2018広島vsヤクルト15回戦。岡田明丈5回4失点。藪田和樹2回4失点。

岡田明丈、藪田和樹のピッチング

この試合の先発は岡田、二番手は、藪田。

藪田は、二軍で成績は残しているが、相変わらず、股関節、腸腰筋、ハムストリングス、右足のターンを使えていない、手投げ且つフォロースルーを止めるピッチングで、試合前からこの試合もやられる、時期尚早であると見ていた。

ピッチングコーチは、開きが早いピッチャーに、「開くな、開くな」って叫んでも早く開くのを防ぐことはできないんだよ。

メンタルで肉体の稼働をコントロールすることはできないんだよ。

何故、開くのかを言ってやらないと、いつまで経っても、開きが早いのを遅らせることができないんだよ。

基礎となった原因を言って、どこを修正しろと明確に行ってやらなければダメだ。

岡田も藪田も右膝をルーズに曲げて大腿骨を骨盤に突き刺すという上下運動(ヒッチ)によって、右股関節のタメを作って重心を高くして投げられるようになった。

しかし、岡田は、右肘をつまみ上げてからトップを完成させるまでの過程で、コックした右肘が背中の側に深く入る。

藪田は、右肘をつまみ上げて、コックした右肘を立てるまでの過程で、コックした右肘が背中の側に深く入る。

右打者がステイバックの過程で左肩が内に入って右肘の出が左肩の割れより遅れるのと同じで、ピッチングにおいて右肘の出が左肩、左膝の割れに遅れる。

藪田のツーシームを投げるときに抜くようにな投げ方になっていることも、小手先の問題じゃないんだよ。

スライダーのツーシームはボールを擦らなければいけないが、チェンジアップのツーシームは、スッポ抜くのは間違いではない。

それでは、どこが問題か。

ボールを擦るとき又はスッポ抜くときに右腕が、より具体的に言うと、左股関節と右腕のトップを結ぶラインの内旋が、右腸腰筋の外旋より遅れて出てくるのが問題なんだよ。

“右肘をつまみ上げて、コックした右肘を立てるまでの過程で、コックした右肘が背中の側に深く入る。”

よって右肘が沈む。

トップが完成する前に、股関節が外旋して左肩と左膝が割れる。

トップを作る過程で上半身も下半身も横回転になっている。

この動作を反復することによって肩、肘が損耗する。

ピッチンングコーチは、岡田と藪田には、これを言ってやらなきゃいけない。

岡田は、リリースの瞬間に左足が突っ張るようになった。

昨季の藪田は、リリースの瞬間に左足が突っ張っていたが、今季の藪田は、リリースの瞬間に左足が突っ張らない。

リリースの瞬間に左足が突っ張らないと、瞬発力が下半身に吸収されてしまう。

これも、藪田の方が岡田よりも横回転になっていることと関係がある。

第一関門としての佐藤祥万との争いに勝った飯田だが、左肘をつまみ上げる過程で左股関節、左腸腰筋が外旋し回転軸が一塁側に傾く。

最大外旋位で打者の正面に両胸と骨盤が向く。

コッキングの角度、腕の振りがサイドアームになる。

リリースポイントで右膝の壁が崩れていて、右足が突っ張らない。

サイドアームから投げた西浦には、ヘッドをボールの外側に入れられ、バックスピンをかけられた。

しかし、上田には、スリークウォーターで投げてスライス回転のゴロを打たせている。

今季はもう一軍での出番がないかもしれないが、

プロ野球にしがみつきたきゃ、全球、せいぜいスリークウォーターで投げろ。

来季、ノンプロで投げたきゃ、サイドアームで投げろ。

カープ打線のバッティング

江本氏は、大振りがいけないと言うが、

大振りはいいんだよ。

ステイバックを大きく取ることによって、スイングの結果ボールを長く見れることになるわけだから。

大振りできてないからダメなの。

コンパクトに打っているからダメなの。

膝を上げる又は、前足で地面を擦るのが遅いから、ヒッチ(グリップの位置の上下移動)できずに、前の肩が内に入って、ステイバックも中途半端で振り始める。

だからヘッドがボールの内側に入る。

ヘッドの下がりを抑えることができなくなってスライス回転のゴロやスライス回転のファウルフライを連発する。

バットとボールの軌道の距離が取れなくなって、低目のボール球を空振りする。

ヘッドが遅れてファウルを連発する。

ファウルを連発して球数を投げさせたことを評価してはダメだ。

結果を産み出す土台が投球動作や打撃の動作である。

結果を産み出す源泉となるのは、野球の動きの積み重ねによるハムストリングスを始めとする肉体の損耗だ。

得点経過

1回裏

坂口は、インハイ(左打者のアウトハイ)のストレートに、ヘッドの下がりを抑えられず、ヘッドがボールの下に入ってスライス回転のゴロを打つ。

これがショート内野安打になる。

岡田は、8球目、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み、右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。

