レギュラーシーズン中であるがシート打撃をやれ!

日本ハム対ロッテ8回戦(エスコンフィールド)
先発は、達孝太と小島和哉
試合は、4-1で日本ハムの勝利

アウトカウントに関係なく二塁走者は遊撃手の背後でリードを取れ

<隙を産み出さない野球>徹底解説一死一二塁におけるケース打撃

新庄よ、もっとスケベになれ!またしてもガキの使いをしてしまう

打球がファーストバウンドした後、一塁走者、二塁走者に進塁義務が生ずる。
進塁義務が生ずる場合、最前位の走者である二塁走者が離塁している間も帰塁した後も二塁ベースの占有権は、後位の走者である一塁走者に生ずる(重盗の場合、前位の走者が逆走して後位の塁に触れた後、前位を走る走者に占有権が生ずる)。

後位の走者が前位の走者より先にアウトになれば、前位の走者に後位の塁の占有権が復活する。

最前位を走る走者である二塁走者は、少なくとも遊撃手の後ろでリードを取る。且つ外野芝に入ってリードを取れればベストである。
最前位の走者が遊撃手より後ろでリードを取ることによって投手がセットを解く前にスタートが切れる。
最前位を走る走者は、野手が打球に触れた後も後位の塁に逆走しない。
野手が打球を”捕球”した後、本盗する。
後位を走る走者は、減速せずに走り、二塁ベースを蹴ってオーバーランすることにより、野手のアピール(最前位を走る走者の後位の塁に送球すること)を破る。
二盗の失敗という評価を審判に付けさせる。

5回裏
一死一二塁

打者五十幡(右投げ左打ち)
投手小島(左投げ)
一塁走者水野、二塁走者清宮幸太郎

スコアは、1-0で日本ハムが1点リード

五十幡は、万波、レイエス(共に右打ち)のようにグリップを後ろ肩に担いで構える。
左肘がヒッチする。左手首をコックしなくても左肘のコックアップの過程に入れるから左腕前腕部の回内前に右体幹筋が左肩の方に入らない。左腕前腕部の回内運動の回転半径が長くならない。加速距離が短くならない。

二塁走者清宮幸太郎は、ラインの内側、遊撃友杉の前で二次リードを取る。
投手がセットを解く前にスタートを切れない。

五十幡は、二塁ベースの左(三塁側方向)にライナーを打つ。
三塁手の背後を通過した後、三塁ベースを蹴り、三本間でラインの内側に入ることができない。
打球がリリースされた後、スタートを切る。

清宮幸太郎は、打球が自身の右を通過した後、左股関節を伸展、右股関節を屈曲、右膝をレッグアップ、右股関節を伸展して二塁に逆走を開始してしまう。

清宮幸太郎は、腹側を左翼方向に向け両股関節を伸展、両足親指IP関節を底屈してシャッフルする。清宮幸太郎は、右足で二塁ベースの三塁寄りのコーナーを蹴る。

友杉は、左肩の高さで左腕前腕部を回外して打球に触れるが、落球する。
友杉は、外野芝の切れ目の直前でベアハンド(右手)で打球を拾う。
友杉は、右手で二塁にトス。

二塁には二塁手藤岡が入り、藤岡が二塁ベースの中堅寄りのコーナーを左足でを蹴る。

一塁走者の水野は、二塁ベースの手前から減速しており、二塁ベースをオーバーランできない。

藤岡が三塁に送球し、清宮幸太郎が二三塁間に挟まれる。
三塁手安田がグラブで清宮幸太郎の背中、ベルトの高さにタッグする。

バントは、ヒッティングの構えからしろ(但し神主打法の構えはしない)

記録上は大勝であるが100点満点は付けられない[F-Bw⑫]

