2018広島vsロッテ1回戦。大瀬良は、7回4失点で8勝目。涌井は、5回4失点で降板。

試合の方は、一旦は、逆転されたが、追いついて、再逆転、追加点を取って勝った。

チームの総合力はアップしているよ。

大瀬良は、今シーズン、投げ方を変えて今のところ結果も出している。

しかし、投げ方そのものは、昨シーズンまでより、むしろ後退したように思うんだよな。

昨シーズンまでは、リリースのときに、左膝が真上に伸びて、左股関節がストップして、右足を一塁側にターンできてたよな。

俺は、最初から電波の言っていることを信用していないのよ。

大瀬良の今シーズンの投げ方で、本当に球のキレがアップしたのかについては、疑問に思っているのよ。

今やっている昭和式の投げ方だと、試合をこなすにつれ、試行錯誤しながら打者のスキルがアップするから、最後まで、今の防御率を維持できないんじゃないかと思っているのよ。

改善の余地がある大瀬良のピッチング

この試合の大瀬良についてまず第一に言えることは、4回裏、大瀬良が、4連打で4点取られたのは、田中広輔のエラーは関係ない。

メンタルは関係はないよ。

打たれたのは、大瀬良のフィジカルと技術に100%原因がある。

大瀬良は、101、102、104球目とワンバウンドさせているので、また、今村、一岡は前の試合に投げていないので、6回で降板が妥当であると思ったが7回も続投させた。

フィジカルは散々取り上げたから、ここでは、技術面の話をする。

その前段階として、4回裏の守りを振り返る。

大瀬良は、先頭中村奨吾の4球目(通算43球目)、右足を一塁側にターンしてフォロースルーするが、ストレート145キロがインローに外れる。

44球目のアウトローのアウトローのスライダーで、中村彰吾を空振りの三振に取る。

続く、角中に、大瀬良は、右足を一塁側にターンしてフォロースルー。

角中は、真ん中高目のストレート149キロをヘッドを残してレフトにライナーのシングルヒットを打つ。

ドミンゲスは、アウトハイのストレート146キロを、ボールの外にヘッドを入れて打ち、ショートゴロ。

田中広輔の両足が揃い、打球を後逸。

大瀬良は、51球目、打者清田のところ、右足を一塁側にターンして、インコースのベルトの高さにフォーシームで1stストライクを取る。

これはいいボールだよ。

53球目、大瀬良は、投げ終わりで、三塁側に右足を着地させる。

清田は、ヘッドを残して、顔から遠いスライダー128キロを打って、ライト線に落とす。

広島3-1ロッテ。

大瀬良は、54球目、打者鈴木大地のところ、右肩が凹んでアウトローにストレート148キロが外れる。

鈴木大地は、大瀬良の投じた57球目の真ん中低目のフォーク134キロを、トップハンドの親指でグリップを押してヘッドをボールの外側に入れて打ち、ライト前に落ちるヒット。

広島3-2ロッテ。

大瀬良は、ここでも三塁側に右足を着地させて投げ終えている。

田村は、大瀬良がカットボールの握りで投げたシュート回転した真ん中低目のボールを、壁を作って打ち、センター前に落とす。

やはり、大瀬良は、右足を三塁側に着地させて投げ終えている。

初球、スクイズの構えをするが、ストレートをインローに外してボール。

投手は、トップを作るまでに握りを変えることができ、トップを作ってからも、小指の腹を使った切り方、人差し指、中指の切り方、親指の弾き方を変えることができるから、小細工は、無駄。

大瀬良は、66球目、フォークボールを投げたときに、右肩が凹んで真ん中低目に外れる。

加藤は、アウトローのカットボール138キロを、ヘッドをボールの外側に入れ、壁を作って打ち、ライトにライナーのヒット。

広島3-4ロッテ。

大瀬良は、ここでも三塁側に右足を三塁側に着地させている。

大瀬良は、左肩、左肘の割れより、右肘が伸びて右肘の出が遅れてインハイにストレート146キロを投げて荻野に死球を与える。

投げ終わりに三塁側に右足を着地させている。

藤岡は、アウトローのストレート145キロを見逃し三振。

中村奨吾は、76球目、アウトローのストレート149キロを見逃し三振。

大瀬良は、3回を終了した段階で、39球、ワンバウンドさせた球は、1球。

大瀬良は、4回裏だけで、37球を要した。

さて、ここで本題に入ろう。

メディアは、大瀬良について、二段モーションによって、タメができて左足に体重が乗って球のキレがアップしたと持て囃すが、

実際のところ、大瀬良の球のキレは、昨季までとほとんど変わっていない。

解説のJohnnyは、大瀬良の足腰を褒めていたけどさ、投げ終わりで、左膝が伸びて左足一本で立っていられる投手と、左膝を伸ばして左足一本で立っていられずに、膝が折れ曲がって重心が崩れ落ちてしまう投手のどちらが、鍛えられた強い足腰と言えるだろうか。

