最終戦は、一部の例外を除いて総じて投手は良くなかったな。

Last Updated on 2017年12月13日 by wpmaster

01/10/2017 25回戦 広島 7-13 DeNA 横浜スタジアム

岡田は、前回登板後、肩の状態が良くないので、今季はもう投げさせない方がいいと言ったが、

やはり、戻らなかったな。

更に、状態は悪くなった。

初回、13球目で、トップを作ったときに右肩が下がった。

テイクバックのときに左肩の内旋が足りずに、左肩が開く。

右股関節を引いたときに、大腿骨を上方に伸ばすことなく、重心移動

左膝のタメがなく、上体がバタンと倒れる。

フィニッシュで三塁側に重心が残る。

アウトハイにスライダーが外れ、ロペスは、左手主導で壁を作ってレフトスタンドに運ぶ。

筒香に対しても同じような投げ方で本塁打を打たれる。

スライドステップのときに弧を描いている。

宮﨑のセンター前ところでは、トップを作ったときに右肩が下がり、ボールを引っ掛ける。

初回、ウィーランドには、壁を作ってアウトローのストレートをレフト前に打たれるが、

テイクバックのときに右肩が下がっている。

ウィーランドには、3回真ん中チェンジアップを3ランを打たれる。

フィニッシュで三塁側に重心が残る。

これら投げ方をしていたら、試合で球数を放れないだけでなく、肩を益々損耗する。

岡田は、3回1 72球 8安打 被本塁打3 2奪三振 1四球 7失点

規定投球回に届かず、防御率は4点台になった。

中村祐太は、フィニッシュで右足を一塁側に送れていた。

しかし、左足でやや弧を描き、左膝にタメがなく投げたアウトコースベルトの高さの真っすぐを

筒香に本塁打された。

筒香は右膝が伸びて差されていたが、頭が後ろ足の上に残っていた。

中村祐太は、2回 40球 3安打 被本塁打1 奪三振2 1四球

佐藤祥万については、再三、膝が開く、弧を描く、肩が開く、フィニッシュで重心が一塁側に残る、

右膝が硬直してストップするので瞬発力を消耗するという根拠を挙げて、

私は、僅差の場面では使えないことを指摘してきた。

一軍では通用しないと見切っていい、今季限りで戦力外だろうと予想してきた。

梶谷には、右足が伸びて硬直し、右足弧を描いたところを、バックスピンを掛けて本塁打された。

ロペスの四球は、トップを作ったときに左肩が下がり、ボールを引っ掛けたもの。

筒香の四球も同じで、且つ、膝も開いている。

宮﨑の四球も、右膝のタメがなく、フィニッシュで重心が一塁側に残る。

戸柱の二ゴロ、柴田の死球もフィニッシュで重心が一塁側に残り、股間から下が台形になっている。

前者では、右足で弧を描き、後者では右膝が開く。

佐藤を何故投げさせないんだと言っていた人も、これで、佐藤の実力、監督、コーチが何故使わなかったかが

分かっていただけただろう。

佐藤は、1/3  22球 被本塁打1 4四球 2失点

藤井皓哉は、左足のテイクバックを省いて本塁方向を結ぶ線に左足をスライドステップ。

フィニッシュで左足が伸び、右足を一塁方向に送れていた。

タフな投手というよりは、球にキレがある投手なので、

中村祐太、同様に先発型の投手だろう。

戸田は、Maxは、146キロ

戸田は、テイクバックのときに両肩がM字型になっておらず、水平になっている。

テイクバックのときに、左肩の内旋が大きく、

トップを作るのが遅れ、ボールの握りが早く打者の前に現れる。

ステップと左腕のスイングが一緒で、

上体がバタンと倒れる。

瞬発力が消耗するし、肩を既に損耗しているか損耗しやすい投げ方だ。

しかし、ルーズショルダーではないだろう。

回跨ぎの8回に2失点。

リリーフでは難しいな。

戸田は、1回1/3 28球 2安打 2奪三振 1四球 2失点

その後の中田廉も、フィニッシュで重心が三塁塁側に残り、あまり良くなかった。

打つ方は、よく打った。

ウィーランドは、フィニッシュで右足を一塁側に送るが、つま先が開いていた。

ウィーランドは、一塁側に回るのが早く、膝が開いていた。

2回、岩本がインハイの真っすぐ系の球を右肘で掃って左中間に打つ。

トップを作ったときにヘッドが立ち、

両膝がルーズに曲がり、ボールを長く見れている。

3回會澤がアウトロー145キロをヘッドを残して本塁打。

5回は、田中が真ん中高めのストレート146キロを8号本塁打

トップを作ったときにヘッドが立ち、ボールの軌道に水平にぶつけてライトスタンドへ。

一番打者は、本塁打が多いほど、四球も増えるので、

来季は、本塁打を2桁打って欲しいね。

ウィーランドは、5回 114球 10安打 被本塁打2 5奪三振 4四球 7失点(自責6)

庄司は、DeNA3番手の井納の真ん中低め148キロをライト前安打。

トップを作ったときにヘッドが立つが、トップが浅い。

始動は遅れているが、目線から遠い分対応して、

開きを抑えながら打ったが、頭が前に出されている。

8年目になって初ヒット。

足も速くないし、最後に1本出て良かったねと言ったところだな。

投手では、佐藤祥万、今井、オスカル、飯田、小野

野手では、庄司、土生

上記のメンバーが自由契約だろう。

ドラフトでは、例年通り、6人指名するのではないか。

試合は、7-13で広島の敗戦

勝利投手は、ウィーランドで、10勝2敗

敗戦投手は、中村祐太で、5勝4敗

まとめ

この試合が今シーズン最終戦

DeNAには、12勝13敗と負け越して完全優勝はならなかったが、

88勝51敗で終えた。

[追記]

鈴木誠也の故障について、医師は全治2年と言っていますが、プロの選手は、完治を待たずに、そのスポーツの動きができれば、実戦復帰します。

鈴木誠也は右足がギプスで固定され、故障箇所周辺の、肉体を支える部分の一つである関節、腱の伸縮運動が回復するまでに相応の期間がかかります。

野球は、主に瞬発力のスポーツ。

今回故障した箇所とその周辺部分は、野球のあらゆる動きに使われる箇所です。

来季の開幕は、代打専門で、出塁すれば、代走を出されます。

オールスター明けから、休み休み先発出場して守備につき始めます。

今季は、実戦復帰することなく、閉幕を迎えました。

来季の成績は、65試合 152-35 .230 8本 27打点ぐらいでしょうか。

再来年が350打席で.313 23本 67打点ぐらいで、

更にその次の年に完全復活で、日本におけるキャリアの中で最高の数字を残すのではないでしょうか。