球離れが早くなる。

坂口は、投球をシンクロさせてスタートを切る。

田中広輔は、2塁ベースカバーに入る。

青木は、インハイのシュート回転したストレート143キロを、ヘッドを残して打つが上っ面を叩き地を這う遊ゴロになる。

田中広輔の左を打球が抜け、左中間もゴロで抜かれる。

坂口がホームインして広島0-1ヤクルト。

山田は、真ん中高目の裏返ったスライダー133キロを、ヘッドをボールの外側に入れ、手首を返してレフト前ヒットを打つ。

岡田は、11球目、トップを作ったときに右肘が沈み、リリースの瞬間に右肘が伸び、インハイにストレート146キロが外れる。

山田が二盗に成功。

岡田は、テイクバックのときに、右腕を背中の方に引くので盗塁されやすい。

岡田は、12球目、トップを作ったときに、右腕前腕部が回外して右肘が沈む。

右腸腰筋が外旋し、左肩、左膝が割れる。

バレンティンは、真ん中高目で裏返ったスライダーを、ヘッドを残して振り下ろし、ボールを擦る。

バックスピンをかけてバックスクリーンに3ラン本塁打。

広島0-4ヤクルト。

岡田は、17球目、トップを作ったときに右腕前腕部が回外して右肘が沈む。

右股関節、腸腰筋が外旋しかかり、左肩、左膝の割れに、右肘の出が遅れる。

急ピッチで左股関節から右腕のトップまでのラインを内旋させる(コックした右肘を外旋→内旋させる)。

右肘がストンと真下に落ち、手首が寝てボールを引っ掛ける。

磯村が前に弾く。

雄平は、三塁へ進塁。

6回裏

藪田は、7球目、右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。

バレンティンは、アウトハイのストレート147キロを、ヘッドをボールの外側に入れ三遊間を破るヒットを打つ。

藪田は、12球目、右肘の出が、左肩、左肘の割れに遅れ、右肘を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。

ツーシーム135キロがアウトハイに外れ、雄平に四球を与える。

藪田は、13球目、リリースの瞬間、右腕上腕部が凹み、ツーシーム131キロが真ん中低目に外れる。

藪田は、15球目、リリースの瞬間に手首が寝てボールを引っ掛け、アウトローにストレート147キロが外れる。

藪田は、16球目、右肘の出が、左肩、左肘の割れに遅れ、右肘を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。

藪田は、17球目、トップを作ったときに右肘が沈み、右肘の出が左肩、左肘の割れに遅れて出る。

ナックルカーブ115キロがアウトローに外れる。

西浦は、18球目のアウトハイのカットボール137キロを、ヘッドをボールの外側に入れて三ゴロを打つ。

本塁フォースドアウト。

打者走者の西浦は、ラインの内側を走り、會澤の一塁送球が当たる。

守備妨害により、併殺成立。

二死二、三塁で試合再開。

7回裏

藪田は、39球目、トップを作ったときに右肘が沈み、リリースの瞬間に右肘が伸びて、インハイにストレート144キロが外れる。

藪田は、41球目、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み、右肘が下がり、右肘が前方に伸びる。

真ん中低目にカットボールをワンバウンドさせる。

藪田は、42球目、左肩、左膝の割れに右肘の出が遅れ、右肘が伸びる。

山田は、真ん中高目のストレート144キロを、トップハンドの親指でグリップを押してヘッドをボールの外側に入れ、ヘッドの下がりを抑える。

ヘッドにボールを引っ掛けて打つ。

山田は、レフトスタンドに本塁打。

広島1-6ヤクルト。

藪田は、46球目、右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。

バレンティンは、アウトコースベルトの高さのカットボール141キロに、ヘッドが下がり、ボールの下から被せて打ってスライス回転がかかるが、センター前ヒット。

藪田は、47球目、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹む。

雄平は、アウトハイのスライダー135キロを、ステップを狭くして、ヘッドをボールの外側に入れる。

コックした左肘を肋骨に沿わせ左股関節を内旋→外旋してライトスタンドに本塁打

広島1-8ヤクルト。

8回表

西川は、インコースベルトの高さのシュート回転したボール143キロを、ヘッドを残してレフト前ヒット。

メヒアは、ホームランボールであるインローのフォーク133キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打ち、ドロー回転をかける。

メヒアのプロ1号で、広島3-8ヤクルト。

8回裏

西浦は、真ん中低目のチェンジアップ128キロを、ヘッドをボールの外側に入れてセンターフェンス直撃の二塁打。

井野は、アウトハイのストレート140キロを、ヘッドを残して右前安打。

上田は、ヘッドを残して壁を作って打つが、ヘッドがボールの下に入ってスライス回転の投ゴロを打つが、ヒットになる。

広島3-9ヤクルト。

坂口は、真ん中のストレート141キロを、ヘッドを残して打つが、中飛。

飯田は、22球目、リリースの瞬間に左肘が下がり、インローにストレート132キロが外れ、畠山に四球を与える。

山田は、真ん中高目のカーブを、ヘッドを残してライトフライ。

これが犠飛となる。

広島3-10ヤクルト。

谷内は、インコースベルトの高さのカーブ116キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、トップスピンがかかり、地を這う遊ゴロ。

9回表

西川は、アウトローのストレート148キロを打ってセンター前ヒット。

田中は、インハイのフォーク134キロを、ヘッドをボールの外側に入れて、左中間に三塁打を打つ。

広島4-10ヤクルト。

メヒアは、アウトハイのストレート144キロを打って三ゴロ。

試合データ

勝利投手 原 2勝6敗

敗戦投手 岡田 6勝5敗