2018広島vs中日10回戦。鈴木誠也の本塁打で先制。大瀬良116球で完投、7勝目を挙げる。

この試合は、どちらかいうと打高投低の試合だったね。

広島の打者も中日の打者も、完璧ではないが、巧いバッティングを見せてたよ。

大瀬良のピッチング

大瀬良は、右腕を内旋するときに、左膝を蹴り伸ばして右足を一塁側にターンさせているときは、左足に重心が乗って、左股関節の出を抑止できている。

大瀬良は、結果として13のゴロアウトで、1イニング平均15球以下の少ない球数でイニングを食っていった。

中﨑を準備させたが、リリーブ投手を誰も登板させなかった。

大地は、ようやってくれたよ。

先発として右肩、右肘に必要以上の働きをしている。

リハビリ、休息、準備、学習、移動、待機、ミーティングを含め練習した分、投げた分は、隈なく評価してやらにゃいけん。

少ない球数で同じイニングを食えたとしても、試合時間が短くなったとしても、球数の減った分、短縮したと評価された分、肉体に負荷がかかっているのだから評価を下げるようなことはあってはならない。

年俸は、最も球数を投げたシーズン、最も結果を残したシーズンを基準に決めてはいけない。

そんなことをしたら、どんどんギアが上がっていってしまう。

肉体への負荷をかけずに同じ働きをしたなら、その評価を下げることはあってはならない。

投げたのは投手だから、投げた投手本人の利益にならなければならない。

しかし、三塁側に右足を着地させているときは、腰の回転を止めているわけで、下半身が使えていない。

下半身が固定されて、投げ終わりに打者と正対しているわけだから制球は良くなるよ。

しかし、バッティングで言うと、差されているのと一緒なのよ。

この投げ方だと、いくら二段モーションにしても、球持ちが悪くなる。

大地は、三塁側に重心を残す投げ方を中心に無四球を達成していたのでは、いつまでも二流、三流の域を出ないよ。

大瀬良は、右肩の故障歴があって、この試合も4,29,31,43,65,81,105球と右肩が凹んでボールをワンバウンドさせている。

俺は8回102球で交代させろと思ったよ。

右肩が損耗しているのだから、尚更、下半身を使って打たせて取り肩肘の負荷を軽減しないといけない。

下半身がロックされなければ、下半身の負荷も減る。

一方、柳の方は、2回裏までは、三塁側に右足を着地させて下半身を使って投げられていなかった。

2回裏に6点取られてからは、右足を一塁側にターンさせて下半身を使って投げらることで立ち直った。

柳も右肩の故障歴があって、この試合も右肩が凹んでワンバウンドを頻発させていたから、5回での交代は止むを得ない。

2回裏のカープの攻撃

さて、試合の方は、2回裏、広島は、鈴木誠也の本塁打で先制。

打った球は、アウトコースベルトの高さのカットボール132キロ。

しかし、この本塁打を打ったときのバッティング、まだ完全には戻っていないんだよな。

トップと食って左足の着地位置の探りのときにグリップを上げる。

右足でエッジをかけているけれども、右足の踵に若干重心がかかってしまっている。

ステイバックを大きく取る。

ボールを擦って本塁打の角度は作っているけど、差されて上体が反った結果、ヘッドのの下がりを抑えており、スライス回転がかかっている。

いいときであれば、ヘッドがボールの外側入れて引っ掛けるようにボールを擦れている。

柳は、右股関節を内旋、右足拇指球に重心を移して左膝を二回上げる二段モーションで鈴木に投げた。

左膝と上体で「く」の字を作ってステップするが、ヒップファーストは極端ではない。

右腕のトップを作ったときに、右股関節、腸腰筋が外旋して左肩、左膝が割れていた。

柳は、野間には、真ん中低目にストレート134キロが外れて四球を与える。

會澤は、ヘッドをボールの外側に入れて、アウトローのカットボール131キロをレフト前ヒット。

西川は、ボトムハンドであると右腕主導で壁を作ってスイング、トップハンドである左手でサポートする。

