修正している。

茂木は、左股関節の外旋が足りず左足が伸びて両股関節をぶつけたときに左膝から頭までのラインができない。レベルスイングで打つがフェンス直撃の二塁打に留まる。

ジョンスンは、2球目、左腕上腕部が凹んで投球をワンバウンドさせる。28球目も左腕上腕部が凹み投球をワンバウンドさせる。左肩の状態も良く無く1回裏32球、2回裏27球を要す。

3回以降もトップを作る前に左足の拇指球を支点に骨盤が回転しトップが浅かったが、最大外旋位が大きく三塁側へのタンブルも大きく、失速の少ないアウトハイを用いたことで楽天打線はドアスイング、ヘッドがボールの下に打ち損じた。
浅村もストライドが広がりフルスイングできなかった。

今回登板ではクリスは全107球中10球をワンバウンドさせる。98球目に左腕上腕部が凹んでワンバウンドさせたところで限界だっただろう。

中村恭平は左肩を右肩よりも下げる縦回転の投げ方にしたことで結果を出している。軸足を右足に移せずにリリースの瞬間に右膝が折れ曲がって瞬発力が下半身に吸収されてしまっているので床田同様、左股関節の外旋が課題だ。

8回裏の守りの前に広島側がマウンドの土の補充をリクエスト。

島内は、8回裏、右足を着地して振り下ろす直前に右肩関節を右肩甲骨に格納しているから右膝が割れても野手のいないところに落ちる。
銀次は左足の拇指球を支点に後ろ足を軸にバントして小飛球になる。三塁走者の島内が滑って転倒し三本間に挟まれる。會澤は三塁方向に島内を追い詰めレグナルトは本塁ベースカバー、田中広輔は三塁ベースカバーに入る。

今江はヘッドがボールの下に入ってヘッドアップ。

フランスアは従来に比べると手投げで左肘の上がり方が今一つだが、フランキーは楽天打線を三者凡退に打ち取り試合終了。

楽天岸孝之のピッチング

岸は右足のスパイク外側の踵に重心をかけ右股関節を外旋して左膝をレッグアップ。「く」の字そ作ったときに左足内転筋は内旋し、右足はスパイクの外側でエッジをかけているが踵から地面が離れ、内側の踝が前に倒れている。右股関節の外旋が甘く骨盤が滑っている。
右腕前腕部を回内してテイクバックするが、上体と下半身の捻転差が大きい。体軸が横回転で後ろ足で骨盤を回す。相性なんてものは存在せず、上記のような投げ方により打者はバットとボールの軌道の距離が取りやすいので広島戦に岸は0勝8敗なのだ。

初回、岸は、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹んでチェンジアップをアウトローにワンバウンドさせる。
菊池涼介は、探りのとき右肘はヘッドの外に張り出すが右足のスパイクの内側でエッジをかける。左肩が内に入る。これだと右肘の推進より先に左肩を開かないと右肘が出ていかない。菊池涼介は後ろ足を軸に骨盤を回し上体が前に突っ込んでこのアウトローのチェンジアップを空振り三振。
西川龍馬はインハイ(左打者のアウトハイ)のストレート146キロにレッグアップが遅れ振り遅れて空振り三振

3回表二死一二塁から會澤は右足のスパイクの外側に重心が乗らずストライドが広がってフルスイングができずにインコースベルトの高さのストレートを見逃し三振。

バティスタは、ヒッチをした分、右足のスパイクの外側に重心が乗って泳いで引手主導となってもミートした瞬間にヘッドが手首を超えて2本の得点打を打つ。

変態打法でも曲芸打法でもない西川龍馬のバッティング

7回表、スコアは2-2。西川は、岸が投じたインロー(左打者のアウトロー)のチェンジアップを左前安打。これが勝ち越し打となる。

西川は、探りのときに左股関節の外旋、右足内転筋を内旋ができているから右腰が投手方向に向かっていかない。右肩はやや内に入って上体がホームベースに被さっているが、振り下ろす直前に右胸を右肩甲骨に格納して右肩は残せている。

