2018プロ野球、オフシーズンの見どころ。

昨日は、ゴールデングラブ賞の発表がありました。

広島からは、菊池、丸の常連組の他、マツダを本拠地にしながら7失策に留めた田中広輔が初の選出。

他球団では、平田が初選出ということで、足も速く肩もいい選手だったので、もう少し早くから選出されていても良かったかなとも思います。

ベストナインの方は、岡本が100打点を突破してリーグ2位になったので、首位打者のビシエドを抑えて一塁のベストナインはないにしても、宮﨑に代えて三塁部門での選出はなくもない。

外野は、丸、バレンティンの他の一枠を筒香と本塁打王のソトが争うことになるだろう。

さて、丸は、広島東洋カープのファン感謝デーに姿を現しませんでした。

これは、丸が移籍することの根拠の一つではありますが、ファン感謝デーの話は現象面の話で、これから話すことはもっと根本的な話です。

親会社がある無しに関係なく労働力を稼働させて賃金を絞る源泉となる資本のいない企業はありません。

私は、一つも難しいことは言いません。

工業高校、商業高校レベルの話をします。

資本は、過去の利益の蓄積である利益準備金だけではありません。

他人資本もあります。

利益剰余金は、給料に代えて資本を貸し付けて労働力(肉体)を稼働させて賃金を絞ることによって蓄積されます。

燃料を補給し、肉体を稼働することにを反復することにより人間は死に向かいます。

死ねば肉体を動かせませんので、利益剰余金は有限です。

資本は、女を貸し付けて新たな労働力を生産させます。

一方、他人資本の方は、ユダヤ金融のことです。

ロスチャイルド、ロックフェラーを始め、全部で10団体あります。

民間銀行への貸付の中には、未払い賃金も含まれていますが、ユダヤ金融は、無から無限にカネ生み出すことができます。

民間銀行資本が、日銀に無利子で貸し付ける貸付残高に対する比率である預金準備率(変動比率)がその根拠です。

国債を売るのも買うのも民間銀行の資本です。

ユダヤ金融は、労働者に借りた金で株式、金融商品を買います。

税金(生保も社保も税金です)は、税務署ではなく銀行の窓口を通じて民間銀行に支払っています。

労働者は、債権者でありながら、ユダヤ金融の借金を返済させられているのです。

カネは、商品や役務(サービス)と違って”実体”は要りません。

ユダヤ金融の手先がオンライン上で数字を入力すればそれが社会で通用します。

日銀も民間銀行の資本と同じユダヤ資本が2/3である’(残り1/3は天皇)民間銀行です。

資本には、他に未払い賃金の累積である減価償却累計額もあります。

よって、広島東洋カープは、丸だけでなく、今後FA権を取得する會澤、野村、菊池にも、巨人を上回る年俸を支払うことができないわけではありません。

ユダヤ金融は、利益の土台である奴隷を解放しませんので、簡単に企業を潰しません。

ユダヤ金融は、無から無制限にカネを産み出せるので、貸したカネが返ってこなくても潰れることは100%ありません

丸の後に、會澤、野村、菊池にまで高額の年俸を払ったらカープが潰れてしまうのではというのは、ファンが考えることではない。

人の年俸が高すぎるってお前ら何様だよ。

オマエラ、資本のことなんか憂いちゃって、どこまで資本に飼いならされてんだよ。

FA権取得と行使に反対することは、安い金でコキ使う資本を潤すことになるのです。

ユダヤ金融が巨人と広島のどちらかに多くカネを貸し出すかによってマネーゲームの結果が決まります。

利益剰余金が有限である以上、貸し出すとすれば、より多くの労働量を要し、搾れる賃金の多い方。

具体的に言ってしまおう。

戦争、原子力、製薬、農畜産物の成長促進剤の製造により多く協力してきたかによって決まるのです。

正力と松田のどちらが下僕として上記のことにより多く協力してきたかが、今日までの読売と広島東洋カープの差となって現れているのです。

俺は、ユダヤ金融や松田や正力が好きなのではありません。

俺はカープファンが好きなのではありません。

俺はカープの選手のファンです。

貧乏な弱い選手が金持ちの選手に立ち向かう姿は応援したいが、その選手たちが、いつまでも安いカネでコキ使われてることを是認しているわけではない。

カープの選手がカープの選手でなくなっても、豊かな暮らしができればそれでいい。

丸が他球団の話を聞いてみたいということは、広島の自分に対する評価に不満を持っているからです。

不満がなければ他球団の評価を問う必要がない。

丸は、考える期間が欲しいのではない。

昨オフ2億1000万の提示の段階で既に進路が決まっていた。

広島の言う「宣言残留を認める」というのは、「どこも丸の獲得に手を挙げる球団がいなかったら戻ってきても構わない」と解釈しなければならない。

獲得に乗り出す球団が既にシーズン中からいるから広島残留はないということを丸と球団双方が確認しただけ。

プロ野球選手は、故障をすれば長く続けることはできません。そうなったとき、現役から去るのが早まったとしても、安い金で長く同一球団に存続させられるよりは、一度に複数年分他球団より多く生涯年収をもらって一生働かなくても生活できるカネをもらえる方が経済上はプラスです。

