広島7-1阪神、私的正捕手論

広島打線は、鈴木誠也が阪神西勇輝から4打点を上げてビックイニングを作りました。高橋昂也は、アーム式でも、トップハンドの指からつまみ上げる山本由伸寄りですが、玉村は、投球肘からつまみ上げるジェイジャクスン、戸郷、中日小松寄りのアーム式です。

詳細は、前記事のコメント欄を読んで下さい。今回は、正捕手論についてです。

私は、投手がボールを長く持つことを百害あって一利なしと述べてきました。投手がボールを長く持つと走者は、リードを広げていく間ができます。2死一三塁でディレードスチールを仕掛けてきます。投手は、前足、前肘を一歩踏み出せば、トップハンドの中指、小指をしならせる間ができません。後ろの肩関節が残りません。トップを入れ替えきることができません。一塁に偽投をしたという価値を審判に付けられます。ボークを取られます。

私は、リリーフ投手の要件として投球間隔が短いことを挙げました。捕手からの返球を受けてセットアップを解くまでの間を短くすることで、打者が、投手がセットアップを解く前に、ヒッチすることを防止するのです。

山なりの返球はするな

これも、リリーフ投手の要件のところで書きました。投手には、ボールを長く持っていたいという性質とか本能なんて備わっていません。捕手が山なりの返球を投手にすれば、打者は、投手がセットアップを解く前に、ヒッチをする間ができます。一塁走者は、リードを広げる間ができます。投手は、前足、前肘を一歩踏み出せば、トップハンドの中指、小指をしならせる間ができません。後ろの肩関節が残りません。トップを入れ替えきることができません。一塁に偽投をしたという価値を審判に付けられます。ボークを取られます。

ホームベースを跨いで投手に返球しない

ホームベース及びバックネットに背側を、投手方向に腹側を向け、ホームベースを跨いでマウンドに歩み寄り投手に返球してしまうと、ホームベースが空きます。
先頭の走者が三塁に達した後は、本盗をされてしまいます。

ボールを交換するな

投手が泥が付いたボールを審判に取り換えてもらうと、投手がセットアップを解く前に、打者は、ゆったりと、ヒッチをする間を作れます。一塁走者は、リードを広げる間が取れます。未使用のボールは、中指、小指が滑りません。爪が引っかかって爪をケガします。

投手に話しかけるな

投手が立ちあがって投手に肥えを掛けると、打者は、投手がセットアップを解く間にヒッチをする間ができます。投手は、セットアップの間も、親指、中指、小指をゴソゴソ動かして予備動作をしています。投球肘の側副靭帯、前腕部、上腕部も微妙に動かしています。そんなときに、捕手や内野手に肥えを掛けられると、予備動作が止まります。急停止するので、これらの部位を故障します。打者に打席を外されたのと同じくらい殺意が沸きます。四球を一つや二つ出したくらいでマウンドに来るな、況してや、ボールカウントが先行したぐらいで来るな、点を取られても来るな、監督も降板させるときだけ来い!

また、投手に話しかけ、内野手をマウンドに集めると、審判がタイムをかけなかった場合、インプレーとなるので、先頭の走者が三塁に達した後は、本盗をされてしまいます。

投手にコーナーピッチングをさせるな

投手にコーナーピッチングをさせると、前肘、前膝が踏み込みます。頭が背骨の前に出ます。前肩が地面に覆いかぶさり、前肘が張ります。ボトムハンドの親指ー小指間、ボトムハンドの小指ー親指間の回転半径が長くなり、加速距離が短くなります。トップハンドの親指、中指、小指をしならせる間ができません。ボールが中指の基節骨にかかりません。捕手が、コーナーギリギリに構えることには反対です。

捕手のリードは関係ない。投手にリードをさせろ

投手がサインを出すことのメリットは、投手は、打者の動きとシンクロはしませんが、体を動かす順番は同じです。投手のトップハンドの指、肩関節の動きと打者のトップハンドの指、後ろ肩関節の動きと距離が取れることです。投手がサインを出せば、捕手が投手にサインを出して首を振る間がカットできます。打者がヒッチする間を作らせません。一塁走者がリードを広げる間を作らせません。

投手がインコースに投げるときに、捕手が打者の方に体を寄せるのは、達川の現役のときぐらいまでです。この頃の捕手は、背骨の左側にグラブを出して円を描くように捕ります。それ以後は、内野手は、捕手が投手にサインを出したときに内野手はポジション取りを行います。2ストライクを取られた後、逆方向に打つのは、野村克也が監督の頃の古田、阪神と契約していたときの新庄までです。カウントによって内野手がポジション取りを行うのもこの頃までです。

