2018広島vs日本ハム2回戦。中村祐太は、3回表に7点取られて途中降板。フランスアは、4回2/3投げて1失点(自責0)。

中村祐太のピッチング

中村祐太は、1回表、2球目、ストレート139球キロを真ん中低目で、ワンバウンドさせて、5球目、ストレート141キロが真ん中高目に外れて、西川遥輝に四球を与える。

しかし、中村祐太は、初回、先頭の西川に四球を与えた後は、自分の頭の前に自分の右肘が来て右肘先行のインサイドアウトで右腕上腕部の外旋→内旋ができており、小指の腹でチョップしてボールを人差し指と中指を擦って、ボールの下にくぐらせることができていた。

よって、球持ちも長い。

3回表、中村祐太は、47球目、右肩上腕部を内旋するとき、右肘が伸びて手首が本塁の方向を向いてしまい、ストレート139キロがインハイに外れ、西川遥輝に四球を与える。

中村祐太は、トップを作ったときに右肘が沈み、大田は、48球目の真ん中高目のストレートを、ヘッドを残して打ち、センター前ヒット。

50球目の真ん中のカットボールを投げたときは、トップの位置が高いが右肘が伸びるので、失速がカットボールより大きく、スライダーの軌道になっている。

この試合、中村祐太が投じたインコースベルトの高さの53球目のカットボールは、一塁側にターン&後ろに上体が傾くことなく上体を一塁側にタンブル(倒すこと)させてフォロースルーをした、失速の抑えられたいい球。

近藤は、スイングせずに、ボール。

中村祐太は、テイクバックで背中方向に右腕を引いて、右肩上腕部を内旋してコックした右肘が背中方向に入る。

球数がかさんだことで、右肩、右肘が損耗して、右肘が伸びて、右肘の出が左肩の開きよりも遅れて、右腕のスイングが頭から遠いところを通過するようになる。

中村祐太は、55球目、インコースベルトの高さに、フォークボールが外れて近藤に四球を与える。

シュート回転した球が増える。

中田翔は、シュート回転した真ん中のストレート141キロを、ボールの外側にヘッドを入れて、ヘッドの下がりを抑えて、レフト前ヒットで、2点を先制される、

レアードは、真ん中高目のストレート141キロを、インサイドアウトでヘッドをボールの外に入れてボールを擦り、スライス回転を抑える。

レアードは、レフトスタンドに3ラン本塁打。

70球目、中村祐太は、右肘の出が、左肩の開きに遅れ、インハイにストレート138キロが外れて、石井に四球を与える。

中村祐太は、トップを作ったときに右肘が沈むようになる。

鶴岡は、真ん中高目のスライダーを、ボールをヘッドの外に入れて打った分、ボールの下から手首を返すが、三遊間を破るヒットになる。

中村祐太は、79球目右膝を高く上げて右足のターンを止めてフォロースルー。

中島は、真ん中のストレート138キロを、ボールをヘッドの外に入れて、ライト線に三塁打で、日本ハム打線は、更に2点追加。

中村祐太は、フィジカル面が原因で、投球動作の稼働が変わり、3回表、一挙7点を取られた。

中村祐太は、インコースに投げるなら、失速の多いシュートではない。

裏返らないカットボールをインコースベルトより上に投げること。

マウンドの一塁側を踏んでカットボールに磨きをかけることだ。

ワンシームを覚えるにしてもカットボールと同じ切り方をしてインコースのベルトより上に投げることだ。

中村祐太は、投球動作を安定させることが先決だな。

フランスアのピッチング

2番手のフランスアは、メジャーリーガーのように、1試合100球前後で一シーズンローテーションを回ったことがないので、フォロースルーで、コンスタントに左足をターン&上体をタンブルさせるだけの、ハムストリングス、腸腰筋の稼働域を維持できるだけのフィジカルができていないのだろう。