左足内踝が前に倒れているのでスパイクの外側に体重を乗せきれず左膝が伸びてしまう。ミートの瞬間に両股関節をぶつけて左膝を真下に落として縦のラインができていない(3枚目の画参照)。左足の拇指球で地面を蹴れていない。よって西川は真ん中高目、アウトハイは振り遅れ、当たっても打球に角度がつかずフェンス直撃が限界。

しかし西川は振り下ろしてからも左足脛骨筋が緩まず、左膝も骨盤の方に飛び出てこない(3枚目の画参照)。インロー、アウトローどちらも打てる。鈴木誠也は故障以来、インロー以外はミートの瞬間右膝から頭までのラインはできているが、インローを投げられると右足脛骨筋が緩むのでインローが打てなくなった。

西川は、振り下ろし始めにヘッドステイバックして左肩を下げてアッパースイングで振るによって骨盤から下が固定されて体軸がブレなくなる。どんなボールも失速するから後ろの肩を下げた方がバットとボールの距離が取れ易くなる。バットを頭の耳の間から出すと割れを作って前肩関節を前肩甲骨に格納しない限りはバットの芯がアウトコースに来る。西川は、構えたときはヘッドを寝かすが、振り下ろし始めはヘッドが寝ずに体の中心線の近くにバットが通るのでアッパースイングにするとバットの芯がインコースに来る。

左打者のアウトローは引手主導で打つとスイングが波打つ。

西川は、ミートの直後に押し手がグリップから離れるが、ミートの瞬間に右手で左手人差し指の付け根を押し戻すことにより押し手でボールを縦に擦り下ろしてヘッドが手首を追い越す(手の甲が地面と水平に接触したとして見立てた場合、手首の高さよりもヘッドが上にくる)。故に左手頸が返らないから安打になる。
この引手で押し手を押し戻す打法はメジャーがルーツで既に鈴木誠也がやっていたもの。

個人的にはチーム内で軸足移動、バットコントロールNo1は誠也。次元が違うから東出、迎だけでなく山本浩二、落合、謙二郎も誠也を教えられない。西川を教えられるのも誠也だけ。

西川はミートの瞬間に左膝が落ちて左膝から頭までのラインができればアウトハイもアウトローもライトスタンドに打てるようになる。

楽天のリリーフ投手vs広島打線

ハーマンは、右足のスパイクの外側の踵に重心をかけて右股関節を外旋して左膝をレッグアップする。「く」の字を作ったときに右足のスパイクの外側でエッジをかけ右足の腱も伸びている。左足の内転筋の内旋もしているが、右膝が内に入り、骨盤が滑る。右股関節の外旋が足りていない。
右肘をつまみ上げたときも右足のスパイクの外側でエッジをかけている。左足は親指が上に切り替わるが左肩は内旋できている。左足はスパイクの内側の踵から着地する。
右腕上腕部を外旋してトップを作る過程で左足の小指球を支点に右膝が内に入る。左肩が開く。左足の完全着地のとき左足のスパイクの外側の踵に重心がかかる。
リリースの瞬間、左膝は伸びるがO脚になる。

青山は、右足のスパイクの外側の踵に重心をかけh右股関節を外旋して左膝をレッグアップする。「く」の字を作ったときに右足の内踝が前に倒れる。右股関節の外旋と左足の内転筋の内旋はしている。テイクバックのときに右肩を左肩よりも下げ右腕前腕部を回内して骨盤の横まで右腕を引き捻転差は大きくない。右肘をつまみ上げたときに両肩甲骨がぶつかり右足はインエッジだが右膝は内に入らない。左足はスパイクの内側から着地する。左手は小指が上になっている。左肩は内旋している。トップを作ったときの外旋、最大外旋位が共に大きい。
リリースの瞬間に左足は突っ張らない。

青山は手投げや骨盤の回転と右肘の推進方向が逆のダブルプレーン投球が多かった。リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み、右肘が下がる投球が多かった。フォロースルーのときに左足で地面を蹴って上体を一塁側に倒し右足をターンさせる。

