[野球]大量ビハインドでも疎かにしてはならないこと

Last Updated on 2023年8月2日 by wpmaster

日本ハム対オリックス16回戦

先発は、コディポンセと東晃平

試合は、2-9で日本ハムの敗戦

大量ビハインドとなってしまった場合は、打撃は、水平方向に捻転差を作らずに本塁打を打つ練習、守備走塁は、基本練習、テスト及び練習に試合を使い、次の試合の準備をしなければなりません。

コディポンセのピッチング

1回表、ポンセは、右足のスパイクの外側をプレートの一塁側方向の端に沿わせ、オープンスタンスでセットアップする。

故に、左足拇指球で地面を蹴った後、捻転差が生ずる。
左腕前腕部の回外、回内運動、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。
右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなれば、右腕前腕部の回内運動(スイング)の回転半径が長く加速距離が短くなる。

杉本に左翼席に先頭打者本塁打を打たれる。

ポンセは、セデーニョに対し、右足のスパイクの外側をプレートの一塁側に沿わせ、スクエアスタンスでセットアップする。

セデーニョに対する5球目(通算18球目)にナックルカーブをワンバウンドをさせるが、腱板が凹み、右肘が落ちている。

19球目から押し出し四球を生ずる30球目まではワンバウンドの投球は生じていない。

杉浦、玉井も腱板が凹み、ワンバウンドの投球をして走者を進塁させている。
立野も、本塁打を打たれた投球は、右腕前腕部を回内後、腱板が凹み、右肘が落ちている。

山本拓実は、左膝を肋骨下部の高さまで上げ、右足が踵体重になる。
右腕前腕部は背中から出ていないところは、クイックと同じ。
しかし、踵体重になったことにより、右足小指球にウェイトが移り、右腕前腕部の回外、回内をする間が十分に取れず、右肘のアクセレーション前に右肘が沈む。

走者を出す前もスモールステップ、クイックで投げることで先頭打者の本塁打は防げる。

一死一二塁における守備

一死一二塁における守備の基本

前進守備を採らない。前進守備を採らない。
内野手は、走者の走路より前に守らない。

走者の走路より前に出ずに打球に触れる。三塁手はベースがガラ空きになる間が生ずるからである。

フォアハンドシングルでグラブを出し、グラブを持つ手の小指基節骨→親指基節骨の順で打球を叩く。

一二塁走者には、進塁義務が生じる。

二塁ベース上はフォースドプレーであり、簡単にアウトが取れるが、二塁には投げないこと。

飛球は、2つ以上進塁できる。

打球に触れた後、先頭を走る走者の進行方向とは逆方向の塁には送球しない。

打者走者は、本塁に帰塁できないが、フォースドプレイではない。

打者が引っ張って産み出した地を這うゴロに触れた内野手は三塁に投げる。
ボテボテの打球、ファーストバウンドが身長より高いバウンドは、走路より前に出ずにベアハンドで触れ、本塁に投げる。

首を先頭の走者の方に捩じったり、三塁又は本塁に偽投しただけでは、二塁走者の本塁突入は阻止できないからである。

三塁手は、ゴロに触れたら三塁ベースを踏んでから他の塁に送球する。

遊ゴロに関しては三塁手は三塁ベースから離れないこと。遊ゴロは、遊撃手が二塁走者の走路より前に出ずに打球に触れること。

打球に触れた外野手は、本塁に投げる。

1回表一死一二塁、投手コディポンセ(右投手)、打者中川(右投げ右打ち)

清宮は、三塁ベースのアンツーカーと内野芝の境目でフォアハンドシングルでハーフバウンドの角度でグラブを出すが、打球を後ろに弾く。

二塁走者の宜保が三塁に走る。

打球は、清宮のグラブに当たって内野手全員の身長より高く弾む。グラブに当たった後のセカンドバウンドがハーフバウンドとなる。

二三塁間アンツーカーと外野芝の境目寄りに守っていた上川畑が、二三塁間のライン上まで出て、サードバウンド、ショートバウンドの角度で打球に触れる。

上川畑は、本塁に投げて二塁走者の本塁突入を阻止しなければならないのであるが、右肘を上げたところで送球動作を止め、左肩が一塁方向に向く。

宜保は、減速し、右足のスパイクの外側で三塁ベースを蹴って停止してしまう。宜保のボーンヘッドで得点には至らなかったが、清宮だけでなく、上川畑もミスしている。

2回表一死一二塁、マルティネスは、中川が打った一塁ベンチ方向に飛んだ一邪飛を右翼方向に背側、三塁側席に腹側を向けてフォアハンドシングルで打球に触れる。グラブが一塁側席の網下の壁に接触する。

上川畑は、三塁ベースのマウンド寄りのコーナーとマルティネスが右肘を上げたポイントを結ぶラインの外側(一塁線方向)であるマウンドの頂点に走る。

二塁ベースを空けたのは、二塁ベースにマルティネスが投げてしまえば、二塁走者が本塁に還ってしまうからである。

よって、二塁ベースを空けて三塁送球のカットに入った上川畑の動きは、大正解なのです。

一死二塁における守備

一死二塁における守備

前進守備を採らない。
内野手は、走者の走路より前に守らない。

走者の走路より前に出ずに打球に触れる。

フォアハンドシングルでグラブを出し、グラブを持つ手の小指基節骨→親指基節骨の順で打球を叩く。

二塁走者に進塁義務が生じない。
打者走者は、本塁に帰塁できないが、フォースドプレイではない。

打者が引っ張って産み出した地を這うゴロに触れた内野手は三塁に投げる。
ボテボテの打球、ファーストバウンドが身長より高いバウンドは、走路より前に出ずにベアハンドで触れ、本塁に投げる。

打球に触れた外野手は、本塁に投げる。

先頭を走る走者の進行方向とは逆方向の塁には送球しない。

9回表、一死二塁、打者セデーニョ(右投げ右打ち)、二塁走者宜保

遊撃上川畑は、二塁ベース寄り、二塁走者の後ろに守る。

セデーニョは、ヘッドを残し、マウンド一塁側寄りのゴロを産む。

玉井がフォアハンドシングルでグラブを出すが、打球がグラブを弾く。

打球がボテボテになり、上川畑が二三塁間アンツーカーと内野芝の境目を跨いでベアハンドで打球に触れる。

上川畑は、一塁に送球してしまう。

宜保は、本塁に還る。

一塁送球は、ワンバウンドし、マルティネスは、ショートバウンドの角度でバックハンドシングルでグラブを出すが、後逸する。
打者走者は、二塁に進塁する。

一塁送球が暴投となった以前に一塁に投げた段階でエラーである。

脚注

用語の意味に関しては下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

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