NPBの打者の多くは、後ろ足に回転軸を作ります。逆方向に打つと、前肩関節は残せても、前肘が張ります。前足を前に踏み込みます。首をホームベースに向けると、前肩がホームベースに被さり、前肘が突っ張ります。ストライドとボトムハンドの回転半径が長いので、トップハンドの中指小指をしならせる間ができず、中指、小指が走らない。すなわち、トップが固まる(静止する)。コレ、日本の指導者(例、石毛、笘篠弟、張本、東出、森笠)の大好物です。コイツらにいじられる子供は可哀そうです。前肘の張りを解くとヘッドは立ちますが、トップハンドの人差し指の付け根がグリップにぶつかります。ヘッドが止まります。コーナーギリギリの際どいボール球を見極めたのではなくて、トップポジションの過程でスウェイしたから”振れなかった”んです。石井琢朗が大谷との対戦前に選手に課した投球の軌道を見る練習をさせるから首がホームベースの方を向き、トップポジションの過程でスウェイするんです。バッティングマシンをプレートより前からスタッフに稼動させて打たせるからトップポジションの過程でスウェイするんです。

右投げ左打ちは、前肘の張りを解くのが遅れてトップを入れ替えたときに後の肩関節が残りません。

しかし、トップハンドの人差し指でグリップを押したときに、ヘッドが下がっても、トップハンドをグリップから離してボトムハンドのの甲を立ててヘッドを立てることができます。前肩の壁が崩れません。
前肩関節の壁をも崩れ、又は前肘を抜くと、前肩関節と後肩関節のラインが投球の軌道から離れていきます。前肩関節からホームベースが離れていきます(隠喩)。トップハンドの中指、小指が走らないのに、親指基節骨でボールを叩けないのに、人差し指の付け根とヘッドは動く。アウトローのワンバウンドを空振りします。打ち気に逸るから振ってしまったのではなくて、トップポジションの過程で、前肩、前肘が後ろに入ったから振ってしまったんです。
朝山が投手と打者を正対させてファウルを打つ練習をさせるから、トップポジションの過程でスウェイしたり、ワンバウンドを振るんです。

現代では、引っ張るとか、逆方向に打てとかのサインは解除されます。

内野手は、打者が打席に立つ位置、すなわち、オープンスタンスからスクエアにしていくのか、スクエアスタンスか、クローズドスタンスか、ホームベースとの距離、投手寄りか捕手寄りかによってポジショニングをします。右投げの内野手は、右足を軸に左肘をヒッチ&ヘッドステイバック(予備動作)します。クローズドスタンスは、後の肩関節とのリリースポイントの距離がオープンスタンス、スクエアスタンスよりも長い。ゆったりとトップハンドの中指、小指をトップを入れ替える間ができる。例外なくトップハンドの小指を投球の軌道に入れる。トップハンドの親指基節骨でグリップを叩くと、ホームベースがトップハンドの肘、後ろ脇の方に入ってくる(トップハンドの肘がそれだけ走っていることの比喩)、インコースもアウトコースも差されます。トップハンドの肘を縦に擦り下して両股関節を剥がします。

前田智徳、ボンズ、初期の岩本は、両肩関節のラインと骨盤の左右のライン(ニュートラルポジション)も、両足つま先のラインもクローズドスタンス。小園は、両足のラインがオープンスタンス、両肩関節のライン(ニュートラルポジション)がクローズドスタンス、セットアップの段階から両足のラインをクローズドスタンスにしていることもある。鈴木誠也、ピレラは、両肩関節のライン(ニュートラルポジション)は、クローズドスタンス、両足つま先のラインは、僅かにオープン、スクエア、クローズドを使い分ける。何れの打者も後ろ肩が前肩よりも上にあります。骨盤も後ろが前よりも上にあります。何れの打者も前肩関節は、ホームベースの内側のラインからボール三個分、打席の内側のラインからは、ボール一個分しか空けていない。捕手寄りに立っています。アウトコースもインコースも人差し指の付け根で追っ付る打者は、バッターボックスの内側のラインから離れて立ちます。

内野手は、打者がトップを入れ替えたときの後ろ肩関節とヘッドのとの距離に応じて右肘又は左肘をヒッチしてトップハンドの小指を走らせます。
投手がサインを出せば、捕手がサインを出すよりも内野手はポジション取りができます。内野手はゆったりと予備動作が取れます。

捕球は、雑に早く右手で行え、ワンバウンドなんかトンネルしろ

投手は、捕手のミットをめがけて投げると、前肘、前膝が踏み込みます。頭が背骨の前に出ます。前肩が地面に覆いかぶさり、前肘が張ります。ボトムハンドの親指ー小指間、ボトムハンドの小指ー親指間の回転半径が長くなり、加速距離が短くなります。トップハンドの親指、中指、小指をしならせる間ができません。ボールが中指の基節骨にかかりません。たから投手は、捕手のミットをめがけて投げません。右投手は、一塁線、左投手は、三塁線に頭を向けて投げます。

