2018広島vs日本ハム3回戦。福井は、5回4失点。丸とバティスタのソロによる2点に抑えられる。

野球の動きの源となるものは、肉体。

肉体が損耗していれば、野球の動きがコントロールすることができないんだ。

全ての野球選手は、万全でない肉体でああるから、故障と付き合いながら、ごまかしながらやっているんだ。

よって、意識を変えればどうこうなるというものじゃないいんだよ。

福井は、現状では、先発5番手~6番手の投手。

2試合とも、勝利投手の権利を得ることができる5イニングを投げ、4失点と、試合を壊していない。

先発5番手、6番手の投手に、何、7回1失点ピッチングを求めてるん?

先頭打者、先頭打者ってガタガタ言うんじゃねえよ。

それでいて黒田の教えとは笑わせるぜ。

※黒田は先頭打者を出すことは責めない。コンスタントに6回3失点にまとめることが重要であるとする。

先発ローテーションの5番手、6番手であれば、5回4失点で、十分じゃないか。

この試合に投げた日本ハムの投手に無双できる投手はいない。

敗因は、丸とバティスタの本塁打による2点しかとれなかった打線だろうな。

只、野間を代打に使ったのは、間違っていない。

いい打ち方をして進塁打を打ったしな。

相手が最も守りにくい二、三塁という状況を作った。

俺が監督だったら、バントをしない2番打者として打たせるね。

堂林がヘッドを残して右に打つ確率と野間がボールを引っ掛けて右に打つ確率がどちらが高いかと言え、圧倒的に後者だ。

堂林を何故、代打に使わなかったという意見もあるが、そういうことを言う奴に限って、根拠を述べてみろと言われると筆を持つ手が固まる。

そういう奴は、采配に根拠を持って反論できたとしても、二軍のデータを挙げるか、ロクに野球を観ていないライターの記事を引用するのが精一杯だ。

野間と堂林の勝負は、既に完全に着いていいるよ。

それと下半身の状態が万全でない選手がほとんど全てで、ランナー2塁でシングルヒットで本塁に還れない、ランナー1塁で二塁打で本塁に還れない”漬物石”(丸が松山のことを指して言ったのが始まり)が増えたよな。

