2018年広島vs阪神6回戦。藪田は、無失点ながら、4回2/3で降板させられる。ロサリオが決勝2ラン。

藪ちゃんは、二軍で調整がほぼ決定したようだね。

藪田は、真っすぐ、カットボールで打たせて取るピッチング、一球で仕留められなくても、ファウルを打たせてカウントを稼いだ後に打たせて取るピッチングでリリーフ、先発で実績を残してきた。

俺も、良くない投げ方ながらも、ストロングポイントを一連の投球動作上に作って、一軍の打者を抑えることで、再生と併せ、技術をアップデートさせることを支持してきた。

低レベルの相手に投げても、投球動作が回復していかないからだ。

実績のある投手は、良くないなりに、投球動作の内に、他を、または従来を凌駕する部分を作って良くない部分を相殺して試合を作れるが、ファームの実績は立派で一軍の実績のない投手は、よくこれで、プロの投手であり続けさせてもらえてるなという投げ方をして実際に一軍に上げると打たれる。

先発の頭数が足りない現在、キャンプ、オープン戦で先発調整し、中7日空いている藪田を、この試合に先発させたことは間違いではない。

投げ方に問題があって高低にボールが散るときには、四球が増えて連打を浴びずロースコアの試合になると予想。

スイングしないとタイミングが測れないので、待てのサインは出せない。

始まる前の段階では、俺の中では捨て試合ではない。

さて、先発の頭数が足りなくなり、中7日空いた藪田を先発させることになったが、どうだったのか。

藪田のピッチングと岩貞のピッチング

この試合も前回までと同様に、藪田は、「く」の字を作ってステップするときに骨盤が滑り(腸腰筋より臀部が出っ張っていない)、ボールが高目に外れ、または、右肩が凹んでボールを引っ掛けて低目に外れた。

右腕のトップを作ったときに、左膝が割れて右肘が伸びて顔近くの高目に外れた場合には、打者が振ってくれることもあるが、顔から遠い低目のボール球は振ってくれないからな。

