2018広島vs阪神7回戦。菊池、バティスタ2発、石原にも第1号。13安打14得点で大勝。

Last Updated on 2019年2月15日 by wpmaster

試合のポイント

細かな日付は忘れたが、新井が阪神に移籍する前に、カープ打線は、能見から7点を奪ったことがあるのは憶えている。

能見から9点奪ったのは、新記録じゃな。

能見は、球速表示が立派だが、打たれたときは、総じて左肘の出よりも先に、右肩、右膝が割れていたな。

バティスタに1本目の本塁打を打たれたときは、インステップ(左膝の割れるレンジが大きくなる)。

よって、打者は、ミートポイントが前でも、振り下ろし始めのポイントを後ろに置けば、スイングした結果、ボールが長く見れたことになるわけよ。

菊池、バティスタが2発、石原もホームラン。

菊池もバティスタもボールを擦って本塁打の角度を作っている。

菊池に投げた球だけでなく、バティスタに投げたインローの球もホームランボール。

謙二郎がバティスタのことを、難しい球を上手く打ったと言ったのは、ファンの夢を壊さなかった謙二郎の優しさよ。

あそこは、バティスタ、否、他の選手にとっても、ツボだからな。

石原は、インハイのストレートを、頭を後ろの骨盤に乗せてステイバックして、ステップ幅を狭める。そこから、左足のスパイクの外側に重心を移して、骨盤を横にズラして、うねり上げて産み出した打球。

広島は、2回裏、バティスタ、新井の2塁打、大山のエラーで3点を追加。

5回裏、広島は、一死満塁から、田中の犠飛で加点。

菊池の2本目のホームランは、頭を後ろの骨盤に乗せてステイバック。

グリップ先行で、グリップからヘッドまでが体と平行になり、体とバットの間に縦のラインが出来ているインサイドアウトのスイング。

鈴木誠也は、頭を後ろの骨盤に乗せてステイバックして打ったが、右足の拇指球に重心をかけて右足をターンするときに、スピードをセーブした分、フェンス直撃に留まった。

新井さんは、ボールを擦って、ボールの下にボールをくぐらせてバックスピンをかけてホームランの角度を作ったんだけれども、ステイバックのときに頭が前に出された分、二塁打に留まったな。