答えは、前者である。

カープは、ランニングの量は、12球団一と言われる。

大瀬良がランニングの量が足りていないということはないだろう。

トレーナーと共に、股関節、腱、体幹、ハムストリングスを鍛えるトレーニングもしているだろう。

投球動作の過程に、無駄な動作があるから、左膝を伸ばして作った壁が崩れてしまう。

大瀬良は、メディアのヨイショに乗せられずに、投球動作を見つめ直した方がいいだろう。

それでは、投球動作のどこが無駄かというと、右足から左足に重心を移動する際に、右膝をタイトに折り曲げるところだろう。

左膝を骨盤よりも上に上げること、二段モーションも無駄であると言えなくもない。

確かに、クイックで投げているときに、重心を高くして投げていることもあるが、未だ、右膝を折り曲げて重心を沈めていることがある。

右膝をタイトに曲げると、大腿骨の上下運動が円滑にできないから、瞬発力を消耗し、左足を着地して右腕を内旋するときに、左内転筋と左足太腿の裏を引っ張り上げて、左足の脛を弓なりに反らしても、左股関節が前に出されて左膝を伸ばして作り上げた壁がすぐに崩れてしまうのだ。

よって、下半身がロックされて、右足をターンさせることができずに、右足が三塁側に着地してしまう。

手投げで、しかも右腕が振り切れずに、球離れが早くなってしまう。

三塁側に重心が残るということは、打撃でいうと、後ろに重心を残して打つ。

すなわち、”詰まる”に相当する。

打球は、失速して内外野の間に落ちればヒットになる。

しかし、ピッチングは、打者に投げる。

失速すれば打たれる。

これに対しては、制球が乱れるという反論があろう。

しかし、ボール半個分、1個分のコーナーの出し入れが必要だろうか。

見逃しだけがストライクを取る手段だろうか。

見逃し三振だけがアウトを取る方法だろうか。

そんなことしていたら球数が嵩むぜ。

セリーグ相手には、オールドファンが大好きな、昭和式の三塁側に四股を踏む投げ方による、置きに行ったボールが通用しても、案の定、昭和式の投げ方で投げられたタレ球は、セリーグよりレベルの高いパリーグ相手には、一回りと3人しか通用しなかった。

同じく、三塁側に四股を踏む中﨑も西武のメヒアには通用しなかった。

涌井が、カープ打線に打たれたのも、投げ終わりに三塁側で右足を着地させているから。

逆転されても、すぐに逆転し返すことができたのは、紛れもなく、練習による打撃技術の進歩だよ。

昭和のプロ野球とはレベルが違うんだ。

20世紀には、誰もできなかった打ち方ができるようになり、タブーであるとされてきた打ち方が実は、瞬発力をボールに伝える打ち方であることが解明されてきたりしている。

それに昭和式の投げ方は、肩、肘、下半身(腰、股関節、太もも裏、ふくらはぎ、腱、関節)を故障する。

血行障害にもなる。

ピッチングのレベルも、打撃の進歩に対抗して進歩させなければダメだ。

二段モーションと、大腿骨を骨盤に刺す動作より産み出した右股関節のタメと、マウンドの傾斜を使用した瞬発力の加速により、左足に重心を乗せて、うねり上げて瞬発力をボールに乗せることは、右足の一塁側へのターンによって初めて完成するのだ。

大瀬良よ、昭和式の投げ方をかなぐり捨て、最多勝よりも、防御率のタイトルを獲れ!

中﨑よ、昭和式の投げ方をかなぐり捨て、最多セーブのタイトルを獲るよりも、防御率を0点台にしろ!

