2018広島vs阪神11回戦。勝ち越し点、追加点は取れたが、現段階では、リリーフ投手のやり繰りが難しいところを乗り越えられていない。

この試合の勝因は、決勝点は、ドリスのエラーだけど、鈴木誠也のバッティングと、アドゥワが、今村の出した走者の本塁生還を同点までで止めたことだろう。

鈴木誠也のバッティング

ドリスは、真ん中のストレート153キロを、西川に、ヘッドを残して壁を作ってレフトに打球を飛ばされる。

福留は、三塁側スタンドに背を向けて打球を追い、捕球。

体の向きを変えて送球。

西川は、二塁に進塁。

堂林は、インハイのストレート150キロを、左足踵に重心をかけて、左肘を肋骨に沿わせながら抜いて、三塁線にバント。

ドリスは、グラブに右手を添えて捕球。

右手がロックされて左足の踏み込みに、トップを作るのが遅れ、急ピッチで遅れを取り戻す。

しかし、一塁送球が逸れて西川が本塁生還。

田中は、アウトコースベルトの高さのストレート149キロを右足の拇指球に重心をかけてバントし、スライス回転がかかって三塁側に落ち、ドリスが一塁送球してアウト。

ドリスは、11球目、スライダーをアウトローにワンバウンドさせる。

堂林は、3塁に進塁。

ドリスは、16球目、右腕上腕部を外旋→内旋したときに、右肩が凹み、フォークが真ん中低目に外れ、17球目、右腕上腕部を外旋→内旋したときに、右肘の位置が下がり、アウトローにストレート152キロが外れ、菊池に四球を与える。

ドリスは、丸には、1球投げただけで、丸を四球で歩かせる。

一死満塁から、鈴木誠也が本塁打を打ったのは、ドリスの投じたインハイのシュート回転したストレート。

ドリスがトップを作る過程で、ヒッチさせます。

ドリスがトップを作ったときに、左膝の着地位置を探ると共に、グリップの位置を挙げていきます。

ドリスは、右腕上腕部を外旋していますが、右腕前腕部は回外し、背中の方に傾き、右手の掌が頭の方に向き始めています。

左肩、左肘が割れており、シュート回転の原因となります。

更にグリップの位置を上げます。

左肩が本塁ベースに被らず、ステイバックのときに左肘が体の前に出ない。

左肘が突っ張らない。

ステイバックのときに、両足の股関節を浮かせ、両股関節を使って体を回転させ、インパクトのときに、右足のスパイクの外側に重心を移す。

俗に言うヘッドをしならせて、ヘッドをボールの外側から入れて手首の下がりを抑止し、左肘を肋骨に沿わせて、ボールを擦ってスライス回転をかける。

 

