2018広島vs西武1回戦。中村祐太は、5回5失点で降板。山川が猛打賞、金子がマルチヒット。

試合のポイント

首位西武の各打者は、実際にスイングしているのを見ると、カープを含むセリーグの球団よりもレベルが高いね。

山川は、第一打席、右前安打で出た秋山を二塁に置いて、中村祐太の13球目、アウトハイのカーブ102キロを、ヘッドをボールの外側に入れて、三塁線を破るヒット。

中村祐太は、トップを作ったとき、ボールを持つ手を頭の方に向けるのはいいが、ボールを持つ手の手の平が頭の方に向いているから、コックした右肘が下がる。

投手は、右肩、右肘が消耗してくるとこのような投げ方になる。

左肩、左膝の割れよりも遅れて右肘が出てくるから打者は対応しやすいんですね。

山川は、投手がトップを作ってから、左膝を骨盤の高さまで上げてヒッチして始動し、グリップを上げたとき、右足の探りが足を踏み下ろす程度なので、また、右肘を開けてステイバックするので、ステイバックが大きくても、振り遅れないんですね。

且つ、スイングの結果、ボールを長く見れたことになる。

西武の先発のカスティーヨは、右足の踵に重心をかけて、上体を直立させて左膝を上げる。

テイクバックのときに、右肘が伸びてアーム式の投げ方になることがある。

トップを作ったときに、右股関節が伸び、ボールを持つ手の手の平が頭の方を向くから、コックした右肘が下がる。

胸の張りも小さく回転軸の一塁側への傾きが小さく、背筋を損耗する投げ方。

右肘が左膝の割れより遅れて出てくるので、ヨップの位置が下がり、右腕が横振りになる。

2回裏、一死二塁から、會澤は、ヘッドを残してアウトハイのシュート回転した球をバックスクーン右にホームラン。

カープも一旦は、逆転する。

更に、3回裏、松山が、一死一、二塁から、アウトコースベルトの高さのストレート145キロを、ヘッドをボールの外に入れ、畳んだ左肘を肋骨の沿わせて、ボールを引っ掛けてライト線に引っ張り、追加点。

カスティーヨは、左膝の壁が崩れて、三塁側に重心が残っていた。

しかし、4回表、山川ライト前ヒット、栗山四球、外崎レフトフライで一死一、二塁。

中村祐太は、森友哉のところ、頭が回転軸から外れて、右肩が凹み、右肘が伸びて右腕の内旋の直前のトップの位置が下がっている。

その過程を説明すると下記のようになる。

前傾させた上体と左膝で「く」の字を作って、テイクバック。

折り曲げた右膝が右足つま先より前に出ている。

下向きにコックさせて逆L字になっている右肘をつまみ上げ始めたときに、両肩がM字になっている。

ボールを持つ手の手の平、人差し指、中指が頭の方に向かいつつあるから、コックした右肘が沈む。

三遊間に右手の手の平を向けて頭に近付けないといけない。

左肩、左膝の割れよりも右肘が遅れて出る。

右肩が凹んで右肘が伸び、トップの位置が下がる。

ファンの間では、田中広輔と野間の守備の拙さがクローズアップされているけど、

森友哉は、右足の着地位置の探りが大きくて、真ん中低目のフォークに差されているけど、ボールを擦っており、タイミングは、ほぼ合っている。

更に、一死満塁から、中村祐太が金子に投じたアウトコースベルトの高さのカットボール。

中村祐太も右腕前腕部を内旋してから右足を一塁側にターンさせてフォロースルーしており、悪い球じゃないのよ。

金子は、トップハンドの親指でグリップを押してヘッドをボールの外側に入れて、手首の下がりを抑止して引っ掛けて打つ。

走者一掃のスリーベースヒット。

これは、ナイスバッティングやったな。

山川は、第三打席、左肘でバットを掃ってヘッドの下がりを抑止して、インコースベルトの高さのシュート回転したストレートをレフトスタンドにホームラン。

中村祐太は、頭が回転軸から外れて、右肘が伸びてトップの位置が下がっている。

敷衍すると、中村祐太は、テイクバックのときに、折り曲げた右膝が右のつま先より前に出るから、左膝が先に割れて、右肘が左膝の割れより遅れて出てきてシュート回転するんですね。

中村恭平もテイクバックのときに、折り曲げた左膝が左足のつま先よりも前に出る。

トップを作ったときに、ボールを持つ左手の手に平が頭の方に向いて、コックした左肘が下がる。

右膝の割れよりも左肘が遅れて出る。

外崎がアウトハイ(外崎から見ればインハイ)144キロのストレオートを、ヘッドを残して打ってライト線に落とす。

外崎は、左膝を上げたときにヒッチ、下したときにステイバックと始動が遅れていない。

金子は、真ん中ストレート136キロをヘッドをボールの外側に入れ、ボールをヘッドに引っ掛けてレフト前に打つ。

更に2点を追加した西武がそのまま勝ち切る。

打線の方は、どうかというと良くないのだ。

6回裏、野田がアウトハイ、インハイに外して2つの四球を出して二死一、二塁。

代わった平井は、ステップしてから三塁側に重心が傾いて、左肩、左膝の割れ、腸腰筋、右股関節の外旋の後に右肘が出てくる。

新井は、真ん中のスライダー126キロを、ボールの内側にヘッドを入れて擦っている。

タイミングは合っているのよ。

伝統的な打法ではこれで正しい。

しかし、ボールの内側にヘッドを入れるとヘッドの下がりが大きくなり、手首の返し(トップハンドである右腕前腕部の外旋すなわち反時計回り)が早くなり、スライス回転がかかってフェンス手前で失速してしまう。

9回裏、會澤が、真ん中低目のストレートを、ボールの外側にヘッドを入れて、左肘でバットを掃ってヘッドの下がりを抑止してヒットを打つ。

松本は、右足拇指球に重心をかけて右足踵を浮かせて、右股関節を内旋して左膝を上げる。

右足踵に重心を移して、右膝を内入れしながら、ステップし、左足は踵から着地する。

トップを作ったときに、左肩、左膝が割れていた。

松本の前に投げたワグナーは、17球中、3球を低目にワンバウンドさせている。

西武の中継ぎ投手は、DeNA同様、一人一人のレベルが高くない。

西武ファンがディスるのもわかる。

しかし、カープ打線は、3回裏の松山のヒットから9回裏の會澤のヒットまでノーヒットなのだ。

中村祐太は、右肩、右肘を損耗を深化させない投げ方をしないといけない。

レベルの高い西武打線を抑えることができなかったカープ投手陣。

まだまだ、実力不足ですな。

試合データ

1回戦

2018年5月29日 18:00 三次

試合時間 3時間35分

勝利投手 カスティーヨ 3勝3敗

敗戦投手 中村祐太 3勝3敗

セーブ 増田 0勝2敗 8S

ホールド 野田 平井

捕手(西)森友哉ー岡田雅利(9回裏)

捕手(広)會澤

本塁打 : 會澤4号2ラン(2回裏 カスティーヨ) 山川14号ソロ(5回表 中村祐太)

対戦成績 広島0勝1敗