2018広島vsヤクルト10回戦。野間が大瀬良を勝たせるグランドスラム。

試合のポイント

野間は、打ち方としては、100点満点ではないけど、状態の良くない大瀬良を勝たせたな。

昭和の野球を愛するオッサンたちは、野間の6番に異議を唱えてきたが、野間は、両肘を脱力してコ手首をコックして立ち、わずかにヒッチさせてグリップを上げてステイバックして

近めの球は、右肘の抜き方とか、左肘の肋骨の沿わせ方とか徐々に打てるようになってきているのよ。

だから、俺は、野間の6番には異議を唱えてこなかったのよ。

ブキャナンは、野間に59球目に満塁本塁打を打たれるまで、3球ワンバウンドさせており、右肩の状態が良くない。

ブキャナンも、野間に本塁打を打たれた球は、トップを作ったときに、左肩、左膝は割れているけど、右股関節、腸腰筋が外に回っていないし、右足をターンさせてフォロースルーをしているけど、右肘の出が遅れたね。

今回、野間が打ったボールは、ブキャナンが投げたナックルカーブがアウトローに行き、野間にとっては、インローのホームランボールなわけよ。

野間は、ステイバックのときに頭が後ろの骨盤に乗っているけれども、振り下ろし始めに左肩が少し下がっているのよ。

これを改善すると、インコースベルトのベルトより上がもっと打てるようになる。

ステイバックのときにもう少しヘッドが立つと、ボールを擦って本塁打を量産できる。

右投げ右打ちの選手は、インローは、肘先行で難なく打つけど、右投げ左打ちの選手は、肘先行でインサイドアウトで打つことができないとホームランにならないからね。

失投を逃さずに、引っ張って打った野間は、十分評価できるよ。

6回裏、野間は、ステイバックのときに頭を後ろの骨盤に乗せ、且つ、振り下ろしのときに、今度は、左肩が下がらずに、ブキャナンが投げた、球種の中で最も失速の少ないアウトハイ(野間から見れば顔に近いインハイ)カットボールを肘先行のインサイドアウトで右中間に引っ張る。

ブキャナンも右足をターンさせて右腕のフォロースルーを行っている。

これが三塁打になる。

野間、修正技術が高いよ。

大瀬良は、初回、山田にアウトコースのベルトの高さのカットボールをセンター前ヒットを打たれる。

西浦は、アウトハイのカットボール132キロを打って中飛。

大瀬良は、リリースと共に右足を蹴って、右足を一塁側にターンしてフォロースルーを行う。

青木を、インコースベルトの高さのストレートで、センターフライ。

11球目、右足をターンさせて真ん中高目にストレートを投げ、山田が盗塁。

そこから、大瀬良は、リリースの際に右肩が凹んで、アウトローに真っすぐ142キロをワンバウンドさせて、バレンティンに四球を与える。

坂口のときには、投げ終わりに、右足を三塁側に着地させて、重心が三塁側に残る。

大瀬良の投げた球は、捕手の構えがアウトロー(坂口から見るとインロー)であるが、カットボール140キロがシュート回転してインローに行く。

ヤクルトは、坂口のセンター前でヒットで1点先制。

3回表、大瀬良は、52球目、トップを作る過程で、左肩が開き、右肩が凹む。

しかし、右足を一塁側へターンさせてフォロースルー。

山田は、アウトハイのストレート146キロをヘッドを残してセンター前。

打者にとっては打ちやすいコースだけど、シュート回転するよりは、球そのものは悪くないよ。

青木には、右足をターンさせて、下を使って投げたが、ストレート148キロがシュート回転して真ん中に入り、左中間のゴロ。

松山は、三塁側スタンドに背を向けて捕球、体の向きを変えて菊池に返球。

山田が本塁生還。

3回裏、二死から、松山が真ん中高目のカットボール143キロ右中間にヒット。

鈴木のところで、ブキャナンは、カーブをアウトローにワンバウンドさせて四球を与える。

新井には、アウトコースのベルトの高さのカットボールが外れて四球。

ここで、前述のように、野間が満塁本塁打を打つ。

4回表、大瀬良は、右足をターンさせてフォロースルーをするが、インハイにストレートが外れて中村悠平に四球を与える。

ここでも、大瀬良の投げた球がシュート回転してるね。

ブキャナンが真ん中高目146キロを一塁側にバント。

大瀬良は、山田に投げた88球目も、右肩が凹んでストレート142キロがアウトローに外れて四球。

大瀬良は、投げ終わりに、右足を三塁側に着地させるから、小指をチョップさせることができず、ボールを擦ることができない。

大瀬良は、投球するとき、左肩、左膝が、右肘の出よりも先に割れるからシュート回転する。

二段モーションにしてからも、この点は改善されていない。

最低限やることとしては、胸の張りを大きくすることと、右肘を推進させるときに、右足を蹴ってターンを開始することだろう。

ヒップファーストのときに、左肩が内に入っても良くないし、トップを作ったときに、左肩、左膝が割れても、胸の張りが大きければ、右肘を推進させるときに、右足を蹴って、ターンを開始したときに、コックした右肘が頭の近くを通る。

改善策としては、右肘をつまみ上げるときに、大腿骨を骨盤に刺して重心を高くすることで、左肩、左膝の開きを抑える必要がある。

8回裏、山本哲哉は、右足踵に重心をかけ、左膝を上げ、二塁側に右股関節を捻って左膝を下げ、右足の拇指球に重心を移し、「く」の字を作ってステップ。

左足は、スパイクの内側の踵から着地し、トップを作ったときに、左肩、左膝が開く(右股関節、右腰の筋肉は回らない)。

投げ終わりに、三塁側に重心が残る。

野間はインローのフォークをヘッドを残して打ち、三ゴロ。

藤井がこれをファンブル。

會澤が、左足拇指球に重心をかけて真ん中高目のスライダーをバント。

上本は、インローのシュート143キロをヘッドを残して打って三ゴロ。

坂倉は、インハイのシュート143キロを壁を作って打って遊ゴロ。

カープの中継ぎ、抑えは、ランナーを出しながらそれぞれが無失点に抑える。

中継ぎ、抑えも、回の頭から投げるからね。

先発投手と同じペース配分でいいのよ。

先頭打者から三振を奪い始める必要なんかなくて、少ない球数で打たせて取ればいいのよ。

先頭打者からギアを上げてたら、一シーズン持たないよ。

コーナーピッチングが先発以上に厳禁なだけで、先頭打者にシングルヒットを打たれたり、アウトハイに外れて四球を出してもいいのよ。

二死走者なしから、ヒットや四球の走者を出してもいいのよ。

肩が万全な投手なんていないんだから、アウトローに外れたって止むを得ない。

三振が望ましいのは、無死又は一死二、三塁ぐらい。

2アウト取れば、ゴロだろうが、外野フライだって何だっていいんだよ。

2アウトになったら、低目にワンバウンドさせて三振を取るよりは、ずっといいよ。

低目のワンバウンドを捕手が捕球しても、ルール上、正規の捕球と看做されないからな。

試合データ

2018年5月19日 14:00 マツダスタジアム

試合時間 3時間13分

勝利投手  大瀬良 6勝2敗

敗戦投手 ブキャナン 4勝2敗

セーブ 中﨑 0勝0敗 14S

ホールド 今村 Jackson

捕手(ヤ)中村悠平

捕手(広)會澤

本塁打 野間 1号満塁(3回裏 ブキャナン)

盗塁 山田 1 田代 2

失策 藤井 2

対戦成績 広島 7勝3敗