[日本ハム]戦いはまだまだ続く

セパ交流戦日本ハム対広島1回戦(マツダスタヂアム)

先発は、北山亘基と床田寛樹

試合は、5-0で日本ハムの勝利

田宮、水野が右足親指IP関節を底屈して地面をタップし、ヒッチの後、トップを作った後の右股関節の内旋を止め、ジェッシー(水谷)は、左足親指IP関節を底屈して地面をタップし、ヒッチの後、トップを作った後、左股関節の内旋を止める。

故にしっかりと振り切ることができている。

しかし、試合には勝ったが、攻走守に詰めが甘いプレーが生じている。
やらなければならないこ(飛球、内野ゴロを進塁打にさせない守備、犠走)とをしっかりとこなさないと、リーグ優勝はできない。

北山亘基のピッチング

北山は、左足親指IP関節を底屈して地面をタップすることができている。

左股関節を外旋して左膝のニーアップを止めた後、左足親指IP関節を底屈することができている。

左腕前腕部、右腕前腕部を回内後、右腕前腕部が背面に達する前に右腕前腕部を回外できている。

しかし、左手首が掌屈している。

左腕前腕部の回外運動、右腕前腕部の回内運動の回転半径が長くなる。

右腕前腕部を回内後、左腕前腕部が回外して両肩を結ぶラインがスタンダードWにできているが、右足踵が地面を離れる。

これがダブルプレーン投球を連発させる原因となる。

右腕前腕部を回内後、右腕前腕部の側副靭帯の前束、深層屈筋が弛緩せず、右腕上腕部の腱板が反張、右腕人差し指の付け根からボールがリリースされる原因となる。

矢野、野間が右手小指をグリップから離し、力点と支点の距離を遠ざけて打席に立つ。
左腕前腕部を回内して左肘を上げた後、左肘が突っ張る。
左腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。
左肩関節~右股関節のラインが抜け、ワンバウンドを空振り、高めの投球を着払いのスイングをする。

北山は、、広島打線に助けられた面は否めない。

二死一三塁における遊撃守備

二死一三塁における守備体系

一塁走者は、打者が産み出した打球が地面に落下した後、進塁義務が生ずる。

守る野手は、

一塁走者が二塁に走ってきたらどうしよう~

なんて考える必要は生じない。

特に。二死を取られた後は、打者走者を含め、全ての走者が本塁に向かって走ってくる。

二塁手、遊撃手は、一塁送球は不要。

遊撃手は、外野の芝のエリアに入って守る。

二塁手は、左右関係は、二塁ベースよりのライン上、外野芝のエリアに入って守る。

投手及び捕手が一塁及び二塁に送球することを防止する。

内野手は、ボテボテのゴロが生じても走路の前に前進しない。

打球が停止した後は、ベアハンドで拾う。

左肘を抜かなくても右腕前腕部を回外、回内することできるから、右腕前腕部の回外運動、回内運動の回転半径が狭く加速距離が長くなる。

遊撃手は、打球に触れた後、本塁に投げるか、二塁に投げて3アウト目をフォースドアウトで取る。

二塁手は、打球に触れた後、二塁ベースを蹴る。

二塁手、投手、一塁手は、一塁ベースに入らない。

無死一三塁、一死一三塁も二死一三塁のケースと同じに守る。

無死一三塁で三塁走者がゴロストップしてくれるだろうというのは、性善説であり、実体のない観念である。

3回裏
二死一三塁

投手北山(右投げ)、打者小園(右投げ左打ち)

一塁走者野間、三塁走者床田

遊撃水野は、水野は、二塁走者の走路の後ろ、二塁ベースのアンツーカーの黒土と赤土の境目に左足外踝を沿わせる。

二塁手上川畑は、二塁ベース寄り、外野の芝の切れ目の直前に守る。

打球は、内野芝の切れ目に当たり、ハーフバウンドする。

水野は、二三塁間のラインの後ろで左腕前腕部を回外、左手親指基節骨で左手人差し指の付け根を叩いて打球を挟む。

右腕前腕部を回内してグラブからボールを抜き取り、右肘を上げる。
右足内踝を左足内踝にぶつけ、右腕前腕部を回外、内野の芝の切れ目の位置で送球のトップを作る。

これでは、二塁は投げられない。

水野は、本塁に投げずに一塁に投げてしまう。

無死一二塁における攻撃

無死一二塁における攻撃手段

バントするのであれば、三塁方向にプッシュバントする。
ドラッグバントは、捕手にベアハンドで拾われるのでNG

6回表

無死一二塁

投手床田(左投げ)、打者水野(右投げ左打ち)

