2018広島vs巨人10回戦。高橋昂也プロ初勝利。菊池、野間の本塁打で菅野は5回で降板。

前回の記事では、髙橋昂也の最もいい球であるカットボールを主体に、カーブ、スライダーよりもフォーク優先でいけば、6回3失点で試合が作れると書きました。

右打者は、菅野のインロー、アウトハイ、左打者は、菅野のアウトロー(左打者から見ればインロー)、インハイ(左打者から見れば、アウトハイ)の失投を、ヘッドをボールの外側に入れて引っ張って4点取れば、髙橋昂也のプロ初勝利は十分にあり得ると書きました。

この試合、髙橋昂也は、カットボールを主体に、フォークをスライダーよりも優先して使い、攻めていきました。

トップを作るまでは、脱力して投げられ、リリースの瞬間に右足が突っ張る。

フォロースルーのとき、左足を三塁側にターンさせるだけでなく、三塁側への上体の倒れ方が大きくなったな。

担ぎ投げをするが故に、スライダーが、打者の手元ではなく、リリース直後から変化し始めてスラーブのような軌道になっていたのが、きちんとスライダーの軌道になっていました。

この試合の結果については、全く驚きはありません。

俺の計算では、昂也は、今シーズン4勝、来シーズン9勝、4年目は14勝し、チームのローテーションの軸となる投手。

昂也のプロ野球人生は、まだ、スタートしたばかりです。

ピッチングとは関係ないが、松山のようなスムーズなコックではないが、髙橋昂也は、コックしながらボールを待ち、ステイバックのときに、頭が後ろの骨盤に乗って、ヘッドをボールの外側に入れて、ボールを引っ掛ける瞬間に右膝が突っ張る(ボールをボトムハンド又はトップハンドで受けて差されて膝が伸びるのとは違う)。

後ろにも重心が残る。

野手顔負けのバッティングで菅野からプロ初安打。

尤も、野手転向だとか、二刀流だとかは微塵も思わないけどな。

野間が4回表に、10球粘ったことが、次の回に菅野を攻略することにつながったと書く人が多いですが、野間は、ヘッドを残してファウルを打っています。

厳密に言えばヘッドが遅れています。

第3打席のホームランボールの前のバックネット側へのファウルは、左肩、左膝が割れてトップを作り切らないうちに右肘を推進させてシュート回転したボールを、ステイバックが中途で止まって振り始め(始動ーヒッチ~トップを作るーが遅れている)ボールを擦っているけどスライス回転がかかっている。

野間が第2、3打席でファウルした球は、何れも本塁打を打った球より甘いですよ。

第2打席は褒めるところではありません。

しかし、インコースベルトの高さのスライダーを、ヘッドをボールの外側に入れて、ヘッドの下がりを抑えて右肘を抜いてボールを擦り、スライス回転をかけて本塁打にしたバッティングは、ナイスバッティングだ。

