対DeNA13回戦、先発は、岡田と石田。
初回、四球で出た田中を、戸柱が、外の真ん中の高さに外したボール球の真っ直ぐを投げさせ、グリーンライトが与えられていると思われる田中が盗塁失敗。
石田は、右打者にスライダーは投げるのですが、シンカー系の球を投げません。
2回、新井が、外角低目から中に入るスライダーを6号本塁打。
新井は、石田が重心を落として、トップを作る前に足を上げます。
左足を下して着地位置を探るとき、ステイバックは、それほど、大きくありません。
左足で弧を描きます。
左足は、拇指球から着地します。
トップの角度がキープされています。
グリップ、右肘が前に出てくる方のインサイドアウトでバットを振り下ろし、左足は、踵で回転します。
ヘッドを残して打ちます。
インパクトの瞬間に両肘が伸びます。
左足の踵で回転し、うねり上げていきます。
左膝は開きません。
フォロースルーの段階で、後ろ足を引きます。
左足は、踵で回転します。
スイングし終わったときに、左足は、拇指球から着地します。ひ
鈴木は、外の真っ直ぐ系の球を左中間のライナー。桑原が打球に追いついて捕られますが、打つときのポイントがやや前すぎました。
岡田は、2回筒香をインコースを打ち損じさせ、インハイのストレート系でバットを折り、倉本をインコースのカットボールで投ゴロ、3回も梶谷をカットボールで攻め、インコースの球で起き上がるスイングをさせ、二ゴロ、戸柱をボール一個分スライドさせるカットボールでバットを折ります。
石田に初安打を許した後、桑原がバットを前で右足に重心を残してライトを安打、石川がスプリット、チェンジアップ系を待っていましたが、スライドさせたカットボールを打たされて3アウト。
4回表、ルナがバットの先に当て打ち損じ、新井がバットを後ろから出して膝を残して変化球を拾って軽く振ってヘッドを小さく回転させ安打した後、鈴木がショートバウンドのスライダーにバットを止め四球で出塁しますが、下水流が、石田が投げたツーシームの握りの小さく曲がるスライダーを三振。
インコース待ちの石原に、カウント1-2と追い込みながら、外に外れる真っ直ぐを投げさせるなど、こうした戸柱の配球が石田に6回途中で100球を投げさせます。
4回裏、岡田ー石原のバッテリーは試行錯誤の段階ですが、筒香が、外から中に入ってくる落ちないスライダーをややヒッチしながら、突っ込みを抑え、ライトへ速いだ球のライナーで本塁打。筒香の対応は、岡田の動きを見て待つ球をスライダーに直前に代えて打ったような打ち方でした。倉本はカットボールで打ち取ります。解説の衣笠曰く岡田の球の出処を横浜打線に見られ初めているとのこと。
5回表、石田は、外角低目いっぱいに真っ直ぐが決まり始め、菊池をフォークで三振。
5回裏、梶谷が詰まりながらもポイントを後ろに置いて振り切って野手のいないところに落とします。戸柱の当たりをワンバウンドで新井が捕球しますが、二塁に投げられず進塁打になります。石田三振の後、桑原に初球インハイの後、打ち取れるレベルまでカーブの精度を短期間で上げた岡田ですが、桑原にカーブの曲がるところをミートされライト前安打で1点。石原ー岡田のバッテリーは、石川の3球目インサイドのベルト付近の見逃しを見て、インローの真っ直ぐで二ゴロ。
6回表、丸をインコース低目の厳しいコースで、窮屈なスイングをさせて三振、ルナもチェンジアップで三振、新井にはインローのコース、高さとも厳しいところを二塁打されます。ここで、石田が降板、須田にチェンジ。
バッテリーは、鈴木を外いっぱいで追い込みながら、ゾーンの範囲で攻めきれず、四球を出しますが、松山が遊飛。
6回裏、岡田は、打者から見た球速が落ち、宮﨑に腰を回転してレフト前に運ばれ、筒香には、3球目のインコースにホップした真っ直ぐを見切られ、始動を遅くして2塁打をセンター方向へ二塁打を打たれます。エリアンには外遠目のところを打たれ、梶谷には初球のスライダーを引っ張られ、梶谷にはいいときのスイングをさせてしまいました。
7回、小窪が田中健二朗のスライダーを伸び上がって打つなど、広島は、石田、田中という左投手のスライダー、半速球を追いかけて打っていました。
8回、今季初打席の岩本が、三上の外へ小さく逃げる144キロツーシーム系の球を割れを作ってライナーでレフト前安打。三上は、丸には、丸が構える前に投げるなどの投球術を見せました。これは、広島の若い投手にも真似して欲しいです。
9回表、鈴木が山﨑のアウトロー寄りから中に入る147キロ小さく曲がるツーシームのスライダーをバットのヒットポイントを長くしながらチョップするようにシュート回転をかけてセンター前へ。最終打席に凡退せず1本ヒットを打つ、これをこれからも継続すれば、数字は残ると思います。
1-4で完敗。試合後、マスコミの作り上げたメンタルストーリーに流されず、事実だけを見ていきたい旨の筒香の回答は相手チームの選手ながら素晴らしかった。
6回、菊池が、前進守備で倉本の緩いゴロをファンブルし、倒れこみながらトスした際に肩を負傷。
メジャーからも望まれている守備、エンドランもこなせ成熟した打撃を見せ、代わりがいない選手、本人とトレーナーは重症でないというが、月曜日が試合休みですので今日のスタメンは外れ、2日間、貯金が2桁ある内に休んで9月に備えた方がいいと思いますが、先発で出てくると思います。
3戦目は、前回7回0封されたモスコーソと前回豆を潰して3回降板の戸田。厳しい試合になりそうですが、少ない得点圏でケース打撃でいかに点を取るかがカード勝ち越しの鍵となると思います。
[追記]前田健太が6回1失点でメジャー7勝目(5敗)。防御率2.82と2点台をキープしています。