一塁走者万波、二塁走者田宮

三塁手小園は、三塁ベースの左翼寄りのラインの延長線上、黒土のエリア内で守る

水野は、三塁方向にドラッグバントをしてしまう。

二俣は三塁線のバントは前進してくれるが、小園は、前進せず、三塁ベースを蹴って送球に備える。

床田は、右腕前腕部を回外してグラブで打球に触れる。

しかし、床田は、左足親指IP関節を底屈、左股関節の内旋を停止、右足親指IP関節を底屈して右股関節の外旋を停止してシャッフルして腹側を三塁に向けることができない。

左足拇指球で地面を蹴り、左股関節を内旋して腹側を三塁方向に向ける。

ストライドが広がるので、左腕前腕部の回外、回内運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。

故に三塁に投げることができない。

床田は、一塁に送球する。

水野は、本塁一塁間ハーフウェイからラインの内側、内野の芝生のエリア(フェアゾーン)に入る。

水野は、床田の一塁送球の軌道と自身の走路を交差させる。

水野は、一塁ベースのアンツーカーに入った後、一塁ベースを蹴ってフェアゾーンをオーバーランする。

二塁走者の田宮が本塁に還る。

無死一三塁における攻撃

無死一三塁における攻撃手段

左投手は、一塁方向に腹側、三塁方向に背側を向ける。
三塁走者は、投手が地面をタップするかセットを解くかいずれか早い方の後、スタートを切る。

6回表

無死一三塁

投手床田(左投げ)、打者上川畑(右投げ左打ち)

一塁走者水野、三塁走者万波

遊撃矢野は、二塁走者の走路の前、二塁ベース周辺に敷いてある黒土のエリアを出て二三塁間ハーフウェイの手前で守る。

二塁手菊池は、内野芝の切れ目の直後に守る(前進守備)。

万波は、床田がセットを解いた後、両股関節を伸展、左足親指IP関節を底屈して左股関節の内旋を止め、右足親指IP関節を底屈して右股関節の外旋を止めてシャッフルする。

右足親指IP関節を底屈、右股関節の内旋を停止、左足親指IP関節を底屈して左股関節の外旋を停止してシャッフルする。

上川畑は、菊池が守る方向に地を這うゴロを打つ。

しかし、万波は、菊地が打球に触れた後、三塁に帰塁してしまう。

菊池は首を三塁に捩じる。左腕前腕部が回外、左手首が掌屈し、左腕上腕部の腱板、左体幹筋が右肩の方に捻転する。

左腕前腕部の回外又は回内、右腕前腕部の回外、回内運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。

三塁及び本塁には投げられず一塁に送球してくれた。

しかし、万波は、本塁に走らない。

新庄は、坂倉が床田に返球する前にタイムをかけて投手北山に対し、代打野村を告げてしまう。

本盗することができない。

二死一塁からの攻撃

二死一塁における攻撃手段

二死を取られた後は、走者を残す必要が生じない。

打者走者を含め、全ての走者は、ランエンドヒット(ディレードスチール)をかけて打球の軌道に関係なく、打球に触れた野手及び送球のカットに入った野手がどこの塁に投げるかに関係なく本塁に走る。

9回表

二死一塁

投手河野佳(右投げ)、打者万波(右投げ右打ち)

万波が産み出した打球は、右翼前でハーフバウンドした後、打球が死ぬ。

右翼手野間は、左腕前腕部を回外して打球に触れる。
右腕前腕部を回内してグラブからボールを抜き取る。
左腕前腕部が回外、左手首が掌屈する。

左腕前腕部の回外又は回内、右腕前腕部の回外、回内運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。

野間は、右腕前腕部を回外後、右手首の掌側が腹側に向く前に右手首が掌屈する。

野間は、中継に入った菊池に”緩慢な”返球をする。

菊池は、半身ではなく背側をフルに本塁に向けて送球に触れる。

菊池は、右足内踝を左足内踝にぶつけてシャッスルする。
本塁ではなく一塁に返球をする。

しかし、一塁走者の田宮は、本塁に走っていない。

footnote

用語の意味に関しては、下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]