菅野は、トップを作って右腕上腕部を外旋させたとき、右腕前腕部が回外しかかっていた。

右腸腰筋、右股関節が外旋しかかり、左肩、左膝が割れていた。

一方、鈴木誠也は、第一打席、左肩そのものは、左肘が付くほど内に入ってはいないが、上体がベース上に覆い被さり、これじゃボールの軌道とバットの距離が取れないだろう。

もう少し、緩く上体を前傾させていれば、見逃し三振した球は、そんなに難しい球ではない。

それと、第2打席、アウトローのワンバウンドしたスライダー、お前ほどの打者があんなもん振ったらいかん。

第三打席は、バットとボールの距離が最も取りやすいアウトローのストレート。

ステイバックや左足の探りなしで振り遅れている、遡れば始動(ヒッチ→トップを作る)が遅れている。

第2、3打席の三振の原因は、第一打席の三振の原因と関係がある。

菅野も鈴木にはボールを置いてコーナーピッチングをしている。

コーナーピッチングをしたが故に、菅野は、球数が増えて、フィジカルが損耗して自滅したという評価が成立し得なくもないが、誠也個人は、荒れ狂いたいよな。

俺もこの3三振は、面白くねえ。

次は、やり返せ。

菅野のベストの球を、バックスピンをかけてレフトスタンドに叩き込め。

高橋昂也、菅野智之両先発のピッチング

高橋昂也は、左足踵に重心をかけ、左股関節の内旋をして右膝を上げる。

右足は、踵から着地し、左足を三塁側にターンさせてフォロースルー。

1回表、髙橋昂也は、6球目、左足を三塁側にターンが途中で止まる。

坂本は、インコース(坂本から見ればアウトコース)ベルトの高さのストレート146キロを、ヘッドを残して、ライトフェンス上段に当たる三塁打を打つ。

陽は、真ん中低目のフォークを、ヘッドを残して打つが、遊飛。

マギーは、アウトコースベルトの高さのスライダー135キロを、ヘッドを残し、トップハンドの親指でヘッドの下がりを抑えて打つが、ショートの前に小フライが落ちる。

広島0-1巨人。

岡本は、真ん中低目のカーブを打って遊ゴロ。

1回裏、菅野は、右足踵に重心をかけて右股関節を内旋して左膝を上げ、右足拇指球に重心を移してステップ。

左足は、踵から着地し、リリース後、左膝の壁が崩れて三塁側に右足を着地させてフォロースルーを止める。

菅野は、4球目、ストレート143キロがアウトハイに外れ、田中広輔に四球を与える。

菊池は、アウトハイのスライダーを、左足拇指球に重心を移してバント。

先頭打者に四球を出した投手にアウトをくれてやるのは勿体ない。

菅野は、7球目、ボールを引っ掛けてアウトハイにストレート143キロが外れる。

丸は、11球目の真ん中低目のストレート147キロを、ヘッドを残して打つが、左飛。

鈴木は、インローのストレート149キロを見逃し三振。

2回表、髙橋昂也は、19球目、フォロースルーのときにターンが止まる。

しかし、亀井は、アウトコースベルトの高さの失速したカットボール136キロを見逃し三振。

高橋昂也は、24球目、左足を三塁側にターンしてフォロースルーをするが、真ん中低目にカットボールが外れて長野に四球を与える。

高橋昂也は、31球目、左足を三塁側にターンしてフォロースルーをして、真ん中低目にカットボールを投げる。

田中俊太は、レフト前ヒット。

小林は、真ん中低目のスライダー135キロを、ヘッドを残して、ヘッドをボールの外側に入れて打ち、スライス回転、トップスピンがかかり、髙橋昂也のグラブを弾くが、遊ゴロ。

菅野は、真ん中低目のスライダー130キロを壁を作って打つが、遊ゴロ。

2回裏、松山は、アウトハイのストレート145キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、二直。

野間は、インローのフォークを、後ろの骨盤に頭を乗せてステイバック、ヘッドを残してレフトに二塁打を打つ。

西川は、インローのスライダー129キロを、壁を作ってショート内野安打。

二走野間は、三塁に進塁できない。

磯村は、アウトローのスライダー129キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、遊ゴロ併殺。

3回表、髙橋昂也は、40球目、左足を三塁側にターンさせてフォロースルー。

坂本は、ワンバウンドした真ん中低目のチェンジアップ131キロを空振り三振。

陽は、真ん中高目の失速したカットボール138キロを空振り三振。

マギーは、真ん中低目のワンバウンドしたフォークを空振り三振。

3回裏、髙橋昂也は、前述のように、アウトコース(高橋昂也から見ればインコース)ベルトの高さのストレート147キロをプロ初安打となるセンター前ヒット。

田中広輔は、アウトコースベルトの高さのカットボール138キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、差されて右飛。

