2018広島vs阪神17回戦。岡田明丈6回2失点。フランスアが決勝点を取られ敗戦。

岡田明丈のピッチング

2回裏

ナバーロは、アウトローのストレート143キロを、トップハンドの親指でグリップを押してヘッドをボールの外側に入れてヘッドの下がりを抑えてライトの右を抜ける二塁打を打つ。

伊藤隼太は、真ん中高目のストレート145キロを、ヘッドをボールの外側に入れて、ライトーセンター間に落ちるヒット。

無死二、三塁から、鳥谷は、アウトハイのストレート145キロを、ヘッドをボールの外側に入れて、ライト後方へのフライを打ち、これが犠飛となる。

広島0-1阪神。

5回裏

岡田は、79球目、リリースの瞬間に手首が寝てボールを引っ掛けてアウトコースベルトの高さにストレートが外れて糸原に四球を与える。

北條は、真ん中高目のスライダー128キロを、ヘッドをボールの外側に入れて、レフト前ヒットを打つ。

岡田は、88球目、左肩、左膝の割れに右肘の出が遅れ、右肘が一塁線方向に伸びてアウトコースベルトの高さにストレート145キロが外れて福留に四球を与える。

岡田は、92球目、アウトローにストレート148キロが外れて糸井に四球を与える。

押し出しで、広島0-2阪神。

ナバーロは、アウトコースベルトの高さのストレート145キロを、ヘッドを残して壁を作って打ち、レフトフライ。

6回裏

梅野は、インコースのベルトの高さのストレート143キロを、ヒッチさせてヘッドを残してセンター前ヒットを打つ。

岡田は、113球目、アウトローにスライダー130キロが外れ、メッセンジャーに四球を与える。

糸原は、真ん中のストレート143キロを、ヘッドをボールの外側へ入れて引っ掛けて打ち、一、二塁間のゴロ。

事実上は、ヒットですが、菊池がダイヴして捕球し、3アウト。

岡田は、2回裏に伊藤隼太に打たれたところで、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹んでおり、5回裏、糸井に四球を与えたときにも、リリースの直後に右腕上腕部が凹んでいた。

糸原、福留、メッセンジャーへの四球は、トップを作る過程で右肘が上がっていかない。

フィジカル面が源で、アップアップの内容ながら、阪神打線にも助けられて5回裏は、1点で済んだ。

ナバーロに打たれたときは、テイクバックのときに回内した右腕を背中の側に引いて、トップを作る過程で、右腕上腕部が外旋したときに、右腕前腕部が回外して右肘が沈んでいた。

ナバーロから見れば、インローのストレートは、ホームランボール。

メッセンジャーのピッチング

4回表

菊池は、アウトローのカーブ113キロを、ヘッドを残して打つが、遊ゴロ。

丸は、インロー(左打者のアウトロー)のフォーク134キロを空振り三振。

メッセンジャーは、65球目、リリースの瞬間に手首が寝てボールを引っ掛け、アウトローにスライダー130キロが外れて、鈴木に四球を与える。

松山は、インローのカーブ111キロを、壁を作って打つが、一ゴロ。

メッセンジャーは、トップを作る過程で、右膝が内に入り、左肩、左膝が割れる。

トップを作る過程で、右腕前腕部が回外して右肘が沈み、トップを作り切らない内に、右肘を推進させることがあった。

リリースの瞬間に左膝の壁が崩れて左足が突っ張っておらず、瞬発力がボールに伝わり切れていなかった。

6回表

田中広輔は、インローのシュート回転したボール138キロを、ヘッドをボールの外側に入れてライトへ飛球を打ち、糸井が後逸。

これが三塁打となる。

メッセンジャーは、94球目、アウトローにストレート145キロが外れて菊池に四球を与える。

丸は、真ん中低目のカーブ111キロを、ヘッドをボールの外側に入れて引っ掛けて打ち、二ゴロ。

セカンドフォーストアウトで、広島1-2阪神。

メッセンジャーは、102球目、リリースの瞬間に手首が寝てボールを引っ掛け、アウトコースベルトの高さにストレート146キロが外れて鈴木に四球を与える。

鈴木は、この試合3四球。

松山は、アウトローのスライダーを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、一ゴロ。

丸がメッセンジャーとの対戦では、4回表踵体重になって空振りをしたり、カープ打線がメッセンジャーを助けていた。

フランスアのピッチング

7回裏

北條は、インローのストレート132キロを、ヘッドを残してヘッドをボールの外側に入れて打ち、トップスピンがかかる。

北條は、センター前ヒット。

福留は、アウトコースベルトの高さのフォーシーム133キロにヘッドが遅れ、二塁後方のフライ。

俊介は、インローのスライダー116キロを、センターフライ。

ナバーロは、アウトローのスライダー116キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、二ゴロ。

7回裏の阪神打線のナバーロと俊介は、ボトムハンドの方の肩がステイバックの過程で内に入るので、インコースベルトの高さより上に差され、真ん中低目のボール球を振り、打ち取るのは難しくない。

飯田は、福留に、アウトコースベルトの高さのホームランボールを投じたが、福留のヘッドが遅れて、福留の打ち損じに助けられた。

岡田は、査定の上では、勝ち投手。

7回に飯田を出した段階で、この試合は、絶対に勝たなければいけない試合ではないのだから、8回は、フランスア、中﨑以外の投手を投げさせてもらいたいところだが、ベンチは、フランスアを登板させた。