プロの選手は、唯心論やイメージで決めることはまずない。

数多くのFA権を取得した選手が巨人に入るのは、女が金持ちのデブハゲブスの三冠王に股を開くのと同じさ。

非難しているんじゃないぜ。

少しでも金に苦労したことがある奴なら皆そうするさ。

読売は、イケメン高身長に托卵されたチビ男と同じだよ。

丸の広島残留はない。

ロッテ移籍もない。

東京があらゆることが実現できるという面では埼玉や千葉の比ではない。

俺は若いとき金がなくて千葉や埼玉に住んだのであって、好き好んで千葉や埼玉に住んだのではない。

そんなことは一年弱しか千葉、埼玉に住んだことがない俺でもわかる。

自身と家族にとって千葉や埼玉に明るい未来がないことは丸自身が最も良くわかっている。

どの球団に行くかは丸が決めること。

北別府のコメントは、恩着せがましいですね。

カープの選手達が強くなれるのは、丸が巨人に行って、カープの選手が丸と対戦することである。

球団の補強の手段としては、FA権を取得した選手の獲得だけではありません。

トレード、ドラフト、自由契約になった選手の獲得、既存選手のレベルアップもあります。

巨人は、丸に加えて炭谷、中島を獲るとの見方があります。

阿部が捕手復帰と言われていますが、首の故障は生命にもかかわるので、実際には、一塁か代打でしょう。

炭谷が試合に出れば、小林が試合に出れなくなるので、両者の成績をプラスして見積もるのではなく、相殺して見積もらなければいけません。

中島は、左肩が極端に内に入るので、ドアスイングになり近めの球、落ちる球が打てません。

巨人に来ても、一軍に呼ばれるかどうかというレベルなので、中島獲得は放っておけばいいでしょう。

ソフトバンクも調査している西を獲得しても昭和式の投げ方なので、野上程度の成績しか望めませんので、こちらの獲得も放っておけばいいでしょう。

浅村は、ソフトバンクが調査し、巨人は、浅村の獲得には乗り出さないという見方もあります。

ビシエドは、中日が契約更新濃厚という見方もあります。

浅村、ビシエドをも獲得したところで巨人は、三安打で一点を取れるかどうかという野球ですから、優れた投手からは連打はそう打てるものではありません。

上原の自由契約は、「使えないから要らないよ」と言うだけ。

手術後、膝が回復した後も巨人も再契約しないだろう。

丸獲得に伴う人的補償による流出逃れではありません。

カープサイドだってプロテクトから外されていても上原なんか要りません。

大竹も要りません。

浅村の人的補償はあり得なくもなかったですが、浅村獲りに巨人は参戦しないことが濃厚。

カープファンの中には大竹を人的補償で獲れと言う冗談を言う人がいますが、つまらない。

どうせならもっと面白い冗談を言え。

それでは逆に、セーフティやスクイズをしていたらどうかというと更に相手投手を助けます。

既存選手のレベルアップという面から、少し気になることを言っておきます。

終盤の競った場面での、走者三塁のケースでは、個人的には、あまり前進守備で体の正面で止めるというのはやって欲しくないです。

1点もやれないのであれば、ボールを前にこぼしたら本塁送球は間に合わない。

尚更、中間守備で最後にボールがショートバウンドしたところで、シングルハンドで捕って(ポップタイムの短縮)、ダイレクト又はショートバウンドで送球してもらいたい。

それと、下手な内野手ほど左足を踏み出したときのステップ幅が大きいことは、下手な投手、下手な打者と共通する。

また、日本シリーズのメヒアの二塁送球のケースだが、左投げ左打ちの選手であれば刺せた。

岩本はチームに残しておいて正解。

走者一、三塁とニ、三塁とでは違いは大きい。

盗塁は必要。

陸上選手のように重心を低くして軸足を蹴って加速する走り方では立ち投げのクイックをする外国人投手や甲斐には対抗できない。

走塁面では、三塁走者は、予備動作を大きくするが、一塁走者の単独スチールでは、予備動作が小さいか、拇指球に重心をかけてジリジリリードするか全くと言っていいほどない。

これがスタートが遅れる原因ではないかと考えている。

伝統的なやり方だけでは無理。

新しいものを創らないとダメだ。

シャッフルでもコックでもシンクロステップでも何でも試してみればいい。

プロで伸びるかどうかは、プロになってからだけでなく、幼少期からの過ごし方も重要。

既存のレベルアップだけではチームは強くならないから、選手の入れ替えは必要。

オフの補強も翌シーズンのペナントレースに関わる要素の一つであることは否めない。

何も大物主力選手をトレードで獲れと言っているのではない。

俺は、8-7で勝つ野球は好きではない。

投手を中心とした守りで勝つ野球をしてもらいたい。

西川はレフト一本でいい。

バティスタも一塁一本でいい。

松山は、送球を受けるときのシングルハンドキャッチ(フォアハンド、逆手)のレベルアップが必要。

緒方のいう守りの野球をやるなら、既存の選手のレベルアップのままでは無理だ。