レベルアップしつつあるカープ打線

涌井は、右足踵に重心を残し、左膝を上げる。

右股関節の内旋は、あるときとないときがある。

ケースバイケースで二段モーションで投げる。

右足の拇指球に重心を移して「く」の字を作ってステップ。

左足は、踵から着地する。

フォロースルーのときに重心が三塁側に残る。

1回表、二死から丸が、真ん中高目にシュート回転した球を、ボールの外側にヘッドを入れて打ち、一、二塁間を破る。

鈴木誠也は、インハイのストレート143キロをヘッドを残して打って、一塁とライトの間に落ちるヒット。

打者松山のところで、カウント1-0から、涌井はアウトローにカーブを投げたとき、鈴木誠也は、ディレードスチールを失敗。

2回表、松山は、インハイ(松山から見ればアウトハイ)のスライダーを、ヘッドをボールの外側に入れ、右肘でバットを掃ってヘッドの下がりを抑え、壁を作ってライトスタンドに本塁打。

野間は、涌井がカットボールの握りで投げたストレートを、ボールの外側にヘッドを入れてライト前ヒット。

會澤は、アウトハイのフォークボール131キロをトップハンドの親指でグリップを押してヘッドの下がりを抑えて打って中飛。

西川は、トップハンドの親指でグリップを押してヘッドをボールの外側に入れて、インハイのストレートを打つが、ショートゴロ。

3回表、田中は、インハイ(田中から見ればアウトハイ)のストレート142キロを、ヘッドをボールの外側に入れて、右中間に落ちる打球を打つ。

ライト加藤もライトスタンドに背を向けて、体の向きを変えることなく二塁に送球するが、田中は二塁セーフ。

菊池は、バスターで、拇指球に重心を移してヘッドを残して壁を作って左足を引いて投ゴロ。

これが進塁打になる。

丸は、アウトハイのカットボールの握りで投げたストレートを、ヘッドをボールの外側に入れてライト線に打つ。

広島2-0ロッテ。

鈴木誠也は、アウトハイのスライダー136キロを、ボールの下から手首を返して投ゴロ。

涌井は、63球目、左肩、左膝の割れよりも右肘の出が遅れ、トップの位置が下がり、真ん中高目にストレート146キロが外れる。

涌井は、64球目、右肩が凹んでインローにストレート145キロをワンバウンドさせる。

松山は、アウトローにワンバウンドしたカーブにヘッドが返らす、四球で出塁。

新井は、アウトコースベルトの高さのスライダー136キロをヘッドを残して打ち、ライト前ヒット。

広島3-0ロッテ。

野間は、真ん中高目のフォーク138キロを壁を作って打つが、中飛。

5回表、丸が、真ん中高目のストレートを、ヘッドをボールの外側に入れて打ち、ライトスタンドに同点本塁打。

6回表、南は、右足踵に重心を残して、右股関節の内旋なしで左膝を上げ下す。

左足は踵から着地し、フォロースルーのときに、左膝の壁が崩れて、三塁側に右足を着地する。

會澤は、アウトハイのカーブ114キロを空振り三振

南は、西川への初球(5球目)、フォークボールをインローにワンバウンドさせる。

8球目、右肩が凹み、右足を一塁側にターンしてフォロースルーをするが、アウトローにストレートをワンバウンドさせる。

西川は、真ん中のフォークをヘッドをボールの外に入れて打つが、一ゴロ。

田中は、インコースのベルトの高さのフォークを壁を作って打つが、二ゴロ。

7回表、大谷は、右足踵に重心を残して(クイックのときは、スパイクの外側)、右股関節を内旋して(クイックのときは内旋しない)、左膝を上げ下しする。

左足は、スパイクの内側の踵又は踵から着地し、着地した左足の位置がズレることがある。

投げ終わりに左膝の壁が崩れ、右足を三塁側に着地する。

菊池は、インローのシュート回転したボール142キロを、ボールの外側にヘッドを入れて、壁を作って三遊間の当たりを打つ。

ショートが深いところで捕球、菊池がヘッドスライディング。

股関節の故障が再発して走れないのか?

