対日本ハム2回戦,日本ハムの投手リレーに抑えられる。

対日本ハム2回戦、先発が足りない日本ハムが中継ぎで1点台の防御率を残している高梨、広島は、Johnsonの先発。

高梨の球種は、真っ直ぐ、カーブ、フォーク。先発にも関わらず、ストレートは146前後。リリーフのときと粗同様のペース配分。

この試合、鈴木が今季初の5番。

4回表、2塁打の新井を2塁に置いて、チームの統一的な指示どおり、低目を捨てて外高目真っ直ぐ146キロのボール球を右中間に運び2塁打で先制。高梨からすれば、高かった分、本塁打にならなくて済んだ球。

3打席目は、谷元が膝元から鋭く落ちるフォークで三振、4打席目もマーティンに外低目の手を出してもヒットにならないコースに154キロストレートを決められ、両投手は一球もコース、高さを間違えず、打てる球は無しで負けを認めるしかありません。

3打数1安打で、チーム全体でもタイムリーは、この1打のみで、先ずは及第点。これまで同様、1試合に1本ヒットを打ってくれればいいと思う。

7番松山がライト前に引っ張り安打を打ちますが、ライト杉谷が、2バウンドの低いゴロでタッチし易いコースに投げ、捕殺を成功させ、2塁走者が鈴木が還れず。

4回裏、田中賢介が高目のシンカーを打って、その後二盗、レアードの安打で三塁コーチャーの白井が田中をストップさせてくれます。杉谷が二飛で1アウト1、3塁。1点は仕方のないところ。大野がスクイズ。スクイズで本塁に還られるのは止むを得ないとして、打者走者をアウトに出来ないのがいけなかった。

2死1、2塁で中島が遊安で満塁、陽がスピンのかかったハーフライナーをライトに打ち、2点目。打球の見極めが悪く二塁走者の大野は三塁ストップ。ランナー2、3塁のケースが作れず、満塁にしてくれます。しかし、西川への四球を与え押し出し。
大谷は、インハイのシュート、速いシンカー、カットボールで三振。

この日のジョンスンは、カーブ、カット、シンカー、シュート、全ての球が良くありませんでした。

日ハムは、6回丸が最も併殺を取りやすいところに打ったにも関わらず、ショート捕球エラーで併殺を取れず、菊池、丸ともに塁に残り、新井のところで谷元にスイッチ、決め球のフォークが外れ新井に四球。鈴木三振、エルドレッドがアウトローのフォークを三ゴロ併殺崩れの間に1点。ここで宮西にスイッチ。代打小窪に死球を与えますが、會澤に対し、外のスライダー連投で、10球目ファウルチップを大野が捕球し三振。

7回、石原が14球粘って宮西から安打、田中がバントの構えから四球。無死ランナー1、2塁から、菊池がバント失敗。丸がスライダーを止めたバットに当ててしまい内野飛球。代わった鍵谷が150キロ代の真っ直ぐ、フォーク、スライダーを交え、新井を2塁ベース横のショートゴロ。

8回、2番手今村が谷口にインコースのベルトの高さに投げたスライダーを右中間を破られ、大野が送り、1死3塁で、中島がセーフティースクイズで4-2。リードオフダブルからのバント2つ、リードオフダブルであるが故のバント2つ、柔軟且つ手堅い作戦で追加点を取りました。

エルドレッドは、インハイを攻められ、外低目の低目の最も距離を取り易いコースでも144キロ以上になると打てない。インハイでなくても速いストレートは空振りする。しかも、大振り。足の裏、踵痛が回復したこと自体は良いことだが、打撃は去年と同じ大振りになった。コンパクトなスイングは全く無くなった。

交流戦28-2 .071で、11三振。

打率は、未だ.314(210-66、交流戦に入る前は.352)あるので、二軍に落とすのは愚策。後40打席ぐらいは下位打線で起用してそれから二軍に落とすかどうかを考えればいい。

フリーに打たせず、高目を捨てさせ、右打ちのサインを出してコンパクトなスイングの打撃をさせなければならない。誰か言ってやってくれ。

広島は、4回にやらなくてもいい点をやってしまった。

谷元-宮西-鍵谷-マーティン-増井と日本ハムのリリーフ陣は堅かった。

広島は、負けの計算の戸田で勝ち、エースのジョンスンで落とし、日本ハムは、有原で取りこぼし、負けの計算の高梨で勝って1勝1敗。

第3戦は、バースと野村。

防御率4.40だが、メジャーでの実績もあり、前回ヤクルト打線を6回2失点に抑えて勝っているので、簡単には打てないだろう。

交流戦に強くない野村が強力日本ハム打線相手に試合が作れるかが鍵となる。