試合速報08/10/2020広島1-9阪神

Last Updated on 2020年10月9日 by wpmaster

阪神は、初回、北條が広島先発野村から2ランを放ち先制する。5回表には、糸井の右前安打で一点追加。6回表には、サンズが左翼席にソロ本塁打、ボーアが右翼席にソロ本塁打。更に、投手の西に右前安打を打たれて一点追加されたところで野村は降板。代わった一岡から糸井の中前安打、大山の中前安打、サンズの二ゴロの間に計3点を追加。広島は、8回裏、上本崇司の左前安打で一点を返したにとどまった。阪神先発西は8回1失点、9勝中広島から4勝を上げた。

公式戦初登板藤井黎來のピッチング

藤井黎來は、7回表の頭から登板、梅野は、5球目、インコースベルトよりやや上のフォークに対し、前肩が背骨の方に入るのが深く、右足が踵体重、梅野は、右足拇指球にウェイトが残るドアスイングでヘッドがボールの内側に入ったが、左肘を抜かなかった分、ヘッドが残り、ヘッドが手首のラインを越えて右前安打になった。小幡は、真ん中のフォーシームに対し、前足を一歩踏み出してから左足つま先で地面を三塁側に蹴って後ろ体重を除去し始めたので、スイングできずに三振。近本は、真ん中高目のフォーシームに対し、左肘の推進までに左足の拇指球にウェイトがかかりヘッドアップして二ゴロ。
藤井黎來は、左足のスパイクの内側、クイックでないときはスパイクの外側及びスパイクの外側の踵で地面を蹴ってから右の股関節を外旋する。投球肩を前肩より下げたとき前肩峰はわずかにオープンにしている。右肘をつまみ上げ始めは右足のスパイクの外側でエッジをかけ、右股関節を外旋している。左肩甲骨~左肩峰~左三角筋はスクエアだが、左腕上腕部が僅かに背骨の方に入る。右腕上腕部の1回目の外旋し始めに右足の小指球にウェイトが移る。左腕前腕部の回内は解けるが、左肩は浩ていない。1回目に右腕上腕部を回内したときに前肩が投球肩より下がる。2回目の右腕上腕部の回内までに左膝で地面を蹴って前足首を背屈。リリースの瞬間、左膝が突っ張るが、右腕上腕部の付け根が凹む。前足を軸に右足をターン。両足をクロスさせる。クイックでなげるときもそうでないときも、スライダー、フォーク、フォーシームのいずれを投げるときも、前足で地面を蹴ってから右股関節を外旋し、2回目の右腕上腕部の外旋(投球肘の推進)とシンクロさせて前膝を蹴ることで右肘の推進直後も右股関節を外旋する、投げ方をする。故に、2球目にスライダーを真ん中低目に投じたときに投球をワンバウンドさせている。藤井黎來の現段階での投球動作のレベルは、島内、塹江、ケムナ誠のレベルには達していないが、中田廉、中村恭平よりは、右手首を背屈して指先をしならせて投げられている。レベルとしては、矢崎、一岡と既に同レベルに到達している。
①右腕前腕部を回外し地面の方向に右手首を引っ張り右股関節で地面を蹴って前足の踵を浮かせる。②右肘をつまみ上げ終わって右腕上腕部を最初に外旋し始めたときに右股関節を外旋し、右足のスパイクの外側でエッジをかけたまま、前膝を落として底屈→背屈するとことができれば、2回目に右腕前腕部を回内する直前に更に右手親指をしならせることができる。

試合結果