この試合の収穫と言えば、

前回先発で76球投げてから中3日で投げさせたところは、賛成できないが、フランスア。

※因みに、メジャーリーグのガイドラインでは、76球以上投げさせた場合、中4日が必要とされている。

中継ぎなら十分、僅差の場面で通用するよ。

俺は、左右にとらわれず実力重視だが、左の中継ぎができたよな。

中﨑、Jackson、今村を今から先発転向なんてフィジカル上、無理だから、配置転換するなら、一岡、中田廉を負け試合に投げさせ、彼等の代わりを作る。

岡田が4回、5回に四球を連発し、打たれるのは、イップスではない。

フィジカルが原因。

昨年から言い続けているが、右肩の故障から100球投げることのできない岡田が候補の一人。

藪田は、100球投げるだけの下半身のスタミナがついていない。

だから、先発させると三塁側に右足を着地させて手投げになり、球持ちが悪い。

事後に評価するならボールを置きにいっている。

四球を出したって抑えりゃいいんだよ。

四球を4つ出しても1点。

藪田は、手投げで、球離れが早いのが問題なのだ。

ファームで投球動作を改善させたら、1試合20球という制限付きで、リリーフで、腸腰筋とハムストリングスを使って投げさせる。

フランスアやJacksonが登板過多であるという評価が成立すれば、カンポスもいる。

先発には、祐輔が交流戦開けに一軍に復帰し、中村祐太もいる。

シーズンを乗り切るだけの先発、リリーフの数が合計24人いて、足りているから、俺は憂いていないけどな。

福井優也のピッチング

1回表

西川遥輝は、インハイのストレート141キロをセンター前ヒット。

福井は、2球目、カーブをアウトローでワンバウンドさせる。

福井は、5球目、フォークを真ん中低目にワンバウンドさせる。

福井は、6球目、トップを作る過程で、右腕上腕部が外旋し、右腕前腕部は、回内している。

右腕前腕部は、背中の方に入っていないが、右肘の内側は、沈んでいる。

右股関節、右腸腰筋は、外旋していないが、左肩が割れている。

右腕上腕部の外旋がMaxのときに、打者の正面に骨盤と胸が向いている。

右腕上腕部を外旋→内旋するときに、トップの位置、右肘の位置が下がり、トップの位置と頭の位置が離れている。

左肩がトップを作った過程で開いたことにより、トップを完成させることなく、右肘を出してしまった結果である。

三塁側に右足を着地し、フォロースルーを止めている。

大田は、真ん中のストレート143キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを擦る。

左足のスパイクの外側に重心を移し、左の骨盤を横にズラし、左肩は割れるが、左膝が開かずに、ボールを擦ったときに、手首を返さない。

よって、壁ができて、下からうねり上げることにより、スライス回転がかかっていなくても、ファウルゾーンに打球が切れない。

大田は、レフトスタンドに2ラン本塁打を打つ。

近藤は、真ん中低目のフォークを打って、一塁内野安打。

中田翔は、15球目、アウトローのワンバウンドしたスライダーを空振り三振。

レアードは、真ん中低目のフォークを打って遊ゴロ併殺。

2回表

石井一成(右左)は、真ん中のストレートを打って一邪飛。

石川亮(右右)は、真ん中のストレートを打ってレフト線に二塁打。

福井は、27球目、真ん中低目のフォーク136キロをワンバウンドさせる。

中島卓也(右左)は、28球目、インコースベルトの高さのストレート143キロを見逃し三振。

上原(左左)は、32球目、真ん中高目のストレート143キロを空振り三振。

3回表

福井は、37球目、右足のターンを空中で止め、球離れが早く、チェンジアップを真ん中に低目にワンバウンドさせる。

38球目、インコースベルトの高さに、フォークボールが外れ、西川遥輝に四球を与える。

大田は、インローのフォークを、トップハンドの親指でグリップを押して、ヘッドをボールの外側に入れてヘッドの下がりを抑えて打つが、レフトライナー。

近藤は、真ん中低目のストレートを、トップハンドの親指でグリップを押して、ヘッドをボールの外側に入れてヘッドの下がりを抑えて、センター前ヒットを打つ。

中田翔は、真ん中低目のストレート143キロを、ヘッドを残して、ヘッドをボールの外側に入れて引っ掛けてライトフライを打つ。

これが犠飛となり、日本ハム3-1広島

福井は、52球目、アウトローにストレート142キロをワンバウンドさせる。

レアードは、54球目、アウトローのフォーク134キロを空振り三振。

4回表

福井は、56球目、アウトローにカーブ105キロをワンバウンドさせる。

石井一成は、60球目、真ん中高目のストレート144キロを打って左飛。

石川亮は、62球目、真ん中のストレート144キロを打って右飛。

中島卓也は、64球目、真ん中のスライダー122キロを打って左飛。

5回表

福井は、66球目、テイクバックのときに、右腕前腕部は回内しているが、背中の方に右腕が深く入る。

トップを作ったときに、右腕上腕部は、外旋し、右腕前腕部は回内しているが、コックした右肘と右腕前腕部は背中の方に傾いている。

この段階で、左肩、左膝が割れており、右肘は、左肩、左膝の割れに遅れて出る。

三塁側に右足w着地させ、フォロースルーを止める。

上原は、真ん中低目のフォーク134キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを擦る。

スライス回転がかかり、ソロ本塁打。

日本ハム4-1広島。

西川遥輝は、アウトハイのストレートを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、バットの根元に当たり、トップスピン(ストレートの軌道の失速部分)がかかり、一ゴロ。