右投げの捕手は、左肘をヒッチしてミットの位置を落とします。軸足は、いずれのコースも右足です。左手の親指基節骨でグラブを叩いてミットの位置を戻します。左手の小指で投球の外側(投手寄り)を叩きます。右手で捕球します。グラブを持つ手の手首を底屈し、グラブを投手方向に倒して構えると、グラブを持つ手首をコックします。グラブを持つ手の小指の関節を180°内旋できません。スローイングにおけるボトムハンドがホームベースに被さり、送球におけるボトムハンドの肘が突っ張ります。送球におけるボトムハンドの親指ー小指間、小指ー親指間の回転半径が長くなり、加速距離が短くなります。スローイングにおいて、トップハンドの親指のしなりを解く前に後肩が残らなくなります。トップハンドの小指基節骨が投げる方向に向いていません。ミットの位置を動かさないと左肘がヒッチしません。左肘を伸ばして背骨の左側にグラブを出して円を描くように捕球します。投球の内側を人差し指の付け根で受けます。ミットが流れます。背骨の左側で捕球すると、左手首を背骨の方に引き入れないと、右手の親指基節骨でボールが叩けません。右手中指、小指が浮き上がりません。トップポジションに入れません。左手首を背骨の方に引けば、ワンバウンドを前に弾けます。カープファンは、老若男女問わず、達川のように、「男子便所と守備は、一歩前に出ろ」が大好きだよね。

しかし、走者は、二次リードを広げることができます。

捕手は、左膝を着けば右股関節を内旋できます。右膝を着いても右股関節を内旋できます。

しかし、右肘をヒッチしても、両足をシャッフルできません。走者にリードを大きく取られます。膝を着かずに捕球すると、両股関節が外旋して股間が空きます。右股関節を内旋するのが遅れます。左手中指、小指をしならせる間が作れません。ワンバウンドを後ろに逸らします。

前肩関節、後ろ肩関節が残る打者は、アウトローのワンバウンドなんか振りません。投手は、ワンバウンドを投げると、ストライドが広がります。ボールが中指の基節骨にかかりません。人差し指の付け根でボールを押して、側副靭帯、上腕部を損傷します。ワンバウンドなんか投げさせてはいけないんです。ワンバウンドを振るような奴、カット打ちをするような奴、当て逃げをする奴は、どのコースに投げても、どの球種を投げてもファストボールに応じてトップハンドの人差し指の付け根、中指、小指、トップハンドの肘の順に出てくるんです。どのコースに投げても遠くに飛ばせません。ストライクゾーン内にカーブでもファストボールでも投げ込んでやりゃいいんです。ファウルを続けられたくなければ、ケツとか背中ににぶつけてやりゃいいんです。出塁されたって、こんな奴、走路が膨らんで真っ直ぐに走れないんだから、出塁させてやればいいんです。送りバントなんかさせて内野手に取らせてやりゃいいんです。

捕手は、バッテリーコーチがワンバウンドを投げさせろと命令してきたら、そんな命令、従うな。

そんな命令逆らえ!

膝を地面に付けて前に弾く練習をしろとコーチに言われてもそんな練習するな。

捕手は、投手がワンバウンドを投げたら、トンネルしてやりゃいいんです。捕手は、バッテリーコーチに殴られたら、殴り返せ!

カープファンは、家族とか一体感とか言いますが、家族も野球部も漫画やテレビドラマのように描かれているような美しいものではありません。漫画やテレビドラマで描かれているような子弟愛も存在しません。タダ働きをさせたことについて、後付けで、家族という言葉を使って是認しているのです。

野球部は、軍隊ばりの縦社会と言われますが、それは一部当たっていますが、上級生と下級生、部員と監督の喧嘩は普通に生じます。

昭和の人間は、ほぼ、労働力が再生産できなくなるまで殴りません。チーム内の争いに、弁護士を間に入れると、選手、コーチ、オーナーが権利義務の当事者にされてしまうので、ロスチャイルドに逃げ隠れされます。「奴隷が性労働を含む労働ができなくなったらどうするんだ」、ロスチャイルドの手先である「監督に逆らってタダ働きを放棄するとは何事だ」、「みんな仲良くしましょう」と裁判官、弁護士はやるわけです。

スローイングはスタンダードWで行う

捕手及び内野手のスローイングに関しては、フットボールに使用するボールを投げるように、前肘を入れ、前肘を抜いて投球する手首を背屈した状態から投球する手の親指基節骨でボールを叩き、前足をインステップし、投球腕の角度をサイドハンドの近いスリークォーターの角度にしてから投球する手の中指、小指を内旋し、ジャイロ回転をかけなさいという指導者がいます。バックスピン、トップスピンを抑えなさいと言っているのです。更にその指導者は、送球の受け手がグラブを持つ手を背骨の近くに引き寄せ、前肘を入れる間を作りなさいと続けます。