しかし、三塁側に左足をターンして右膝を伸ばして作った壁とクロスさせ、上体を三塁側前方にタンブルさせてリリース、フォロースルーをしたときは、素晴らしい球を投げていた。

ストレート、カットボールで少なくとも、ファウルを打たせカウントを稼ぐことができる。

更に、回転数の多いボールになると空振りが取れる。

特に、41球目、83球目は、素晴らしい球だ。

顔から遠いアウトローのボール球だから振ってくれなかったが、72球目のカットボールの軌道も、瞬発力が乗って失速が抑えられ素晴らしい。

只、少し、トップを作ったときに、コックした左肘が沈んで、右肩の開きより、左肘が遅れて出てくることがある。

中田翔には、インハイにストレートが外れて死球を与えた。

チェンジアップを1球インローにワンバウンドさせている。

左肘が下がるということは、左肘が損耗して手首が本塁側に向きかかるのが早いということ。

フランスアは、スライダーを4球アウトローにワンバウンドさせている。

フランスアは、84球中、ターン&タンブルできて、且つ失速の少ない16球、ターンしてそれなりに失速が抑えれた球が12球、投げられていた。

現段階では、フィジカル上、日本のプロ野球の野手のレベルでは、平均5回1/3 100球2失点ぐらいは可能で、先発として通用する。

メジャーでは、先発としては難しいが、リリーフであれば通用する。

永川は、右足の踵に重心をかけ、右股関節を内旋して左膝を上げる。

左足は踵から着地し、右足を一塁側にターン。

上体のタンブルは、あるときとないときがある。

タンブルさせるときも、一塁方向に前に倒れることと、二塁側に上体が反ることがある。

永川は、テイクバックが小さく、トップを作る過程で、三塁側に傾かず、右肩上腕部の外旋がMaxのときも、直立よりは、若干一塁側に回転軸が傾く。

右足の一塁側へのターンもできている。

右肘の出は、左肩の開きより遅れてくるが、完全にサイドアームになったわけではなく、スリークウォーターだろう。

フォークを投げたときは、スリークウォーターよりはむしろ、オーバースローに近コッキングの角度、回転軸の傾きになっている。

巨人の上原もそうだが、永川もトップを作るまでの左膝を骨盤より高く上げるところや、ヒップファーストが極端なところを始め、プロセスで脱力できていない。

現段階での永川は、オスカル、飯田、佐藤、昨シーズンの今井よりは、遥にマシなのだが、アドゥワ、長井、フランスア、髙橋昂也よりは落ちる。

プロ入り以来、かなりの球数を投げていきているので、12球目辺りから、トップを作ったときの右肘の位置が下がっていることが多くなり、1イニング食えるかどうかも怪しい。

胸を正面に向けている期間が長いから、すぐに打者に対応されちゃうよ。

素人には、復活したかに見えるかもしれないが、過去の人だよ。

僅差の場面で使うのは無理、2~3点ビハインドでもキツい。

僅差のビハインドは、若手の見込みのある投手を投げさせたい。

永川を投げさせるとしたら、5点以上負けている場面。

正直、使うところがない。

打つ方では、田中広輔は、相手投手によっては、投手が膝を上げたときと、自分が膝を上げる動作がシンクロせず、トップを作るのが遅れていることがあるが、ヘッドをボールを外に入れる動作で、実際にピッチャー返しのヒットを打っており、ステイバックの場面が修正されつつある。

これから先、田中広輔は、再び、打ち始めると思うよ。

野間は、真ん中のチェンジアップを、ヘッドをボールの外側に入れて引っ掛けて打ち、ライトスタンドにホームラン。

野間は、すっかり、この打法が板について来たな。

野間は、既にレギュラーだよ。

マルティネスのピッチングvsカープ打線

マルティネスは、右足の踵に重心をかけて、右股関節を内旋して左膝を上げる。

上体は、一塁側にも二塁側にも反らない。

テイクバックは、大きくない。

トップを作ったときに、コックした右肘が沈み、左肩の開きよりも右肘の出が遅れるので、ボールを持つ手が打者の前に出るのが、左肩の開きが右肘の出よりも遅い投手に比べて、早い。