左肘を使ってバットでボールを掃い、手首の下がりを抑える。

フォロースルーのときに左足の踵に重心が移る。

右肘が終始伸びていくことがない。

昨シーズン、菅野の投じたインハイのワンシームを、レフトスタンドのポール際、わずかに切れるファウルを打ったが、更に難しいボールを本塁打にした。

また、バッティングを進化させたな。

岡田のピッチング

岡田は、44球目、左膝を上げたときに、二塁側に上体が反る。

トップを作ったときに、右腕上腕部は外旋、右腕前腕部は回内しているが、三塁側に倒れている

左肩、左膝が割れる。

福留は、真ん中のチェンジアップ128キロを、ヘッドをボールの外側に入れて、ボールを引っ掛けて擦り、ドロー回転が生じる。

福留は、ライトポール直撃のソロ本塁打を打ち同点。

糸井は、インハイのシュート回転したスライダーを空振り三振。

岡田は、53球目、テイクバックのときに、左肩に比して右肩が大きく下がる。

トップを作ったときに、右腕上腕部は外旋、右腕前腕部は回内しているが、やや背中の側に入り、コックした右肘が沈む。

左肩、左膝が割れる。

陽川は、真ん中高目のスライダー129キロを、ヘッドを残して、右中間を破る三塁打を打つ。

髙山は、真ん中低目のカーブ111キロを空振り三振。

岡田は、65球目、インコースベルトの高さに、ストレートが外れて鳥谷に四球を与える。

岡﨑は、アウトコースベルトの高さのストレート147キロを空振り三振。

岡田は、6回裏、福留にアウトローにストレートをワンバウンドさせて四球を与えたときにも、糸井をアウトハイのスライダー130キロで三飛に打ち取ったときも、アウトローにスライダー135キロを暴投をしたときも、陽川にアウトハイのボール球のストレートを投げて四球を与えたときも、髙山を真ん中高目のチェンジアップで中飛に打ち取ったときも、リリースの過程で右肩が凹んでいる。

昭和の大投手のように、右膝をタイトに曲げて左足を踏み出す投げ方は、スクワットを100回やるようなものだ。

このような投げ方の弊害は、藪田のところで書いた。

岡田は、左足を踏み出す前に昭和の日本人投手のように重心を沈めずに、メジャーの投手ぐらい重心を高くして投げられている。

左股関節から右肘にかけてのラインを内旋させる動作が左肩、左膝が完全に割れるのに遅れるわけではない。

右胸の張りを作って右肘を推進できているが、トップを作ったときに、右腕前腕部が背中の方に傾くわけではない。

左足をスパイクの内側の踵から着地させている。

右足を一塁側にターンさせ、上体を一塁側に倒してフォロースルーして、右肩への負荷を逃がすということが、日本の投手の中ではかなりできてきる部類。

右肩の損耗を抑止する手段として、他にできることがあるとすれば、テイクバックのときに、右肩が左肩より下がる幅が他のオーバー投手よりも大きいので、他のオーバースローの投手並みにすること。

全ての手段を講じても、右腕上腕部を外旋→内旋するときに、右肘の位置が下がり、右肩が凹むという動作を頻発又は連発させている。

トップを作ったときに、右腕上腕部を外旋しているが、右腕前腕部が回外しかかり、右手の掌が頭の方を向き、右肘が下がっている。

よって、右肘の出が左肩、左膝の割れに遅れて高目にボールが外れる。

昨シーズン5月以降、何度もそれを繰り返している。

何度も言うが、メンタルは、関係ないよ。

100%フィジカルが原因。

投げれば投げるほど、右肩は損耗する。

これからも、25球を超えた辺りから、右肩の凹みを頻発又は連発させて試合を壊すことが何度もあるだろう。

この試合に関して言えば、岡田は5回2/3 3失点と試合は壊していないけれども、25球目ぐらいまでは、無双できている試合がほとんど。

先発は中6日あるから、肩を休められるからリリーフより肩の負担が軽いということを言う人がいるが、次の先発までに、ブルペンで1度か2度投球するということを知らないのか。

