會澤の獲得をしなかったことにより決まった野村祐輔の巨人入り

Last Updated on 2019年10月24日 by wpmaster

阿部慎之助は、二軍監督就任が事実上決定。
石井琢朗が巨人の野手総合コーチに就任することが事実上決まった。
野球をやるのは選手、石井の野球は陳腐化しているので巨人に行ってくれても、個人的には痛くも痒くもない。

バカープファンは、メディアに洗脳されるまま、石井や川口が家庭の事情で他球団に行ったものと解しているが、石井も川口も金で他球団と契約しているのである。

家族は、労働力を再生産するという経済関係である。
労働者を後付けで洗脳するときに使われる「家族」は人間的な結び付きである。

ロドリゲスは、メジャーの産業資本を通じて金融資本から提示される労働に付される価値が巨人を上回るのでメジャー

巨人は、”法律上”、FA権を取得した選手を無制限に獲得することはできない。
法律は経済を土台に作られ、経済に劣後する。

野村祐輔に関しては、金融資本から経営を委託された産業資本、管理職にある労働者は、會澤、菊池涼介と併せて調査してきたのは既述のとおり。

投手が抑えて勝った試合と打者が打って勝った試合との比較衡量から、30本塁打を打てる打者よりがチームを去るよりも10勝投手が去ることの方がチームにとってダメージが大きいと丸のFAのときに書いた。

現在の野村は2桁勝てる投手ではない。會澤は、30本打てる打者ではない。
私は、捕手については盗塁阻止率を最も重視し、その次が打撃
私の好みからすると、小林誠司、會澤、石原慶幸の順
俺が経営を委託された立場であれば、.270 12本55打点で阻止率も高くない會澤よりも6勝前後の野村を獲る。

原辰徳がモデルにしているのは古葉野球
巨人の現場は、野村が大して大きな戦力になるとは考えていない。

しかし、野村を引き抜くことと會澤を引き抜くことによる広島に与えるダメージは會澤の方が大きいと巨人が解して會澤を獲得するだろうと予想した。

経営を委託された巨人の産業資本、管理職は、広島の選手の仕事量を増やして労働の単価を下げるという面では、會澤の獲得よりも野村祐輔の方が大きいということで野村祐輔に切り替えたのだろう。
経済上のメリットがあるから野村を獲らざるを得ないのであろう。
鈴木大地は、ユーティリティプレイヤーという触れ込みだが、守備も上手くないし足も速くない。一度も3割を打ったことがない、.270 12本55打点の選手
メジャーの打者は、前足で着地位置を探らず真下に前膝を落とすが、ストライドは狭い。
二段モーションによって、ヒッチ同様、後ろの股関節の内旋を遅らせる投手や打者がいるが、ストライドが広い。両股関節をぶつけると右膝の壁が崩れる。柴原は、鈴木大地について右膝を投手側に運んだ後に引いていないと言うが、実際には、左足の方に引き戻している。このような選手であれば生え抜きの控え選手からでも育成できる。私が巨人の編成を委託された立場であれば獲らない。
鈴木大地、秋山翔吾との比較考量からしても野村の方が旧在籍球団へのダメージが大きいから野村を獲りにいくだろう。
ヤクルトは、投手層が薄いので、優勝争いに絡んでこないであろうという解釈から巨人はバレンティンよりも菊池涼介、野村を優先する。

金に苦労をしたことのある人間は、田舎なんて大嫌い。地元愛なんかない。
東京の大学や企業に進む田舎っぺは、地元を捨てて東京に出る。田舎に帰るつもりは100%ない。
東京の企業や大学に進む実力を付けられなかった者が田舎に残る。
東京で就職に失敗した人間が、東京に残って就職活動をすればいいものを地元に帰る。
しかし、東京のプロ野球球団は数に限りがある。
会社資本の好き嫌いは関係ない。いかに多くの金がもらえるかが土台にある。

法大に進んだ、山本浩二、小早川、西田、廣瀬、駒大に進んだ大下、野村謙二郎、新井さん
亜大に進んだ永川、岩本、九里、藪田

腹の中は、”巨人の資本さん、私を買って下さいな”
大下は、広島にトレードされることに難色を示した。
明大に進んだ野村祐輔も同じ。

巨人が高く買ってくれないから広島に入った。野村祐輔の現在の実力であれば、同じかそれ以下の成績なら巨人の方が金がもらえる。
働かなくても給料が以前よりもらえるならそれに越したことはない。

野村祐輔からすると、會澤の残留が決まったから巨人に行くのではなく、巨人からオファーがあった段階から巨人に行く気マンマン

野村祐輔はFA権を行使するだろう。
FA権を行使した上での広島残留はない。
野村祐輔は巨人に行くだろう。
個人的にも、巨人に行ってくれて構わない。
選手に給料を支払う義務があるのは、親会社の資本ではなく金融資本
数字上の親会社がなくても巨人の選手以上に給料を支給できるのに、選手に球団の内部留保のみから給料を支給してユダヤ金融に貢ぐ松田がいけない。

巨人が會澤を獲らなかったことにより、獲れるリストには小林誠司の名前はないだろう。
広島は、菊池涼介の人的補償として畠、野村の人的補償として今村信貴を獲れ。
間違っても中島宏之、陽、野上は獲るな。

フィジカル、野球の動きの土台ができていない高校生は伸びない。
フィジカル、野球の動きの土台ができているか否かは取り外しに労力、金を要するトラックマンでは難しく、持ち運びがしやすいラプソードを使えばできる。
毎年、知名度ではなく実力面で小園レベルの高校生を獲得しろ。
スモールベイスボールをできる選手は、ホームラン打者やパワー系投手よりも簡単にできる。東出や迎でも育成できる。
石井や河田がやってきたことは東出、迎でもできる。
スモールベイスボールなんて.333 40本ができなかった弱かった頃の主力にやらせればいい。
広島がやる必要があるのは、石井や河田の野球ではない。
野球をやったことのない人間は、セーフティやカット打法やセカンドゴロを打つことが高度な技術を要しホームランは振り回すだけの単細胞がやっていると捉えているが実際は違う。
股関節、肩甲骨、大腿骨、腱で産み出す瞬発力を高め、いかにインパクトやリリースの瞬間に瞬発力をロスせずに伝えるフルスイングがいかに難しいことか、いかに技術、労力を要するか。回転数の多いファストボールを投げること、本塁打を打つことは、セーフティやカット打法、セカンドゴロを打つより、コーナーピッチングをするより遥かに技術水準の高いことなのである。
これからは、.270 12本55打点20盗塁の選手ではなく、.333 40本 10盗塁の選手を複数作れ。すぐにできなければ、外部から補強しろ。