今季は先発に転向する遠藤淳志のピッチング

遠藤淳志は、高卒してプロ二年目の昨季、6月7日のソフトバンク戦で一軍昇格。
34試合全てがリリーフでの登板。子供の頃から巨人ファンで巨人の選手と対戦できたときは嬉しかったという。
ロスチルド、ロックフェラーに借金を捏造されてきたから労働力を再生産せざるを得ない。AIが仕事を奪うのではない。
人間の肉体がAIを稼働させるので労働の期間は短縮しないが、AIが仕事をしたことで人間の労働時間が低いという価値属性が付与されて労働に付される価値が下がる。
労働者は、これを受け容れないと、すなわち、労働力商品を安く売らないと失業するのである。これは工場に機械が導入されたときと同じである。AIではなく労働に付される価値が下げられるから仕事を奪うのである。
野球の現場に機器が導入されてもスタッフ、選手の労働のスパンは短縮されず、肉体の稼働のプロセスが異なっただけで、労働量も減ったとは言えないのである。

野村祐輔は、先発ローテーション入りが確定おらず、若手との競争になるが、キャンプ、オープン戦、ファームでの結果が悪くても、試合で投げられるフィジカルのコンディションであれば、直近のシーズンを含めた過去の実績、一塁側へのタンブルが大きいことを始め投球動作面での根拠から有利であることは否めない。

今季は、先発転向を前提に調整し、山口翔、アドゥワ、森下、中村祐太と先
発ローテ6番手の座を争う。

動作解析

遠藤は、ワインドアップで投げると、右足のスパイクの外側→小指球→踵と体重が乗るので、動作が増えるので脱力できない。上体が一塁線方向に倒れる。右足踵寄りに体重をかけ、右股関節を外旋して左膝を骨盤より高くレッグアップする。二段モーションで投げるときは、二回目のレッグダウンのときにも右股間節を外旋する。
左膝を内入れしてから左足内転筋を内旋し、骨盤を緩く前傾し「く」の字を作る。
「く」の字を作ったときに右肩を左肩よりもわずかに下げる。
くの字をときに骨盤が滑ることがある。これは右股関節の外旋が出来ていないからである。

遠藤は、テイクバックのとき、右腕前腕部を回内し、背中の方まで右腕を引く。テイクバックのときに上体と下半身の捻転差も横に大きい。
右足前脛骨筋が回外(内反)し右膝が前に倒れていない。
右肘をつまみ上げたとき、わずかに両肩甲骨が接近する。
右肘をつまみ上げたときに右足の拇指球を支点に右膝が前に倒れ左肩が開く。
また、右足の踵が地面を離れ、右膝が内に入ることがある。
右肘をつまみ上げる過程で両肩がM字になる。この動作をすると、インピジメント、ルーズショルダーになりやすい。

左足はスパイクの内側から着地するが、左手は親指が上に切り替わる。左肩関節を左肩甲骨に格納し始める。
右腕上腕部を外旋してトップを作る過程で右腕前腕部が回外(打者の方にボールを持つ手が向く)し右肘が沈む。右膝が伸びる。

レイトコッキングのとき、右腕前腕部は90°レイバックし(外反トルクが90°)、最大外旋位が大きい。右腕前腕部の回外のときに右腕前腕部がしなる。

レイトコッキングのとき右投手は右肘が外側に向くが、遠藤は、左肩関節が左の肩甲骨に格納できず左肩が一塁側から外れるので、腕が上を向いてしまう。

左肩をスクエアにしていなければならないのは、右腕上腕部を外旋してトップを作るまでである。
右肘をつまみ上げたときに左肩が開くと左肩の開きが右肘の推進に遅れて体軸が横回転になってしまうからである。
また、投手は、右肘をつまみ上げたときに、左肩が閉じていると左肩を先に開いてやらないと右肘が出て行かない。

投手が体軸が横回転になるのは、右肘の推進よりも先に後ろ足を軸に骨盤が回ってしまうからである。
両股関節をぶつけるのは、右腕前腕部の回内と同期して行い、右足で地面を蹴るのは、右腕前腕部の回外と同期して行うのである。

遠藤は、リリース(右腕前腕部の回内)の瞬間までに、右膝が真下に落ちている。リリース前に右足踵が右足のつま先の真上にくることもある。左膝が折れ曲がる。且つ左足がO脚になることがある。
右足の小指球を支点に右足が立ち、右足踵が三塁側に倒れている。
故に、左足の着地から右肘が出てくるまでに間があるので、打者は、後ろの股関節を外旋する間を作れる。
後ろ足の軸に骨盤を回しているので瞬発力がボールに伝わらない。
右腕上腕部が凹むことがある。
ワンバウンドの投球をすると、後ろの股関節の外旋が足りずリリース前に後ろ足を軸に骨盤を回し体軸の回転が横回転の手投げになり、棘下筋、肩関節に負荷がかかる。

右腕前腕部を回内、右腕上腕部を内旋する過程で両肩峰をぶつける。右肘を推進し始めてからは体軸の縦回転を作れている。

上体は一塁側に倒れるが、右腕前腕部を回外したときに左足の壁が崩れる。左足踵の位置が動くことがある。故に右足をターンさせても両足がクロスしないことが多い。
地面と平行になるリブダウン(投球肩側の肩甲骨を押し下げること)も体軸の縦回転を作ることに貢献している。

フォロースルーのフィニッシュで右手を頭の高さまで持ってきており、フォロースルーは大きい。

各種データ

コース別成績

右打者

左打者

球種配分

球種別成績

球場別成績

※スマホでご覧の毒者は、二本の指で画面をつまんで水かきを広げると画面を拡大できます。
PCでご覧の毒者は、Ctrlキーと+キーを押すと画面を拡大できます。

左足首を底屈して親指から小指で地面を掴み、左膝を曲げ、重心を低くして掘れやすいマウンドに対応してきた投げ方なので、股関節の外旋に課題がある、硬く掘れにくく傾斜が急なマウンドである東京ドーム、ナゴヤドームでの成績が良くない。

まとめ

遠藤の最大の課題は、他の多くの投手と同様に、後ろの股関節の外旋である。
遠藤がテイクバックのとき右腕を背中の方まで引くことについては2019シーズン中から当ブログで指摘してきたが、2019年終了後の秋季キャンプでラポソードを使った動作解析の場で佐々岡、横山からも指摘されている。
テイクバックのとき、右腕を背中の方まで引くと右肘の推進より先に左肩を開いてやらないと右肘が推進していかないから右腕上腕部を外旋し、右腕上腕部を回内する間がなく右肩、右手首が右肘より先に出てしまう。
右肘の推進より先に骨盤が水平回転してしまうのである。
左足を着地した後、左膝で地面を蹴って左足首を背屈、右股関節の外旋をして投球動作を修正していないから、右腕の振りが縦回転していても、骨盤が水平回転しているので0ポジションで投げられていない。

対戦成績