振ってくれないからといって、両サイドを突くピッチングをしたらダメだ。

審判と勝負したらダメだ。

見逃し三振は、要らん。

ナックルカーブの後には、ツーシームでなく、後述のように、下を使って失速の小さいカットボールを投げて差すのだ。

藪田は、三塁側に重心が残って球離れが早い。

ストライクゾーンの中へ、中へと、下を使って瞬発力を加速せにゃいけん。

どの投手にも言えることだが、右肩を故障前の状態に戻すことは不可能だとしても、藪田の場合も、ごまかしが通用する程度にまで、先ずは、右肩をリハビリすること。

右肩が凹んでボールが低目に外れるということは、一、二軍の試合を問わず、実戦で投げられる肩でないのに、生活する上でやむを得ず投げているということだ。

安仁屋さんは、ステップを広くしろと言っていたが、ステップは狭いままでいい。

ステップ幅を広くしたら、重心が低くなって下半身がロックされて却って手投げになる。

完璧な投げ方でなくていい。

右肩、右腕に負荷はかけなくていい。

右股関節のタメを作る。

胸を張れ。

とにかく、左膝を伸ばせ。

左股関節を二塁側に引っ込めろ。

右足を一塁側へターンさせろ。

3回、岩貞を真ん中高目のストレートで三振に取った、あの投げ方でいいんだよ。

この試合、藪田が91球中、5球、岩貞が117球中、15球をワンバウンドさせる。

岩貞は、左足の踵に重心をかけ、左股関節を内旋して右膝を上げ、逆「く」の字を作ってステップするがフットファーストで、右股関節の外旋よりも左肘の出が遅れる。

岩貞も、藪田同様、左肩が凹んでワンバインドを頻発させていたが、左足をターンさせることによって、左肩の損耗をごまかした。

藪田は、リハビリが済んだら、前述の下を使った投げ方でファームで試運転だ。

ファームでの内容、結果を問わず、試運転が済んだら、一軍の厳しい場面で、一流の打者と対戦させ、良くないときでも相手を抑えて実績を積み重ねさせることだ。

修正されつつあるロサリオのバッティング

ロサリオは、ボールを擦って、バットをボールの下にくぐらせて打ち、完璧にホームランの打球の角度だったね。

ロサリオは、植田が打たせたのではない。

植田の存在とは関係なく打った。

一岡は、最低限の牽制球しか投げていない。

余計なことはしていない。

メンタルが動作に先行することはあり得ない。

一岡のメンタルがぁ~とか、ロサリオのメンタルがぁ~とか関係ねえよ。

ロサリオは、ここ最近、オープン戦のときの踵体重が修正され、スイングした後に右足が回転しなくなった。

ロサリオは、右足の拇指球で、しっかりと右足を固定して重心を後ろに残している。

ロサリオのバッティングを修正する技術は、高い。

一岡もボールを持つ手が頭の距離が近く、左肩も内旋できており、右足を一塁側にターンしている。

コースも比較的、顔に近いコース。

打者が一番最初に振ってタイミングを測るところ。

エルドレッドであれば空振り三振するところ。

ロサリオh、あ今の打ち方が継続できれば相当の数字を残すが、今の打ち方だと穴がほとんどない。

ロペス、マギー、ビシエドぐらいのレベルは少なくともあるよ。

藪田は、四球を出しながらも本塁を踏ませていない。

アドゥワも猛も無失点が止まったが、夫々1点に留めた。

アドゥワの方は、あの打球は、バウンド変わってないし、事実上は、菊池のエラーだしな。

カープ寄りの実況アナよ、事実を曲げるのもたいがいにせいや。

カープファンとして聞いていて恥ずかしくなる。

アドゥワは、下を使って投げられていた球の方が多かったよ。

一岡の打たれた本塁打も相手が一枚上手だった。

この試合は、阪神の投手陣を打線が打てなかったことが殆ど全てだな。

岩貞から追加点が取れなかった段階で負けは覚悟したから、見ている方としては悔しさはないね。

それと作戦面で一つ疑問を呈させてもらうと、5回裏、鈴木は、ランニングのときに右足の踵に重心を残すことができないのに、ランエンドヒットを指示したのは誰だ?

その後の守備でも、福留の打球を追うときに、走れていねえじゃねえか。

試合の顛末と関係がないところでは、髙橋大樹がプロ初安打を含むマルチ安打。

ステイバックのときにヘッドが少し寝ていたが、頭が後ろの骨盤の上に残り、両腕で逆三角形を作ってレフトに打った。

2本目も頭が後ろの骨盤の上に乗ってステイバックし、畳んだ右肘を肋骨の沿わせてインサイドアウトでレフト前安打。

2本共、ナイスバッティングだったぞ。

鈴木誠也は、第一打席、後ろの骨盤に頭を乗せてステイバックし、壁を作って中前安打。

スタメンで出れるときは、誠也が4番がベスト。

この試合は、5回の打席でインパクトのときに、右足は、拇指球で立ってはいたが、後ろに重心を残せずにいたので、5回に出塁した段階で代走を出す必要があった。

安部が大分、叩かれているようだが、一打席目は、ステイバックできており、悪くはなかった。

得点経過

2回裏

髙橋大樹は、真ん中低目135キロのスライダーを左前安打。

會澤は、アウトロー143キロのストレートをステイバックして両腕で逆三角形を作り、左肘でバットを掃ってレフトポール付近へ二塁打。

一死二、三塁。

藪田は、アウトハイ142キロのストレートを空振り三振。

岩貞は、スライダー135キロをアウトローにワンバウンドさせ、田中はヘッドが返らず、田中に四球を与える。

二死満塁。

菊池は、真ん中低目のストレートにヘッドが返らず、菊池に四球を与え、押し出し。

広島1-0阪神。

5回裏

岩貞は、トップを作る過程で左股関節が外旋し、右肩、右膝が開く。

菊池は、インハイ(菊池から見ればアウトハイ)のストレートを壁を作って打って右前安打。

バティスタは、壁を作って打つが、インロー137キロのチェンジアップを遊ゴロ。

植田がトンネル。

無死一、三塁。

鈴木は、インコースのベルトの高さのストレートを一応、後ろの骨盤ではないが、骨盤の上に頭が乗って、左肘でバットを掃うが、糸原は、右足を前に出してフォアハンドシングルで捕球。