7回裏
無死一二塁
打者水野(右投げ左打ち)
一塁走者松本剛、二塁走者清宮幸太郎

スコアは、3-0で日本ハムが3点リード

水野は、ヒッティングの構えではなく、バントの構えをして打席に立つ。
左手首を背屈、左手中指基節骨にグリップを嵌める。
グリップの握り方は悪くない。

しかし、左肘をヒッチするのではなく、左手首をヒッチして構えているので、ヘッドは、ホームプレートの方に倒れている。左手の握る位置がヒッティングの場合よりもグリップから遠い分、支点と力点の距離が長くなる。左腕前腕部の回外、回内運動の加速距離が短くなる。
左手首をコックするから右体幹筋が左肩の方に捻転する。
左腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。

水野は、八木が右腕前腕部を回内(スロー)後、左腕前腕部を回外し、バントのトップを作る動作を開始するが、左手首が煽ってしまう。
水野は、左手親指でグリップを叩いた後、ヘッドが下がってしまう(左手首が掌屈する)。

初球、バントのスイングができずにストライク
2球目は、空振りする。
カウント0-2

最前位を走る二塁走者清宮幸太郎は、両股関節を背屈してシャッフル、二次リードを取るが、ラインの内側、遊撃友杉の前でリードを取っている。

これだと三本間でラインの内側に入れない。
遊撃手の前でリードを取ると、投手がセットを解く前にスタートを切れない。
プッシュバントダブルで本塁に還るのが難しくなる。

3球目、左手親指でグリップを叩いた後、ヘッドが下がってしまうが、左手首をコックしてヘッドアップしてしまう。ヘッドアップした後、左腕前腕部を回内、左肘をコックアップした分、打球が跳ねる。

三塁手の安田は、前進せずに三塁ベースに貼り付く。
一塁手ソト、投手八木、捕手寺地が打球を追う。

三塁線寄り投手板からホームプレート方向に3/4(捕手寄り)進んだ内野芝のエリアで捕手の寺地がホームプレートに背面を向け左腕前腕部を回外して左手で打球に触れる。
寺地は、左手首が掌屈する。
右腕前腕部の回内運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。

一塁ベースを無人にせず二塁手の藤岡が一塁に入る。

打者走者の水野に対しては、審判からセーフの評価が付される。

二塁走者清宮幸太郎は、本塁に還れず無死満塁にしてしまう。

7回裏
一死満塁

打者奈良間(右投げ右打ち)
投手八木(右投げ)
一塁走者水野、二塁走者松本剛、三塁走者矢澤

スコアは、3-0で日本ハムが3点リード

カウント3-0から4球目
パーフェクトインサイドアウトスイングが再現できている状態で6~7打数に1本の割合で本塁打を量産できる打者は捕手が立ち上がってアウトハイに外すことが申告四球の制度が創設される前には生じた。
カウント3-0からは、投手若しくは捕手は、100%ストライクのサインを出す。

しかし、現在でも、投手が投球腕の前腕部を回内後、投球腕上腕部が反張して投球をワンバウンドさせることが生じ得る。

申告四球の制度が創設される前とされた後を問わず、投球をワンバウンドさせてしまった場合以外は、たとえ高目のクソボールになったとしても、ヒッティングにしろバントにしろスイングしなくてはならない。

攻撃側の指揮官が「1球待てのサイン」を打者に出すのは、実体の生じない観念にほかならないから具の骨頂である。

[野球]コンプライアンスをぶっ潰せ

奈良間は、右手首を掌屈してヘッドをホームプレートの方に倒してヒッティングの構えをする(神主打法)。
奈良間は、右手首をコックした後、左腕前腕部が回外、左体幹筋が右肩の方に捻転する。
右腕前腕部の回外運動の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。
八木が右腕前腕部を回内(スロー)した後、奈良間は、右腕前腕部を回外してバントのトップを作る。
ヘッドが立たず、ヘッドが投球の軌道の内側(捕手寄り)に入る。
奈良間は、右手親指でグリップを叩いた後、右手首が掌屈してしまう。
奈良間は、バックネットの三塁席寄りにファウルしてしまう。
スクイズが失敗に終わる。

footnote

用語の意味に関しては、下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]