2018広島vsヤクルト18回戦。岡田明丈は5回7失点で降板。曽根海成がプロ初安打。丸佳浩同点本塁打。鈴木誠也サヨナラ本塁打。

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岡田は、バレンティンの犠飛を打たれた後、セットを解いて左膝を上げ始める前に右足をプレートの後方に外さなければいけないところ、先にセットを解いてボークを取られ、2点目を取られる。

岡田は、30球を超えたところから、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み、右肩の状態は良くない。

こりゃ、やられるだろうなと確信したら、そのとおりやられたな。

山田は、46球目、ヘッドをボールの外側に入れてボールをボールを擦り、左肘を使ってバットでボールを掃い、ヘッドの下がりを抑える。

山田に満塁本塁打を打たれる。

ここでも、リリースの瞬間に右肘上腕部が凹んでいる。

岡田は、テイクバックのときに、右腕前腕部を回内して背中の方に引く。

トップを作ったときに、右膝が内に入る。

トップを作り、右腕上腕部が外旋したときに、右肘、右腕前腕部が背中の側に倒れ、右腕前腕部が回外して右肘が沈む。

リリースの瞬間に左足を突っ張らせる動作は、必要。

但し、左足は、垂直近くに突っ張らせないといけない。

 

この試合の岡田は、左足は突っ張っていることは突っ張っているが、右足の後方への倒れ方が大きい。

左股関節が後ろに引っ込みすぎて、骨盤、臀部を二塁方向に突き出してしまっているので、右足に重心が残って瞬発力が右足に吸収されてしまっている。

よって、ボールに瞬発力が乗らない。

満塁本塁打を打たれたときだけでなく、山田に犠飛を打たれたときも、この一連の動作が見られた。

上体は、一塁側に倒れるが、右足は空中で止まる。

フィニッシュで左膝の壁が崩れる。

右投げ左打ちの打者は、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打つことが中々できない。

トップハンドである左の肘をヘッドよりも早く推進させて左手の親指でグリップを押し込むことが難しいからである。

曽根に求められていることは、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて右に打つこと。

それを見事にやってのけた。

これは、ベンチへのいいアピールになったんじゃないか。

最後の打席も、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打ち、内容はいいよ。

ステイバックのときに割れができて、ヘッドが遅れていないということだから。

只、曽根も踵体重になるので、低目のボール球の変化球を振ってしまうところがある。

ここが課題の一つだろう。

9回表終了の段階で3点ビハインド。

フランスア、中﨑を登板させたくないので、あっさり負けるかストレートにひっくり返すかしかない。

石山は、テイクバックのときに、右腕を背中の方に大きく引く。

トップを作ったときに、右膝が内に入る。

右肘が背中の方に入り、右腕前腕部が回外して右肘が沈む。

リリースの瞬間に右足は突っ張らない。

上体の使い方も下半身の使い方も横回転が勝っているので、丸も鈴木もバットとボールの軌道の距離が取り易かっただろう。

丸にとっては、ホームランボールであるインロー(丸は左利き)だしな。

丸も鈴木もヘッドをボールの外側に入れてボールを擦り、バックスピンをかけた打球は同点、サヨナラ本塁打になった。

鈴木は、インパクト後も両肘が伸びなていかずに本塁打。

岡田が降板した後は、カープ投手陣はヤクルト打線を1点に抑え、フランスア、中﨑を出さずに勝つことができた。

岡田明丈のピッチング

1回表

坂口は、アウトハイのストレート147キロを、ヘッドを残してレフト前ヒットを打つ。

青木は、インコースベルトの高さのストレート149キロを、ヘッドを残してレフト前ヒットを打つ。

岡田は、11球目、リリースの瞬間に右肘が伸び、後に満塁本塁打を打たれたとき同様、重心が右足に残る。

スライダー131キロがインハイに外れ、山田に四球を与える。

バレンティンは、真ん中高目のスライダー129キロを、壁を作って打ち、スライス回転がかかり、センターフライ。

これが犠飛となって、広島0-1ヤクルト。

雄平は、真ん中低目のカーブ113キロを、ヘッドを残してレフト前ヒットを打つ。

一死満塁から、前述のように、岡田は、西浦へ初球の投球動作に入る際、ボークの評価を受け、広島0-2ヤクルト。

西浦は、インローのフォーク135キロに、ステイバックの過程で左肩が内に入り、振り下ろしの際、体が前に出されて空振り三振。

宮本は、24球目、ステイバックの過程で右肩が内に入り、真ん中低目のフォーク134キロを空振り。

岡田は、26球目、アウトローにフォーク136キロをワンバウンドさせる。

宮本は、インコースベルトの高さのストレート149キロを、ヘッドを残し、三塁線へのゴロを打つが、一塁アウト。

2回表

井野は、アウトローのストレート143キロを、ヘッドを残して打つが、三ゴロ。

岡田は、32球目、リリースの瞬間に手首が寝てスライダーが裏返る。

原は、アウトハイのスライダー129キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打ち、左中間へ二塁打を打つ。

