ピッチングに使う筋肉について覚えよう

今回のテーマは、野球の動きの向上に欠かすことのできない筋肉、特にインナーマッスルの話です。

メディアは、プレミア12を視聴するように煽りますが、私は、五輪関係は嫌いです。ユダヤ金融の太鼓持ちとして、レギュラーシーズンを終えて肉体を損耗させている選手を駆り出すな。
五輪関係の大会に関しては志願制にしたらどうかという肥もあるが、選手にとっては、五輪関係の大会に出場するメンバーに召集されるということは赤紙が送られてくるようなものなのである。
志願制にしても誰も志願しないから、志願という名目の事実上は、フィクションされた経済関係を土台とする強制召集となることは間違いないだろう。
それにおまえらには、台湾のチアガール達が足が長くてスタイルがいいって人気らしいが、どう見たってちんちくりんだろう。日本の女と変わらんよ。
どれだけ自分の身長にコンプがあんだよ。日本の女で俺より高いって言ったら社会人のバレーボールの選手ぐらいしかいないから、おまえらの苦しみはわかってあげられないけどな。
故に私は、五輪関係の盛り上げには協力しないのである。

さて、筋肉の話に戻りますが、筋肉は複数の部位がありますが、それぞれの部位は大きくインナーマッスルとアウターマッスルの2種類に分けられます。

筋肉も、意思に基づいて稼働することはできません。これに関しては反対しても誰も論破できません。
自然とか偶然とか本能は存在しません。肉体を稼働させるのは、アスリートであろうとアスリート以外の職業の者にとっても、労働力の再生産が強制されているからです。

労働力の再生産が行えるだけの、労働の源となる筋肉が維持できていれば、野球選手は、野球に必要な筋肉に関係しない筋肉を強化するトレーニングをすれば、サービスが向上しないだけでなく、肉体に負荷をかけることにより肉体を損耗させてしまいます。

観客も野球に必要な筋肉について知れば、投手がKOされたり、四球を連発しても、野手がエラーや凡退をしても腹が立たなくなります。

アウターマッスル

アウターマッスルは、身体の表面に近い部分にある筋肉の総称です。
アウターマッスルと呼ばれているものには次のようなものがあります。

三角筋・・・肩甲棘部は肩甲棘から、肩峰部は肩峰から、鎖骨部は鎖骨の外側部の1/3からそれぞれ起始し肩関節を覆う様に外下方へと走り上腕骨三角筋粗面に停止します。運動は肩関節を支点にして肩甲棘部が上腕を伸展・内転・外旋させ、肩峰部が上腕を外転させ、鎖骨部が上腕を屈曲・内転・内旋させます。

僧帽筋・・・起始は外後頭隆起から正中を下に下りるように、項靱帯、上項線、第七~第十二胸椎まで続き、停止は鎖骨の外側1/3、肩峰、肩甲骨の肩甲棘です。筋線維は首からの物は下に走り、その後腕の方に向かって横に走る。背中からの物は逆に上に走り同じように腕の方に向かいます。上方の筋線維は肩甲骨を持ち上げ、中間付近の筋線維は内側に引っ張り、下方の筋線維は下に下げ、上方と下方の筋線維が両方収縮するときは回転させます。

大胸筋・・・胸部の筋肉のうち、胸郭外側面にある胸腕筋のうち、鎖骨、胸骨と肋軟骨(第2~第7前面)、腹直筋鞘の3部を起始とし、上外方に集まりながら、上腕骨の大結節稜に停止します。

上腕二頭筋

腸肋筋・最長筋・棘筋・・・脊柱起立筋

上腕三頭筋・・・起始部が長頭と内側頭、外側頭に別れている。長頭は肩甲骨関節下結節から起こり、大円筋、小円筋の間を下行する。内側頭は上腕骨の橈骨神経溝の下外側方から起こる。外側頭は上腕骨の橈骨神経溝の上外側方に接して線状に起こる。この3頭が合して、尺骨肘頭に停止する。
作用としては肘の伸展を行う。長頭は上腕を伸展および内転する。伸展時には肘筋と共に協調して働くが、純粋に肘の伸展をする主動作筋は肘筋である。前腕伸展位の拮抗筋は上腕二頭筋。前腕の回内は円回内筋、方形回内筋と協調して働く。