左足は踵から着地する。

右足を一塁側にターンしてフォロースルーは、日本の投手よりはできているが、球数を投げる毎に、三塁側に右足を着地させたり、ターンを途中で止めることが多くなる。

4回裏、一死から、鈴木誠也は、53,55球目を擦り、アウトコースベルトの高さのストレート(147キロ、148キロ)にタイミングが合っている。

58球目真ん中高目のストレートを、グリップ先行のインサイドアウトで、ヘッドをボールの外側に入れてセンター前ヒット。

松山は、59球目の真ん中低目のチェンジアップを空振り、60球目のカットボールを、ヘッドをボールの外に入れて打ち、右飛。

野間が、ここで前述の本塁打を打ち、2点を返す。

6回表、フランスアは、一塁側に重心が残り、フォロースルーし切れず、アウトローにストレート150キロが外れて四球を与える。

大田は、真ん中低目のストレート148キロをヘッドを残してライト前ヒット。

近藤を、真ん中高目のストレート148キロで遊ゴロ併殺に取る。

中田翔のところでは、66球目にスライダーで空振りを取る。

変化球も、ターン&タンブルしてス左腕を振り切れている。

しかし、前述のように、ストレート149キロが外れて死球を与えた。

レアードは、アウトハイのストレート147キロを、ヘッドをボールの外に入れて打ち、三ゴロ。

西川龍馬は打球を前に落とし、レアードは出塁。

日本ハムは、1点追加で、広島2-8日本ハム。

7回裏、マルティネスは、カットボールがアウトハイに外れ、野間に四球を与える。

會澤は、真ん中のチェンジアップに差されて中飛。

安部は、真ん中高目のシュートを、ヘッドをボールの外に入れて打つが、右飛。

エルドレッドは、シュート回転した真ん中のストレート145キロをヘッドを残して打って、センター前ヒット。

マルティネスは、アウトローにカットボール141キロが外れて、田中に四球を与える。

マルティネスは、123球目、右肩が凹み、アウトローのカーブ123キロをワンバウンドさせる(マルティネスのワンバウンドは、この試合5個目)。

菊池は、シュート回転したインローのストレートを、ヘッドをボールの外に入れて打ち、レフト前ヒット。

広島4-8日本ハム。

マルティネスは、ここで降板し、公文に交代。

公文は、左足踵に重心をかけ、左股関節を内旋して右膝を上げる。

右足は踵から着地するが、踵が滑ることがある。

左足をターン&上体をタンブルさせてフォロースルー。

丸は、アウトローのワンバインドしたスライダーを空振り三振。

8回裏に登板した宮西は、左足踵に重心をかけ、左股関節の内旋なしで右膝を上げ、左足拇指球に重心を移してステップ。

テイクバックのときに、左肘が右肩の位置よりも高く上がる。

左肩上腕部を内旋して逆L字に左肘をコックしたときに背中付近に左肘が入ると左肘の出が、左股関節の外旋よりも遅れて出てくるので、ボールを持つ手が打者の前に出るのが、テイクバックが小さいときでもオーバースローーの投手よりも早いので、更に早くなる。

トンキンは、クイックで投げないときは、右足の拇指球に重心をかけ、右膝を内旋して左膝を上げる。

右肘を推進する前に左肩上腕部を内旋させている。

左足は踵から着地する。

フォロースルーのときに右足を一塁側にターンさせることと、投げ終わりに三塁側に右足を着地させることがある。

試合データ

2回戦

2018年6月7日 18;00 マルティネス

勝利投手 マルティネス 6勝4敗

敗戦投手 中村祐太 3勝4敗

ホールド 公文

捕手(日)鶴岡

捕手(広)會澤

失策 西川龍馬 1

試合時間 3時間33分

対戦成績 広島1勝1敗

通算対戦成績 22勝32敗 1分