走者が、前方の股関節をフロントステップして走路を膨らませて走るレベルの野球であれば、それで足りるのかもしれません。

しかし、前肘を後ろ肩の方に入れれば、ボトムハンドの親指CM関節、小指MP関節を結ぶラインの回転半径が長くなり、加速距離が短くなります。ディレードスチールもそうでないスチールの一連の動きをする間を走者に与えます。

ベアハンドの小指のMP、PIP関節を内旋して捕球すると、投球肘がヒッチします。投球する手の親指基節骨でボールを叩き、投球する手首に骨盤を越えさせず、すなわち背中の方に投球する手の手首を入れさせずに、また、投球腕の前腕部を回内した後に投球肘を伸ばさずに、骨盤より下に投球する手首を落とさせずに、投球する手首をつまみ上げます。後ろの股関節が内旋します。前足は、足首を底屈し、スパイクの外側から入射します。投球肘をヒッチし、前股関節を戻します。投球する手の小指基節骨を送球する塁に向けます。投球する手の親指のしなりを解きます。投球する手の親指が立ちます。投球腕の前腕部を回内します。オーバーハンドの角度から投球腕の前腕部を回外します。ベースに入る野手は、捕手が投球肘をヒッチする前にグラブを持つ手の肘をヒッチすることで、捕球、タッグのスイングの一連の動きをする間を作ることが必要です。

バントは、無死二塁のケースで行う手段です。バッテリーが盗塁を阻止できれば、一死一塁です。バントで送れば二死二塁です。走者が盗塁してこなければ、打者は、無死一塁からバントすることになります。バントをすれば一死二塁です。一死二塁からゴロを転がして進塁打になれば、二死三塁です。安打を打つか投手が労働力を再生産できなくなってワンバウンドの投球をしない限りは得点できません。

ランエンドヒットのサインを打者及び走者に出しても、打者が空振りをすれば、単独スチールになります。バッテリーが盗塁を阻止できるようになれば、相手チームの指揮者は、走者及び打者にランエンドヒットのサインを出す頻度が減ります。ポテンヒットで一塁走者が本塁に生還することができなくなります。

スローイングはオーバーハンドで投げる

投球は、ミットを持つ手の小指基節骨→親指基節骨の順に叩きます。
ミットを持つ手の人差し指の付け根で投球を叩き落とす煎餅捕りは、投球する手の親指の付け根でボールを押さないとグラブからボールを抜き取ることができません。
ミットを持つ手の前腕部の回外、回内、投球腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなります。
投球する手の小指付け根や人差し指の付け根でボールを押してしまいジャイロ回転がかかったり、投球をワンバウンドさせてしまいます。

送球はノーバウンドで投げる

送球は、送球を受ける野手がベースを跨いで捕球できる位置にノーバウンドで投げます。ワンバウンドで投げると、捕手自身が投球肩の腱板を損傷してしまいます。
ワンバウンドで投げるとベースランニングや守備の動きによって生じた地面の凹凸に送球が当たり、送球の軌道が変わってしまいます。

先頭の走者が三塁に達した後は、二塁ベースに投げない

ワンバウンドの投球を受けて四球を与えた後、二塁に投げてしまうと三塁走者に生還されます。
一三塁で重盗を仕掛けてきた場合、二塁に送球すると三塁走者に生還されてしまいます。

先頭の走者が三塁に達した後は、ピッチャーズバックしない

一三塁で二盗を仕掛けてきた場合に、ピッチャーズバックをしてしまうと、二塁に投げるよりは、キャッチボールの往復の距離は短くなりますが、捕手の手元からボールがリリースされます。
どこにも送球しない場合に比べ、三塁走者に還られやすくなります。

一塁線のバントは触れない

三塁線を空けてしまうと三塁走者に生還されます。

結論

捕手で最も重要なことは、キャッチング及び、スローイングです。捕手は、坂倉を固定、中村奨成は、三塁ではなく、外野にコンバート。石原貴規は、坂倉が試合に出れないレベルの故障をしたときのみ、使う。石原貴規は、来シーズン、ダメなら、自由契約、木下、持丸を支配下登録して使う。會澤、磯村は戦力外。カープファンからクビにならないことを批判され続ける白濱は、ミットを落としてから、右手親指の基節骨でグラブを叩いてグラブの位置を戻し、左手小指で投球を叩いて、すなわち、雑に早く(=速くではなく、左肘のヒッチという始動を早期に行い、ゆったりとトップを入れ替えていく)背骨の右側で、右手で捕球できる。