腹直筋・・・恥骨の恥骨結合部、および恥骨結節上縁を起始とし上方に向かい第5〜第7肋軟骨と剣状突起に付着する。途中で3〜4個の腱画により分画されている。

体幹部の屈曲や回旋、側屈に関与し、呼吸にも寄与している。また、腹圧を加える作用があり、それによって排便や分娩、咳などにも寄与している。

外腹斜筋

広背筋・・・起始部(筋肉の付着部)が腰背部(腰椎と骨盤)にあり、束のようになって上腕近位部(肩に近い側)の前側に停止(筋肉の付着)します。すなわち、身体の後ろ側から、胴体に沿いながら、捻じれるようにして前側についています。
長撓側手根伸筋 短撓側手根伸筋 総指伸筋 小指伸筋 尺側手根伸筋・・・前腕伸筋群
撓側手根屈筋 尺側手根屈筋 長掌筋 円回内筋 短掌筋・・・前腕屈筋群

大殿筋・・・仙骨、腸骨、尾骨を起一とし、腸脛靭帯、大腿骨の殿筋粗面に着く。股関節の伸展(大腿を後方へ引く動き)と外旋(爪先を外側に向ける、ガニ股)に関与する。直立姿勢や歩行に使う。

大腿四頭筋・・・下肢の筋肉のうち、大腿骨に繋がる筋肉である大腿筋のうち、大腿骨を挟み四方に存在する筋肉の総称である。大腿四頭筋には大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋が含まれる。

腓腹筋・・・膝の裏、大腿骨から始まっているのですが、始まりは2つに分かれています。それが1つになって最後はアキレス腱で終わっています。

インナーマッスル

インナーマッスルという名前の付された筋肉はありません。背骨周辺にあるいくつかの筋肉の総称として使われます。インナーマッスルは別名、「ローカル筋」「深層筋」とも呼ばれます。
インナーマッスルとは、体の内部にある筋肉のことで、骨や内臓さらには外側の筋肉(アウターマッスル)まで支えています。
体幹は、頭と四肢(両腕、両脚)を除く胴体部分のことを言います。体幹は、筋肉の場所、部分で、インナーマッスルは、深度を表す概念です。体幹には、胴体のインナーマッスルもアウターマッスルも含まれるのです。
インナーマッスルと呼ばれているものには次のようなものがあります。

上半身のインナーマッスル

①脊柱~肩甲骨周辺

菱形筋(りょうけいきん)は、脊椎から起こり、左右の肩甲骨に停止する、一対の筋である。 僧帽筋の深部にあり、第6頚椎(C6)から第4胸椎(Th4)にかけての棘突起から起こり、外下方に斜走し肩甲骨の内側縁に付く。

③肩周辺

棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋、腱板

ローテーターカフという名前を持った単体の筋肉が存在しているわけではありません。

ローテーターカフというのは肩周りのインナーマッスルである4つの筋肉、棘上筋(きょくじょうきん)・棘下筋(きょくかきん)・肩甲下筋(けんこうかきん)・小円筋(しょうえんきん)を併せて呼ぶ名称です。別名、回旋筋腱板とも呼ばれています。

④腕周辺

長母指屈筋 方形回内筋 深指屈筋 浅指屈筋・・・前腕屈筋群
長母指外転筋 長母指伸筋 短母指伸筋 示指伸筋 回外筋・・・前腕伸筋群
肘筋・・・上腕骨の外側上顆後面上方から起こり、尺骨後面に停止する。肘関節の伸展を行う。

浅指屈筋・・・上腕尺骨頭(上腕骨内側上顆、尺骨粗面の内側),橈骨頭(橈骨の上方前方)から起こり、第2〜5指中節骨底で停止する。 なお,停止部は2つに分かれ中節骨底の掌面につく。

