2010広島東洋カープの紅白戦が始まりました。
先発は、先発ローテーション6番手を争う山口翔と遠藤淳志
共に2イニングスを投げた。
カープファンは、「選手の年俸を上げるな」と言って労働に付する価値を疎外し、「巨人は育成が下手」「育成のカープ」と言いつつ、3連覇のメンバーに感謝しろ、敵になったコーチを「リスペクトしろ、批判は許せねえぞ」と言う「。暗黒時代のメンバーをリスペクトしろと言う。それに巨人の誰が育成が下手なのかを指摘していない。
コイツらは、ロクにものを考えることなく電波に洗脳されてコメントする思慮の浅い白痴くんなのだ。
山口翔vs宇草孔基
宇草は、ステイバックのときに左足のスパイクの外側踵寄りに体重を乗せる。左足のスパイクの内側でエッジをかけ左足を前に運ぶ。右足をインステップさせ右足の踵に体重を移しながら骨盤を横にズラしてうねり上げていく。バナナカーブができる。2017年の丸のバッティングですね。インパクトの瞬間、左膝が三遊間を向いて打球に少しスライス回転、フェード回転がかかっています。
右翼棒際に本塁打
打ち方としては好みが分かれますが、内容は悪くないです。
手塚一志は、へんてこりんな名前を投球動作、打撃動作につけますが、彼が編み出した打法ではなく、彼がメディアに登場させられる前から、そのような投げ方、打ち方は存在します。
宇草の「うねり打法」は、ボールの軌道に対してレベルスイングで振りますので、内外の太ももの高さからベルトより上のゾーンの、カット、ツーシーム系の半速球は引っ張れると思います。
この宇草のエッジのかけ方、インステップする部分を見ると、インローのホームランボールをV字スイングで打つのが難しいので本塁打を量産する打者ではないと思います。
系統としては、2017年までの丸、少し前になりますが、尾形ですね。
山口翔は、右肘の推進よりも左肩の開きが早いので、右腕前腕部の回内(リリースの瞬間)のときに、左膝が突っ張れているけれども、体重が左足のスパイクの外側の踵寄りにかかっており、右膝が伸びてしまっている。両股関節をぶつけきれず瞬発力を産み出せていない。
これらは、アッチ向いてホイのダブルプレーン投球も多かった。
上半身だけを修正すればいいのではなく右の股関節の外旋が課題です。
遠藤淳志vsホセピレラ
ピレラは、ヘッドをやや担いで構えるが振り下ろす直前にヘッドが立つ。左足のつま先が接地したときも右肘がヘッドの外側に張り出す押手主導でヘッドをボールの外側に入れて左前安打。骨盤が前傾しているので両股関節をぶつけると地面を押し込むように骨盤を縦回転できている。
三振のときも左膝が突っ張り、回転半径を狭く、左足を軸に振れている。
ピレラは、ボールの投手寄りを打っていますから、内川、鈴木誠也、坂本と同系統の打者ですね。ルナはヘッドのしなりが戻った後もヘッドが残っており、もう少し懐が深い。
遠藤は、テイクバックから右肩関節の外転にかけて上体と下半身の捻転差が横に大きく左足首の背屈の前に右足の拇指球で地面を蹴ってしまっている。昨年までと変わっていない。
田中広輔vs小園、控え選手のプレー
田中広輔が中越安打を打ったときの打ち方は、宇草の本塁打と同じ。
初回の遊ゴロも上から叩けている。故障前の打撃に戻っている。
小園は、左足のスパイクの内側でエッジをかけてしまいストライドが広がった後、左足のスパイクの外側に体重を乗せて遊ゴロを落球。
達川は一歩前に出なければいけないと言うが逆。
ボールの軌道を左手首に引き付けられていないからガイドハンド(フォアハンドで捕球態勢に入っており打席と同じ左手)でボールを捕まえられていない。
安部は、1回表に左前安打
振り始めてから左足がインエッジの状態から体が前に出されたが、左足前腕部の回外(内反)ができているから打球が内野の頭を越えた。
堂林は、1回表に左前安打
鈴木誠也から右の股関節の外旋が重要であることを説かれていたが、ヒッチを採り入れ、押手主導で左前に打っているが、少し頭が前に出されている。右の股関節の外旋が足りない。
上本は、最終回の安打は、ヘッドをボールの外側(投手寄り)を叩けている。二ゴロも、右中間の安打もインサイドアウトで打てている。
リリーフ投手の調整の進捗度
3回表~4回表の2イニングスを投げた塹江は、レイトコッキングのときの最大外旋位でも外反トルクがほぼ90°、リリースの瞬間、右膝が突っ張り、回転半径を狭く、ほぼ0ポジションに近いところから投げられている。
3回裏~4回裏の2インングスを投げた高橋樹也は、リリースの瞬間、右膝が屈曲していているが、左肘の高さは高くして投げられてる。
5回表~6回表の2イニングスに投げた矢崎は、リリースの瞬間、左膝が突っ張るときと屈曲しているときとがある。レイトコッキングのときの最大外旋位でも外反トルクがほぼ90°、一塁側へのタンブルも大きい。
左足首の背屈の前に右足の拇指球で地面を蹴ってしまってダブルプレーン投球になることもあった。
良い面と良くない面が出た。
5回裏~6回裏の2イニングスに投げたケムナは、左肩が右肘の推進より先に開いたところを打たれた。山口翔同様、左足首の背屈の前に右足の拇指球で地面を蹴ってしまっている。
ストライドは狭いけれども、フォロースルーで左膝の壁が崩れ右足がターンしきれていない。
総括
森下がローテ当確で、遠藤、山口翔は、アドゥワ誠に後れを取った。
リリーフでは塹江が一歩抜けつつある。
俺は、原辰徳、巨人の選手にコンプを植え付ける野球がやりたいんだ。
今季、一番田中広輔、5番松山というオーダーだと、先発が試合を作っても中盤までの1-3点ビハインドを追いつくところまでが精一杯で競り負ける。
小園については、たかが紅白戦でエラーしたぐらいでガタガタ言うんじゃねえよ。昨年よりは守備も上手くなってる。小園は、練習試合なんかでガツガツしねえんだよ。
フルスイングできるだけの肉体を作り上げて開幕すればいい。
小園は、今シーズン起用し続ければ必ずレジェンド級の選手になるから、黙って見ておれ。
SNS上では、「田中広輔が小園との格の違いを見せつけた」、「田中広輔は復調した。小園はそれほど良くなっていない、田中広輔と小園は勝負にならないぐらい差がある」「田中広輔はV3戦士としての貫禄を示した」「小園の前に田中広輔の壁が高く立ちはだかる」「小園が、一シーズンを乗り切れるほど甘くない」とか言っているが、野球を知らないド素人のコメントがいくらコメントしても俺は全く意に介さない。俺の確信は全く揺らがない。
コイツらが、シーズン終了後に「いや~、小園はこれぐらいやると俺は思ってたんだよね~」とコメントする醜態を晒すのが楽しみだねぇ。
そのときはたっぷりといじめてやるからな、覚えとけよ。ぷぷぷぷぷ
俺が監督なら、小園のエラーで負けても小園が打てなくても143試合フルイニングで三番遊撃で起用し続けることに変わりはない。
小園を3番遊撃で143試合フルイニングで起用しても広島はリーグ優勝できる。