坂口は、真ん中のスライダー133キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、センター前で失速し、センター前に落ちる。

一死一、三塁。

岡田は、39球目、リリースの瞬間に右肘が下がり、手首が寝てトップの位置が下がる。

ボールを引っ掛けてフォーク134キロがインローに外れ、青木に四球を与える。

山田は、インコースベルトの高さのストレート150キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて、左肘を使ってバットでボールを掃う。

山田は、レフトスタンドに本塁打を打つ。

広島0-6ヤクルト。

4回表

岡田は、71球目、トップを作ったときに、右膝が内に入る。

トップを作り、右腕上腕部が外旋したときに、右肘、右腕前腕部が背中の側に倒れ、右腕前腕部が回外して右肘が沈む。

青木は、アウトコースベルトの高さのスライダー131キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打ち、ライト線に三塁打。

岡田は、73球目、前述のように、リリースの瞬間までは問題があるが、上体を一塁側へ倒し、一塁側へ右足をターンさせてフォロースルー。

山田は真ん中高目のスライダーをヘッドを残して打つが、フェンス手前で失速し、中飛。

これが犠飛となり、広島0-7ヤクルト。

高橋樹也のピッチング

6回表

髙橋樹也は、3球目、左足を三塁側へターンするが、三塁側に傾けていた上体が立ってしまう。

しかし、アウトローへのストレート141キロはストライク。

髙橋樹也は、5球目、右足がインステップしており、左足を三塁側にターンさせるが両足がクロスしない。

しかし、原は、アウトコースベルトの高さのストレート140を、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、三ゴロ。

髙橋樹也は、一塁側に左足を着地させてフォロースルーを止める。

坂口は、インコースのベルトの高さのストレート142キロをヘッドをボールの外側に入れて打つが、ヘッドがボールの下に入り、スライス回転がかかる。

しかし、打球はセンター前に抜ける。

青木は、6球目、インコースベルトの高さのストレート139キロにヘッドを止めるが、ファウルチップを捕球され、空振り三振。

山田は、アウトコースベルトの高さのチェンジアップ124キロに、ヘッドが遅れて差される。

7回表

髙橋樹也は、22球目、左足を三塁側にターンをさせて、アウトコースベルトの高さにストレート142キロを投げる(ストライク)。

髙橋樹也は、23球目、左足を三塁側にターンするが、両足がクロスしない。

チェンジアップ124キロがインローに外れる。

髙橋樹也は、24球目、左足を一塁側に着地させてフォロースルーを止める。

バレンティンは、インローのストレート142キロに動けず見逃し三振。

雄平は、アウトコースベルトの高さのカーブ113キロを、ヘッドをボールの外側に入れて壁を作ってセンター前ヒットを打つ。

髙橋樹也は、30球目、左足を三塁側へターンするが、三塁側に倒していた上体が立ってしまう。

縦回転がやや損なわれる。

西浦は、インコースベルトの高さのストレート143キロを、ヘッドをボールの外側に入れて左肘を抜いてレフト線に二塁打を打つ。

広島3-8ヤクルト。

髙橋樹也は、34球目、上体を三塁側に倒して左足を三塁側へターンさせてフォロースルー。

谷内は、真ん中高目のストレート140キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、ヘッドがボールの下に入り、スライス回転の三ゴロ。

井野は、真ん中低目のストレートを、ヘッドの残して打つが、中飛。

原樹里のピチング

5回裏

會澤は、アウトローのスライダー128キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて壁を作ってレフト前ヒットを打つ。

曽根は、アウトハイ(左打者のインハイ)のストレート143キロを、トップハンドの親指でグリップを押してヘッドをボールの外側に入れてヘッドの下がりを抑えてボールを引っ掛けて打つ。

曽根の右中間を破る三塁打で、広島1-7ヤクルト。

曽根は、プロ初安打初打点。

野間は、インローのシュート141キロに、ヘッドがボールの下に入り、スライス回転の遊ゴロを打つ。

広島2-7ヤクルト。

6回裏

鈴木は、インコースベルトの高さのシュート145キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けてレフト前ヒットを打つ。