菊池は、アウトハイのストレート149キロをヘッドを残して、センターに二塁打。

高橋昂也は、三塁でストップ。

丸は、インハイのスライダーが右肘のプロテクターを擦り、死球で出塁。

鈴木は、アウトローにワンバウンドしたスライダー136キロを空振り三振。

松山は、アウトローのスライダー135キロを、ヘッドを残して打つが、遊ゴロ。

4回表、髙橋昂也は、56球目、一塁側に左足を着地させてフォロースルーを止める。

真ん中高目にスライダー136キロが外れて四球を与える。

高橋昂也は、60球目、左足を三塁側にターン&上体を三塁側にタンブルしてフォロースルー。

長野は、アウトローのカットボール137キロを空振り三振。

髙橋昂也は、65球目、左足を三塁側にターン&上体を三塁側にタンブルしてフォロースルー。

長野をアウトローの小さく縦に落ちるスライダー135キロで空振り三振。

打者田中俊太のとき、カウント0-1から髙橋昂也が真ん中低目のフォーシーム146キロを投じたときに、岡本が二盗失敗。

4回裏、菅野は、64球目、左股関節と右肘結ぶラインの内旋が加速し、アウトハイにストレート145キロが外れる。

野間は、66球目、ヘッドを残して打つが、ボールの下から手首を返してスライス回転がかかり、遊ゴロ。

菅野は、73球目、右肘が伸び、頭とトップの距離が離れる。

西川は、真ん中のスライダーをヘッドを残してレフトに二塁打。

磯村は、真ん中高目のストレート147キロにヘッドが遅れて差されて一邪飛。

高橋昂也は、インローのスライダーを見逃し三振。

5回表、髙橋昂也は、73球目、左足を三塁側にターン&上体を三塁側にタンブルしてフォロースルー。

しかし、フォーシーム144キロがアウトローに外れて田中俊太に四球を与える。

小林は、インハイのストレート140キロを、左足踵に重心をかけてバントして小フライで、バント失敗。

菅野は、真ん中高目のストレート143キロを、左足踵に重心をかけて、一塁側にバントを転がす。

坂本は、アウトコースベルトの高さのストレートを、ヘッドをボールの外側に入れて引っ掛けて打ち、スライス回転がかかり、差されながらも、ショート後方に落とすヒット。

高橋昂也は、トップを作り、左肩が外旋したとき、左腕前腕部は一塁側に倒れ回内しているが、左腕上腕部が背中の側に入り、コックした左肘が沈んだ。

しかし、左股関節、左腸腰筋は外旋しておらず、右肩、右膝は割れていない。

広島0-2巨人。

陽は、真ん中低目のストレート143キロを、ヘッドをボールの外側に入れて、引っ掛けて三ゴロを打つ。

西川がこれを後逸。

高橋昂也は、82球目、左足を三塁側にターンしてフォロースルー。

マギーは、真ん中低目のフォークを、ヘッドをボールの外側に入れて打ち、三ゴロ。

5回裏、菅野は、88球目、トップを作ったときに、右腕上腕部が外旋、右腕前腕部が回内しかかり、一塁側に右手首と共に傾いている。

左肩、左肩が割れ、右股関節、右腸腰筋が外旋しかかっている。

菊池は、真ん中のスプリット139キロを、ヘッドを残し、ヘッドをボールの外側に入れてボールを擦ってバックスピンをかけてレフトスタンドにソロ本塁打。

広島1-2巨人。

菅野は、93球目、右腕上腕部を外旋→内旋したときに右腕上腕部が凹み、アウトローにスライダー134キロが外れ、丸に四球を与える。

鈴木は、アウトローのストレート149キロを空振り三振。

菅野は、104球目、右腕上腕部を外旋→内旋したときに、右肘の位置が下がり、リリースポイントで手首が寝てボールを引っ掛ける。

フォークが真ん中低目にワンバウンドし、松山に四球を与える。

野間が、前述のように、108球目、インコースベルトの高さのスライダー134キロをライトスタンドに3ラン本塁打。

広島4-2巨人。

試合データ

2018年6月28日 18:00 マツダスタジアム

 

勝利投手 高橋昂也 1勝1敗

敗戦投手 菅野智之 8勝5敗

セーブ 中﨑 0勝0敗 20S

ホールド(広)一岡 Jackson

捕手 大城(7回裏)

捕手 石原(7回表)

本塁打

菊池8号ソロ(菅野)110m

野間4号3ラン(菅野)105m

盗塁 丸 1

盗塁死 岡本(4回表)

失策 西川(5回表、8回表)

試合時間 3時間21分

残塁(巨)5 (広)7

併殺打(巨)2 (広)2

対戦成績 広島 8勝2敗(通算 729勝967敗 58分)