深指屈筋・・・尺骨前面、前腕骨間膜から起こり、第2〜5指末節骨底で停止する。

烏口腕筋・・・肩甲骨の烏ロ突起から起始し、内下方に向かっては上腕骨の内側前面中部に停止する筋肉のことです。烏口腕筋は主に肩関節の屈曲や水平内転に関与します。

⑤胸部

小胸筋・・・胸部の筋肉のうち、胸郭外側面にある胸腕筋のうちの一つ。肋骨前面(第3~第5前面)を起始とし、上外方に集まりながら、肩甲骨の烏口突起に停止する。

肩甲骨の外側を下方に引くと同時に、肋骨(第3~第5)を引き上げる作用がある。

⑥腹部周辺

腹横筋・・・腹部の筋肉のうち腹壁外側部を走る側腹筋の一つ。内腹斜筋の深層に存在し、下位肋骨、鼠径靱帯、腸骨稜、胸腰筋膜を起始とし、水平に外側に向かって走り、腱膜に移行して腹直筋鞘に付着する。下位肋骨を下方に引き、腹圧を高める作用がある。

多裂筋・・・横突棘筋(長背筋のうち、脊柱の最深層に位置する筋肉)の内、最も中間に位置する筋肉。

外腹斜筋、内腹斜筋

下半身のインナーマッスル

①骨盤周辺

大腰筋、小腰筋、腰骨筋

大腰筋、小腰筋、腰骨筋を合わせて腸腰筋と言います。

腸骨尾骨筋、恥骨尾骨筋、恥骨直腸筋、恥骨会陰筋、尾骨筋
深会陰横筋、浅会陰横筋

深会陰横筋、浅会陰横筋を合わせて尿生殖隔膜と言います。

腸骨尾骨筋、恥骨尾骨筋、恥骨直腸筋、恥骨会陰筋を合わせて肛門挙筋群と言います。

肛門挙筋群、尾骨筋を合わせて骨盤隔膜と言います。

骨盤底は、3層から成り、一番上から内骨盤筋膜、骨盤隔膜、尿生殖隔膜となっています。

骨盤隔膜と尿生殖隔膜と内骨盤筋膜(靭帯)を合わせて骨盤底筋群と言います。

骨盤底筋群は横隔膜や腹横筋、多裂筋といった筋群と協働して体幹を支えるインナーユニットとなります

外旋六筋
大内転筋、長内転筋、短内転筋、薄筋、恥骨筋・・・股関節内旋筋群

中殿筋・・・股関節外転筋の一つ。骨盤の骨(腸骨)と大腿骨(太ももの骨)の近位部(大転子)を結ぶ筋肉。

小殿筋・・・股関節の外側(尻の外側)にあり中殿筋という筋肉の奥に付いている筋肉です。起立や歩行のときに使います。

②太もも周辺

大腿二頭筋 半膜様筋、半腱様筋・・・ハムストリングス

③膝下

ヒラメ筋・・・ヒラメ筋は、ふくらはぎにあり、腓腹筋の下に隠れています。膝の裏の下の方(腓骨の上側辺り)から始まりアキレス腱で終わります。足関節の底屈に使います。

前脛骨筋・・・脛骨の外側面、骨間膜および下腿筋膜から起こり、三角柱状の筋腹はやがて1本の腱になって、腱は上伸筋支帯と下伸筋支帯の下を腱鞘に包まれて通り抜け、内側楔状骨と第1中足骨の足底面で停止する。
長母趾伸筋、長趾伸筋
後脛骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋

ピッチング各段階において使う筋肉

投球動作は、予備動作からステップする方の脚の膝が上がるところまでのWind up Phase、ステップした脚が完全に接地するまでの間で投球側の腕のテークバックからトップにかけての動作が伴うCocking Phase、ステップした脚が接地したのち投球側の肩関節が最大外旋位(腕がしなった状態)をとり、ボール・リリースに至るまでのAcceleration Phase(肩外転位・肘外反位)、ボール・リリース後、腕を振り切って投球動作が完了するまでのFollow-through Phaseの4つのPhaseに分けることができます。

①レッグアップ

ステップする足を上げるときには、外旋六筋、腸腰筋を使います。
②ステップする足と上体で「く」の字をつくる。

多裂筋、内腹斜筋を動かすと骨盤が前傾することができる。
骨盤を前傾させることによって押し手主導のバッティングをすることができます。

外旋六筋を使って股関節のタメ(外旋)を作る。

股関節の外旋のときには、大殿筋上部線維、中臀筋、後方筋束、前脛骨筋をも使う。

投げる方の方をグラブを持つ手の肩よりも下げる動作は、棘下筋を使います。

③テイクバック

棘上筋を使う。

④投げる方の腕の外転

棘上筋は、この外転のときに使います。

この棘上筋よりも三角筋を鍛えすぎると、外転時に上腕骨頭が肩甲骨から離れるようになり、インピンジメント症候群を引き起こします。
外転のとき両肩甲骨は、菱形筋、棘下筋を使って接近させます。
広背筋、三角筋も関係します。