高梨は、左足股関節を外旋して左膝をレッグアップする。「く」の字を作ったときに右股関節を外旋し左足はアウトエッジだが内踝が前に倒れ左膝が内に入る。右手が親指が上になっている。
左腕前腕部を回内して左腕は骨盤の横まで引く。左肘をつまみ上げたときに拇指球を支点に左膝が内に入る。右足はスパイクの内側から着地する。体軸が一塁側に傾く。リリースの瞬間に右足が突っ張る。

9回表、會澤は割れを作ったことでヘッドをボールの外側に入れる。ヘッドアップするがヘッドアップ前にヘッドが手首を超えていた分、三遊間を抜ける安打になる。
會澤は森原の投じたインローのフォークを打って左前安打。これが追加点となる。

髙橋大樹はステイバックのときに引手の肘が突っ張るから振り下ろし始めにヘッドが寝る。

野間はカット打法の弊害でドアスイングになり空振り、ヘッドがボールの内、下に入ってヘッドアップ。ヘッドが寝るレベルスイングだと体の中心からバットが離れるのが早くなる。

昨シーズンのようにヒッチして波動を作って左足のスパイクの外側に重心を乗せてスイング、そうすれば探りのときに骨盤が投手の方に並進しなくなる。割れができる。左膝、左股関節より先に押し手の肘が出る。ヘッドをボールの外側に入れられる。バナナカーブ(割れ)ができればミートの瞬間に押し手の肘が伸びなくなる。順方向(右方向)の打球、飛球が増えて本塁打も増える。

探りのときにスパイクの外側に重心が乗れば低目の落ちる球を振らなくなるから四球も増える。カット打法を辞めて一振りで仕留める打法に切り替えなければダメだ。

試合経過

1回裏

ジョンスンは、2球目、アウトローにストレート141キロをワンバウンドさせる。

ジョンスンは、28球目、アウトロー(右打者のインロー)にナックルカーブ121キロをワンバウンドさせる。
今江は、これを空振りする。

3回裏

ジョンスンは、62球目、アウトロー(右打者のインロー)にナックルカーブ119キロをワンバウンドさせる。

ジョンスンは、66球目、インロー(右打者のアウトロー)にカーブ119キロをワンバウンドさせる。

5回裏

ジョンスンは、76球目、アウトローにナックルカーブ117キロをワンバウンドさせる。

ジョンスンは、87球目、真ん中低目にチェンジアップ131キロをワンバウンドさせる。

ジョンスンは、90球目、インロー(右打者のアウトロー)にチェンジアップ133キロをワンバウンドさせる。

6回裏

ジョンスンは、94球目、アウトロー(右打者のインロー)にスライダー133キロをワンバウンドさせる。

ジョンスンは、98球目、アウトロー(右打者のインロー)にストレート140キロをワンバウンドさせる。

ジョンスンは、102球目、真ん中低目にナックルカーブ117キロをワンバウンドさせる。

1回表

岸は、9球目、アウトローにチェンジアップ125キロをワンバウンドさせる。

岸は、12球目、アウトロー(左打者のインロー)にチェンジアップ128キロをワンバウンドさせる。

2回表

岸は、32球目、アウトロー(左打者のインロー)にカーブ113キロをワンバウンドさせる。

3回表

岸は、40球目、アウトロー(左打者のインロー)にチェンジアップ127キロをワンバウンドさせる。
西川は、これを空振りする。

岸は、49球目、アウトローにチェンジアップ126キロをワンバウンドさせる。

4回表

岸は、59球目、真ん中低目にチェンジアップ126キロをワンバウンドさせる。

6回表

岸は、87球目、アウトローにカーブ109キロをワンバウンドさせる。

岸は、96球目、インローにストレート141キロをワンバウンドさせる。

7回表

岸は、101球目、アウトローにチェンジアップ126キロをワンバウンドさせる。

岸は、103球目、アウトローにチェンジアップ126キロをワンバウンドさせる。

8回表

ハーマンは、20球目、アウトロー(左打者のインロー)にパワーカーブ132キロをワンバウンドさせる。

ハーマンは、29球目、インロー(左打者のアウトロー)にフォーク137キロをワンバウンドさせる。

9回表

森原は、6球目、真ん中低目にフォーク141キロをワンバウンドさせる。

森原は、14球目、アウトロー(左打者のインロー)にフォーク141キロをワンバウンドさせる。