右肩の状態がこれ以上、良くなることはないので、リリーフに転向させることに踏み切るところに来ているんじゃないかな。

今の内に、リリーフに転向させた方が、岡田のピッチングが活きてくると思う。

藪田も、ファームで9回1失点のピッチングをしたが、下半身が使えていない相変わらずの手投げだ。

ファームに落とされる前と何も変わっていない。

今のままでは、一軍で打ち込まれる。

三軍でハムストリングスと腸腰筋をトレーニングして、投げ方を改造して、20球制限のリリーフからやり直しだ。

小野泰己のピッチングvsカープ打線

小野は、右足踵に重心をかけて右股関節を内旋して左膝を2回上げ下ろしをする。

左足はスパイクの内側の踵から着地する。

初球、トップを作ったときに、右腕上腕部は外旋、右腕前腕部は、回外し、三塁側に倒れる。

左肩、左膝が割れる。

フォロースルーのときは、右足のターンは、空中で右足と左足をクロスさせる。

小野は、2球目、トップを作ったときに、右腕上腕部は外旋、右腕前腕部は、回外し、右肘を共に、背中の側に入る。

田中は、真ん中112キロのカーブを、ヘッドをボールの外側に入れて、トップスピンがかかり、ライト線に打球へ打つ。

ライトがボールを握り損ねた分、三塁打となる。

菊池は、真ん中のストレート151キロを、ヘッドを残してセンターフライを打つ。

これが犠飛となり、広島1-0阪神。

6回表、小野は、75球目、インハイにストレート146キロが外れて田中に四球を与える。

菊池は、真ん中高目のストレート142キロをバントして走者を進める。

小野は、84球目、右腕上腕部を外旋→内旋したときに左肘が下がり、フォークがインローに外れて丸に四球を与える。

小野は、88球目、テイクバックのときに、アーム式のように右肘が伸び、トップを作ったときに、右腕前腕部は外旋、右腕前腕部は、回外し、右肘と共に、背中の側に倒れる。

リリースポイントを作る過程で、頭とトップの位置が離れる。

鈴木は、真ん中にシュート回転したストレート147キロを、ヘッドをボールの外側に入れて、ボールを引っ掛けてレフト前ヒットを打つ。

広島2-1阪神と勝ち越し。

ここで、小野は、降板し、岩崎に交代。

岩崎は、着地してからも右膝が曲がっているので、地面と平行になるまで上体を倒してリブダウンしても瞬発力が下半身に吸収されてしまい、ボールに伝わらない。

松山は、アウトハイのストレート140キロを、ヘッドを残して、レフト線に二塁打を打つ。

広島3-1阪神。

岩崎は、6球目、トップを作ったときに、左腕上腕部は、外旋、左腕前腕部は回外しかかり、左肘と共に背中側に入り、左肘が沈む。

右肩、右肘が割れており、左肘が右肩、右膝の割れに遅れて出る。

野間は、アウトハイのスライダー121キロを、ヘッドを残して壁を作って左中間に三塁打を打つ。

広島5-1阪神。

會澤は、インハイのストレート141キロをヘッドを残してライトにフライを打つ。

これが犠飛となり、広島6-1阪神。

中継ぎ、抑えのピッチング

今村もフィジカル上、良くないけど、今村の代わりがいないので、休ませるのが難しい。

ワンポイントやストッパーの場合、打たれても前の投手に自責点が付き、自分が走者を出しても、後に出てきた今村、Jackson、又は中﨑が走者を返さなければ、記録上は、防御率が悪くないという評価を受けるだろう。

しかし、投げ方を見ると、永川は、被打率.300、フィジカル面の衰えが顕著な鳥谷にヒットを打たれているところも併せると、飯田は、被打率.450ぐらい、出れば打たれるという状態になるんじゃないかな。

鳥谷は、アウトコースベルトの高さのストレート136キロを、ヘッドを残し、レフト前ヒット。

鳥谷に、レフトの左にファウルを打たれたとき、左腕上腕部の最大外旋位からリリースポイントを通過するまでの過程で、両胸を両骨盤が打者の正面を向いている。

トップを作る過程で、左の股関節が外旋し始め、回転軸が一塁側に傾く。

鳥谷にレフト前ヒットを打たれたとき、ここでも、両胸、両骨盤が打者の正面を向いている。

ハムストリングスが伸びず、右膝が伸びていかずに、瞬発力が下半身に吸収される。

右膝の壁が崩れて一塁側に左足を着地させる昭和式の投げ方。

重心が低く下半身が使えていない手投げです。

永川は、トップを作ったときに、右腕前腕部が回外して右手の掌が、頭、打者の方に向いています。

原口は、アウトコースベルトの高さのストレート142キロをヘッドを残し、壁を作ってセンター前ヒット。

広島6-3阪神。

飯田や永川を投げさせると、点差が詰められたり、走者を貯めて、今村、Jackson、中﨑をブルペンで準備をさせることになる。

個人的には、永川と飯田は、もう登録抹消しても早すぎないと思うよ。

今村は、4球目、フォークをインローにワンバウンドさせ、6球目、左肩、左膝が割れて、トップを作り切らない内に右肘を出すが、右肘の出の遅れを取り戻すことができずに、糸原に四球を与える。