右肩関節の外転のときには、前腕伸筋群 前腕屈筋群を使います。
前腕伸筋群は、ミートのとき、手首を手の甲側に曲げるときにも使ます。
また、腹横筋、骨盤底筋群も使います。

ここでも、外旋六筋を使って股関節のタメ(外旋)を作ります。

⑤前腕部の回内

菱形筋を使います。

⑥上腕部の外旋

棘下筋 小円筋を使います。

腹横筋をも使います。

右腕上腕部を外旋してトップを作るときにも上半身と下半身の捻転差を作りますが、腹横筋は、上半身と下半身の捻転差(割れ)を作るときにも使います。
また、前腕伸筋群 前腕屈筋群を使います。
握力を鍛えることで骨盤底筋群、腹横筋、前腕伸筋群、棘下筋、小円筋が強化できます。
これらを鍛えることでピッチング、バッティングにおいて肘を畳んで腕をスイングできる。

⑦投げる方の肘の推進

左膝で地面を蹴ることによって、投げる方の肘がステップした方の足の股関節よりも前に出ていきます。投げる腕側の胸の張りができます。
左膝で地面を蹴るときにハムストリングス、内転筋を使ます。

「割れ」によって伸展され、そこからの収縮により回旋動作を起こす出力源の一つと考えられるのが、「腹横筋」「内腹斜筋」「外腹斜筋」「腹直筋」で構成される回旋腹筋群です。

⑧最大外旋位

Late Cocking PhaseからAcceleration Phaseに切り替わる、肩関節の最大外旋位、つまり腕が最も捻じられた(しなった)瞬間、広背筋及び大胸筋はゴムが引き伸ばされたような状態となり、ボール・リリース時には伸ばされたゴムが解き放たれるようにして瞬発力を産み出すことになります。
広背筋、腹直筋のようなアウターマッスルばかり鍛えていると背筋を損耗します。腹横筋のようなインナーマッスルを鍛えることも必要です。

ローテカフは、肩関節(肩甲上腕関節)を投球動作で腕が肩甲骨から抜けないように安定化させます。
上腕二頭筋の長頭腱は肩甲骨(関節上結節)についており、ローテ―タ―・カフ筋群とともに、肩関節の安定に関与します。上腕三頭筋を強化することで肘回りの障害を防止することができます。

⑨上腕部の内旋

腕を胸側に動かす動作(内転、屈曲)に関与するのは、大胸筋、三角筋というアウターマッスル、肩甲下筋というインナーマッスルです。

上腕部の内旋には、肩甲下筋を使います。
前腕部の円回内筋という肘関節内側部の筋群を使います。
他に方形回内筋を使います。

前腕部の回内のときに内転筋を使って股関節を内旋させる(両股関節をぶつける)
中臀筋、前方筋束、小臀筋、大内転筋・長内転筋・短内転筋・恥骨筋を使います。
半腱様筋・半膜様筋 大殿筋膜張筋、梨状筋を使います。

⑩前腕部の回外(フォロースルー)

回外筋を使います。

広背筋の大円筋、菱形筋や僧帽筋を使って振り下ろしたとき(上腕部の外旋→内旋、前腕部の回内)にかかった負荷を解きます。

骨盤の回転が投げる方の肘より先行すると前腕部の回外運動をする間がなく回内運動に入ります。肘が骨盤の方向と逆を向いたままフォロースルー期を迎える手投げは橈骨が尺骨に対して回旋しながらかぶさり、尺骨を内側に押し込めようとする動きが生み出されます。このようなメカニズムは、上腕骨と尺骨をつないでいる靱帯にも負担をかけることになり、ゆるみや不安定感を招きやすくなると考えられています。この状態でスローイングを繰り返すと、投球時に上端骨と尺骨の間でインピンジメントになりやすくなります。これは引手主導のバッティングにも当てはまります。