21/08/2020広島7-5巨人,森下暢仁116球8回1失点,坂倉将吾1号3ラン,ホセピレラ7号ソロ

Last Updated on 2020年8月22日 by wpmaster

私の中では、田中広輔、松山をスタメンに入れないのはリーグ優勝の必須要件
私は、かつて、ステーティングメンバーの例外の一つとして、5番一塁ピレラ’基本は左翼)、一番二塁上本(基本は三塁)、7番三塁堂林(基本は一塁)、6番左翼長野(基本は代打)、遊撃は、基本どおり3番小園というオーダーを、三好の三塁守備固めを要件に提示したことがある。二番はコンスタントに左打者で、エンドランをかける。押手主導で内野の頭を越える打撃をさせる。今回は、その例外として提示したオーダーに近いオーダーを組み、成果を上げた。
投球動作の水準から既に他の投手を圧倒する広島のエースとなっている森下は、116球8回1失点。上本は、大資本メディアの使用人が守備の人で打撃が非力であると宣伝するが、実際には、守備は上手くなく、私は、振る力に価値を高く付けてスタメンで起用しろと言っている。相手の投手、野手の動きを後ろの股関節を使って把握することができるので、盗塁も上手い。実際に、上本は、河埜や田中広輔と違って一振りでエラーを取り返すことができる。上本のエラーはメンタルは関係ない。100%体の使い方の問題。打撃も守備も基本は同一あれだけのフルスイングができるのだから必ずクリアできる。島内もメンタルは関係ない。100%体の使い方及びフィジカルの再生産の問題。一旦はできた体の使い方の基本に還ることだ。島内は、今後もクローザーで起用しろ。

森下暢仁のピッチング

森下は、13球目、クイックモーションにおいて、右足小指球で地面を蹴る。左足踵で地面を三塁側に蹴った後、右足踵で地面を蹴る。左足踵で地面を蹴るのは〇だが、左足踵より先に右足踵で地面を蹴らないと、投球腕のローテカフにかかる負荷が増す。投球肩を前肩より下げる。前肩はスクエアだが、左腕上腕部が背骨の方に凹む。右肘をつまみ上げたとき、右足のスパイクの内側でエッジをかけてしまっている。左腕前腕部の回内が解け、前肩が開く。リリースの瞬間、左膝が開き屈曲する。右膝が外側に外れる。右腕上腕部が凹み、アウトローにカットボール135キロをワンバウンドさせる。

森下は、62球目、右足踵をヒールアップして左足のスパイクの内側踵寄りで地面を蹴る。右足踵で地面を蹴り投球肩を前肩よりも下げる。前肩関節から前肘がオープンから背骨の方に動く。右肘をつまみ上げたときに右足のスパイクの内側でエッジをかけてしまっている。左腕前腕部の回内が解け、前肩が開く。リリースの瞬間、左足首を背屈するが、左膝が突っ張りきらず、右腕上腕部が凹む。アウトローにカットボール134キロをワンバウンドさせる。
吉川尚輝は、右足の小指球で地面を蹴ってから左股関節を外旋、左足つま先を捕手方向に向ける。前肩、前肘が背骨の方に入る。左足拇指球で両足を運び、ドアスイングで空振り三振

田口麗斗のピッチングvs鈴木誠也のバッティング

田口は、89球目、左足小指球で地面を踏む。右足小指球で地面を蹴ってから左足踵で地面を蹴る。投球肩を前肩よりも下げる。前肩関節がヘソの方に入る。左足スパイクの外側で地面を蹴る。左肘をつまみ上げたときに左足小指球から左足拇指球にウェイトが移り始める。リリースの瞬間、右足首を背屈し、右膝が突っ張るが、右足スパイクの外側の踵寄りにウェイトがかかる。左腕上腕部が凹み、スライダー128キロをワンバウンドさせる。

鈴木誠也は、田口が左肘を逆Lにしてつまみ上げる過程で、右股関節を外旋、右足のつま先を捕手方向に向けてから左足小指球で地面を蹴る。しかし、右股関節が外旋し切れておらず、右足小指球にウェイトが残る。前肘も屈曲できているが、右腕上腕部が少し背骨の方に動く。真下に左膝を落とし、右足拇指球で地面を蹴って後足に残ったウェイトを前足に移動させるが完全に移せず、右膝が内に入る。ハーフスイングを前肘を曲げて投手方向に張り出すことでヘッドを残すが、空振りしたと解される。

島内颯太郎のピッチング

島内は、右足踵をヒールアップして右足小指球で地面を蹴る。左足の拇指球で地面を蹴ってから右足踵で地面を蹴る。投球肩を前肩よりも下げる。左腕上腕部の棘下筋、棘上筋が背骨の方に入る。前肩を開いてからでないと押手の肘が出て行かない。右肘をつまみ上げたときに右足のスパイクの内側でエッジをかけてしまっている。両肩が緩くM字になる。リリースの瞬間、前足首を背屈し、前膝が突っ張るが右腕上腕部が凹む。カットボール、フォークをワンバウンドさせるので、フォーシームを投げさせざるを得ない。
上述のように、右股関節の外旋が解けてから右肘が推進する、2つの楕円運動の誤差が大きいダブルプレーン投球なので、フォーシームもシュート回転する。

上本は、右股関節を外旋する間がなくストライドが広がり、右足小指球にウェイトがかかり、前肩が左膝の前に出る。ガイドハンドの肘が前肩の後に出るのでガイドハンドでボールの軌道を捕まえられず、打球をトンネルする。

試合結果