2年ぶりの2桁勝利に挑む秋山拓巳のピッチング

秋山は、昨オフ10月に右膝の手術を受けて、スプリングキャンプでは、奈良学園大とのオープン戦で2回1安打無失点と実戦復帰をしている。

広島打線は、昨季秋山とは一度しか対戦していないが、秋山は、2017年のシーズンよりは、投球動作、投げているボールそのものは進歩している。

リハビリ中であるが、実戦復帰しており、今期中には一軍のローテーションに復帰してくるであろうから、研究が必要な投手である。

昨季の通算成績

2017年のシーズンは、16四球で規定投球回に到達した投手の中で最小、2桁勝利を挙げる。

2018年は、5月8日の巨人戦でプロ2度目の完封勝利。

同シーズンは、プロ初の押し出し四球を出し、終盤不振で登録抹消され、規定投球回に到達せずに、5勝に留まる。

2017年のシーズンは、16四球で規定投球回に到達した投手の中で最小、2桁勝利を挙げる。

2018年は、プロ初の押し出しの四球を出し、終盤不振で登録抹消され、規定投球回に到達せずに、5勝に留まる。

動作解析

秋山は、セットポジションから右足の踵に重心をかけて左膝をレッグアップする。

2段モーションの二度目のレッグダウンの後、右股関節を外旋し、「く」の字を作ってステップ。

クイックのときにも右股関節を外旋してからステップする。

テイクバックのとき、右腕前腕部を回内しているが、テイクバックは横に大きい。

テイクバックのとき両肩が水平。

右肘をつまみ上げたときに両肩がM字になる。

トップの角度は頭の方に深く入る。

傾斜の緩い神宮では右膝が内に入り、右腕前腕部が回外する。

トップを作り、右腕上腕部を外旋したときに、右腕前腕部は回内している。

左膝はスクエアだが、左肩が割れる。

左肘と左膝は並進しない。

左足の着地位置の探りは短くない。

左足は踵から着地する。

左足を着地させたときにわずかに右肩より左肩よりも下げて縦回転を作る。

左足を着地した後、右肩を左肩より下げる。

左足の着地から右肘が出てくるまでに間がある。

リリースの瞬間に左足が突っ張るときと突っ張らないときがある。

上体を一塁側に倒し、右足を延ばしてターンさせるとき、右膝を曲げて右股関節を内旋してレッグアップしてターンさせるとき、三塁側に右足を着地させるときの3つがある。

マウンドが柔らかく掘れ易い横浜(防 13.50)は、左足を固定して投げにくいので成績が良くない。

マウンドが硬く傾斜が急な札幌ドーム(防 11.37)は、球数が嵩むと下半身が損耗するので成績が良くない。

傾斜が緩い神宮(防 9.35)は、右股関節のタメができないので成績が良くない。

以前よりストレートの回転数が上がっているので、トップスピンが最もかからないアウトハイのボールに右打者はレッグアップが遅れている。

テイクバックが横に大きく左足を着地してから右肘が出てくるまで、間がある投手なので、打者は、レッグアップが遅れなければ、懐のある打撃をしやすい投手ではある。

ステイバックの際にボトムハンドの肩が内に入って落ちる球にヘッドが止まらなくなることを防ぐことが肝要である。

各種指標

コース別成績

右打者

左打者

球種配分

球種別成績

対戦成績