二塁forced outの間に広島は、1点追加。

広島2-0阪神。

福留は、真ん中低目116キロのカーブを頭を後ろの骨盤に乗せてステイバックしたときに、ヘッドが立ち、壁を作って打ち、右中間を破る三塁打。

アドゥワは、右肘をつまみ上げたときに右股関節が外旋し、左肩が開き、トップを作る過程でに左膝が割れ、トップを作ったときに腸腰筋が外旋。

スパイクの内側の拇指球を地面に向け、左足の踵から着地し、右肩がやや凹み、トップの位置が下がっていた。

フィニッシュでも三塁側に重心が残っていた。

糸原は、真ん中低目148キロのストレートをボールの下から手首を返して打ってアンツーカーで打球が跳ねる。

菊池は、グラブを上から被せるが捕球できない。

広島2-1阪神。

7回表

植田は、左足の拇指球に重心をかけて今村のアウトローのストレートをドラッグバント。

打者糸井のカウント1-0からインローのフォークを投げたときに、植田が二盗。

會澤は、二塁送球しない。

今村は、トップを作ったときに、右股関節が外旋し、左肩、左膝が開く。

糸井は、壁を作ってアウトローのフォークを打って一、二塁間を破る。

アウローは、体感速度が遅く、スイングの結果、ボールが長く見れる。

左打者がアウトローを打つのが、右打者がインロー、アウトローを打つのが難しいと言っている人は、野球を知らない人。

広島2-2阪神。

ロサリオのカウント1-0から、アウトコースのベルトの高さのスライダーを投げたときに、糸井が二盗。

ロサリオは、アウトローのストレートを見逃し三振。

9回裏、藤川が登板

髙橋大樹は、初球真ん中高目のストレート147キロを振り遅れてファウル。

2球目インコースベルトの高さに投じた人差し指と中指をくっつけて投げるストレート系の球140キロを空振り。

藤川は、3球目、133キロのフォークをインローでワンバウンドさせる。

藤川は、右肩が凹んでいた。

藤川は、トップを作ったときに左肩、左膝が開く。

髙橋大樹は、インハイのシュート回転したストレート147キロを空振り三振。

會澤には、ストレートがアウトローに外れて四球を与える。

松山にも、ストレートがアウトローに外れて四球を与える。

岩崎に投手交代

岩崎は、2~5球目にステップするとき、右足で弧を描いていた。

一死一、二塁から田中は、2球目アウトローのストレートを打って遊飛。

インフィールドフライが宣告される。

菊池には、インハイにストレートが外れて四球を与える。

今の野間なら岩崎クラスは打てる。代打は不要。

野間のところで、8球目をアウトロー、9球目を真ん中低目にストレートをワンバウンドさせる。

野間は、ステイバックのときに、頭を後ろの骨盤よりも大分前に出されて、アウトロー、真ん中低目、アウトハイのストレートを逆方向にファウルを3本。

最後は、インハイのストレートに、ステイバックのときに、頭が前に出されて三邪飛。

10回表

一岡は、トップを作ったときに左肩、左膝が開き(右股関節、腸腰筋は外旋していない)、三塁側に重心が残る。

植田は、バットを短く持ち、トップハンドとボトムハンドのバットを握る位置も離れて両肘がロックされ、右肘が上がってヘッドが遅れ、アウトハイのストレートをボールの下から手首を返し、三塁ゴロを打つが、三塁線を固めていた安部はフォアハンドで捕球できず、レフト前に抜ける。

ロサリオは、真ん中高目のストレートをレフトスタンドに本塁打。

広島4-2阪神

勝利投手 岩崎 1勝2敗 0S

敗戦投手 一岡 1勝2敗 0S

セーブ  ドリス 0勝1敗 9S

ホールド モレノ 桑原 藤川

アドゥワ誠 Jackson 中﨑

失策 植田 ロサリオ

盗塁 植田 糸井

対戦成績 広島3勝3敗