アドゥワ誠vs糸原健斗
捕手はコーナーピッチングをさせたらいけない。
ファンは見逃し三振を望んではいけない。
ボールの判定を受けたこと後、打たれたことは、メンタルが原因ではない。
メンタルは実体がない。
メンタルは肉体の稼働をコントロールできない。
捕手が再びインローに構え、投手が瞬発力がロスする投げ方で投げたのがいけない。
糸原は、インローのストレートに対し、踵体重から、ストライドが広がり、重心が落ちる。頭とヘッドの軌道が離れている。
糸原は、見極めたんじゃなくてフルスイングできなかった。
糸原の手首はストライドの広がりと共に下がっていっているか次はらスイングの軌道と逆の軌道のボールすなわちインハイ（左打者のアウトハイ）か真ん中高目に投げれば100%振り遅れる。まず本塁打はない。
こんなことはスコアラーのデータには書いていない。
確かに、右投げ左投げの打者は、投げるときと打つときとで軸足移動が逆だから右打者ほどインローを打つのは上手くない。
しかし、インローは、割れ、格納、バナナカーブができれば芯が通過する。
割れができれば、ヘッドが頭の近くを通りストライドも縮まり右膝が突っ張り右股関節が引っ込む。着地の前に両股関節をぶつけてしまったり後ろ足を軸に骨盤が回ってしまうことがない。よって押し手の肘が右股関節の前を通過する
ホームラン打者でない、極端に言えばバッティングのいい投手でもホームランが打てるコース。
俺だったら捕手がインローに構えたら絶対に首を横に振る。
インハイ（左打者のアウトハイ）は失速が大きい。
真ん中高目に投げる。それで打たれても悔いは残らない。
磯村は、再び、インローにストレートを要求。
アドゥワは、「く」の字を作ったとき、右足の踵が地面を離れ小指球を支点に右足前脛骨筋、右膝が前に倒れ、左足の内転筋の内旋なしで左足が前に出ていってしまっている。よって右股関節の外旋がない。
リリースの瞬間に左膝が折れ曲がり、両股関節をぶつける前に後ろ足を軸に骨盤を回し、右膝が真下に落ち、右足の拇指球で地面を蹴ってしまっている。
これではボールに瞬発力が伝わらない。
4回裏、79球目、打者近本のときに右腕上腕部が凹んで投球をワンバウンドさせるが、このときもこの投げ方をしている。
広島が弱くて他が広島より強いのはデータを見ているからでもトラックマンを導入していからでもない。
ピッチングで最も重要なことは、コーナーに投げるコマンドではなく、瞬発力をロスすることなくゾーン内に投げる肉体の稼働。
捕手に捕って最も重要なことはデータを丸暗記することではなく、打者の打撃の動きを観念を交えずに観察すること。わかりやすく言うと、打撃の動きから打者は何を狙っているかというメンタルを探らずに肉体の稼働だけを追うことだ。
青柳晃洋vs広島打線
青柳は、「く」の字を作ったき、右足の踵が地面を離れ、小指球を支点に右足前脛骨筋が内に捻じれ、右膝が前に倒れる。左足の内転筋の内旋がなく左足を踏み出す。
リリースの瞬間に左膝が曲がり、両股関節がぶつかる前に右足の小指球の後ろに踵が来ており、右膝が真下に落ちている。すなわち、後ろ足を軸に骨盤が回転している。
鈴木誠也の一本目の安打は、ストライドが広がり、右足首、右膝が前に飛び出て、左足の踵に重心を移してヘッドステイバック。
二本目は、ストライドが広がってヘッドがボールの下に入ってヘッドアップ。
松山は、3本共、ストライドが広がって左膝が伸びている。
前足を軸で振れてなくはないが、後ろ足にも重心が残っており、右肘が伸びる横振りドアスイングの青柳だから安打になったことは否めない。
共に、喜べるような打撃内容ではない。
岩崎は、逆「く」の字を作ったとき、左足小指球を支点に左足前脛骨筋、左膝が前に倒れる。左肘をつまみ上げたときに右手は親指が上に切り替わる。リリースの瞬間に右膝が折れ曲がり、両股関節をぶつける前に左足拇指球の後ろに踵が来て左膝が落ちている。後ろ足を軸に骨盤が回っている。左腕上腕部が凹む。
磯村は割れを作ったとき右肘がヘッドの外に張り出し、押し手主導でヘッドをボールの外側に入れて打つ。
真ん中高目のストレートを左翼席に本塁打
しかし、8回裏、右足がインエッジから探りが大きく左足の着地が遅れ、左肩棘下筋が投手の方に向く。右足拇指球を支点に右股関節が内旋、右膝が内に入る。ワンバウンドのパワーカーブをスイングして空振り三振
この試合のような打撃内容だと、髙橋遥人を打てずに敗れるだろう。
試合経過
1回裏
近本は、2球目、アウトロー（左打者のインロー）のスライダー122キロを打って右前安打
アドゥワは、5球目、真ん中低目にカーブ109キロをワンバウンドさせる。