大谷は、トップを作ったときに、左肩、左膝が開く。

丸は、真ん中低目のフォークを、ヘッドを残して打つが、ボールの下から手首を返す。

二塁forced out、一塁はセーフ。

大谷は、11球目、フォークボールがアウトローに外れてワンバウンドさせる。

キャッチャーが捕球できずに、菊池は二塁に進塁。

鈴木誠也は、真ん中カーブ124キロをヘッドを残して壁を作って、左中間に打つ。

広島5-4ロッテ。

8回表、益田は、右足踵に重心を残して右股関節を内旋して左膝を上げる。

左足は、踵から着地し、投げ終わりに重心が三塁側に残る。

會澤は、真ん中高目のカットボールの握りで投げたストレート134キロを、ボールの外側にヘッドを入れて、レフトスタンドに本塁打を打つ。

広島6-4ロッテ。

西川は、真ん中低目のストレートをピッチャー返し。

田中が真ん中高目のストレートをバントで送る。

菊池は、真ん中カットボールの握りで投げたストレートを打って三ゴロ。

丸には、投げずに四球を与える。

益田は、14球目、アウトローに、カットボールの握りで投げたストレートが外れ、鈴木誠也に四球を与える。

ここで、松永に交代。

松永は、左足の踵に重心をかけて、右股関節の内旋をして、又は、省いて右膝を上げ、右足は、踵から着地する。

投げ終わりに左足を一塁側に着地させる。

左腕を内旋する直前のコッキングの角度から、皆さんは、松永がサイドスローであると誤解されているようですが、トップを作ってから、回転軸が三塁側に若干傾くので、スリークウォーターです。

松山は、インハイのストレート146キロを打って捕ゴロ。

9回表、松永が回跨ぎで登板。

新井は、アウトコースのベルトの高さのストレート146キロをヘッドを残して打つが、二ゴロ。

野間は、インコースのベルトの高さのスライダーをレフト前ヒット。

會澤は、アウトローのフォークを空振り三振。

広島の各打者は、ヒットを打ったときだけでなく、三振以外のアウトになったときの打ち方も、概ね、悪くなかった。

ロッテ打線のバッティング

1回裏

荻野(右右)は、アウトローのカットボール140キロを打ち、レフト前ヒット。

藤岡(右左)は、真ん中のストレート147キロを打ち、左飛。

中村奨吾(右右)は、アウトコースベルトの高さのストレート148キロを打って三ゴロ。

角中(右左)は、真ん中のカットボール140キロを打って中飛。

2回裏

ドミンゲス(右右)は、真ん中のカットボール139キロを打って二飛。

清田(右右)は、アウトローのストレート147キロを打って右前安打。

鈴木大地(右左)は、真ん中高目のストレート146キロを打って左飛。

田村龍弘(右右)は、アウトローのストレート143キロを空振り三振。

3回裏

加藤翔平(右投げ左打席)は、アウトローのストレート144キロを見逃し三振。

荻野は、アウトローのスライダー124キロを打って中飛。

藤岡は、アウトハイのストレート149キロを打って左飛。

5回裏

角中は、アウトコースベルトの高さのストレート148キロを打ってファースト内野安打。

ドミンゲスは、アウトハイのストレート148キロを空振り三振。

清田は、真ん中高目のストレート148キロを空振り三振。

鈴木大地は、インコースベルトの高さのカットボール136キロを空振り三振。

6回裏

田村は、真ん中低目のストレート147キロを打ち、遊ゴロ。

加藤は、真ん中高目149キロを打ち、中飛。

荻野は、アウトローのフォーク136キロを打って中前安打。

藤岡は、真ん中低目のストレート146キロを打ち、二ゴロ。

7回裏

中村奨吾は、真ん中高目のストレート148キロを打って右飛。

角中は、インコースベルトの高さのカットボール139キロを空振り三振。

ドミンゲスは、真ん中低目のカットボール139キロを空振り三振。

8回裏

清田は、アウトコースベルトの高さのスライダー141キロを空振り三振。

鈴木大地は、インハイのストレート153キロを空振り三振。

福浦(左左)は、アウトハイのストレート154キロを空振り三振。

9回裏

加藤(左打席)は、インコースベルトの高さのシュート149キロを打って遊ゴロ。

荻野は、アウトコースベルトの高さのスライダー137キロを打ち、三ゴロ。

藤岡は、アウトコースベルトの高さのストレート150キロを空振り三振。

試合データ

2018年6月1日 18:15 ZOZOマリン

試合時間 3時間59分

勝利投手 大瀬良 8勝2敗

敗戦投手 大谷 0勝2敗 0S

セーブ 中﨑 0勝0敗 15S

ホールド(広) Jackson

ホールド(ロ) 南

捕手(広)會澤

捕手(ロ)田村ー江村(9回表)

本塁打(広): 松山4号ソロ(2回表 涌井) 丸6号ソロ(5回 涌井) 會澤5号ソロ(8回表 益田)

失策 田中 1

対戦成績 広島 1勝0敗