西川は、真ん中カットボール127キロをレフトの左を破るヒット。

西川にしかできないバッティングっていうのは褒め過ぎ。

田中も丸もやっている。

野間でもできるよ。

柳は、34球目、一塁側に右足をターンさせてフォロースルーをするが、カットボールがアウトコースベルトの高さに外れる。

大瀬良は、次の球、アウトコースベルトの高さのストレート137キロを、ヘッドを残して右中間を破る。

柳は、左肩、左膝の割れよりも、右肘の出が遅れて出ていた。

柳は、トップの位置が高いが、リリースの直後に右肩が凹んでいた。

ボールがシュート回転していた。

更に、田中が壁を作って、真ん中低目のカーブ113キロをライトオーバーの三塁打。

菊池が、アウトコースベルトの高さのカットボール129キロを壁を作って打ってレフト前に落とす。

この回、広島は、6点。

6回表、京田が、真ん中低目ストレート142キロを右肘でバットを掃ってヘッドの下がりを抑止して三塁打を打つ。

大瀬良は、このとき、トップを作る寸前で、右膝が外旋して内に入り、左肩、左膝が割れていた。

ヒップファーストが極端であるということだ。

中日は、1点を返す。

中日の若手選手がいいものを見せてくれた。

中日二番手で投げた藤嶋健人。

このピッチャー、いいねえ。

惚れ惚れするよ。

藤嶋は、右足踵に重心を残して、右足拇指球に重心を移して右股関節を内旋して左膝を上げる。

左膝をルーズに曲げて、ヒップファーストでステップするが、ヒップファーストは極端でない。

左足は、スパイクの内側の踵から着地し、トップの位置が高い。

左膝は割れるが、右肘の推進の方が先行する。

右腕を内旋しながら、阪神モレノのように、左内転筋、左膝を伸ばし、左膝で壁を作って右足を一塁側にターン。

左股関節が前に出ていかないので、瞬発力がボールに乗る。

こちらは、鈴木誠也が藤嶋から打ったレフト前ヒット。

ボールの外側にヘッドを入れて右手の親指でグリップを押してヘッドの下がりを抑止、右腕前腕部を内旋させて、右手の小指の腹をスライダーを投げるときのように切って、ボールを引っ掛けている。

ステイバックのときに”割れ”ができていたからファウルゾーンに切れない。

打ち方としては、こちらの方がいいときに近い。

中日打線では、髙橋周平のバッティングが光った。

髙橋周平は、8回表、トップハンドの親指を使って、ヘッドをボールの外に入れてヘッドの下がりを抑止、ボールを引っ掛けて、真ん中内寄り(髙橋周平から見れば、外寄り。)フォーク134キロをライトスタンドに本塁打。

前の打席でも、この打ち方で大ファウルを打っている。

その打席では、同じ打ち方で、真ん中低目ストレート141キロを、一、二塁間を破るヒットを打っている。

本塁打も大ファウルも、、右肘がコックされていてインサイドアウトであるが、右肘を推進させてから、右膝で壁が作れているのが、前の打席との違い。

大瀬良は、三塁側に右足を着地させるから、左膝の壁が崩れて、左の股関節が前に出されて、重心が左足に乗らない。

バッティングで言うと、”泳ぐ”に相当。

9回裏、アルモンテが、大瀬良が投じたアウトロー(アルモンテから見ればインロー)からシュート回転して真ん中低目に入るホームランボールのカーブ116キロを、ヘッドをボールの外に入れてライトスタンドに運ぶ。

この後、大瀬良は、後続を抑えて6-3で試合終了。

ピッチャーは、投げ終わった後は、脱水症状になるから、大きな声で話せないんだよ。分かりやすく言うと酒を飲んだ後と同じで頭が痛くなるんだよ。

試合データ

10回戦

2018年5月25日 18:00 マツダスタジアム

試合時間 2時間42分

勝利投手 大瀬良大地 7勝2敗

敗戦投手 柳裕也   2勝4敗

捕手(中)松井雅人ー武山真吾(8回裏)

捕手(広)會澤

本塁打: 鈴木誠也5号ソロ(2回裏 柳) 髙橋周平3号ソロ(8回表 大瀬良) アルモンテ8号ソロ(9回表 大瀬良)

失策 西川 1

対戦成績 広島5勝5敗