無死一塁、糸原は、真ん中低目のチェンジアップ126キロを打って右前安打
アドゥワは、13球目、アウトローにストレート144キロをワンバウンドさせる。
無死一三塁、糸井は、15球目、インハイ（左打者のアウトハイ）のチェンジアップ126キロを打って右中間に二塁打
広島0-2阪神
無死二塁、大山は、18球目、真ん中のストレート144キロを打って中飛
一死二塁、マルテは、19球目、アウトハイのストレート142キロを打って右中間に二塁打
広島0-3阪神
一死二塁、髙山は、24球目、真ん中高目のストレート142キロを空振り三振
二死二塁、梅野は、27球目、アウトコースベルトの高さのスライダー125キロを打って二ゴロ
2回裏
木浪は、29球目、アウトハイ（左打者のインハイ）のカットボール131キロを打って二飛
青柳（右打者）は、32球目、アウトローのスライダー124キロを見逃し三振
近本は、39旧目、インハイのチェンジアップ128キロを打って二ゴロ
3回裏
糸原は、42球目、真ん中高目のカーブ108キロを打って左前安打
糸井は、43球目、インコース（左打者のアウトコース）ベルトの高さのチェンジアップ124キロを打って右飛
大山は、44球目、インハイのムーヴィングファストボール136キロを打って一飛
マルテは、49球目、アウトローのスライダー128キロを打って左前安打
髙山は、53球目、アウトコース（左打者のインコース）ベルトの高さのストレート144キロを見逃し三振
4回裏
アドゥワは、58球目、アウトローにカーブ110キロをワンバウンドさせる。
梅野は、59球目、アウトハイのスライダー124キロを打って遊ゴロ
木浪は、64球目、真ん中高目のストレート140キロを打って左前安打
一死一塁、鳥谷は、74球目、インハイ（左打者のアウトハイ）のストレート144キロを打って左前安打
アドゥワは、79球目、インロー（左打者のアウトロー）にチェンジアップ126キロをワンバウンドさせる。近本は、空振り三振
二死一二塁、糸原は、83球目、アウトロー（左打者のインロー）のストレート144キロを打って右翼棒際の本塁打
広島3-6阪神
糸井は、85球目、アウトロー（左打者のインロー）のストレート144キロを打って左前安打
二死一塁、大山は、89球目、真ん中のストレート143キロを打って左飛
5回裏
島内は、5球目、インハイにストレート146キロが外れマルテに四球を与える。
一死一塁、髙山は、11球目、アウトコース（左打者のインコース）ベルトの高さのストレート146キロを打って一ゴロ
しかし、ファーストがこれを後逸
一死一三塁、梅野は、15球目、アウトハイのストレート150キロを打って左飛。これが犠飛となり、広島4-7阪神
二死一塁、木浪は、20球目、アウトロー（左打者のインロー）のストレート144キロを打って捕邪飛
21球目、島内は、21球目、インハイ（左打者のアウトハイ）にシンキングファストボール136キロを投じ、岩崎はスイングせず、髙山が二盗に成功
二死二塁、島内は、23球目、インロー（左打者のアウトロー）のシンキングファストボール138キロが外れてカウン1-2
二塁走者髙山が三盗に成功
二死三塁、岩崎（左打者）は、24球目、真ん中低目のストレート146キロを見逃し三振
6回裏
一岡は、3球目、インロー（左打者のアウトロー）にフォーク127キロをワンバウンドさせる。
一岡は、5球目、インロー（左打者のアウトロー）にフォーク131キロをワンバウンドさせる。
近本は、9球目、アウトハイ（左打者のインハイ）のストレート144キロを打って中前安打
無死一塁、糸原は、10球目、真ん中高目のストレート144キロを打って投飛
一死一塁、一岡は、12球目、インハイ（左打者のアウトハイ）のストレート140キロが外れカウント1-1
一塁走者近本が二盗に成功
一岡は、13球目、インロー（左打者のアウトロー）にフォーク127キロをワンバウンドさせる。
一死二塁、糸井は、18球目、インロー（左打者のアウトロー）のフォーク128キロを打って右前安打
広島5-8阪神
一死一塁、大山は、アウトハイのストレート141キロを打って右飛
一岡は、22球目、インローにカーブ109キロをワンバウンドさせる。
二死一塁、マルテは、24球目、アウトハイのスライダー137キロを打って右飛
7回裏
髙山は、1球目、真ん中低目のストレート142キロを打って一ゴロ
梅野は、4球目、アウトコースベルトの高さのストレート143キロを空振り三振
木浪は、8球目、真ん中低目のスライダー130キロを右前安打
陽川は、14球目、アウトコースベルトの高さのストレート144キロを打って三ゴロ