安部も1本目は、頭を後ろの骨盤に乗せてステイバックし、うねり上げて打った三塁打で打点を挙げる。

二本目は、右肘を抜いて外寄り(安部から見ると内寄り)真ん中のストレートを一、二塁間(一塁は、ライト線を固めず、二塁は定位置)を破る安打。

野間は、最後の打席、カウント2-2から、野間から見て真ん中から外の高目の球に、右足の探りとスイングが一緒(始動が遅い)で、三塁線のファウルを連発した後、四球。

Johnsonは、左の股関節を二塁方向に捻ってから、左膝を内に入れて、逆「く」の字を作ってステップする、極端でないヒップファースト。

トップを作ったときに、右股関節は時計回りしていないからタメはある。

しかし、腸腰筋が時計回りしてしまっているので(ユニフォームの襞を参照)、左肩と左膝が割れる。

それと、太ももの裏が半時計回り(内旋)しているので(ユニフォームの襞を参照)、ボールに瞬発力が伝わり切らない。

糸井もステイバックのときに頭が前に出されて振り下ろし始めに左肩が下がったけれども、左足でエッジをかけて左足と右膝を投手方向に運んで打った。

江越に本塁打を打たれたときも、太もも裏の内旋はないのだけれども、左肘を推進する前に、右膝、右肩が割れている。

故に、江越もステイバックのときに頭が前に出されていたが、ボールを擦ってホームランの角度を作った。

能見(29球目他計7球)も、Johnson(56球目他計5球)も左肩が凹んで、低目にワンバウンドすることがあり、肩の状態は良くなかった。

能見は、初回、打者石原のところで、暴投し、追加点を取られている。

Johnsonは、まずまず、下を使って投げ(地面を蹴る方の足のターンのことな。)、93球で7イニング食って、江越の一発だけの1失点。

アドゥワは、K.J同様、腕を解いてから脱力してリリースの直前まで投げて、下を使って1アウト目を取るが、右肩が凹んで四球を出してからは、三塁側に重心が残っていた。

中村恭平は、1アウト目は、手投げだが、2,3アウト目は、下を使ってフライアウト。

共に、無失点で締めくくった。

イニング詳細

1回表

江越(右右)は、3球目、インコースベルトの高さのチェンジアップを打って遊ゴロ。

西岡(右打席)は、6球目、インコースベルトの高さのツーシーム150キロを空振り三振。

糸井は、8球目、アウトコースベルトの高さのストレートを打って左前安打。

ロサリオは、11球目、インローのチェンジアップを空振り三振。

1回裏

能見は、3球目、真ん中低目にフォーク128キロをワンバウンドさせる。

田中は、7球目、真ん中高目のストレート146キロを空振り三振。

菊池は、9球目、インハイのストレート145キロを打ってレフトスタンドに本塁打。

広島1-0阪神。

バティスタは、18球目、インローのフォークを打ってレフトスタンドに本塁打。

広島2-0阪神。

鈴木は、19球目、真ん中高目のストレート148キロを打って左前安打。

平田は、23球目、真ん中低目のフォーク126球目をワンバウンドさせる。

新井は、24球目、アウトコースベルトの高さのスライダーを見逃し三振。

安部は、25球目、真ん中のスライダー128キロを打って右中間に三塁打。

広島3-0阪神。

能見は、28球目、インローにストレートが外れて野間に死球を与える。

能見は、29球目、真ん中低目にフォーク128キロをワンバンドさせ、捕手が正規捕球できない。

広島4-0阪神。

石原は、30球目、真ん中高目のストレート139キロを打ってレフトスタンドに本塁打。

広島6-0阪神。

ジョンスンは、34球目、アウトコースベルトの高さのストレートを空振り三振。

2回表

大山は、15球目、インコースベルトの高さのチェンジアップを空振り三振。

糸原は、17球目、真ん中高目のカーブを打って左前安打。

俊介は、22球目、インコースベルトの高さのチェンジアップを打って二ゴロ。

ジョンスンは、23球目、真ん中低目にチェンジアップ134キロをワンバウンドさせる。

ジョンスンは、27球目、インコースベルトの高さのシュート144キロが外れて梅野に四球を与える。

能見は、33球目、アウトローのスライダー134キロを空振り三振。

2回裏

田中は、39球目、アウトローのフォーク131キロを打って中飛。

能見は、44球目、アウトローにフォーク130キロが外れ、菊池に四球を与える。

能見は、46球目、インローにチェンジアップ123キロをワンバウンドさせる。

能見は、48球目、インローにフォーク126キロをワンバウンドさせる。

バティスタは、49球目、インローにシュート回転したボール146キロを打って左中間に二塁打。

広島7-0阪神。

鈴木は、55球目、真ん中低目のフォーク129キロを打って中飛。

新井は、58球目、真ん中のチェンジアップを打って左中間に二塁打。

広島8-0阪神。

能見は、61球目、真ん中低目のフォーク125キロをワンバウンドさせる。

安部は、63球目、インコースベルトの高さのストレート140キロを打って三ゴロ。

三塁からの送球が逸れ、二塁走者がホームイン。

広島9-0阪神。

野間は、65球目、真ん中のスライダー128キロを打って中飛。

3回表

ジョンスンは、35球目、アウトローにナックルカーブ119キロをワンバウンドさせる。

江越は、40球目、アウトコースベルトの高さのストレート146キロを見逃し三振。

西岡は、42球目、アウトハイのカットボール141キロを打って投ゴロ。

糸井は、43球目、真ん中のストレート145キロを打って遊飛。

3回裏

石原は、67球目、真ん中低目のフォーク127キロを打って左前安打。

能見は、73球目、アウトローにストレート139キロが外れ、ジョンスンに四球を与える。

