夢が消えた夜。~2017年ペナントレース開幕

31/03/2017 1回戦 広島 6-10 阪神 マツダスタジアム

2017年開幕戦阪神対広島

先発は、Johnsonとメッセンジャー

Johnsonは、いつものように、弧を描かずにステップ。

初回、インサイドの窮屈なところに投げていた。

最速152キロ

福留を併殺に取ったところまではよかった。

原口に初球打たれた球だけ甘かった。

Johnsonは、2回から、縦の変化を使い始めた。

糸井はボールがよく見えている。

Johnsonの低めの変化球を振らない。

髙山はトップがしっかりと決まり、昨年よりも成長している。

4回にも三塁のエラーから2点取られ、Johnsonは、3回2/3 94球  8安打 5奪三振 4四球 1死球 7失点(5自責)

糸井は、Johnsonのインコースベルトの高さのシュート系を右肘を開けずに肋骨に右腕を沿わせるようにして引っ張って安打した。

メッセンジャーは、左足を真下に下してゆっくりと本塁に向かって、弧を描かずにステップ。

真下にねじって投げるので、肘が上がって、トップの位置も高く、角度がある

146キロ~148キロの真っすぐ系、133~134キロの動かしたボール(カットボール)を使ってきます。

メッセンジャーは、5回0/3 125球 7安打 8奪三振 4失点(自責2)

鈴木は、肘をルーズにして両脇を開けてポイントを前に置いて真っすぐ系を待っていた。

左足で探った後、着地してボールを迎えに行ってトップが固まらないうちに始動してフォークにバットが空を切った。

これで、鈴木誠也氏の”10割”はなくなりました。

しかし、空振りのときも左膝でクッション運動していた。

3打席目にメッセンジャーのカーブをライト前へゴミみたいな安打

4打席目は、0ボール2ストライクから、高橋聡文の外高めのフォーク、バットとボールの距離を取りにくいコースをストロークを長くしてレフト前二塁打

5打席目もドリスの151キロ真っすぐに、トップが固まらないうちに、ステップを同時に投手寄りに体が突っ込んで空振り。

再び、ゾーンよりボール2個分高い、対応を速くしなければいけないコースに真っすぐがきて、股関節を三塁側に引いてツイストして、肘の送りも速く、両腕を揃えてレフト前に二塁打。

鈴木の中に別の人が入っているかのような当たりであった。

去年のいいときはできていた打ち方だけどな。

2番手 中田廉は、1回1/3 14球 無安打 1奪三振 無失点

3番手 飯田は、1回 34球  2安打  2奪三振  2四球  1失点(自責同じ)

ブレイシアは、左足が弧を描かず、力強い球は投げられていて、上本をインハイでバントを失敗させ、福留も刺されていた。

3安打されたが、結果ほど投げている球は悪くない。

ブレイシアは、1回 15球 3安打 無失点

原口のレフト前安打をカットプレーで二塁走者を刺したプレーは、制球が良かったし、會澤のタッチも上手かった。

糸井は、引き付けているので、ボールがよく見えてる反面、テイクバックのときに足首から膝までが捕手寄りに入る。

藪田ー會澤のバッテリーも糸井に対してインコースの窮屈なところにカット系の球を制球してゴロに打ち取った攻めは今後の糸井対策のヒントになっただろう。

インコースでもシュートのように沈む球はさばけるが、カットボールのように初速と終速に差がなく感じられる球には刺されるということ。

試合は、新井がストロークを短くしてセンターへ第1号を打ち、8-5、マテオのエラーで8-6まで2点差まで追い上げるも、回跨ぎの藪田が福留に低めの真っすぐをストロークを短くしてすくい上げられ右中間に2ランを打たれ10-6。

藪田は、2回 33球 3安打 1被本塁打 1四球  2失点(自責同じ)

試合は、6-10で広島の敗戦

勝利投手は、メッセンジャー 1勝0敗

敗戦投手は、Johnson 0勝1敗

まとめ

Johnsonの今年一番悪いピッチングが今日出てくれたこと、阪神打線のデータが集められたことはプラス。

Johnsonは、次からは抑えてくれるだろう。

両チーム共、エラー連発のひどい試合だったが、所詮は、143分の1

どんな強いチームでも50敗はする。

どんな弱いチームも50勝はする。

明日からも引き続き、阪神戦。