阪神のリリーフ陣の一角,石崎剛のピッチング

Last Updated on 2022年4月9日 by wpmaster

2016年5月21日、右肘のインピジメントになり登録抹消

投球動作にぽいて、ボールをリリースした直後から肘には強く反る力と遠心力が加わります。関節を構成する骨と骨の間に、筋肉、軟骨、脂肪や靭帯などが繰り返し挟まれたり、衝突することを繰り返す内にそれ以上に動かすことができなくなります。

また、肘の後方は、肘頭(ちゅうとう)という肘を曲げたときに一番出っ張っている骨と、肘頭窩(ちゅうとうか)というくぼんだ骨の部分で、肘の関節を構成しています。肘を伸ばして行くと出っ張った骨(肘頭)が、くぼんだ部分(肘頭窩)にはまりこんで行くように動きます。その際に関節の中にある脂肪体などを挟み込んでしまうことを繰り返すことにより投球動作が困難になります。これらを肘のインピジメントと言います。

2017年は、8月9日に一軍へ昇格。シーズン初の一軍マウンドであった8月11日の対横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)から9月5日の対広島戦(マツダスタジアム)まで、12登板試合続けて無失点。ビハインドの局面からのロングリリーフを中心に登板した。

2018シーズンでは救援陣の一角として開幕一軍入りを果たし、開幕カード3戦目となった4月1日の対巨人戦(東京ドーム)でシーズン初登板。その後も主に勝ちパターンでの救援登板を重ねる。

2018年は、5月16日に登録抹消された後、6月15日には右肘のクリーニング手術を受ける。

動作解析

石崎は、右足踵に重心をかけて、右股関節を外旋して、左膝を内入れして「く」の字を作って若干ヒップファーストでステップ。

右足踵又は右足のスパイクの外側に重心をかけた後、拇指球に重心を移します。

テイクバックのときに両肩が平行になっている。

石崎は、右肘をつまみ上げてトップを作る過程で三塁側に回転軸が傾きます。

ストレートを投げたときに、左足の着地位置の探りの過程で左足で弧を描くことがある。

左足は踵から着地する。

石崎は、右足を蹴って右股関節、腸腰筋が内旋するのが、右肘の出よりも先行し、回転軸が三塁側に傾き、ボールを持つ手が打者の前に現れるのが早いので、打者、特に左打者は、球速表示ほど速いとは錯覚しないだろう。

オーバーハンドの投手よりも右股関節、腸腰筋の内旋が早いので、左肩よりも左膝の方が大きく開いています。

骨盤が打者の正面を向くと、ボールを持つ手が頭から出始める。

サイドアームの投手は、右股関節と腸腰筋の内旋が、右肘の出よりも先行するので、胸と骨盤が打者の正面に向いています。

リリースの瞬間に右肩が凹むことがある。

各種指標

球種配分

球場別成績