福井は、75球目、スライダーを投じ、右足を一塁側にターンさせてフォロースルー。

大田は、アウトハイのスライダー123キロを空振り三振。

近藤は、インローのフォーク136キロを打ってニゴロ。

広島の中継ぎ、抑え投手のピッチング

6回表

フランスアは、5球目、左足を一塁側に着地し、球離れが早く、インハイにストレート145キロが外れ、中田翔に四球を与える。

フランスアは、13球目、左足の三塁側へのターンが途中で止まり、両足がクロスしないかったが、レアードは、インローのストレート149キロを見逃し三振。

フランスアは、16球目、アウトローにツーシーム141キロをワンバウンドさせる。

フランスアは、17球目、左足を三塁側に着地させてフォロースルー、上体を三塁側前方にタンブルさせて、石井一成を、真ん中高目150キロのストレートで空振り三振。

フランスアは、23球目、左足を三塁側に着地させてフォロースルー、上体を三塁側前方にタンブルさせる。

石川亮は、ステイバックを途中で止めて振り下ろしを始め、真ん中のカットボール151キロを空振り三振。

7回表

アドゥワは、2球目、アウトローにカーブ106キロをワンバウンドさせる。

中島は、7球目、真ん中のストレート143キロを打って三ゴロ。

鶴岡(右右)は、11球目、真ん中高目のストレート144キロを空振り三振。

西川遥輝は、14球目、真ん中のストレートを打って遊ゴロ。

8回表

大田は、真ん中のストレートを打って中前安打。

ジャクスンは、7球目、インハイにスライダー137キロが外れて近藤に四球を与える。

中田翔は、12球目、真ん中高目にシュート回転したボールを打って一邪飛。

レアードは、14球目、アウトローのスライダー140キロを打って右飛。

ジャクスンは、15球目、アウトローにスライダー134キロをワンバウンドさせる。

石井一成は、これを空振り。

石井一成は、22球目、真ん中低目のチェンジアップを打って二ゴロ。

9回表、中﨑が登板。

中﨑は、2球目、真ん中低目にフォーク133キロをワンバウンドさせる。

田中賢介(右左)は、7球目、真ん中のスライダーを打って左飛。

中﨑は、8球目、真ん中低目のスライダー131キロをワンバウンドさせる。

中島卓也は、10球目、アウトコースベルトの高さのスライダーを、ヘッドをボールの外側に入れて右中間に打つ。

丸が追い付いて右中間を破られなかったが、二塁打になる。

鶴岡は、真ん中のスライダーを、グリップ先行で、ヘッドを残して、ヘッドをボールの外側に入れて、ボールを擦り、バットをボールの下にくぐらせてバックスピンをかけてレフトスタンドに本塁打を打つ。

日本ハム6-1広島。

西川遥輝は、17球目、真ん中のスライダーを打って左飛。

大田は、真ん中のスライダーを、ヘッドを残して打ち、センターフェンス直撃の三塁打を打つ。

近藤は、29球目、インコースベルトの高さのシュートを打って遊ゴロ。

上原健太のピッチングvsカープ打線

上原は、左足踵に重心をかけて左股関節の内旋無しで、右膝を上げ、右足を蹴り戻して、右足は踵から着地。

テイクバックから左肘をつまみ上げるときに、一塁側に上体が一塁側に傾くが、左腕上腕部を外旋→内旋するときには、上体が三塁側に傾くので、ランディジョンスン同様、スリークウォーター。