田中は、76球目、真ん中低目のストレート140キロをワンバウンドさせる。

田中は、77球目、真ん中のストレート149キロを打って遊併打。

菊池は、81球目、真ん中のストレート142キロを空振り三振。

4回表

ロサリオは、44球目、インコースベルトの高さのナックルカーブ119キロを打って二ゴロ。

ジョンスンは、46球目、インローにチェンジアップ134キロをワンバウンドさせる。

大山は、48球目、アウトコースベルトの高さのチェンジアップを打って遊ゴロ。

糸原は、52球目、アウトコースベルトの高さのスライダー134キロを打って遊ゴロ。

4回裏

バティスタは、87球目、インコースベルトの高さのストレート137キロを見逃し三振。

鈴木は、92球目、アウトコースベルトの高さのストレート137キロを打って二ゴロ。

新井は、99球目、真ん中のスライダー128キロを打って中飛。

5回表

ジョンスンは、56球目、インローにチェンジアップ134キロをワンバウンドさせる。

俊介は、58球目、インコースベルトの高さのスライダー138キロを打って二直。

原口は、62球目、インコースベルトの高さのチェンジアップを空振り三振。

鳥谷は、64球目、アウトコースベルトの高さのスライダーを打って一ゴロ。

5回裏

山本翔也は、5球目、真ん中低目にシュート137キロが外れて安部に四球を与える。

野間は、7球目、真ん中のシュート138キロを打ってショートへの内野安打。

山本翔也は、8球目、真ん中低目138キロをワンバウンドさせる。

山本翔也は、14球目、アウトコースベルトの高さのストレート138キロが外れて石原に四球を与える。

ジョンスンは、17球目、アウトコースベルトの高さのストレート136キロを見逃し三振。

田中は、18球目、アウトハイのスライダー121キロを打って中飛。

これが犠飛となる。

広島10-0阪神。

山本翔也は、25球目、真ん中高目のストレート136キロが外れ、菊池に四球を与える。

バティスタは、29球目、真ん中高目のシュート133キロを打って右飛。

6回表

江越は、70球目、真ん中高目のストレートを打ってセンターへの本塁打。

広島10-1阪神。

西岡(右打席)は、73球目、インコースベルトの高さのチェンジアップを打って三ゴロ。

ロサリオは、77球目、アウトハイのシュート146キロを打って遊ゴロ。

大山は、79球目、真ん中のストレート145キロを打って右飛。

6回裏

鈴木は、33球目、真ん中のシュート134キロを打って右飛。

新井は、36球目、真ん中のシュート134キロを打って一ゴロ。

安部は、40球目、アウトコースベルトの高さのストレート136キロを打って三ゴロ。

7回表

糸原は、83球目、アウトコースベルトの高さのストレート144キロを見逃し三振。

ジョンスンは、85球目、アウトローにスライダー139キロをワンバウンドさせる。

俊介は、87球目、真ん中のストレート140キロを打って二ゴロ。

原口は、93球目、真ん中のストレート145キロを打って二飛。

7回裏

野間は、43球目、インハイのシュート136キロを打って遊ゴロ。

石原は、45球目、真ん中のシュートを打って中前安打。

山本翔也(左左)は、53球目、アウトハイにストレート139キロが外れ、エルドレッドに四球を与える。

田中は、58球目、インコースベルトの高さのシュート138キロを打って遊ゴロ。

菊池は、真ん中高目のストレートを打ってレフトスタンドに本塁打

広島13-1阪神。

バティスタは、66球目、真ん中のシュート136キロを打ってセンターバックスクリーンに本塁打。

下水流は、73球目、真ん中のシュート135キロを打って遊ゴロ。

8回表

髙山は、4球目、アウトコースベルトの高さのストレート142キロを打って二ゴロ。

江越は、7球目、アドゥワがワンバウンドさせた真ん中低目のカーブ113キロを空振り三振。

捕手が後逸し、振り逃げ。

アドゥワは、13球目、アウトローにストレート143キロが外れ、西岡(左打席)に四球を与える。

アドゥワは、16球目、真ん中低目チェンジアップ126キロをワンバウンドさせる。

糸井は、17球目、インハイのチェンジアップ125キロを打って遊飛。

ロサリオは、18球目、インハイのストレート146キロを打って捕邪飛。

8回裏

美間は、5球目、インハイのスライダー127キロを打って捕飛。

石崎は、8球目、インローにシュート140キロをワンバウンドさせる。

安部は、12球目、真ん中のストレート151キロを打って右前安打。

石崎は、23球目、アウトローにストレート148キロが外れ、野間に四球を与える。

石原は、28球目、インコースベルトの高さのスライダー130キロを見逃し三振。

石崎は、35球目、アウトコースベルトの高さのストレート149キロが外れて坂倉に四球を与える。

田中は、45球目、真ん中高目のストレート149キロを空振り三振。

9回表

大山は、2球目、真ん中高目のストレート137キロを打って遊ゴロ。

糸原は、4球目、真ん中高目のストレート142キロを打って中飛。

俊介は、8球目、真ん中のストレートを打って中飛。

試合データ

2018年5月11日 18:00開始 マツダスタジアム

試合時間 3時間5分

勝利投手 Johnson 3勝2敗

敗戦投手 能見 0勝2敗

本塁打(阪神): 江越1号ソロ(6回表 Johnson)

本塁打(広島): 菊池6号ソロ(1回裏 能見) バティスタ7号ソロ(1回裏 能見) 石原1号2ラン(1回裏 能見) 菊池7号3ラン(7回裏 山本) バティスタ8号ソロ(7回裏 山本)

対戦成績 広島 4勝3敗