原は、87球目、右肘の出が左肩、左膝の割れに遅れて、右肘を一塁側に推進させる。

松山は、真ん中のスライダー134キロを、ヘッドを残して打つが遊飛。

西川は、インローのシュート141キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打つが二ゴロ。

二死三塁から、田中は、アウトローのストレート146キロを、ヘッドを残してレフト前ヒットを打つ。

広島3-7ヤクルト。

7回裏

曽根は、真ん中低目のスライダー130キロに全く動けずに見逃し三振。

野間は、アウトローのスライダー130キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打つが、ヘッドがボールの下に入り、スライス回転の二ゴロとなる。

地面の窪みでバウンドが変わり、ライト前ヒットとなる。

バティスタは、アウトローのスライダー127キロを、踵体重になって空振り三振。

野間は、二盗に成功。

二死一、二塁から、原は、116球目、リリースの瞬間に右肘が下がり、インローにスライダー127キロが外れて丸に四球あお与える。

原は、トップを作る過程で、右腸腰筋が外旋、右膝が内に入る。

右腕前腕部が回外しかかる。

右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。

鈴木は、真ん中でシュート回転したスライダー147キロを、故障が完治しておらず右足拇指球に重心をかけて右足を右回転が俊敏にできないんだろうな、ヘッドを残して打つが、スライス回転がかかる。

右中間を破る打球は二塁打になる。

広島5-8ヤクルト。

原は、ここで降板し、ハフが登板。

ハフは、セットでは、右膝を殆ど上げずにステップ。

右足はインステップするので、左足の三塁側へのターンは、窮屈である。

松山は、アウトコースベルトの高さのストレート147キロを、ヘッドを残して打つが、遊ゴロ。

Jay Jackson、今村猛のピッチング

8回表

上田は、インローのスライダー138キロに、動けずに見逃し三振。

坂口は、アウトローのストレートチェンジ143キロに、踵体重になり、ヘッドをボールの外側に入れて壁を作って打つが、ヘッドがボールの下に入り、スライス回転がかかった投ゴロ。

青木は、インローにシュート回転したボール153キロを、ヘッドを残してレフト前ヒットを打つ。

ジャクスンは、アーム式で、右腕を背中の側に大きく引く。

トップを作る過程で、右膝が内に入る。

右腕上腕部が外旋、右肘が背中の側に入り、右腕前腕部を回内して右肘が沈む。

左肩、左膝が割れ、トップを作り切らない内に右肘を推進させるが、右肘の出が左肩、左膝の割れに遅れる。

リリースの直前に右肘、トップが下がる。

山田は、アウトローのストレート151キロを、ヒッチさせてから、ヘッドを残して打ち、ライト線に落とす二塁打。

畠山は、アウトコースベルトの高さのストレート152キロにヘッドが遅れ、三飛。

9回表

今村は、2球目、トップを作り、右腕上腕部を外旋したときに、右腕前腕部、右肘が背中の側に倒れ、右腕前腕部を回内して右肘が沈む。

右膝が内に入り、左肩、左膝の割れに右肘の出が遅れる。

雄平は、インローのフォーク134キロを、壁を作ってレフト線に二塁打を打つ。

西浦は、真ん中高目のストレート139キロを、バットを引いて打球を殺したバント。

今村は、三塁に偽投はしない。

6球目の前に、雄平は、シャッフル(跳ねること)しないサイドステップ。

本塁方向につま先を向け、右膝に重心を移していない。

今村は、アウトハイにストレート143キロを投げる(ボール)。

今村が10球目、インローにストレート144キロを投げた瞬間に雄平は第二リード。

谷内は振らずに、三塁に戻る。

第二リードは、投球動作に入ってから投げるまでの間に取るリード。

ギャンブルスタートは、牽制の有無や打球に関係なく走り出すもの。

第二リードとギャンブルスタートは似て非なるもんだぜ。

河田は、三塁走者にギャンブルスタートのブロックサインを出すが、打者には伝えていない。

谷内は、インハイのフォーク132キロにヘッドが遅れ二飛。

井野は、アウトハイのストレート144キロをプッシュバント。

今村は一塁にトスして3アウト。

9回裏

曽根は、真ん中高目のストレート149キロを、右足の着地位置の探りを小さくしてヘッドをボールの外側に入れて打つが中飛。

野間は、インローのフォーク138キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打つが遊ゴロ。

しかし、これが内野安打となる。

バティスタは、真ん中低目のストレート148キロを、ヘッドを残してセンター前ヒットを打つ。

丸は、アウトロー(左打者のインロー)のストレートを、ヘッドをボールの外側に入れて打ち、ややスライス回転がかかるが、バックスピンをかけてセンターに本塁打。

広島8-8ヤクルト。

鈴木は、真ん中低目のスライダー129キロをレフトスタンドに本塁打。

広島9-8ヤクルト。

試合データ

勝利投手 今村  3勝2敗 1S

敗戦投手 石山   3勝2敗 21S

ホールド ハフ 近藤