右足の膝の壁が崩れて左足を一塁側に着地させてフォロースルーを止めるときと、左足を三塁側にターンさせるときがある。

トップを作ったときに、左肩上腕部は外旋、左腕前腕部は回内しているが、コックした左肘、左腕前腕部は背中の方に傾いている。

左股関節、左腸腰筋は外旋していないが、右肩が割れている。

左肘の出は、右肩の割れに遅れるが、左股関節の外旋よりは早い。

1回裏

田中広輔は、1球目、真ん中のストレートを打って二ゴロ。

菊池は、7球目、インコースベルトの高さのストレート144キロを空振り三振。

丸は、アウトコースのベルトの高さの真っすぐを、ヘッドを残し、ヘッドをボールの外側に入れて壁を作って、レフトスタンドに本塁打を打つ。

鈴木は、12球目、インハイのフォーク129キロを見逃し三振。

2回裏

バティスタは、18球目、真ん中低目のフォーク126キロを打って右飛。

新井は、23球目、アウトコースベルトの高さのストレートを打って遊ゴロ。

西川龍馬は、27球目、インハイのスライダー120キロを打って右飛。

3回裏

礒村は、32球目、インローのチェンジアップ112キロを打って一ゴロ。

福井は、35球目、真ん中低目のストレート141キロを打って二直。

田中広輔は、39球目、上原がワンバウンドさせた真ん中低目のチェンジアップ117キロを空振り三振。

4回裏

菊池は、42球目、真ん中低目のスライダーを打って左飛。

丸は、47球目、真ん中のストレートを打って左飛。

鈴木は、49球目、真ん中低目のストレートを打って遊ゴロ。

5回裏

バティスタは、55球目、インローのチェンジアップ113キロを見逃し三振。

新井は、56球目、アウトコースベルトの高さのストレートを打って遊ゴロ。

二死から、西川龍馬が、真ん中高目のスライダー128キロを、ヘッドを外側に入れて、ライト前ヒットを打つ。

磯村は、インローのストレートを、ヘッドを残して打ち、広く空いた一、二塁間を破る。

上原は、右肩の開きに比して左肘の出が遅れる。

代打會澤は、真ん中高目のフォーク122キロを、ステイバックのときに、グリップが上がらないままスイングし始め、空振り三振。

日本ハムの中継ぎ、抑え投手のピッチング

6回裏、公文が登板。

公文は、右足のインステップが極端なので、左足のターンのときに、左股関節が開いて、瞬発力が消耗する。

田中広輔は、1球目、真ん中のストレートを打って遊ゴロ。

菊池は、8球目、真ん中低目のストレートを打って遊ゴロ。

丸は、11球目、真ん中のストレートを打って左前安打。

鈴木は、19球目、アウトローのスライダー138キロを空振り三振。

7回裏、石川直也(右右)が登板。

石川直也は、右足の踵に重心をかけて、右股関節の外旋をして左膝を上げる。

左足は踵から着地して、右足を一塁側にターンさせてフォロースルー。

バティスタは、1球目、真ん中のストレートを打って二直。

新井は、6球目、アウトコースベルトの高さのストレートを打って中前安打。

西川龍馬は、8球目、真ん中低目のフォークを打って遊ゴロ。

松山は、12球目、真ん中低目のフォーク136キロを打って中飛。

8回裏

會澤は、5球目、真ん中高目のストレートを打って中飛。

トンキン(右右)は、9球目、真ん中高目にシュート146キロが外れて田中広輔に四球を与える。

菊池は、13球目、アウトコースベルトの高さのスライダー131キロを空振り三振。

丸は、16球目、真ん中低目のシュートを打って中前安打。

鈴木は、20球目、真ん中高目のシュートを打って遊ゴロ。

9回裏、有原が登板。

有原は、右足踵に重心をかけ、右股関節の外旋をして左膝を上げる。

ステップの直前に右足の拇指球に重心を移す。

左足はスパイクの内側又は踵から着地する。

左膝の壁が崩れて、右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。

バティスタは、真ん中のストレート151キロを打って、ライトスタンドに本塁打。

広島2-6日本ハム。

有原は、右肘の位置が下がり、手首が寝てボールを引っ掛けて、ストレート148キロが真ん中低目に外れ、新井に四球を与える。

西川龍馬は、真ん中のフォークボール130キロを、ヘッドを残して三ゴロ。

サードのレアードが後逸。

無死一、二塁。

野間は、真ん中のフォークボールを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打ち、一ゴロ。

一死二、三塁。

會澤は、真ん中低目のフォーク132キロを、ボールの下から手首を返して打ち、投ゴロ。

有原は、一塁送球で、一塁forced out。

中田翔が本塁転送し、新井が本塁タッチアウトで試合終了。

試合データ

3回戦

2018年6月18日 18:00 マツダスタジアム

勝利投手 上原 1勝0敗

敗戦投手 福井 0勝2敗

ホールド: 公文 石川直也 トンキン

捕手(日)石川亮ー鶴岡(7回裏)

捕手(広)磯村ー會澤(6回表)

本塁打(日)大田12号2ラン(福井)115m 上原1号ソロ(福井)110m 鶴岡 1号2ラン(中﨑)115m

本塁打(広)丸8号ソロ(上原)120m バティスタ10号ソロ(有原)110m

残塁 日6  広7

盗塁 西川遥輝 1

失策 レアード 1

対戦成績 広島1勝2敗(通算22勝33敗1分)

試合時間 3時間11分