2018広島vsDeNA20回戦。九里亜蓮6回1失点。菊池涼介4安打4打点。

前の試合を終えた段階で残り19試合を4勝15敗で事実上は、リーグ優勝。

6連敗から更に連敗が12伸びて18連敗まで伸びたと場合には、残り7試合を4勝3敗しなければならない。

しかし、広島とセリーグのレベルの差から言ってこのようなことは、まずあり得ない。

1992年のヤクルトは9連敗してリーグ優勝をした。

2018年の広島の連敗は6で止まった。

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試合の方は、7-2で勝ち、スコア上は完勝に近いが、東からソロ本塁打による1点しか取れずに、負けを付けることができなかった。

球数を放らせて5イニングで降板させるのではなく、何度も対戦してスイングしているのだから、ここらで打ち崩して5~6点取って5回途中ぐらいで降板させなければダメだ。

打ち取られる原因は、100%始動の遅れであると言ってよい。

チェンジアップは、濵口の方がフォークのように落差が大きく、東の方がスプリットや縦スラのように小さく落ちる。

濵口は、ほぼ0ポジションから投げ、リリースの瞬間に右足が突っ張るが、東は、0ポジションを作れず、リリースの瞬間に右足が突っ張らない。

球速表示は、東の方が1~2キロ速いが、実際に打席に立ってスイングした打者にとっては、濵口のストレートの方が速く感じられたのではないか。

東の攻略法は、以前書いたが、濵口、ガルシアを攻略できたのだから、東を攻略できないわけがない。

鈴木誠也は、打撃の状態が良くないながらも、1試合1本ヒットを打ているところが、3割打者、ops1.000以上の打者なのだが、打撃の内容は戻っていない。

試合の勝敗以外にも野球の楽しむ者としては、晴れ晴れとした気持ちにはなれないのも事実だ。

九里について、畝は、「一塁側に上体が流れると甘い球が行くので修正して欲しい」とコメント。

安仁屋は、「一塁側に上体が流れるとシュート回転する」と解説。

安仁屋は、キャンプに顔を出す程度だが、畝は、一軍投手コーチ。

畝のこのコメントを聞いた瞬間、”こりゃダメだ”と思ったね。

上体を一塁側に倒すことによってオーバースローの投手は、縦回転を作り、ボールの回転数を増大させる。

0ポジションを作る前に、右股関節が外旋して、上体が一塁側に倒れ、右の肩甲骨より右肘が後ろにあるからシュート回転するのであって、一塁側に倒れるのは必要な動作である。

それに、右股関節がタスキ掛けのラインの内旋よりも先に外旋したら、一塁側に上体を倒すのは難しく、前方に上体が倒れてしまう。

一塁側に上体が倒れなかったら、オーバースローやスリークウォーターとは言わないよ。

それに、甘いところに投げていかなきゃアウトを稼げないぜ。

コーナーピッチングをさせているから九里が伸び悩むんだよ。

九里は、右膝の壁が崩れながらも、上体を一塁側に倒して右足を一塁側にターンさせて要所を凌いだところは、相応の評価はできる。

しかし、この試合も、コーナーを突いて審判と勝負する場面があり、今後は無くしていかなければならないだろう。

打撃面で、もう一点。

ボールを振らなければタイミングをつかめないのは事実だ。

しかし、選手は、内転筋、ハムストリングス、ふくらはぎ、腱、股関節、あらゆる箇所を損耗している中でプレーをしている。

各打者によって、レッグアップないしは、すり足を、投球動作のどことシンクロさせるかは異なるが、シンクロさせるタイミングが遅れれば、レッグアップや、すり足をできないことがある。

そうすると、ストライクゾーン内の球でも振れないことがある。

肩口を通過する緩い変化球は、体の近いところを通過するので、バットとボールの距離が取れずに振れないことがある。

九里亜蓮のピッチング

1回表

大和は、インハイにシュート回転したボール140キロに、上体が反り、ヘッドをボールの外側に入れる。

左肘を使ってバットでボールを掃うが、三ゴロ。

石川は、インコースベルトの高さのツーシーム132キロを、ヘッドを残して打つが、三邪飛。

ロペスは、インハイにシュート回転したボール144キロを、ヘッドをボールの外側に入れて壁を作って三塁線にゴロを打つ。

西川は、ダイヴして捕球後、立ち上がり、送球動作に入るが、左足を踏み出したときにインステップする。

左足の位置がズレてリリースの瞬間に右手首が寝る。

送球をバウンドさせて一塁セーフ(記録は内野安打)。

筒香は、インコースベルトの高さのチェンジアップ127キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打つが、右飛。

4回表

九里は、70球目、トップを作ったときに、右膝が内入りする。

右腕上腕部が外旋し、右肘が背中の側に入る。

右腕前腕部が回外する。

リリースの瞬間に左足が突っ張らず、右腕上腕部が凹む。

細川は、真ん中低目のツーシーム132キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打ち、バックスピンをかける。