8回裏

中谷は、真ん中低目のチェンジアップ137キロを、ヘッドをボールの外側に入れて、サードの右を抜ける当たりを打つ。

西川がダイヴして捕球し、ワンバウンドで送球するが、一塁セーフ。

鳥谷は、インコースのベルトの高さのストレート147キロをドラッグバント。

フランスアが捕球して一塁に送球するが、送球が逸れる。

無死二、三塁。

フランスアは、18球目、アウトハイにストレート152キロが外れて梅野に四球を与える。

無死満塁。

本塁打は、スライス回転又はバックスピンをかけて打つもの。

大山は、22球目、真ん中高目のストレート150キロを、スライス回転のファウルをバックネット裏に打つ。

大山は、23球目、真ん中低目のスライダー135キロを、ヘッドをボールの外側に入れて三塁線へファウル。

ワンバウンドで中谷の腰に当たる。

大山は、真ん中高目のストレート151キロを、ヘッドを残してセンター前ヒット。

広島2-3阪神。

無死満塁から糸原は、アウトハイのスライダー135キロを、ヘッドをボールの外側に入れて引っ掛けて打つが腰が浮きあがる。

糸原の二ゴロを菊池が本塁に送球し、本塁フォースドアウト。

北條は、真ん中低目のチェンジアップ136キロを、ヘッドをボールの外側に入れるが、ボールの下にヘッドが入り、スライス回転の三ゴロを打つ。

西川の本塁送球が逸れるが、會澤がベースから足を離さずに、本塁フォースドアウト。

福留は、アウトローのツーシーム148キロを、ヘッドをボールの外側に入れるが、バットが折れ、トップスピンがかかる。

福留は、二ゴロで3アウト。

フランスアは、右股関節と左腕のトップを結ぶタスキ掛けのラインの内旋が、右肩とぶつかるように、担ぎ投げであるにもかかわらず、そこらへんの投手とは別次元で加速して行われるのだが、この試合は、タスキ掛けのラインの内旋が右肩の割れに遅れて行われていた。

フランスアは、トップを作る過程で、左腕前腕部が回外し左肘が沈み、左肘がスピーディーに上がっていかない。

右股関節の内旋が円滑に行われないので、これまでの試合に比べ右足がインステップしている。

よって、左肘がリリースの瞬間に伸び、右足も突っ張らない。

ハムストリングスも消耗している。

左足を三塁側にターンさせてもクロスしないことがある(中谷のところ、大山の三塁線のファウル)。

フランスアは、これまでの試合に比べ、ボールにキレがない。

前の試合にロサリオに打たれたのは、ツーシームの握りでシュート回転をかけたボールで、ロサリオから見れば、最も体から遠く、バットとボールの軌道の距離が取りやすいところ。

ロサリオは、ヘッドを残して、ボールの内側を打っていた。

言い換えれば、ヘッドの出がフランスアのボールの軌道に遅れている。

しかし、この試合は、中谷と大山に、ヘッドをボールの外側に入れて引っ掛けて打たれている。

言い換えれば、中谷と大山(大山の方はファウル)のヘッドスピードに、フランスアのボールの軌道が負けている。

フランスアのピッチングは、8月に行われた14試合の内、10試合に登板しているという数字上の登板数だけではなく、事実上も、登板過多であると評価できる。

只、悪いなりにも、無死満塁の場面を打たせて取るピッチングで1失点に留めたところは、カープの他の中継ぎ、抑え投手とはレベルの違いを見せた。

投球動作のツボを押さえた上で、上手く手抜きのピッチングをしている。

これ、大事なことだよ。

それでも、バットを折るんだからね。

リリーフでのフランスアは、既に、マシスン、クルーン、大谷翔平より上。

俺は、40年以上、日本のプロ野球にきた外国人投手を観てるけど、フランスアは、他に類を見ない。

これまでに日本プロ野球に入団した外国人投手の中で、ナンバーワンだよ。

フランスアは、フランスアにとっての平均レベルの動きができていれば、対戦相手が研究したからといって打てる投手ではない。

世界のトップレベルの打者が廃人になるまでトレーニングを積んでも、全球種トータルの打率で.250も打てないだろうというレベルの投手だよ。

フランスアを潰したら俺が承知しないぞ。

9回裏のカープの攻撃

9回裏、ドリスがシュート回転したボール150キロを、會澤の頭部にぶつけて退場。

野間は、右投げの左打ちで、どちらか言うと、トップハンド主導の打者。

こういう打者で、インコースのベルトより高いコースを打つのが上手い選手はあまりいない。

実際、野間も田中広輔も、インハイは打ててないだろ。

こういう打者はバントが上手くない。

岡田明丈もバント下手だろ。

右投げ右打ちの選手に比べると、右投げ左打ちの選手は、トップハンドの肘が出るのが遅れる。

あの場面のセオリーは、バントではない。

あそこで右投げ左打ちで、トップハンド主導の打者にバントをさせないのがオーソドックスな攻め方。

結果論じゃないですよ。

野間を打たせた結果、進塁打すら打てなかったとしても俺は文句を言わないよ。

野間は、インハイのストレート140キロに、右足のスパイクの外側に重心がかかって、小飛球を打ち、バント失敗。

バティスタは、インローのストレート144キロに、ヘッドが返り、空振り三振。

田中広輔は、真ん中ストレート142キロに、ヘッドがボールの下に入り、スライス回転のかかった投ゴロを打ち、試合終了。

勝利投手 藤川 4勝1敗 1S

敗戦投手 フランスア 1勝3敗 0S

セーブ 能見 2勝2敗 1S