8回裏
塹江は、3球目、アウトローにスライダー131キロをワンバウンドさせる。
塹江は、4球目、インローにフォーク143キロをワンバウンドさせる。
近本は、8球目、真ん中低目のスライダー135キロを打って中前安打
糸原は、9球目、インハイのストレート143キロを打って右飛
糸井は、11球目、真ん中高目のストレート145キロを打って三併打
1回表
曽根は、7球目、インコース（左打者のアウトコース）ベルトの高さのシュート143キロを打って中飛
西川は、11球目、真ん中高目のシュート143キロを打って遊飛
坂倉は、15球目、インハイ（左打者のアウトハイ）のシュート140キロを空振り三振
2回表
鈴木は、16球目、アウトコースベルトの高さのシュート142キロを打って中前安打
無死一塁、松山は、18球目、アウトコース（左打者のインコース）ベルトの高さのシュート141キロを打って右前安打
無死一二塁、安部は、25球目、インロー（左打者のアウトロー）のシュート141キロを打って左前安打
広島1-3阪神
無死一二塁、磯村は、33球目、真ん中低目のシュート142キロを打って二ゴロ
一死一三塁、田中広輔は、35球目、真ん中低目のシュート142キロを打って一ゴロ
二死一二塁、アドゥワは、39球目、アウトコースベルトの高さのスライダー125キロを空振り三振
3回表
曽根は、40球目、インハイ（左打者のアウトハイ）のシュート143キロをバントするが、捕ゴロ
西川は、47球目、真ん中高目のシュート142キロを打って右前安打
一死一塁、坂倉は、49球目、真ん中高目のシュート138キロを打って左飛
二死一塁、鈴木は55球目、アウトローのストレート142キロを打って左前安打
二死一三塁、57球目、インロー（左打者のアウトロー）のシュート139キロを打って中堅へ二塁打
広島3-3阪神
二死二塁、安部は、60球目、インコース（左打者のアウトコース）ベルトの高さのシュート139キロを打って左飛
4回表
磯村は、63球目、真ん中低目のシュート141キロを打って二ゴロ
田中広輔は、66球目、真ん中のストレート142キロを打って中前安打
アドゥワは、6球目、インコース（右打者のアウトコース）ベルトの高さのストレート143キロを3バント失敗
島本は、9球目、インハイ（右打者のアウトハイ）のストレート142キロを打って左飛
5回表
西川は。3球目、インコースベルトの高さのシンキングファストボール136キロを打って一ゴロ
坂倉は、5球目、インハイのストレート137キロを打って一ゴロ
岩崎は、6球目、アウトロー（右打者のインロー）にカットボール128キロをワンバウンドさせる。
岩崎は、10球目、アウトロー（右打者のインロー）のカットボール126キロが外れ鈴木に四球を与える。
二死一塁、松山は、15球目、真ん中高目のスライダー119キロを打って中堅塀直撃の三塁打
広島4-6阪神
安部は、18球目、アウトローのカットボール129キロを空振り三振
6回表
磯村は、23球目、真ん中高目のストレート140キロを打って左翼席に本塁打
広島5-7阪神
田中広輔は、25球目、インコースベルトの高さのシンキングファストボール136キロを打って一ゴロ
メヒアは、29球目、アウトハイ（右打者のインハイ）のストレート140キロを空振り三振
菊池涼介は、30球目、インハイ（右打者のアウトハイ）のストレート137キロを打って左飛
7回表
西川は、4球目、アウトコース（左打者のインコース）ベルトの高さのストレート146キロを打って一ゴロ
坂倉は、8球目、アウトコース（左打者のインコース）ベルトの高さのカットボール139キロを打って二飛
鈴木は、12球目、インハイのシンキングファストボール139キロを見逃し三振
8回表
松山は、5球目、アウトコース（左打者のインコース）ベルトの高さのパワーカーブ136キロを打って一直
安部は、11球目、真ん中のストレート153キロを打って左前安打
ピアースジョンスンは、16球目、アウトローにパワーカーブ135キロをワンバウンドさせる。磯村は、空振り三振
田中広輔は、21球目、アウトロー（左打者のインロー）のパワーカーブ136キロを空振り三振
9回表
野間は、4球目、真ん中高目のストレート153キロを打って左前安打
菊池涼介は、7球目、アウトローのシンキングファストボールを打って三ゴロ
西川は、13球目、インコース（左打者のアウトコース）ベルトの高さのシンキングファストボール153キロを打って左飛
坂倉は、16球目、インロー（左打者のアウトロー）のフォーク142キロを空振り三振