泳ぎながらも壁を作り、レフトスタンドに本塁打。

広島0-1DeNA。

東克樹のピッチング

1回表

野間は、インコースベルトの高さのチェンジアップ131キロに、ヘッドがボールの下に入り、スライス回転の一ゴロを打つ。

菊池は、アウトコースベルトの高さのスライダー128キロを、ヘッドを残して壁を作って打つ。

スライス回転がかかるが、センター前ヒットとなる。

東は、10球目、右肩、右膝の割れに左肘が遅れて出て、リリースの瞬間に左肘が伸びる。

ストレートがアウトハイに外れて丸に四球を与える。

鈴木は、真ん中高目のストレート145キロに、レッグアップが遅れて腰が浮き、空振り三振。

松山は、踵体重になって真ん中のストレート147キロを空振り三振。

2回裏

東は、23球目、右肩、右膝の割れよりも、左肘が遅れて出て真ん中高目にチェンジアップ128キロが外れる。

東は、西川に四球を与える。

會澤は、アウトローのスライダー131キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打つが、三併打。

田中広輔は、真ん中低目のスライダー128キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、ヘッドがボールの下に入り、スライス回転の二ゴロを打つ。

5回裏

東は、71球目、テイクバックのときに、左腕前腕部を回内するが、左腕を背中の方に引かない。

トップを作ったときに、左股関節にタメがある。

右肩は割れるが、右足はインステップする。

臀部が沈む。

左腕前腕部は外旋、左肘が背中の側に入り、左腕前腕部が背中の方に倒れる。

左腕前腕部が回外し、左肘が沈む。

リリースの瞬間に右足は突っ張らず、左腕上腕部が凹む。

菊池は、アウトコース(右打者のインコース)ベルトの高さのスライダー132キロを、ヘッドをボールの外側に入れて壁を作りバックスピンをかけてレフトスタンドに本塁打を打つ。

広島1-1DeNA。

中継ぎ、抑え投手のピッチング

7回裏

エスコバーは、29球目、左肘が、右肩、右膝の割れよりも遅れて出て真ん中高目にストレート151キロが外れる。

野間に四球を与える。

菊池は、アウトコースベルトの高さのストレート149キロをプッシュバント。

エスコバーは、33球目、リリースの直前に左腕上腕部が凹み、トップの位置が下がる。

アウトローにストレート154キロが外れ、伊藤光が後逸。

野間が三塁に進塁。

丸は、インハイのストレート156キロを、ヘッドをボールの外側に入れてライト前ヒットを打つ。

広島2-1DeNA。

エスコバーが降板し、三上に交代。

三上は、5球目、テイクバックのときに、右腕前腕部を回内し、右腕を背中の側に引くと共に、左肩を開く。

トップを作ったときに、右股関節が外旋し、右膝が内に入る。

右腕上腕部が外旋し、右肘が背中の側に入る。

コッキング、体軸の傾きはスリークウォーター。

リリースの瞬間に、左足が突っ張らず、右腕上腕部が凹む。

鈴木は、真ん中のスライダー128キロを、トップハンドの親指でグリップを押してヘッドをボールの外側に入れてヘッドの下がりを抑えて打つ。

フェンスダイレクトの打球が、そのときのセンターの位置よりも前に跳ね、鈴木は三塁に進塁。

広島3-1DeNA。

松山は、真ん中のスライダー128キロを、ヘッドをボールの外側に入れて肋骨周辺の筋肉をスライドさせながらライト前ヒット。

広島4-1DeNA。

8回表

フランスアは、上体を三塁側に倒して左足を三塁側にターンさせてフォロースルー。

ロペスは、真ん中高目のストレート150キロに、ヘッドが遅れて出て一邪飛を打つ。

フランスアは、上体を三塁側に倒して左足を三塁側にターンさせてフォロースルー。

筒香は、アウトコースベルトの高さのスライダー139キロを見逃し三振。

ソトは、アウトロー(右打者のインロー)のストレート155キロに、左肩が内に入り、ヘッドを残して打ち、差されるが、センター前ヒット。

フランスアは、上体を三塁側に倒して左足を三塁側にターンさせてフォロースルー。

細川は、アウトコースベルトの高さのカットボール155キロに、レッグアップが遅れ、空振り三振。

8回裏

會澤は、アウトローのストレート138キロに、ヘッドが止まり四球で出塁する。

田中広輔は、バント失敗の後、インローのシンカー134キロに、ヘッドをボールの外側に入れるが、ヘッドがボールの下に入る。

スライス回転のゴロを打つが、セカンドのグラブに触れながら、一、二塁間を破るライト前ヒットとなる。

バティスタは、アウトハイのスライダー125キロに、ヘッドが遅れて出て二飛。

野間は、アウトローのストレート137キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打つが、ボールの上っ面に当たり、トップスピンがかかった投ゴロ。

藤岡は、インステップして二塁送球が逸れ大和の右足が二塁ベースから離れる。

大和は捕球後、一塁に送球するが、ロペスは一塁ベースを踏めず、野間が一塁ベースを駆け抜ける。

一死満塁から菊池は、アウトハイのスライダー126キロを、トップハンドの親指と人差し指でグリップを押してヘッドをボールの外側に入れてヘッドの下がりを抑える。

菊池は、左中間に二塁打を打つ。

広島7-1DeNA。

9回表

中﨑は、6球目、テイクバックのときに、右腕前腕部を回内し、背中の方にわずかだけ右腕を引く。

右肘をつまみ上げたときに両肩がM字になる。

トップを作ったときに、右膝が内に入りかかる。

左肩、左膝が割れる。

右腕上腕部が外旋し、右肘が背中の側に入る。

右腕前腕部が三塁側に倒れ、回外し、右肘が沈む。

リリースの瞬間に左足が突っ張るが、右腕上腕部が凹む。

桑原は、アウトコースベルトの高さのストレート144キロを、ヘッドを残してライトスタンドに本塁打を打つ。

広島7-2DeNA。

試合データ

勝利投手 一岡 4勝6敗 1S

敗戦投手 エスコバー 2勝3敗 0S

ホールド フランスア