今村は、トップを作ったときに、右腕上腕部は外旋しているが、右腕前腕部が回外しかかり、右手の掌が頭の方を向きかかり、右腕前腕部が背中の方に倒れ、右肘が下がっている。

14球目、リリースポイントを通過する前に右肘の位置が下がりスライダーが真ん中低目に外れて、福留に四球を与える。

16球目フォークを真ん中低目にワンバウンドさせ、18球目、右肩、右肘が上がらずトップを作るのが遅れ、右肘の出が左肩、左膝の割れに遅れ、右肘が伸びてストレートがインハイにシュート回転して外れ、糸井に四球を与える。

陽川は、アウトハイのストレート145キロを、ヘッドを残してライト前ヒットで、広島6-4阪神。

アドゥワは、7球目、テイクバックのときに、右肩が左肩に比べ、大きく下がり、右腕上腕部を内旋して右肩が内に入る。

トップを作ったときに、右腕上腕部は外旋、右腕前腕部は回内しているが、三塁側に倒れる。

左肩、左膝が割れるが、右足を一塁側にターンさせてフォロースルー。

原口は、アウトコースベルトの高さのフォーシーム144キロを、左膝が左足つま先より前に出されながら、ヘッドの外に入れてボールを引っ掛けて打つ。

広島6-6阪神。

同点に追いつかれる。

アドゥワは、真ん中高目のカットボールを投げたとき、右足を一塁側にターンさせてフォロースルー。

鳥谷は、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、ボールの下から手首を返し、二ゴロ併殺。

8回裏、アドゥワは、19球目、真ん中高目にカットボールを投じたとき、右足を一塁側にターンさせてフォロースルー。

原口は、ヘッドを残してライト前にヒットを打つ。

アドゥワは、20球目、ストレートをアウトハイに投げたとき、右足を一塁側にターンさせてフォロースルーするが、左膝の壁が崩れる。

植田は、右足の拇指球に重心をかけてバント。

アドゥワは、捕球後、ボールを握り直したが、植田は、バント後左足拇指球に踵に重心が移ってスタートが遅れた分、一塁送球はアウト。

アドゥワは、25球目、右肘の出が左肩、左膝の割れに遅れ、右肘が伸び、トップの位置が下がり、インコースベルトの高さに、シュート回転してフォーシームが外れて、糸原に四球を与える。

アドゥワは、29球目、右足のターンを空中で止め、三塁側に重心が残る。

北條は、ヘッドをボールの外側に入れて、ボールを引っ掛けてレフト前ヒットを打つ。

アドゥワは、33球目、真ん中のチェンジアップを投げたとき、右足を一塁側にターンさせてフォロースルー。

福留は、グリップ先行で、ヘッドの出が遅れ、スライス回転がかかった打球は、三邪飛。

アドゥワは、37球目、トップを作ったときに、右腕前腕部は回外しかかり、右肘が下がり、左肩、左膝が割れるが、右足を一塁側にターンさせてフォロースルー。

ツーシームがインローにシュート回転し、糸井は、ヘッドをボールの外側に入れて壁を作って打つが、ボールの上っ面を叩いてトップスピンがかかり、投ゴロ。

9回裏、中﨑が登板。

陽川は、アウトコースベルトの高さのスライダー138キロを見逃し三振。

中谷は、真ん中のストレート146キロを打って、中飛。

鳥谷は、真ん中のスライダー130キロを打ってニゴロ。

ゲームセット。

試合データ

11回戦

2018年6月24日 14:01 甲子園

 

勝利投手 アドゥワ誠 2勝0敗 0S

敗戦投手 ドリス 1勝3敗 16S

ホールド 永川 桑原

捕手(広)會澤-石原(9回裏)

本塁打(神)岡﨑-原口(7回表)-梅野(9回表)

福留6号ソロ(岡田)110m

鈴木10号(ドリス)115m

残塁 広島4 阪神10

併殺打 広島2 阪神0

盗塁 野間(8回) 菊池(9回)

失策 ドリス

暴投 岡田 ドリス

試合時間 3時間58分

対戦成績 広島8勝3敗(通算801勝887敗68分)